正科生 1年.indb

科目コード
5 7 0 1
科 目 名
生 涯 学 習 概 論
学習目標
図書館は、生涯学習の中枢機関です。したがって図書館学を学ぶに当たっては、生涯学習とは何かに
ついて、勉強する必要があります。
今日、生涯学習を世界的に流布した人は、当時ユネスコの成人教育部長であったポール・ラングラン
であると言われており、彼の生涯学習理論は我が国の生涯学習行政の、理論的根幹を占めております。
したがって本講義では、まず彼の理論について学び、その後、我が国の生涯学習の具体的な施策(生
涯学習と社会教育の本質を探り、学校教育や家庭教育などとの連携、社会教育施設や専門的職員の役割、
教育関連法や地方公共団体の行財政の現実など)について考察していきます。
(なお、彼の時代である昭和 40 年代には、「生涯教育」と云いました)
学習上の留意点
テキストに書いてあるポール・ラングランの生涯学習論をよく読んで理解したうえ、我が国の生涯学
習施策の現実について、考えていきましょう。
科目終末試験の対策
⑴ 答案は、思いつきの論述ではなくて、論理的に記述してください。
⑵ 答案は、ただ長文を書けばよいというのではなくて、出題問題には、必ず書くべき要点がありま
⑶ 答案は、最後まで読んでも、何を書いているのか判らないようでは、困ります。箇条番号を付し
て、簡潔に記述してください。
例えば
1 では、出題された問題に含まれている、問題点を整理して書きます。
2 では、前記の問題点について、一般論としての分析をおこないます。
3 では、前記で分析した結果に批判を加えて、自分が考察した結論を書きます。
答案は、このように整理して、記述してください。
⑷ 答案を書くにあたり、決して暗記に頼らないでください。
問題を解く場合、出題された問題には、必ずその科目の原理原則が含まれていますから、たとえ
予想外の出題だったとしても、その科目の原理原則を考えて、出題された問題にそれを反映しなが
ら考えていけば、解答が出来るでしょう。
要は決して、あきらめないことです。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
⑴ レポートを作成するときは、前記・科目終末試験の対策で述べた答案の作成要領と同じ要領で作
成してください。
〔次ページに続く〕 ─ 43 ─
図書館司書甲群
すから、これらを簡単に記述することです。
⑵ 生涯学習概論という科目は、テキストに書かれた内容が全てではありません。人間社会のあらゆ
る分野と関連がありますから、日常の生活の中で、ジャンルをいとわず沢山の本を読んでください。
⑶ レポートや答案を作成する「字」は、丁寧に書いてください。
⑷ レポートを作成する際に、他人が書いた文献を引用するときは、その文献の書誌事項のうち、必
要な事項(図書の場合;著(編)者名、書名、出版社、出版年、引用するページ数。雑誌の場合;
題名、著(編)者名、巻号数、発行年月日、引用するページ数)を必ず書いてください。これを
「出典」と云います。
科目コード
5 7 0 2
科 目 名
図 書 館 概 論
学習目標
この科目は、図書館全般についての入門であると共に総合的な図書館論を展開することを目的とす
る。まず図書館とはなにか、図書館の意義、図書館の定義、図書館学、社会と図書館について考案する。
続いて図書館の種類、館種別による機能と役割、対象利用者へのサービスについて解説する。図書館を
取り巻く図書館行政と図書館法の現況を解説した後、図書館の類縁機関、図書館協力ネットワークを学
ぶことを目標とする。
学習上の留意点
テキストを参考にして「図書館」についての基本的な知識や考え方を学んでください。参考文献を通
図書館司書甲群
して関心のある分野や視点を広げてください。この科目では、課題レポートで調査するある公共図書館
の図書館活動の様子を通して、実際の公共図書館の活動を知ることでテキストだけでは知り得ない図書
館を学んでくれることも期待しています。
科目終末試験の対策
各課題の要点を明確にまとめると同時に、その課題についての私見も同時にまとめておいてください。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
日頃から図書館についての話題に注目してください。例えば、新聞、雑誌、図書、テレビ、ラジオ、
インターネットなどで図書館について書かれたり、報道されたりしたことに目を通しておいてくださ
