沼津市歯科医師会 2010年 9・10月号 No.306

No.306
2010年
社団法人
9・10月号
沼津市歯科医師会
http://www.numashikai.or.jp/
E-Mail:[email protected]
平成22年度
第4回定例理事会
日時:平成22年7月10日
場所:三島市 登喜和
(土)午後6時00分
1.会長挨拶
2.報告事項
① 日歯関係について
② 県歯関係について
③ 本会関係について
④ その他
3.協議事項
休日当番医手当について
衛生週間での施設健診について
FM沼津スポットCMについて
納涼祭について
一般法人への移行に関して
スケジュール
その他
(会計)
(高齢者・障害者)
(広報)
(福祉)
(岡山副会長)
会務報告(平成22年6月、7月)
6月 3日(木)「ふれんどワーク」、「ふれあいの苑」訪問歯科健診
(平原)
4日(金) 三役会
5日(土) 歯の衛生週間会場準備とポスター展示
6日(日)「歯の衛生週間行事」
9日(水) 理事会
地域保健・産業保健・介護保険担当理事連絡協議会
(竹内純)
10日(木) 栗原祐幸お別れの会
(会長、専務)
井口弁護士表敬訪問
(会長、専務)
11日(金) 学会「山根信夫先生」
12日(土) ポスター撤去
(古屋、斎藤まゆ、石渡浩貴、天神)
13日(日) 歯科助手講習会
(飯島、梅澤)
県歯連盟第1回理事会、第2回理事会
(会長)
17日(木) 図画ポスター・優良校
8020・親と子の良い歯のコンクール・表彰式、
(会長、津野副会長、専務、古屋)
県歯広報部会
(佐藤由、西家孝)
個別指導
(稲玉)
県歯医療管理部会
(飯島)
19日(土) 医心会、沼津キャッスル
国保理事会
(石渡禧、鈴木啓)
20日(日) 県歯情報処理部会
パソコン講習会
23日(水) 日学歯第77回総会
24日(木) 臨時理事会
25日(金) 西村まさみ講演会
26日(土) 東部9郡市歯科医師会会長会
27日(日) 歯科助手講習会
29日(火) 定時総会
7月 2日(金)
4日(日)
5日(月)
8日(木)
10日(土)
14日(水)
15日(木)
21日(水)
22日(木)
25日(日)
29日(木)
30日 (金)
31日(土)
(佐藤有)
(佐藤有)
(竹内純)
三島市文化会館
(会長、専務)
(小澤)
高齢者・障害者歯科対策委員会
(平原)
歯科助手講習会 県歯
三役会
福祉共済会第1回理事会
(会長)
静岡県歯科医師国保組合組合会(石渡禧、鈴木啓、岡山、斎藤仁)
移動理事会
定款諸規程等特別検討委員会
生涯研修部会
(大津)
広報委員会
(鈴木隆)
静岡県歯科医療連携第15回三者合同連絡協議会
(飯島)
県歯「感染予防講習会・医療安全研修会」
(飯島、大津)
県歯社保部会(稲玉)
県歯地域保健部・8020運動推進部合同部会
(渡辺清、光野)
公益法人申請等について会計事務所説明会(岡山、菊田、事務長)
フッ素打ち合わせ会
(津野、古屋)
静岡県学校調理師会研修会講師、浜松市天竜川・浜名湖地区
総合教育センター
(竹内純)
県警察歯科医会総会
(会長)
レセプト電算処理システムについて
静岡県歯科医師会広報部員
佐藤 由和
【レセプト電算処理システム】
慣用的に電子媒体(フロッピーディスク・MO・CD-R)による請求を「レセ電」、
それに対してインターネットによる請求を「オンライン請求」と呼んでいます。し
かし総称して「レセプト電算処理システム」と呼んでいます。データとしてはCSV
データと言って同じデータです。
「オンライン請求の完全義務化はなくなったと言っても」
昨年の11月政権交替によってオンラインの完全義務化はなくなりレセコンで請求
の場合は「オンライン」か「レセ電」いわゆる電子請求でしなくてはいけないとい
うことになりました。しかしリースや保守管理契約等による猶予期間があります。
手書きレセプトに関しては従来通り手書きで可になりました。また65歳以上(平成
23年4月1日時点で)の先生はどのような形で請求しても可になりました。しかし、
これはオンライン請求完全義務化撤廃であって従来の請求方法に戻った訳ではあり
ません。レセコンを利用している医療機関には電子請求が原則的に義務付けられて
