①アフリカ全般(および西・北アフリカ) - 愛媛大学 法文学部 寺谷 亮司

①アフリカ全般(および西・北アフリカ)関係寺谷蔵書目録(2010.8.現在)
・掲載順は,原則として発行年次順.
・@は校費購入本,※は図書館へ返却した校費購入本.●はコピー本.
★:インターネット・CD 等電子媒体印刷資料。☆:CD-ROM など非紙媒体資料。
・◎○△×は,参考資料としての重要度についての寺谷の評価.
・ケニア,南ア共和国はほぼ全データであるが,第三世界論を中心に,未記載書籍多数あり.
Ⅰ.和書
1.第三世界全般
①経済
ブラウン著,青山・市橋訳(1998):『フェア・トレード』,新評論.
◎
フェアトレード論の基礎書.
リュアノ・アルマン著,杉村昌昭訳(2004):『グローバリゼーションの基礎知識』,作品社.
△
質問形式の概説書.
ピエールボリス著,林昌宏訳(2005):『コーヒー,カカオ,コメ,綿花,コショウの暗黒物語』,作品社.
○
世界企業の汚職,苦悩する農民を活写.
田中・樫田・マエキタ著(2006):『世界から貧しさをなくす30の方法』,合同出版.
△
概説書.
太田出版(2007):『at』,8号(フェアトレードの現在).
△
フェアトレード概観.
2.アフリカ史
①通史
B. Davidson 著,内山敏訳(1964):『アフリカ史案内』,岩波新書.
△
アフリカ概史.
●梅津和郎(1986):『アフリカ経済の史的分析』,晃洋書房.
△
内容薄い概論,
@カナール著,野沢協訳(1987):『黒アフリカ史』,理論社.
×
フランス植民地史概論
川田順造編(1987):『民族の世界史 12
◎
黒人アフリカの歴史世界』,山川出版社.
アフリカ全般+個別事例多数あり.
岡倉登志(1987):『二つの黒人帝国』,東京大学出版会.
△
エチオピアとサモリ帝国史.
@B. Davidson 著,貫名美隆訳(1990):『アフリカの過去』,理論社.
△
古代~現代までのアフリカ著名単行本の解説
歴史教育者協議会編(1992):『100 問 100 答世界の歴史2
×
概論
川田順造(1993)
△
中東.アフリカ』,河出書房新社.
:『地域からの世界史 9
アフリカ』,朝日新聞社.
アフリカ概史,
宮本正興・松田素二(1997):『新書アフリカ史』,講談社.
◎
よみやすい通史.
@クワメナら著,保科秀明訳(1993):『ダイナミック・アフリカ』,古今書院.89p
○
興味深い図は多い
@岡倉登志(1999):『西欧の眼に映ったアフリカ』,明石書店.
○
黒人差別問題を扱ったおもしろい内容ではある,
福井勝義・赤阪賢・大塚和夫(1999):『世界の歴史 24 アフリカの民族と社会』,中央公論社.
○
カラー写真多いが図表少ない,読み物風.
岡倉登志(2001):『アフリカの歴史』,明石書店.
◎
奴隷貿易以後の侵略と抵抗の軌跡中心.
川田順造編(2009):『新版
○
世界各国史 10
アフリカ史』,山川出版社.
アフリカ史の大著,
②古代史
オリバー著,川田訳(1962):『アフリカ史の曙』,岩波書店.
×
新書,アフリカ古代史.
@M. Shinnie 著,東京大学インクルレコ訳(1987):『古代アフリカ王国』,理論社.
×
古代~ジンバブエまでの歴史概論
今西・池田・河合・井谷(1989):『世界の歴史1
△
人類の誕生』,河出書房新社(文庫).
サル・ゴリラ社会など.
田名部昭(1990):『アフリカ古代文明の謎』,光文社.
△
写真多いルポ+解説文庫本.
③中世・奴隷貿易史
バジル・デヴィッドソン著,川田順造訳(1967):『図説探検の世界史1
△
大部の一般書,
ダンカン・カースルレイー著,生田滋訳(1975):『図説探検の世界史1
△
大航海時代』,集英社.
大部の一般書,
大航海時代』,集英社.
D.P.マニックス著,土田とも訳(1976):『黒い積荷』,平凡社.
○
奴隷貿易の実体を示す好著,
●E. ウィリアムス著,中山
◎
毅訳(1978):『資本主義と奴隷制』,理論社.
