第3回 渋川市子ども・子育て会議 委員からの質問・意見等

資料3
第3回
渋川市子ども・子育て会議
委員からの質問・意見等
渡辺
里穂
委員
【質 問・意 見内容】
渋川 市が「 子どもを 育てるな ら渋 川市」とし ているこ とを受けて
1
【運 営費補 助につい て】
現在、渋川市 が実施し ている保育所等の運営 費補助について、新制度導
入後 (H27 以降 )も引 き続き 継続して欲しい 。
【回 答・保 育幼稚園 係】
新 制度で は、主に就学 前児童を対象 とした大幅な制度改正が 行われる予
定で あり、今 後改 正に 伴う様 々な支 援策(補助事業等)が示され ることと
思わ れます 。
厳 しい財 政状況が 続いています が、国・県の施策の動向に注 視しながら
現行 の補助 水準は維 持していきた いと考えて います。
2
【障 害児保 育実施に 係る補助につ いて】
少 し気に なる子ど もが増えてき たというこ とを耳に しますが、子どもの
安全 面を考 慮すると 、保 育士の加配が必要と考 えます。障害児 の保育実施
に係 る補助 を充実し ていただきた い。
【回 答・保 育幼稚園 係】
特 別な支 援を行う 保育士を加配 した場合に 、人件費 の 1/2 の 補助を行
って おり、 基準額に ついても平成 25年度に改正してい ます。
今 後も対 象児童の 処遇が改善さ れるようす すめてま いります。
3
【保 育の認 定・短時 間認定につい て】
働 き方に よっては 、正午前から で夕方まで 勤務する 方は「短時間認 定」
とな ってし まうので しょうか。
保 育園に 登園する 時間を、認定に合わせ10 時とした場合、園の午前中
の活 動に参 加できま せん。
子 どもに 、規 則正しい リズムで生活して欲し いので、朝登園 して園で生
活す ること を望んで います。
認 定の方 法を時間 だけで考えず 、子どもに負 担がかからぬよう、生活リ
ズ ム を 踏ま えたう えで 考えてい ただきた い。(市の 条例として 考えて欲し
い)
【回 答・保 育幼稚園 係】
国 の子ど も・子育 て会議では、 今のところ 短時間保 育を 8 時 間、標準
時間 保育を 11 時 間とし て議論されているよう です。
現在市 の通常保 育の時間は、午前8時30分から午後4時3 0分となっ
てお ります ので、短時間 保育の認定であっても 、午前中から登 園できると
考え ていま す。
今後も 国の子ど も・子育て会 議の動向を 注視してま いります。
4
【給 食費に ついて】
給 食 費 実 費 と い う 案 が あ るそ う で す が 、 給 食 は 大 切 な 食 育 の 一 環な の
で、そ れを 踏まえ た保育で あるよう、国に意見 を上げて いただきたい。
(市
の条 例で給 食費実費 を避けて欲し い)
【回 答・保 育幼稚園 係】
国 の子ど も・子育て会 議では、①現 状どおり
時間 まで現 行制度を 拡充
②実費徴収
③教育標準
④保育・教 育いずれも主食費を含め て公定価格
とい う 4 つの 例を挙げ て議論されて います。
公定価 格や利用 者負担とも関 連のある事 項なので、今後 も 国の 子 ども ・
子育 て会議 の動向を 注視してまい ります。
5
【入 所資格 について 】
母 親の出 産等にお ける保育所の 入所資格に ついては 、母親の出 産前後2
箇月 間とさ れていま す。それ以降 については 上の子ど もを退園させる か、
仕事( 内職等 )を探 さなけ ればなりません。産まれたばかりの 子どもに親
のぬ くもり が必要な 時期に、上の子ど もを退園させないために 下の子ども
が犠 牲にな ってしま う可能性があ る現在の制 度に疑問 があります。
正 規職員 は産休 、育休 がとれ、児童 福祉の観点から育児休業 対象児童の
1歳 の誕生 日まで継 続入所でき、 下の子ども との時間 が持てるのに対 し、
臨時 職員や パート勤 務の親は、妊娠・出産を機に退職をしなけれ ばならず、
産休 、育休で はないので 上の子どもの 入所資格は母親の出産前 後2箇月間
のみ となり ます。
親 の勤務 により、子ど もとの関わり 方が変わるのはやはりお かしいと考
える ので、所 資格につい ては母親の出 産後2箇月間という期間 を最低でも