い。また公共図書館に所蔵されている図書館の専門雑誌(
「図書館雑誌」)なども読んでください。
課題レポートに取り組む前に、調査対象とする図書館へレポートのための調査の依頼を事前におこ
なってください。
身近な公共図書館は本館(中央館)、分館、分室や移動図書館も含めて積極的に利用してください。
そして多くの公共図書館を見る機会を積極的に作り、日頃利用している図書館と比較する視点を養って
ください。
─ 44 ─
科目コード
5 7 0 3
科 目 名
図 書 館 情 報 技 術 論
学習目標
現代社会において、情報技術(IT)と我々の生活とはきっても切れない関係にあります。図書館業
務においても、OPAC(蔵書検索システム)・貸出返却業務の自動化・自動書庫など多くの業務が情報
技術に支えられています。従って、図書館司書にとって情報技術の習得は必須となります。具体的には、
コンピュータとインターネットの基礎、図書館業務システム、データベース、検索エンジン、電子資料
とデジタルアーカイブ、コンピュータシステム等について修得することを目標とします。
学習上の留意点
学習にあたってはテキストを繰り返し読み、情報技術の基本と図書館業務との関わりについて充分理
解してください。特に情報技術の基本となるコンピュータ、具体的にはパソコンについては出来る限り
実際に利用して理解を深めてください。情報技術と図書館との関わりについては図書館に出向いて、
OPAC 端末を実際に操作して体験してみたり、貸出や返却業務が機械化されているかなど注意深く観
察してテキスト内容を確認することも重要です。
科目終末試験の対策
科目終末試験の総ての問題候補別に、テキストの内容を整理してまとめておき、それに自らの見解を
加えて準備してください。
図書館司書甲群
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
レポートおよび科目終末試験では、テキストや参考文献を参照した部分と自らの見解を明確に区別し
てください。
現代は図書館のあり方が大きく変化しつつある時代です。基盤となる IT 技術などの革新を積極的に
取りこみ、自らが進化の主導権を担える分野といえます。学習期間を通じて、現実の図書館を利用し、
そこに自分の将来をイメージし楽しく自らが考え、新しいアイディアを発想することに挑戦してくださ
い。最終レポートではユニークな提言を期待します。
科目コード
5 7 0 4
科 目 名
図 書 館 制 度 ・ 経 営 論
学習目標
この科目では、図書館に関する法律と関連する領域の法律をはじめ地方自治制度や図書館政策につい
て解説するとともに、図書館の経営とは何か、経営を行う場合の基本的思考は何か、組織とは何か、施
設・設備構築の考え方、人的資源のあり方、図書館計画(サービス計画含む)のあり方、予算編成の留
意点、目標化と評価のあり方、多様な管理形態等、図書館経営に必要な学びを深める。
〔次ページに続く〕 ─ 45 ─
学習上の留意点
図書館法は公共図書館の法的背景の支柱になるばかりでなく、図書館経営をする上でも熟知しておか
ねばなりませんので、しっかりと学んでください。経営論では、利用者中心志向(マーケティングの世
界では顧客志向)を視点に経営論を展開していますので、常に利用者の立場にたった視点から学習して
みてください。
科目終末試験の対策
① 科目終末試験の問題候補別にまとめて整理しておくこと。
② 重要なキーワードをしっかりと押さえておくこと。
③ 列挙されるような見出し的なものは記憶しておくこと。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
① レポートでは、テキスト理解度が明確にわかるような構成にすること。
② レポートでは、テキスト学習の成果+応用(考察・研究)の構成が理想であること。
③ レポートでは、テキスト以外の参考文献(図書、雑誌記事等)をできるだけ活用すること。
④ レポートでは、引用文献、参考文献の順に記載すること。なお、引用文献で巻末掲載する場合は、
文中引用と巻末文献とを対比させる手段をとること。
図書館司書甲群
⑤ レポートでは、引用・参考文献の出典表記は、基本書誌事項(本の場合:著者、書名、出版者、
出版年。雑誌記事の場合:論題、著者、誌名、巻号、刊行年月日、収載ページ)を必ず明記すること。