奴隷貿易とイギリス経済史の関係を実証した好著,
@B. Davidson 著,内山敏訳(1991):『ブラックマザー』,理論社.
△
奴隷貿易時代史
ジャン・メイエール著,猿谷要監修(1992):『奴隷と奴隷商人』,創元社..
△
図が多くて,読みやすい
アンチオーブ著,石塚道子訳(2001):『ニグロ,ダンス,抵抗:17~19 世紀カリブ海地域奴隷史』,
人文書院.
○
奴隷制期のカリブ海地域史.
@藤井真理(2001):『フランス・インド会社と黒人奴隷貿易』,九州大学出版会.
○ 奴隷貿易の実証研究 .
小川
了(2002):『奴隷商人ソニエ:18 世紀フランスの奴隷交易とアフリカ社会』,山川出版社.
○ 奴隷貿易の実証研究 .
私市正年(20024:『サハラが結ぶ南北交流』,山川出版社.
△ サハラ貿易の概史 .
④アフリカ探検史
松田三夫・松山思水(1930):「アフリカ探検(上)」(『世界探検全集第五巻),萬里閣書房.
×
トンブクツー,リビングストンなど.
松田三夫・松山思水(1931):「アフリカ探検(下)」(『世界探検全集第六巻),萬里閣書房.
×
リビングストン,スタンレーなど.
スタンレー著,宮西豊逸訳(1961):「暗黒大陸」(平凡社『教養全集 23』所収)
×
著名書籍の翻訳.
アンヌ・ヌゴン著,堀信行監修(1993):『アフリカ大陸探検史』,創元社..
△
図が多くて,読みやすい
スタンリー著,仙名
△
紀訳(1995):『緑の魔界の探検者:リビングストン発見記』,小学館.
リビングストンの探検記も収録,
⑤近代・現代史
シーガル著,山口・榛名訳(1962):『人種戦争』,サイマル出版会.
○
アフリカ史概観,植民地主義論要点おさえている,.
入江敏夫など(1963):『植民地の独立』,岩波書店.
○
有名なアフリカ指導者の本訳集.
西川潤編(1973):『アフリカの独立』,平凡社.
○
有名なアフリカ指導者の本訳集.
世界文化社(1973):『世界歴史シリーズ 19
○
植民地時代』,世界文化社.
南ア共和国など写真も多い.
W・ロドネー著,北沢訳(1978):『世界資本主義とアフリカ』,大村書店.
△
周辺理論によるアフリカ史,名著,
ガブション著,安藤など訳(1986)
○
東西の戦場』,新評論.
欧米諸国のアフリカへの関与を国別に叙述.
※梅津和郎(1987)
×
:『アフリカ
:『新アフリカ現代史』,泰流社.
アフリカ各地概論
※アイリフ著,北川訳(1989):『アフリカ資本主義の形成』,昭和堂.
×
データなし,
林晃史編(1991)
◎
p80~
:『アフリカの 21 世紀
第1巻
アフリカの歴史』,勁草書房.
植民地経済と鉄道網の変遷,熟読の要あり
@岡倉登志・北川勝彦(1993):『日本-アフリカ交流史』,同文館.
×
日本人とアフリカでの活躍史中心,
※那須国男(1995)
×
:『アフリカ全史』,第三文明社.
アフリカ概史と主要国現状,
@武内進一編(2000):『現代アフリカの紛争』,アジア経済研究所.
○
論文集,松田素二論文,津田論文,ツチフツ問題など。
青木澄夫(2000):『日本人のアフリカ「発見」』,山川出版社.
△
日本アフリカ交流史 1860-1945
◎竹内幸雄(2003):『自由国民社貿易主義と大英帝国』,新評論。
△
イギリスの植民地経済史
戸田真紀子編(2006):『帝国への抵抗』,世界思想社.
△
ケニア共和国,ジンバブエ,太平洋諸島開放闘争史
岡倉登志(2010):『アフリカの植民地化と抵抗運動』,山川出版社.
△
アフリカ地域別抵抗運動の概要
3.アフリカ研究
①
総合
@伊谷純一郎編(1983):『アフリカハンドブック』,講談社.
△
辞書的概説書,
※江口・岡倉・鈴木(1984):『第三世界を知る③
△
篠田
政治・経済・文化の概況
豊(1985)
△
:『苦悶するアフリカ』,岩波書店.
新書
小倉充夫(1986)
△
:『現代アフリカの悩み』,日本放送出版協会.
NHKブックス,
米山俊直(1986)
◎
:『アフリカ学への招待』,日本放送出版協会.