半年 以上、 若しくは 育休・産休を 取得する親 と同様に していただきた い。
【回 答・保 育幼稚園 係】
国 の 子ど も・子 育て 会議の中 では、現行 の保育に 欠ける事由 に、・求職
活 動、・ 就学、・虐 待や DV、・育児休業 中の継続利 用の4つの事 由が加え
ら れ た 案 で 検 討 さ れ お り 、 入所 要 件 は 現 在 よ り 拡 大 さ れ る と 考 え てい ま
す。 今後も 国の子ど も・子育て会 議を注視し てまいり ます。
6
【保 育料に ついて】
新 制度に おいて、保 育料は 高くな るのか、安くなるのか。保護 者の経済
的な 負担を 考えれば 、安く抑えて いただきた い。
ま た、 第 3 子以 降無料 化 の条件について、上 の子が小 学 3 年生までと
いう 条件を 緩和して いただきたい 。
現 状では 続けて出 産した方が優 遇されてお り、同じく3子以上 の子ども
持つ 家庭で も差があ る。第 3 子は平 等に補助していただきた い。せめて
上の 子が3 年生以上 になった場合 、正 規の保育料に戻すのでは なく半額に
する などと していた だきたい。
ま た、 第 3 子以 降無料 化 の条件として「上の 子が小学 3 年 生まで」と
した のかを 教えてい ただきたい。
【回 答・保 育幼稚園 係】
新 制度の 保育料に ついては、国の会議の中で 、現行の利用者 負担の水準
を基 本とし て議論が すすんでおり ますので、現在 の保育料負担の 水準を維
持し ていく ことを基 本として検討 してまいり ます。
第 3 子以 降無料化に ついては、国 基準の「同時就園」とい う要件を、
平成 22 年度 から 緩和し 、第1子が小学3年生 までに拡 大していま す。
小 学3年 生までに 拡大した経緯 としては、保護 者が比較的若年 層の時期
に保 育料の 負担を軽 減することを 目的とし 、拡大 の年齢要 件を小学校 、中
学校 、高校 までそれ ぞれを試算し た結果によ るもので す。
昨 年の試 算では、小 学6年 までで およそ3,500万円、中学 3年生ま
でで およそ 4,5 00 万円、高校3年生まででおよそ4,80 0万円の費
用が かかる という結 果でした。
国 で も、「幼児 教育 無償化」 の方針が示 されてい ますので、 財政状況を
勘案 しなが ら検討を すすめてまい ります。
7
【学 童保育 料の減額 について】
学 童保育 を利用す るひとり親家 庭について 、学 童保育料を減額 して欲し
いと いう意 見がある ようです。
各学童 保育所が 保育料の減額 を実施した 場合には、 行政の援助はな く、
全て 運営費 からまか なうことにな ります。その結 果、運営費不足 により指
導員 の雇用 が難しく なり、安 全面、保育の質が低下し、子ども たちへの影
響が 懸念さ れます。
減額を するので あれば、そ の減額分に対する支援を市にお願 いいたしま
す。
【回 答・子 育て支援 係】
学 童クラ ブへの運 営費につきま しては、市が国 で定める 補助を受け 、各
学童 クラブ の施設 、開設 日数、指導員 の配置状況等により受入 れ児童数基
準 額 で の 委 託 費 と 障 害 児 受 入や 長 時 間 保 育 な ど を 併 せ て 各 学 童 ク ラブ へ
の委 託料と なってい ます。
各学童 クラブに は、委 託費に併せ各クラブが 保育料を定め 、安全面への
配慮 や事業 の円滑な 運営のために 、登 録児童数に応じた指導員 の配置を行
い、 常時複 数の指導 員配置が必要 となります 。
市内の 放課後学 童クラブ数は 、平成26年度 から18クラブとなり、ひ
とり 親家庭 の保育料 について、18ク ラブのうち7クラブが規 約を定め減
免の 措置を 行ってい ただいていま す。
子ども・子育 て支援新 制度における考えの中 で、優先的に 受け入れるべ
き 児 童 の考 え方と して 、「ひと り親家庭の 児童、障 害を有する 児童など」
配慮 が必要 と検討さ れています。現 段階では、ひとり親家庭 への国、県が
定め る補助 基準はあ りませんが、障害 児受入れ一人当たりの加 算措置を群
馬県 に予算 等に関す る要望を行っ ております ので、ひとり親家庭 支援につ
きま しても 併せて予 算要望を行っ ていきます 。