⑥ レポートでは、最低字数 1, 900 字(参考文献等の書誌事項含む)を超えること。
⑦ レポートでは、字マスをむやみに空けず、標準のレポート作成法に準拠すること。
⑧ レポートが、感想文やエッセイ風にならないこと。(レポートとは、テキストの学習成果が十分
反映され、他の参考文献の学びも含まれるなど、学術的要素が必要)
⑨ 作文や文章の書き方に関する本を最低一冊は読み、標準的なレポート作成法を学習しておくこと。
科目コード
5 7 0 5
科 目 名
図 書 館 サ ー ビ ス 概 論
学習目標
利用者に対して直接・間接に関わるサービスの種類と意義について知る。現代社会のさまざまな場面
から生まれる資料や情報に対するニーズにどのように応えるかを考える。
資料や情報を有効利用するための協力・連携の仕組や、さまざまな利用者の特性に合わせて展開する
サービスについても考える。
学習上の留意点
テキストに書かれているサービスを実際の図書館現場で確認してください。その際には、利用案内や
館報などで調べたり、職員の方にたずねて話してもらうことも効果的です。
〔次ページに続く〕 ─ 46 ─
訪れるときは、出来るだけサービスの充実しているところがいいでしょう。分館よりも中央館がいい
でしょう。複数の自治体の図書館を訪れると、なおいいでしょう。訪問館を選ぶときは、各種統計や
ホームページも参考になるでしょう。
科目終末試験の対策
テキストの内容を理解していることが分かるよう、キーワードを適宜使ってください。
個々の図書館サービスは他のサービスと密接に結びついているので、そのことが分かるように書いて
ください。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
できるだけ多くの図書館の現場を訪れ、個々のサービスが良いかどうか相対的に評価できるように
なってほしいです。
科目コード
5 7 0 6
科 目 名
情 報 サ ー ビ ス 論
学習目標
的に学習するとともに、レファレンスサービス、情報検索サービス等のサービス方法と実際に図書館内
で展開される具体的実践方法を習得します。また、レファレンスサービスに密接な参考図書、データ
ベース等の情報源を学び図書館利用教育の必要性や情報化社会における発信型情報サービス等につい
ても学ぶ。
学習上の留意点
レファレンスサービス等に活用される情報源は、高度情報化社会にあっては日進月歩であり常に変化
している傾向が強い。そのため最新の動向を紹介しているサブテキスト等を活用し、常に最新情報を収
集するよう心がけ、テキストをカバーしてほしい。
科目終末試験の対策
① 科目終末試験の問題候補別にまとめて整理しておくこと。
② 重要なキーワードをしっかりと押さえておくこと。
③ 列挙されるような見出し的なものは記憶しておくこと。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
〔次ページに続く〕 ─ 47 ─
図書館司書甲群
この科目では、図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービスの理論を史
メッセージ
① レポートでは、テキスト理解度が明確にわかるような構成にすること。
② レポートでは、テキスト学習の成果+応用(考察・研究)の構成が理想であること。
③ レポートでは、テキスト以外の参考文献(図書、雑誌記事等)をできるだけ活用すること。
④ レポートでは、引用文献、参考文献の順に記載すること。なお、引用文献で巻末掲載する場合は、
文中引用と巻末文献とを対比させる手段をとること。
⑤ レポートでは、引用・参考文献の出典表記は、基本書誌事項(本の場合:著者、書名、出版者、
出版年。雑誌記事の場合:論題、著者、誌名、巻号、刊行年月日、収載ページ)を必ず明記すること。
⑥ レポートでは、最低字数 1, 900 字(参考文献等の書誌事項含む)を超えること。
⑦ レポートでは、字マスをむやみに空けず、標準のレポート作成法に準拠すること。
⑧ レポートが、感想文やエッセイ風にならないこと。(レポートとは、テキストの学習成果が十分
反映され、他の参考文献の学びも含まれるなど、学術的要素が必要)
⑨ 作文や文章の書き方に関する本を最低一冊は読み、標準的なレポート作成法を学習しておくこと。
科目コード
5 7 0 7
科 目 名
児 童 サ ー ビ ス 論
学習目標