おります。ただし年齢による免除と電子請求を行うまでの猶予期間、手書きによる
レセプト請求選択の道が残されています。
それでは来年の4月までにどうしたら良いのかというと
1、電子請求に踏み切る。
2、手書きで請求する。
3、時期を見て電子請求をする。(明細書の発行も考慮して)
ただし2.3に対しては今年の12月31日までに届出を出さなくてはなりません。電
子請求をする場合には確認試験を必要になります。確認試験には2ヶ月くらいの余
裕を持ってやってください。最終的には最大で2015年4月から電子請求が義務化に
なります。電子請求を行うと明細書の発行も義務付けられます。
免除猶予については65歳位以上の先生と手書きの先生は紙レセプト(65歳以上の
先生はレセコンの紙レセプトでも可)でも可です。65歳以上のの先生は免除届け様
式2号手書きの先生は様式1号を提出します。65歳未満の先生でレセコンを2009年1
1月25日以前に取得し購入後5年又は保守管理中、あるいはリース中(再リースを含
む)の先生は猶予届け様式3号を提出すれば紙レセプトでも可です(詳しくはメー
カーにお問い合わせください)。
そして2009年11月以降購入又はリース、及びレセ電請求の先生は猶予届け出は不
可で、電子請求をしなくてはなりません。
もうひとつは手書きレセプトに戻ることが出来ます。この場合は平成22年12月31
日までに様式1号を提出します。これで手書きに限り紙レセプトで出すことが出来
ます。
2010.12.31まで 2011.5~
全従事歯科医が65歳以上(1964.4.2以前生まれ)
2011.4.1現在
レセコンなし(手書き)
65
歳
未
満
レセンン
(紙レセで
請求中)
2009.11.25
以前に取得
2009.11.26
以降に取得
購入後5年又は保守管
理契約中
リース中
(再リースを含む)
購入又は
リース
レセコン(電子媒体又はオンラインで請求中)
免除・猶予届出一覧
免
除
届
出
様式2号
紙レセ可
様式1号
猶
予
様式3号
届
出
猶予届出不可
(届出なし)
紙レセ可
最長
2015.3.31
まで
電子媒体
または
オンライン
【レセ電とオンラインの比較】
さて、レセ電いわゆる電子媒体による請求ですが、フロッピーディスクあるいは
光ディスク(MO・CD-R等)に記録させます。そして医療機関コード等をフロッピー
やCDに書き込みます。それから「光ディスク等送付書」を添付して送付します。CD
又はフロッピーディスクに関しましてはハードケースに入れなくてはならないとい
うことになりました。
次にオンライン請求ですが、インターネット接続が必要になります。かつデータ
の送受信に安全を期すためのセキュリティをクリアする契約もしなくてはなりませ
ん。するとインターネット契約の他にセキュリティーのための初期費用と月ごとの
利用料、3年ごとの電子証明書料がかかります。
レセプトオンライン請求について簡単ですが説明しました。
Youtubeに「初めての歯科オンライン請求」が紹介されています。
http://www.youtube.com/watch?v=pVzd3aDyX3s
【まとめ】
これからはあくまでも私個人の私見ということで述べさせていただきます。
レセプト電算システムは時代に即した便利なツールであることは間違いはありま
せん。しかしこれは支払側にはもっとメリットがあるわけです。電子データによる
データの管理、患者ごとのカルテの縦覧、診療所ごとの保険請求法の傾向等簡単に
調べることができるようになると思います。であるにもかかわらず、電子請求にか
かる費用については完全に診療所持ちなのです。例えばオンライン請求するとなる
と、ごく一般診療所でインターネット接続、レセコン設置済みの診療所であって
も、新たにIPsec+IKEサービスに加入しなくてはなりません。たとえばセキュア
ネットサービスを例にとると加入料1万2千と月々の利用料1890円それに3年ごとの
電子証明書料4千円が必要となります。なぜ基金側を楽にさせるためにこのような
費用を診療所側が用意しなくてはならないのか理解できません。それを踏まえて私
は当分の間「レセ電」で請求するつもりです。これだとCDでも40円ほどなのでこれ
