ナビNEWS page4 担当:吉澤 由美子 ナビNEWS page1 “笑い”は心のビタミン、しあわせは“笑顔”の回数で決まる!? ナビNEWS 69 号 2015 年も残すところあと 1 ヶ月を切り、年末までのラストスパートで毎日忙しくしていらっしゃる方も多いと思います。仕事 は覚えれば覚えるほど、役職は上になればなるほど、抱える仕事の量は増えて、常にストレスにさらされる毎日ですね。 株式会社プロテクト そんなストレス解消や、病気の抑制にも効果があると言われている『笑い』。身体が資本の私も、今後のより良い仕事の 平成 27 年 12 月 ために意識して『笑い』は取り入れるようにしています。 街は X’mas ムード一色ですね。若かりし頃は恋人と過ごすイヴの夜が、子どもが小さかった頃はサンタに そんな私のために、先月大阪出張に出掛けた際、娘が『吉本新喜劇』に連れて行ってくれました。吉本と言えば、子ども の頃、土曜日の午後 1 時からテレビで見る「お笑い花月劇場」が大好きで、当時は寛平ちゃん や花紀 京(はなき きょう)さんが大人気だったように記憶しています。娘が大阪で暮らし始め た 4 年前から一度は行ってみたいと!思っていただけに、行く前から大はしゃぎでした。 変身してこっそり枕元にプレゼントを置く夜がとても楽しみで、一年中で最も盛り上がる時期だったのです が、子どももすっかり大きくなり、心トキメク出来事もなく(苦笑)、今年もいつも通りに仕事をして、終わった らケーキを食べる予定です。いつもの家族といつものケーキ。しかしこれってとても有り難いことですよね。 おかげさまで今年も元気に X‘mas を迎えることが出来そうです~(強がりではありません) 復活なるか?終身雇用 平日の日中にも関わらず、場内は満席!1,000 人近い観客で大賑わいです。皆さん何をして いる人達なの?と疑問に思いながら・・・私もそう思われていたかな?・・・周りを見渡すと、修 自動車大手メーカの本田技研工業株式会社(以下ホンダ)は 11 月 30 日、定年を現在の 60 歳から 学旅行の学生や婦人会の団体など、かなり前から予約をして来た方も多くいらっしゃるようで 65 歳に引き上げる方針を発表しました。この引き上げの流れ=定年延長制度は人手不足に悩む中小 した。どうりで当日ではなかなか席が取れないハズです。 企業が先行して取り組んできましたが、ファミリーレストランのすかいらーくは 2015 年 9 月から、大和 前半の【漫才】では、普段テレビでしか見たことのない、桂 文枝(前名:桂 三枝)師匠や、大木 代表:高橋 満 ハウス工業、サントリーホールディングスはそれより早い 2013 年から 65 歳定年制度を導入しています。 こだまひびきさん、池乃めだかさんなど超有名人達の“生”の笑いに会場は沸き返り、私もお腹 を抱えて笑い倒しました。 ここで少し「65 歳定年制度」をもう一度おさらいしてみましょう。平成 25 年 4 月 2 日から施行されました 65 歳定年制度 後半【新喜劇】には、いよいよ、あの!辻本 茂雄さんが登場。『よっ!待ってました、茂じィ!』 は 65 歳定年延長に関する基本概要を定めた高年齢者雇用確保措置で、いわゆる「高年法」と呼ばれています。この 65 \(^0^)/このステージ、もちろん皆さん笑いのプロフェッショナルで、ネタ合わせもばっちりで 歳定年延長を実現するために企業が行うべき取組として以下の 3 つの措置を義務付けています。 期待以上に笑かしてくれるのですが、私達観客を楽しませてくれるのはそれだけではありません ① 60 歳定年制度を 65 歳以上の定年年齢に引き上げ。 ・・・それは、辻本さんの持ちキャラである「茂造じいさん」が、共演者もビックリのアドリブで暴走 ② 継続雇用制度で(A)勤務延長と(B)再雇用の2つの選択肢から選ぶ。 するシーン。あまりの無茶ぶりに、会場の空気がビミョ~に固まる時もありましたが、これがまたライブならではの楽しみ (A) は 60 歳以降に関しても職務や賃金などの労働条件の変更は行わず継続して雇用 ですね。 (B) )は 60 歳で一旦退職してその後の雇用条件は在職中の経験や技術力などを鑑み労働条件を変更して再雇用 ちなみに、この舞台に立つ芸人さん達。もの凄い練習をしていらっしゃるようでセリフの言い回しや立ち振る舞いも完 ③ 定年制度の廃止。 璧!普段は凄い迫力なのですが、ひとたび想定外のアドリブが飛んでくると途端にしどろもどろの素人同然になってしま うんですね。もはや笑いを超えて胸が苦しくなるホドです…。と言うのも、私も日頃人前でお話しをさせていただく機会は 働く側としては厚生年金の支給時期が現在の 61 歳から 65 歳に引き上げられますので、仮に上記の②を選択した企業 多い方だと思いますが、いきなりの無茶ぶりや台本の無いアドリブにはめっぽう弱いものです。吉本では、こんな風にし に務めていると 60 歳からの雇用不安や賃金の低下リスクが頭をよぎる筈です。優秀な方ほど、一番脂が乗っている年 て芸人さんを育てているんだなあ~と、改めて感心した部分でもありました。 齢の時に経験と実績を手土産に転職していくでしょう。