NHKブックス,図表多く,教科書としても良い,
米山俊直編(1987)
○
勝股
:『アフリカ人間読本』,河出書房新社.
おもしろいトピック多し,
誠(1991)
△
:『現代アフリカ入門』,岩波書店.
新書
@吉田昌夫編(1991):『地域研究シリーズ 11・12
○
アフリカの世界』,大月書店.
アフリカⅠ・Ⅱ』,アジア経済研究所.
アフリカ研究課題,アフリカ論,
@吉田・小林・吉沢(1993):『よみがえるアフリカ』,日本貿易振興会.
×
概論,しかも俗っぽすぎる,
川田順三編(1993):『改訂版アフリカ論』,日本放送出版協会.
○
ビデオテキスト,内容は豊富.
小田英郎など(1996):『アフリカ』,自由国民社.
◎
データ豊富,有用.
川田順三編(1999):『アフリカ入門』,新書館.
◎
川田順三 1993 の内容を増やしたもの.
岡倉登志編(1996):『アフリカ史を学ぶ人ために』,世界思想社.
◎
有用.
@北川勝彦編(1999):『南からみた世界 03
アフリカ』,大月書店.
△
トピック的,ルポに近い,
@伊谷純一郎など編(1999):『アフリカを知る事典』,平凡社.
△
辞書的概説書,
@平野克己編(2001):『アフリカ比較研究』,アジア経済研究所.
△
諸学の比較で,まとまりなし,
@岡倉登志編(2002):『ハンドブック現代アフリカ』,明石書店.
△
内容バラバラで今一つ.
大迫秀樹(2006):『アフリカのことがマンガで3時間でわかる本』,明日香出版社.
○
おもしろい記事がある.
ロバート・ゲスト著,伊藤真訳:『アフリカ
○
苦悩する大陸』,東洋経済新報社.
的確な指摘が多い.
②
地理・自然環境
西野・小堀・前島編(1964):『世界の文化地理 13
◎
アフリカⅠ』,講談社.
アフリカ総論と北アフリカ地誌,記載が多い,1960 年代前半の実情詳しく興味深い
西野・小堀・前島編(1965):『世界の文化地理 13
アフリカⅡ』,講談社.
◎
東・南部アフリカ地誌,記載が多い,1960 年代前半の実情詳しく興味深い
○
アフリカ自然誌,マダガスカル動物など
@小堀
巌(1971):『世界地誌ゼミナールⅤ
△
@土屋
アフリカ』,大明堂.
総論+各論,
巌(1972):『アフリカの気候』,大明堂.
○
637 頁の大著,データ多し,
タイムライフ編集部著,林寿郎訳(1976):『ライフネーチュアライブラリー
アフリカ』,タイムライフブッ
クス.
@ベルテルスマン社編(1992):『ビジュアルシリーズ世界再発見 6
×
中部・南部アフリカ』,同朋社.
国別紹介の概説書,
門村浩・勝俣誠(1992):『サハラのほとり』,TOTO出版.
△
岩淵
○
サヘル・サハラの砂漠化の自然地理的研究,
孝(1993)
:『地球を旅する地理の本3
西アジア・アフリカ』,大月書店.
わかりやすいトピック説明,
石 弘之(1993)
:『崩壊する地球生態系―アフリカからの報告―』,筑摩書房.
○
わかりやすいルポ的アフリカレポート。
那須国男(1994)
×
:『アフリカを知るための 10 章』,第三書館.
アフリカ概史と主要国現状,
@田辺裕総監修(1998):『世界地理大百科事典2
△
国別データ解説,
@福井英一郎編(1998):『世界地理 10
○
アフリカ』,朝倉書店.
アフリカⅡ』,朝倉書店.
東,南部アフリカ概説,
諏訪兼位(2003):『アフリカ大陸から地球がわかる』,岩波書店.
○
ジュニア新書,アフリカ地形・地質概説。
水野一晴編(2003):『アフリカ自然学』,古今書院.
○
アフリカを対象とした初めての自然地理学論文集だが,今ひとつ魅力に欠ける。図もきたない。
島田周平(2007):『アフリカ
○
可能性を生きる農民』,京都大学出版会.
環境-国家-村の比較生態研究。
石 弘之(2009):『キリマンジャロの雪が消えていく』,岩波書店.
◎
アフリカ環境最新報告。
③
都市
@土屋・中村・中原(1987):『アフリカの都市問題』,勁草書房.