子どもにとって読書はどのような意味を持つのか、そのことをふまえて、児童図書館の意義、子ども
のための資料(蔵書構成、選書、資料)
、子どもと本を結ぶ技術(読み聞かせ、ストーリーテリング、
図書館司書甲群
ブックトーク等)の基本および乳幼児サービス、ヤングアダルトサービス、学校、地域等との連携を学
び、児童図書館員の役割と仕事を理解する。
学習上の留意点
児童図書館員の役割を果たすためには、子どもを知る、子どもの本を知る、子どもと本を結びつける
技術を修得することです。
ですから、
1 .子どもの読書の意義や子どもの発達、現代社会の中で子どものおかれている状況を知ること。
2 .児童サービスの中でも一番大切な子どもの本について知ること。
3 .子どもに本を手渡すための技術…読み聞かせ、ストーリーテリング、ブックトーク等について
知ること。
が必要です。
そのためにテキストをよく読みましょう。
科目終末試験の対策
・ テキストをよく読みましょう。
・ 問われている項目、事柄をよく理解し、学習しましょう。
・ 各課題の要点をまとめておきましょう。
・ 解答のために、初め、本文、結びと文章を書いてみましょう。
〔次ページに続く〕 ─ 48 ─
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
児童サービスとは子どもに本を手渡すためのサービスです。
そのために、本を知ることが必要です。
基本図書と呼ばれる子どもの本を 1 冊でも多く読むことを勧めます。
科目コード
5 7 0 9
科 目 名
図 書 館 情 報 資 源 概 論
学習目標
図書館資料の類型と特質、歴史、生産、流通、選択、収集、保存に関する知識の基本を解説します。
印刷資料・非印刷資料だけでなく、とりわけ図書館業務に必要な電子資料とネットワーク情報資源から
なる図書館情報資源について学びます。
学習上の留意点
図書館の情報資源について、その生産と流通について理解することが利用者サービスにとって必須で
あることをふまえ、新たなオンライン資料に関する知識の習得が大切です。
テキストの内容をよく理解し、新たなオンライン資料の動向をつかみ、各自の見解をまとめ論述して
ほしい。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
新聞、テレビ、インターネットなどのメディア関連情報を意識的に収集し、図書館を積極的に利用す
ることを心がけてほしい。
科目コード
5 7 1 0
科 目 名
情 報 資 源 組 織 論
学習目標
図書や雑誌、録音資料、電子資料、ネットワーク情報資源といったさまざまな情報資源が、どのよう
にして利用者に効果的かつ効率的に提供されるのかという点に着目し、その過程とそれを支える原理、
換言すれば情報資源の組織化の理論と技術について学ぶ。
情報資源組織化の対象は、情報資源に対する記録と情報資源自体の 2 つに分かれる。それらに対する
理論や技術を、書誌コントロール、書誌記述法、主題分析、メタデータ等のキーワードを設けて解説する。
〔次ページに続く〕 ─ 49 ─
図書館司書甲群
科目終末試験の対策
学習上の留意点
枝葉末節にこだわらず、組織化の体系および基本的な概念を正確に理解する(全体像をつかむ)こと
を心がけて学習してほしい。教材を繰り返し読むことで内容の理解が深まるはずである。
科目終末試験の対策
「学習上の留意点」にあげたことを意識しながら教材の該当箇所を熟読すれば答えられるような問題
を出題する。人名・団体名などの固有名詞や年代の暗記は要求していない。記憶よりも理解を心がける
ことが重要である。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
日頃から近辺の図書館(館種は問わない)を積極的に利用しましょう。そのときに、ただ利用するだ
けでなく、情報資源の組織化がどのようにおこなわれているのかを意識する(たとえば、OPAC(パソ
コン)を利用して情報資源を検索する。さらに OPAC にはどのような情報が記録されているかを確認
する)と、本科目の理解がより深まると思います。
図書館司書甲群
─ 50 ─
科目コード
5 8 0 1
科 目 名
図 書 ・ 図 書 館 史
学習目標
この科目は、図書を中心とする記録メディアの歴史と、その保管装置である図書館の歴史を理解する