なら紙出しより安く上がるはずです。(これは沼津市歯科医師会のように各診療所
のレセプトを一括して基金や国保連合に送ってくれる場合。個人で送るには宅配便
を利用して基金と国保連合に送ると1400円ほどかかるからオンライン請求もありか
も)
あと極論ではありますが、もっと納得出来るシステムが確立されるまでは手書き
レセプトに戻ってもいいのかなあと思います。従来通りレセコンでレセプトを打ち
出し、それを手書き用紙に書き替える。そうすればOCRデータも付かなくなるので
基金は大変不便になるでしょうね。
あと日歯に一言・・・
私は数年前からサーバ(受付用)一台とクライアント(チェアサイド用)二台を
ネットワークで繋ぎシェアは少なくマイナーではあろう某会社の電子カルテシステ
ムを利用しています。これらすべてのの利用料が年間5万円ほど、おまけにバー
ジョンアップ料も含んいます。レセックがいくら掛かるか分かりませんが、TVCMに
多大な費用をかけるのであれば、有能なSEを引きぬいて完全独自な電子カルテや、
IPsek+IKEシステムのようなものを開発し会員に無料もしくは安価で利用できるよ
うになればどんなに素晴らしいでしょう。これこそ会員としメリットと言えるので
はないかと思います。これも会員非会員間の格差にもなるでしょうね。
平成22年度「歯の衛生週間」行事報告
母子・学校担当理事
古屋
佳浩
恒例の「歯の衛生週間」が平成22年6月4日~10日まで開催されました。「歯の衛
生週間」に本会が行いました各行事、各イベントの報告をさせていただきます。
「保育所における歯ブラシ指導」
5月27日(木)に大岡保育所にて会員1名、衛生士2名が参加し、60人の幼児に対
して歯ブラシ指導を行いました。また日本歯科医師会PRキャラクター「よ坊さん」
のぬり絵を描いてもらい、サンウェルに展示しました。
「障害者施設への訪問歯科健診」
6月3日(木)に「フレンドワーク」「ふれあいの苑」に9名の会員と歯科衛生士2
名、6月3日(木)に「虹の家」に2名の会員が訪問し、障害者の健診および衛生指
導を行いました。
「メインイベント“Let’s go happy week”」
6月6日(日)にぬまづ健康福祉プラザ「サンウェルぬまづ」に於きまして「歯の
衛生週間」メインイベントを無事開催いたしました。1,200人を超える市民に来場
していただき、会場は多くの来場者であふれている状態でした。
・「むし歯予防の会修了式」には、健康づくり課 課長にも参加していただき、保
護者も合わせ、120名が出席しました。修了者は修了証メダルをもらい、大変
喜んでいました。
・「8020達成者表彰」には30名が出席されました。今年から会場・形式を変更し、
全達成者同時に表彰をおこなったため、表彰式らしい雰囲気になりました。ま
た、初の試みであった“お口の健康体操”も参加者に評判がよく、来年以降も
継続したい内容でした。
・「職業体験コーナー」は“キッズ歯科医院”としてマネキン人形にてPMTC・CR充
填・印象採得などを体験してもらいました。参加した子供たちは“楽しかっ
た”と喜び、親たちも写真を撮ったり、やっていることに興味を示し、いっ
しょに楽しんでいるようでした。
・ 無料歯科検診・相談は受診者が87名と今年も多くの方に利用していただきまし
た。
・ クイズラリーはクイズ問題をおとな用と子ども用の2種用意し、家族みんなで楽
しく参加できるようにしてあり今年も500人の方に参加していただきました。
参加者にはプレゼントを渡したりするので、大変好評なコーナーでした。
・ 健口コーナーは唾液による口腔内ph測定、サンスター社製“ペリオスクリー
ン”を使用した唾液中の血液測定による歯周病の危険度を判定しました。むし
歯予防・歯周病と全身との関係などのパネル展示を行いました。
・ フッ素体験コーナーは希望者にフッ素塗布に変更しました。前回を大きく上回
る420人以上に塗布を行い、担当の先生方は大忙しでした。
・ 食育コーナーはシュガーレスクッキングライブ・ミニ講演会・かむかむ実験
コーナー・パネル展示を行い、好評でした。
・ 親と子のよい歯のコンクールも例年通り多くの方に来場していただき、長い行