◎
アフリカの地域別都市化の実状,図表多い,
@グレアム・コナー 著,近藤・河合訳(1993):『熱帯アフリカの都市化と国家形成』,河出書房新社.
○
中世の都市分布図は参考になる.
嶋田義仁・松田素二・和崎春日(2001):『アフリカの都市的世界』,世界思想社.
◎
初のアフリカ都市の本格的和書.
④
川端正久(1987)
○
政治
:『アフリカ危機の構造』,世界思想社.
図表多く参考になる,軍事データなど,
ユニセフ(1987)
×
事例および政策提言だが,あまり参考にならず,
小田英郎(1989)
○
:『アフリカ危機からの脱出』,東洋書店.
:『アフリカ現代政治』,東京大学出版会.
アフリカ政治概史,
@J. Iliffe 著,北川勝彦訳(1989):『アフリカ資本主義の形成』,昭和堂.
△
アフリカ経済史の特徴を述べる
@S. Wright and J. N. Brownfoot 著,青木一能訳(1990):『変貌する現代アフリカ』,芦書房.
△
アフリカの政治経済,国際関係
小田英郎(1991)
△
:『アフリカの 21 世紀
第3巻
アフリカの政治と国際関係』,勁草書房.
政治・外交概史が多く,参考ならず,
※渡部忠世(1995):『アフリカと熱帯圏の農耕文化』,大明堂.
@NIRA・横田洋三共編(2001):『アフリカの国内紛争と予防外交選択』,国際書院.
×
アフリカの紛争と外交
@武内進一編(2003):『国家・暴力・政治』,アジア経済研究所.
△
紛争・政治関係論文集,アジア諸国の事例もあり.
@フランソワ著,大野・高橋訳(2003):『フランサフリック』,緑風出版.
○
フランスのアフリカにおける収奪報告
片山正人(2005):『現代アフリカクーデター全史』,叢文社.
△
国別クーデター資料集.
戸田真紀子(2008):『アフリカと政治』,御茶の水書房.
○
アフリカの民族とジェンダーなど,データ豊富.
石田洋子(2008):『アフリカに見捨てられる日本』,創成社.
×
TICAD のことなど.
⑤
赤羽
経済
裕(1971):『低開発経済分析序説』,岩波書店.
△
実証研究ではないがアフリカ事例多い
●J.F.マンロー著,北川勝彦訳(1987):『アフリカ経済史
○
1800-1960』,ミネルヴァ書房.
アフリカ経済史の好著,愛媛大学所蔵本コピー.
●A.J.H.レイサム著,川勝平太・菊池紘一訳(1987):『アジア・アフリカと国際経済
日本評論社.
1865-1914』,
○
アフリカ経済史の好著,高知大学所蔵本コピー.
@吉田昌夫編(1987):『80 年代アフリカ諸国の経済危機と開発政策』,アジア経済研究所.
○
7カ国論文集
小倉充夫(1989)
○
:『現代アフリカへの接近』,三嶺書房.
東アフリカ,南部アフリカ諸国の経済,図表多い,p195 港湾,ルート別貨物量データ興味深い
末原達郎編(1998):『アフリカ経済』,世界思想社.
○
構造調整によるアフリカ各国の変化
@池野旬・武内進一編(1998):『アフリカのインフォーマルセクター再考』,アジア経済研究所.
○
アフリカ6国のインフォーマルセクター
早瀬保子(1999):『アフリカの人口と開発』,アジア経済研究所.
○
アフリカの人口研究,図表多いが説明は不完全な表記多い.
@ブラウン著,塩出美和子・佐倉洋訳(1999):『アフリカの選択』,つげ書房新社.
○
Brown(1995)の訳,構造調整によるアフリカ各国の変化
峯 陽一(1999):『現代アフリカと開発経済学』,日本評論社.
◎
開発経済学の固い内容だが,アフリカを事例に考察しているので貴重.
服部正也(2001):『援助する国される国
○
アフリカが成長するために』,中央公論新社.
アフリカ開発論の遺稿集
平野克己(2002):『図説アフリカ経済』,日本評論社.
◎
図表多く,過去から現在までのデータ豊富で貴重.
@平野克己編(2003):『アフリカ経済学宣言』,アジア経済研究所.
△
経済関係論文集.
北川勝彦・高橋基樹編(2004):『アフリカ経済論』,ミネルヴァ書房.
◎
本格経済論集.
@平野克己編(2005):『アフリカ経済実証分析』,アジア経済研究所.
○
経済関係論文集.