ことを目標とする。図書館は古来より綿々と人類の遺産ともいえる記録物を集積・保存し、利用し、次
の時代へと継承し、もって未来の思想をつくる役目を果してきた。しかしその道のりは平坦ではない。
興亡のくり返しであった。今日あるアクチュアルな問題も、かつて図書館が遭遇した課題と無縁ではな
いだろう。歴史を学ぶ点はここにある。古代から現代までの図書と図書館の歴史を学ぶことによって、
今日の図書館への理解をさらに深まることに期待したい。
学習上の留意点
テキストをくり返し読み、歴史の全体像を骨太に把握してください。歴史の流れの中で図書や図書館
はどのように変化してきたか。社会体制や文化の発達との関連に注目しながら、要点を整理してくださ
い。それぞれの歴史的事項が歴史の中でどのような位置関係にあるかを確認することが大切です。
科目終末試験の対策
歴史は暗記物だと分が悪い言い方をされますが、テキストに書かれてあることは必要最小限の事柄が
圧縮されています。半分は暗記物、半分は考察と思ってテキストを熟読し、要点を整理してください。
成績評価方法等
メッセージ
歴史を面白く学ぼう。歴史の迷路にはまり込み、道草をするのも一興。基礎として、日本史、世界史
の大きな時代区分は理解しておこう。中学・高校の歴史教科書を読むことも知識を広げてくれます。歴
史は常に現在です。「図書館とは何か」を見つめよう。
科目コード
5 8 0 2
科 目 名
図 書 館 実 習
概 要
図書館現場での業務との関係で、講義、演習科目を深く総合的に理解させると共に、司書としての問
題意識を構成させる。
図書館実習の内容
公共図書館または、大学(含む短大)図書館で下記の実習実施内容に基づきおこないます。
公共図書館実習
実習事項の例示
A 実践を通しての実習
① 基礎的内容
〔次ページに続く〕 ─ 51 ─
図書館司書乙群
レポートおよび科目終末試験の合格
a 資料の選定、発注、受入の業務 b 資料の整備と装備 c 閲覧、貸出の実務
d 参考業務(レファレンス・サービス)、利用相談の受付、調査、回答
e 図書館システムの管理 f 電子情報の管理と利用
② 各図書館の特色に応じた内容
a 児童に対する奉仕 b 統計処理 c 書架作業と蔵書点検 d 複写サービス
e 図書館相互貸借の事務処理 f ブック・モビルによる奉仕 g 図書館広報活動
h 郷土資料の取り扱い i 特殊資料の取り扱い(新聞・雑誌・パンフレット等)
j 視聴覚資料の取り扱い
B 観察による実習
a 図書館協議会の運営 b 各種委員会の運営 c 職員の研修 d 利用者の実態
e 図書館協力(図書館相互の協力、他の類縁機関との協力) f 読書会その他の集会行事
g 職員構成 h 奉仕計画 i 図書館の行財政
大学図書館実習
実習事項の例示
① 管理部門
a 大学の教育・研究機能と図書館の機能との関連 b 大学の組織運営と図書館の組織の関連性
c 図書館の総務的および会計的事務 d 館報、その他の印刷物の編集、発行
e 統計の作成、利用調査 f 蔵書点検と書庫管理
g 図書館の蔵書構成と資料の収集方針
図書館司書乙群
図書選定委員会の構成と機能
② 収書部門
a 資料の選定 b 資料発注・受入業務
③ 整理部門
a 資料の整理と装備(当該図書館とその整理技術の特色)
b 書誌類の作成(索引、抄録)
、書誌標準化の現況
c 資料の編成方法(目録体系、資料の整備) d 逐次刊行物、特殊資料の処理 e その他
④ 奉仕部門
a 閲覧および貸出 b 指定図書制度とその利用状況 c 学術情報サービス
d 参考業務(レファレンス・サービス)の実態 e 図書館協力(相互貸借サービス)
f 視聴覚資料の提供サービス g 資料の複写サービス h その他
図書館実習申込みの所要資格
① 所要資格
図書館実習をおこなうためには、必修甲群の通信授業科目9科目、面接授業科目2科目の単位修
得していることが必要です。
上記所要資格を満たしていない場合は、実習における各項目の理解が不十分になり、成果が期待
できませんので図書館実習を許可することはできません。
〔次ページに続く〕 ─ 52 ─
図書館実習申込みの手続
① 図書館実習登録票の受領と提出
図書館実習実施の1ヵ月前に登録票提出と実習内諾用紙に、所定事項を記入のうえ、教務学生課
に提出します。本学中央図書館以外での実習は注意事項を熟読のうえ、実習図書館と予備交渉をお
こない、実習図書館長の内諾を得たのち実習内諾用紙を提出します。なお交渉のための依頼書など
