p6 ク チェッ ひとつでも 当てはまるなら… 診療時間外でも 早めに 受診しましょう! 識がぼんやりし ともなったり、 意 を ん れ い け . 1 □ 激しく痛がる。 □2. 頭やお腹を 止んだりさらに 思うと、 急に泣き と か た い 泣 く し □3. 激 る状態が続く。 激しく泣いたりす り返す。 を同時に何回も繰 痢 下 と 吐 嘔 . 4 □ ぽい便が出る。 っている便、 黒っ □5. 血液が混じ が混ざっている。 ものや緑色のもの い 赤 に の も た い □6. 吐 に吐く。 □7. 噴水のよう 。 、 ぐったりしている □8. 活気がなく ている。 し 苦しそうな呼吸を □9. 顔色が悪く 。 おしっこがでない □10. 半日程度 乾燥が見られる。 ぼみや、 唇、 舌の く ち 落 の 目 . 1 □1 吐いた時・ 下痢した時のホームケア ★食べ物・飲み物は? 吐き気が強い時や吐いたすぐ後は、食事や水 分を控えます。吐き気が落ち着いたら経口補水 液などで水分を少しずつ与えましょう。母乳や ミルクは飲めるようならば普段通り飲ませても 問題はありません。吐き気がおさまって食べら れるようになれば、栄養とカロリーを補うため に食事を始めましょう。糖分の多い炭酸飲料や ジュースなどは避けましょう。 おすすめできる食品 ご飯、うどん、豆腐、白身魚、 鶏肉、やわらかく煮た野菜、リンゴ、バナナなど ★脱水に注意 嘔吐や下痢は脱水症になりやすいので、経口 補水液で水分と塩分の補給に心がけましょう。 ★経口補水液の飲み方 最初は少量(ティースプーン1杯:約5cc)か ら始めて5分おきに増量して飲ませます。吐い てしまう場合には、30分ほど待ってから再度始 めましょう。 1日当たりの目安量は… 乳児:体重1kg当たり30 ∼ 50ml 幼児:1日当たり300 ∼ 600ml 学童:1日当たり500 ∼ 1000ml ★薬を使うには? 嘔吐・下痢は、体内の病原体 を外に追い出そうとする体の 防御反応です。無理に下痢を 止めてしまうとウイルスや細 菌が腸の中で増え、症状がさ らに悪くなることがあります。 下痢止めは医師の指示に従っ て使いましょう。また、下痢 以外の症状がなく、元気で食 欲がある場合はあわてずに様 子を見ましょう。 児 救 急 ホ ー ム ケ ア ガ イ ド ∼こんなときどうする?∼ 様子をみて 通常の診療時間に 受診を! っ すればよいか迷 下痢でどう対処 ・ 吐 嘔 な 急 の も ★子ど んか? たことはありませ う。 ックしてみましょ そんな時はチェ ている。 小 当てはまらない… ★感染を予防しましょう 嘔吐物や便の中には多量の細菌やウイルスが 含まれています。ウイルスを含んだ嘔吐物が乾 燥して風によって舞い上がり、感染する場合も ありますので適切な予防対策が必要となります。 嘔吐物や便の始末をしたあとは、病原体が家 族に感染しないように手をよく洗いましょう。 交換したオムツはすぐにビニール袋に入れ固く 封をして処理しましょう。汚れた衣類などは速 やかに交換し、汚れた場所は塩素系漂白剤など 次亜塩素酸が入っているもので消毒すると良い でしょう。また、子どもの入浴は最後にし、タオ ルなども共有しないようにすると良いでしょう。 すぐに病院に行かなければならないかを見分けるには、いつもの子どもの状態を 知っておくことが大切です。 食欲は?機嫌は?元気は?おしっこやうんちは?顔色は?寝つきは?「いつもと 違う」と感じる時は、何か問題が起きているかもしれません。 いつもと違うと感じる「親の感性」を大切にしてください。 (市立甲府病院小児救急看護認定看護師 小泉恵理子) 広報こうふ 6
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