中津孝司(2006):『アフリカ世界を読む』,創成社.
○
鉱業事業が詳しい.
吉田栄一編(2007):『アフリカに吹く中国の嵐,アジアの旋風』,アジア経済研究所.
△
南アフリカ共和国,ケニア,タンザニア事例.
平野克己(2009):『アフリカ問題
◎
開発と援助の世界史』,日本評論社.
アフリカの経済成長を考察.
⑥
社会・社会問題,援助
※東京外国語大アジア・アフリカ言語文化研究所(1980):『アフリカ社会の形成と展開』,同朋舎.
×
サバンナ調査論文集,
L・ティンバレイク著,アフリカ問題研究会訳(1986):『アフリカはなぜ飢えるのか』,亜紀書房.
△
Africa in Crisis(1985)の訳
保岡孝顕(1987):『難民と私たち』,中央出版社.
△
ケニア,エチオピアの事例など。
牧野・稲葉編(2005):『エイズ政策の転換とアフリカ諸国の現状』,アジア経済研究所.
◎
実証データも多い
林 達雄(2005):『エイズとの闘い』,岩波書店.
○
対策の歴史がわかりやすい。
石 弘之(2005):『子どもたちのアフリカ』,岩波書店.
◎
エイズ,性的虐待,子ども労働,少年兵などが詳しく述べられる。
大林・石田編(2005):『アフリカ政策市民白書 2005』,晃洋書房.
×
援助問題など
⑦
文化
ドニーズ・ポーム著,川田順造訳(1961)
×
:『アフリカの民族と文化』,白水社.
古く,概論ばかり,
※伊谷・米山編(1984):『アフリカ文化の研究』,アカデミア出版会.
×
科研費報告書,農耕採集文化の各論論文集,
※和田正平編(1987):『アフリカ
×
土屋
科研費報告書,文化・社会の各論論文集,
哲(1989)
×
:『アフリカのこころ』,岩波書店.
ジュニア新書,
日野舜也(1991)
◎
民族学的研究』,同朋舎出版.
p221~
:『アフリカの 21 世紀
第2巻
アフリカの都市の2類型
赤羽・日野・宮本編(1993):『アフリカ研究
×
アフリカの文化と社会』,勁草書房.
人・ことば・文化』,世界思想社.
アフリカ研究者の現状
和田正平編(1994):『裸体人類学』,中央公論社.
×
裸体文化紹介
※川田順造(1995)
△
:『アフリカの心とかたち』,岩崎美術社.
西アフリカ中心,
カルヴェ著,林
×
正寛訳(1996):『超民族語』,白水社.
スワヒリなど,アフリカ言語の紹介多い,
@和田正平編(1996):『アフリカ女性の民族誌』,明石書店.
△
アフリカ女性の論文集
塚田健一(2000)
×
:『アフリカの音の世界』,新書館.
アフリカ音楽研究第1人者の書,
日本中近東アフリカ婦人会(2001)
△
杉本
:『New African and Arab Cooking』.
31 カ国 92 種類のアフリカ・アラブ料理紹介書,
明編(2001):『サトウキビの絵本』,農山漁村文化協会.
○
サトウキビの栽培方法や砂糖の作り方がよくわかる,
@宮本・松田編(2002):『現代アフリカの社会変動』,人文書院.
△
アフリカ言語の論文集
@山口昌男(2003):『アフリカ
△
山口昌男著作集4』,筑摩書房.
アフリカ関係著作集
内海夏子(2003):『ドキュメント
△
女子割礼』,集英社新書.
女子割礼ルポ
アフリカ理解プロジェクト(2004):『アフフリカンドレス』,明石書店.
×
アフリカの衣類
シャモワゾー・コンフィアン著,西谷修訳(2004):『クレオールとは何か』,平凡社.
×
小川
西インド洋諸島中心
了(2004):『世界の食文化 11
○
アフリカ』,農文協.
西アフリカ中心
アフリカ理解プロジェクト(2005):『アフフリカンキッチン』,明石書店.
×
アフリカの飲食文化
アフリカ理解プロジェクト(2006):『アフフリカンリビング』,明石書店.
×
アフリカの飲食文化
@白石顕二(2006):『アフリカルチャー最前線』,つげ書房新社.
△
遺稿集,主に音楽映画など。
中村和恵編(2009):『世界中のアフリカへ行こう』,岩波書店.