結婚の晩婚化も更に拍車を掛けて、定年を迎える 60 歳でも子供 は中学生、生活費は上がるけど、体力は下がる、勤め先での貢献度は若い頃ほど高くはありません。オマケに高齢化 多くの人が苦手とする、この「想定外」に強くなるためには、どれだけ多くの失敗をしたか? が進みITを駆使して効率化を図りますがそれも限界があります。企業は働く人員を血眼になって探す時代、正に雇用形 に比例して応用力が付くのだそうです。恥ずかしがらず、格好つけず、でもきちんと目的を 態が生み出すアンバランス化が深刻な社会現象となっています。 持って失敗をする。転んだ数だけ大きくなれる・・・昔どこかで聞いたフレーズですが、いく つになっても『失敗』は私達を大きく成長させてくれるんですね!失敗も笑顔で大歓迎♪ 日本が向かわなければならない道は見えています、だとしたら「今から動き出さなくては!」。企業は再雇用制度よりも ※こちらの写真は、一般社団法人日本だじゃれ活用協会のイベントに参加した時のものです!(笑)→ 給与の削減幅を緩やかにする方針に変更したり、退職金を確実に確保する仕組み作りや、福利厚生を充実して更なる てんこ盛りを目指すことでシニア社員の労働力を高めることに舵を切るのは当たり前のことだと言えます。一方経営者は Branding Management Co.,Ltd こうも考えます。「昔の終身雇用みたいな形に戻っても今の若いモンは会社に恩があるなんて思ってもいない。極力見立 【本社】 【本社】 たず穏やかにして、上司や会社と波風も立てずに自分の都合のイイ普通の暮らしがしたいと言う。そんなものが会社に 〒690-0887 島根県松江市殿町 517-104 〒104-0061 東京都中央区銀座 6-13-16 銀座ウォールビルUCF5 階 蔓延したら会社は生きていけんわ。困った時代だ!」と嘆くかも分かりません。しかし、高度経済成長の昭和では美学と TEL:0852-59-5266 FAX:0852-23-5295 TEL03-6868-4726 FAX03-3502-1412 して重んじられた集団=団結の時代から、個々のお一人様の集まりを結束させる=団結に変化しているのではないかと http://protect-risk.co.jp/ 【松江オフィス】 思います。平和と安定、そして幸福がもたらす多種多様な選択ができる生き方や働き方は、「前へならえ!右向け右!」 〒690-0887 島根県松江市殿町 517-104 という接し方ではお互いが幸せになりにくい時代です。進化する雇用制度の在り方は企業の手腕に掛かっています。 TEL:0852-67-3417 FAX:0852-23-5295 http://www.hc-bm.com/ ナビNEWS page2 担当:野中 大輔 気づき・発見・取組 ~西日本地域事業本部 セミナーへ参加して~ ナビNEWS page3 担当:高橋 満 企業火災保険の紹介ホームページを制作しました 11 月 10 日火曜日に大阪へ行って参りました。AIU 損害保険会社が主催した「Food&Beverage セミナー」へ島根県を 昨年から取り組んでいました企業向けの火災保険のホームページが、ようやく 10 月に完成しましたのでwebに公開しま 代表して参加させていただきました。ここでは「飲食店ならびに飲食店を営む企業の攻略」をコンセプトに業界を知ってよ した。企業の建物や機械や設備はお金を生み出す大切な資源です。特に製造業や店舗では器や中身が自社のブランド り良いアプローチを行うためにセミナー形式と実際の営業を疑似再現したロールプレイ形式と 2 部構成でした。 と言っても過言ではありません。そのブランドが 100 年に 1 回の災害を被った際に如何にダメージを少なくして、正常の状 セミナー風景ですが、会場となったのは西日本地域事業本部の 34 階会議室です。さすがに西日 態に戻れるかが経営を立て直す第一歩となります。当然ながら保険があるか、無いかで会社の進む方向は全く違ってき 本を総まとめしている本部ということもあり何十回と来ていますが毎回来るたびに緊張します。 ます。そのもしもに備えて準備したはずの保険が期待はずれに終わることがあってはいけません。期待外れ程度の災害 特に今回集まっているのは関西・中国・四国地方総勢 40 名近くの営業マンと代理店店主が一堂 でしたら我慢も出来ますが、企業として生死を左右する重大な局面で火災保険が役割を果たさないことはあってはいけ に集まりました。私は業歴ではまだ2 年と日が浅く、中にはこの道 30 年以上と続けられている店主 ません。火災保険にご加入いただく前の参考資料とし、自社で準備する補償内容の優先順位の選択としてご利用いた の方も居て勉強させていただくことが多くメモを取ることに必死の 5 時間でした。営業現場での実体験に基づいて蓄積さ だければ幸いです。 企業火災保険コンシェルジュで検索! れた知識やノウハウを話してくれたのは、東日本を代表する代理店店主の方でした。元々飲食業をメインに開拓しようと 思って営業活動をしていた訳ではないというのが印象的で、最初は端から端まで片っ端から訪問していたところ、たまた ま契約をしていただける企業が飲食業に多かったのだと言っていました。 