列を作ってしまいましたが、付近で大道芸を催していたため不満の声は聞かれ
なかったようです。
また、衛生士学校の生徒さん達に補助してもらいましたが、しっかりした声の
トーンで挨拶ができており来場者・Drなど周りが気持ちよくコンクールができ
ました。
・ 保健センターが担当した健康づくりコーナーでは、体組成測定骨密度、禁煙指
導、乳がん自己検診法指導、メタボリックシンドローム指導を行いました。
・ 歯科衛生士会による歯みがき指導は120人に指導を行ないました。
・ 技工士会の石こう手形プレゼントコナーには歯科医師会から例年より多くの会
員が手伝いに付きましたが、来場者が多く長蛇の列を作ってしまいました。
・ 今年も人寄せのために大道芸を行いましたが、来場者には好評であったようで
す。
・ 各コーナー終了後に多目的にて歯科衛生会による寸劇“フッソマンショー ム
シバイキンをやっつけろ!” ご当地アイドル「ネオピンク」による“8020健
康サンバ体操とミニコンサート”を開催
・ 小・中学生の図画・ポスター展示をイベントと同会場で行いサンウェル1階展
示スペースにて130作品を1週間展示しました。
イベント終了後に近くのカフェで行った反省会にも50名の方に参加していただ
き、大いに盛り上がりました。
「各コンテスト優秀者表彰式」
6月17日(木)に歯科医師会館において8020達成者、親と子のよい歯のコンクー
ル、図画・ポスターの優秀者の表彰式を開催いたしました。
「衛生週間」事業には歯科医師会をはじめ、歯科技工士会、歯科衛生士会、健康
づくり課、材料商など総計約100名の方々に参加していただき、ありがとうござい
ました。イベント終了後に撮影した集合写真を歯科医師会館の階段踊り場に掲示し
てありますので、会館にいらした際には、ご覧になってください。各イベント責任
者をはじめ公衆衛生委員、関係者の皆様には長期間のご協力ありがとうございまし
た。来年度もこのイベントを盛り上げていきたいと思いますので、先生方のご協力
のほど、よろしくお願い申し上げます。
平成22年度公衆衛生活動日程及び担当者名
月
9
10
パパとママの教室
13:30~14:00(保健センター)
1歳6か月児健診
13:00~14:00(保健センター)
2歳児健診
13:00~14:30(保健センター)
3歳児健診
13:00~15:00(保健センター)
日
曜
担当者
日
曜
担当者
日
曜
担当者
日
曜
担当者
9
木
小澤光浩
岡山一成
10
金
植松陽一郎
7
火
吉池真奈美
22
水
佐 藤 有
17
金
宮内秀和
渡邉光佳
15
金
野口和也
村松里子
22
金
上田貴彦
5
火
16
木
石原誠一朗
14
木
加 藤 靖
田中こずえ
27
21
木
水
半谷一臣
平成22年度休日当番医割当表
むし歯予防の会講座
月 日
サンウェルぬまづ 4F 多目的ホール
13:10 集合
※○印の先生は講座責任者
月
日
曜日
担 当 者
パパとママの講座
歯科医院名
TEL
住所
9,5(日)
鎌田歯科医院
933-9700
御幸町
12(日)
城内歯科医院
962-2612
三枚橋町
19(日)
黒木歯科診療所
931-3367
本郷町
20(月)
後藤歯科医院
925-3511
東椎路
23(木)
ごとう歯科医院
966-5511
原
9
7
火
吉池 真奈美
26(日)
斎藤歯科医院
935-6355
玉江町
10
5
火
田中 こずえ
10, 3(日)
堺澤歯科医院
962-2849
大手町
10(日)
サトウ歯科
966-2035
石川
11(日)
さとう歯科
920-3515
大岡
17(日)
笹本歯科
951-2815
大手町
24(日)
佐野歯科医院
951-0522
大岡
31(日)
酒井歯科医院
968-1551
今沢
4歳児講座
9
30
木
○ 中ノ森 暁
斎藤 仁
浅井 裕之
妊婦歯周病検診担当者
日 時
会 場
担当歯科医師
9月2日
木
保健センター
飯島浩人
13:00~16:00
野口和也
10月28日
木
保健センター
鈴 木 統
13:00~16:00
後 藤 隆
月
平成22年は社保・国保とも締め切り日は同日です
9
8(水)
10
7(木)