の書類が必要な方は図書館名と館長名を付記し、返信用封筒(切手貼付)とともに教務学生課まで
申し出てください。
② 図書館実習認定料の納入
図書館実習申込用紙の提出にさいし、単位認定経費の差額2,500円を庶務会計課に納入しな
ければなりません。
また一旦納入した実習費は、理由のいかんを問わず返却・流用できませんので注意してください。
※ 図書館実習を履修登録された方には、受講許可時実習実施についての小冊子を同封しますので、
詳細については小冊子でご確認ください。
実習の判定
実習図書館からの報告(実習簿の返却)に基づき、本学が単位認定をおこないます。成績は、実習月
(最終日のかかる月)の月末に処理し、通知書と実習簿を送付することで成績発表とします。
5 8 0 3
科 目 名
図 書 館 サ ー ビ ス 特 論
学習目標
図書館サービスの中で、課題解決支援サービスと多文化サービスを特論として取り上げます。本講
義・演習では、実際に公共図書館において、実施されている新しいサービスを例に挙げて、どのように
利用者ニーズをつかみ、新たな需要を掘り起こしながら図書館サービスを提供しているのかを知り、そ
のために必要な考え方を学習します。
学習上の留意点
学習内容を、インターネット等で情報確認するだけにとどまらず、実際の図書館の現場で確認してく
ださい。図書館職員から説明を聞き、自分の目で現場を確認することが学習効果を上げます。
科目終末試験の対策
テキストの内容をよく理解し、自分の目で実態を見聞し、実施されている図書館サービスについて各
自の意見をまとめて整理してください。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
① テキストの内容を踏まえていることが分かるように書いてください。
〔次ページに続く〕 ─ 53 ─
図書館司書乙群
科目コード
② テキスト以外に、日頃から図書館の利用を心がけ、図書館サービスの新たな展開を考えてみてく
ださい。
科目コード
5 8 0 4
科 目 名
図 書 館 情 報 資 源 特 論
学習目標
この科目は、図書館における情報資源にはどのようなものがあるか、その内容とそれぞれの特質を理
解することにある。そして、さらに図書館資源のそれぞれの生産・流通、選択、収集、保存についての
基礎知識を習得することを目的とする。
今日は、情報社会が著しく進展し、社会の隅々にまで情報がいきわたる時代となった。私たちの生活
には大量の情報が押し寄せ、溺死寸前の状態であるといっても過言ではない。このような現状にあって、
国民が情報資料(資源)を的確に判断し、選択することはきわめて困難である。われわれ図書館利用者
が図書館情報資源を確実に手に入れるにはどうしたらよいか、これこそ社会が要求している重要な問題
である。そのためには、図書館における情報資源の本質と種類を十分に理解しなければならないのである。
学習上の留意点
学習にあたっては、現代の革新的なコンピュータ技術の進展が、人文・社会・自然科学技術の分野に
おける情報資料の現状に大きな変革をもたらしていることを忘れてはならない。とくに自然科学の学術
分野におけるインターネットを通しての電子化には著しいものがある。電子ジャーナルサービス情報な
図書館司書乙群
しには調査研究は不可能といってもよいほどである。しかし、一方、人文・社会の学術分野では、これ
までの書誌・目録・索引などによる資料調査もやはり重要であり、不可欠でもある。このように専門領
域よって情報資源へのアクセス方法も異なるのが今日の実状である。このことにも十分に留意しながら
テキストを読み、図書館情報資源に関する基礎的知識を身につけるようにしてほしい。
科目終末試験の対策
科目終末試験答案の作成にあたっては、①論文の構成に力を注ぐこと。それには出題されている問題
が何を求めているかを熟考することである。②使用する文章は「…である」調にする。③文字は丁寧
に、きれいに書くことを心がける。
試験を受けるにあたっては、通信授業用テキストを熟読玩味し、20 間についてそれぞれの要点を要
領よく整理しておくことが必要である。
成績評価方法等
レポートおよび科目終末試験の合格
メッセージ
成績評価の基準としては、その問題についての基礎的知識があるか、論文の構成がきちんとなされて
いるか、誤字がないか、さらに自己の言葉で書かれているかなどである。
─ 54 ─