私のイメージでは飲食店経営者の方にはなかなか会えなかったり、アポイントの取得が難しいな~と感じることがありま した。例えば、お客様がランチ終わりに店主の方と話をしていらして、どのタイミングで飛び込んだらいいのだろうと考え てしまう事があったり、ディナーの始まる前朝礼している最中に「ごめんくださーい!」と飛び込んでしまったことなどもあ りました。ただ、だからといって通常の営業と違うものだと特別気難しく考える必要もなく、それは相手のタイミングや時間 を知らないだけでタイミングがわかるようになればやることは変わらないと教えてもらいました。そして普段同様、経営者 にお会いできたらその一瞬にすべてを賭けること。また、お客様に頂いているほんの少しの時間でも無駄にさせないよう にする為の努力も変わらないのでたくさん経験を積んでいろんな方と話をすることが何より一番大切だとおっしゃってい 大正 3 年創業 地元に愛されるうなぎ屋さんに行ってきました ました。 今回一番勉強になったのは、相手がどうであれ『短い時間でいかに伝わるよう話せるか』でした。仕事でもプライベートに 松江市は八束町にあります老舗のうなぎ処 山美世に行ってきました。恥ずかしながら松江にいながら行ったことがあり おいても同じように、普段何気なく接している方でも常に相手がどういう意図で何故このような発言をしたのかを考えるよ ませんでした。この店を教えていただいたのは松江から 119km 離れた江津市の社長様です。「この店しっています?」 うに癖づけて、どのような方と相対しても端的にかつわかりやすく言葉を選べるよう常に感覚を研ぎ澄ませていくことが がキッカケで初めて伺ってみました。ネット情報では行列の記事もちらほら。万全を期して予約の電話を入れると、「予約 私には必要だと感じました。このセミナーへ参加して参加者と話をしていても内容がすっと理解できて、聞き手にわかり の時間は 11 時だけです」と言うこと。なんぼなんでも早いような~・・・と予約は止めて平日の 12 時に直接伺ってみまし やすく話していました。これからは今までよりもっと意識して言葉の一つ一つを考えていきたいと思います。 た。案の定平日なので駐車スペースもガラガラ、「待たんで食べれる!」と嬉しさ抑えて入店しました。さすが大正 3 年創 業、趣のある建物と何処からともなく漂う甘いタレの匂い。期待できそうです。どれどれ・・・とお品書きを開くと目に焼き 保険豆知識 ~逆転の発想?? 入国後でも加入できる海外旅行保険~ 付く値段に心を落ち着かせます。東京の老舗 “野田岩さん”に匹敵する値段です。値段の吟味の前に少し目線を変え て山美世さんの歴史を読み解きました。 大手損害保険各社が日本を訪れる外国人を対象に、入国後でも入れる旅行保険の取り扱いを始める。損害保険ジャパ ン日本興亜は 24 日、渡航前に加入していなくても医療サービスを受けられる保険を来年2月にも発売すると発表。東京 海上日動火災保険や三井住友海上火災保険も来春以降の販売を計画している。 (参照 日本経済新聞 2015/9/24) ◆国産活鰻を仕入れて大根島の井戸水に数日間放ってからさばいています。大根島はかつて大山の噴火の際に現れ た島のため地下水(溶岩水)はビタミンやミネラルを多く含んでいます。その大根島の水で浄化されたうなぎだからこ そ、おいしい山美世のうなぎとなります。 ◆大正3年の創業以来、改良に改良を重ねてきた秘伝のタレは絶品です。蒸しを挟まない、焼きのみで仕上げた芳ばし い関西風の焼き方にぴったりの味となっております。 保険会社も遂にここまで出来るものなのかと驚きを隠せないでいます。背景としては観光庁が掲げた「観光立国実現に 向けたアクションプラン 2015」(参照 http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics02_000103.html )の中で、外国人旅 そこまで書いてあれば特上しかない!大金を出して念願のうなぎを 行者に日本国内での災害や不慮の事故においては安心かつ安全に対応できるようにするために加入を促進していきた 食べることができました。私は焼き派ですので、その香ばしい味付 いと記されていました。これを受け大手保険会社が開発に携わっているようです。中でも私が驚いたのは日本国内へ入 けは確かに絶品でした。そして量も結構多い。 国される外国人の 3 割近くもの人が旅行保険へ加入しないままでいるという実態に驚きました。要因としては様々なよう 至福の時を山美世さんで過ごさせていただきました。 ですが、私自身保険に携わる前の学生時代から知っていた保険の一つが海外旅行保険でした。知らないという事の怖 ありがとうございます。 さを知ったと同時に、少なくとも日本人が海外へ行く際には必ず加入をしていただきたいと思います。 お店情報 :山美世さん 島根県松江市八束町寺津 104-3 TEL:0852-76-3198
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