中央大学健康保険組合個人情報の共同利用について

中央大学健康保険組合個人情報の共同利用について
個人情報保護法では、個人データを特定の者と共同で利用する場合には、①共同利用
する趣旨②共同利用する個人データの項目③共同利用者④共同利用目的⑤データ管理
責任者の氏名または名称について、あらかじめ本人に通知または公表することとされて
います。
中央大学健康保険組合(以下「当組合」という。)では、健康診断事業を事業主であ
る中央大学と共同実施し、健診データを共同利用しております。また、高額な医療費が
発生した場合に、健康保険組合連合会(以下「健保連」という。)が実施する高額医療
給付に関する交付金交付事業(以下「高額事業」という。)から医療費の助成を受ける
ため、診療報酬明細書データを共同利用しております。
したがって、法律で求められている①共同利用する趣旨②共同利用する個人データの
項目③共同利用する者の範囲④共同利用する者の利用目的⑤個人データ管理責任者も
しくは名称について、次のように公表いたします。
※共同利用の停止を希望される場合は、当組合の窓口までお問い合わせください。
Ⅰ 事業主との共同事業「定期健康診断と生活習慣病健診」
① 事業主との合同実施について
当組合では被保険者の健康管理を考えるうえで効率的、効果的であるため、事業主
(中央大学保健センターが担当。以下「保健センター」という。)が実施する労働安
全衛生法に基づく教職員定期健康診断に合わせて、「生活習慣病健康診断」を共同
実施しています。
②共同利用する健診データ項目について
・胃・食道部X線
・眼底検査
・便潜血反応検査
・腹部超音波検査
・血液検査
③健診データを共同利用する者の範囲について
・中央大学保健センター
・中央大学杉並高等学校保健室
・中央大学附属高等学校保健室
・中央大学健康保険組合
1
④健診データを共同利用する者の利用目的について
保健センターにおいては、労働安全衛生法の目的に沿って、職場における労働者の
安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進します。また、職場だ
けでなく、教職員が健康な日常生活を送れるように、当組合とともに、健康の保持・
増進に努めます。
当組合においては、健康保険法第 150 条の趣旨に則り、保健センターとともに、被
保険者の健康の保持・増進に努めます。
なお、健診データは、保健センター・中央大学杉並高等学校保健室・中央大学附属高
等学校保健室に保存されます。
⑤健診データの管理責任者名(もしくは名称)について
健診データの管理責任者は、保健センター所長・中央大学杉並高等学校長・中央大
学附属高等学校長・当組合常務理事です。
Ⅱ 健康保険組合連合会との共同事業「高額医療給付に関する交付金交付事業」
① 健保連との高額事業の共同実施について
当組合と健保連では、健康保険法附則第2条に基づく事業として、組合において高
額な医療費が発生した場合に、その費用の一部を健保連から交付を受ける事業を実施
しています。その事業の申請のために、診療報酬明細書(薬剤報酬明細書を含む。以
下「レセプト」という。
)のコピーと当該レセプト患者氏名、性別、本人家族別、入
院外来別、診療年月、レセプト請求金額などを記載した「交付金交付申請総括明細デ
ータ」、もしくは「交付金交付申請総括明細書」を健保連・共同事業一課に提出しま
す。この交付を受けることによって、当組合の高額医療費の支出が軽減されることに
なります。
②共同利用する個人データ項目について
前項の「交付金交付申請総括明細データ」、もしくは「交付金交付申請総括明細書」
の記載項目のほか、レセプト記載データの全ての項目が対象になります。
③レセプトデータを共同利用する者の範囲について
・中央大学健康保険組合
事務長および担当職員1名
・健康保険組合連合会
高額医療グループ職員
2
④レセプトデータを共同利用する者の利用目的について
当組合においては、高額医療事業の申請を行うことによって、医療費の一部の交付
を受けるためにレセプトデータを利用します。
健保連・高額医療グループにおいては、全ての健康保険組合からの申請を受理する
ため、当該健康保険組合からの申請に間違いがないかをチェックし、適正な交付を行
うために利用します。また、高額である 1 ヶ月1千万円以上のレセプトについては個
人情報を除いたうえで、金額、主病名などについて公表することにより、医療費の高
額化傾向を訴えていく材料とします。
⑤レセプトデータ等の管理責任者名(もしくは名称)について
レセプトデータ等の管理責任者は、当組合常務理事と健保連高額医療グループ グ
ループマネージャーです。
3