○
アフリカ文化の伝播,とくに食物(トウモロコシなど)のところは参考になる。
3.統計・情勢報告
@ミッチェル著,北村
甫訳(2002):
『マクミラン新編世界歴史統計
アジア・アフリカ・大洋州歴史統
東洋書林.
◎
歴史統計集
岡田昭男(2003):『アフリカ情勢分析(1)』,信山社。
×
アフリカ政治経済外観
4.ルポルタージュ
北沢洋子(1979)
◎
:『私のなかのアフリカ』,朝日新聞社.
オリジナリテーを含む強固な主張あり,
NHK取材班(1982):『飢えるアフリカ』,日本放送出版協会.
△
ケニア,ウガンダ,ソマリア,カメルーンなど,
朝日新聞社・黒柳徹子(1984):『飢えるアフリカ』,朝日新聞社.
○
エチオピアなど,飢えの背景の考察,図あり,
毎日新聞外信部(1985):『アフリカ
○
飢えの構図』,三一書房.
エチオピアなど,飢えの背景の考察,図あり,
松本仁一(1987):『空はアフリカ色』,朝日新聞社.
○
ルポでおもしろい
犬養道子(1989)
○
:『渇く大地』,中央公論社.
ルポ,エッセー
計』,
沼沢均(1995)
△
:『神よ,アフリカに祝福を』,集英社.
国別ルポ,
松本仁一(1996):『アフリカを食べる』,朝日新聞社.
○
ルポでおもしろい
松本仁一(1996):『アフリカを寝る』,朝日新聞社.
○
ルポでおもしろい
船尾修(1998):『アフリカ
○
エチオピア,スーダン,ケニア,ウガンダ,コンゴなど
船尾修(1998):『アフリカ
○
赤道編』,山と渓谷社.
南部編』,山と渓谷社.
南ア共和国,レソト,ナミビア,ジンバブエ,島国など
NHK「アフリカ」プロジェクト(2002):『アフリカ 21 世紀』,NHK出版.
○ソマリア:内戦,セネガル:イスラムの増加,南ア・ジンバブエ:アパルトヘイト。
松本仁一(2004):『カラシニコフ』,朝日新聞社.
◎
シエラレオネ,モザンビーク,南アフリカ共和国のことなど。
田沼武能(2005):『難民キャンプの子どもたち』,岩波書店.
○
カラー写真多い
松本仁一(2008):『アフリカ・レポート』,岩波書店.
◎
ジンバブエ,南アフリカ共和国のルポは説得力あり
白戸圭一(2009):『ルポ資源大陸アフリカ』,東洋経済新報社.
○
モザンビーク出身者の南アフリカ共和国でギャング化のルポあり
@ミッシェル・ブーレ著,中平伸也訳(2009):『アフリカを食い荒らす中国』,河出書房新社.
△
北・中アフリカ中心のルポ。
5.その他,文学,旅行記,写真集など
風見・鈴木・藤木(1967):『秘境探検シリーズ1』,山王書房.
×
秘境としてのケニアの紹介,
座右宝刊行会(1969):『世界の旅6
×
アフリカ』,河出書房新社.
アフリカ各国写真紹介,小樽博物館にて入手(2005 年)
亀山龍樹訳(1970):『アフリカ冒険旅行』,学習研究社.
×
原作
On Safari(1940),少年向け,
石原俊明(1972):『目で見る・世界の旅
×
未知の大自然』,タイムライフブックス.
写真集解説もある,
小沢俊夫(1977):『世界の民話7
×
土屋
アフリカ』,ぎょうせい.
エジプトと西アフリカの説話,
哲(1978)
×
アフリカ』,国際情報社.
ただし,モーリシャスの写真あり介,
田代中徳(1976):『サハラ
△
20
:『近代化とアフリカ』,朝日新聞社.
朝日選書,アフリカ文学論,
N・W・ジオンゴ著,宮本・楠瀬訳(1987):『精神の非植民地化』,第三書館.
×
アフリカ語によるアフリカ文学のために,
土屋哲(1990):『アフリカ抱擁』,サイマル出版会.
×
アフリカ文学論.
ジョン・G・ラッセル (1991):『日本人の黒人観』,新評論.
△
黒人差別,黒人イメージ,
小倉暢之(1992)
△
:『アフリカの住宅』,丸善.
建築書,ケニアの写真多し,
アンヌ・ユゴン著,堀信行監修(1993):『アフリカ大陸探検史』,創元社.
○
カラー写真多いビジュアル版,
森康成(1993):『アフリカ生活誌』,学文社.
○
地理学者のアフリカ生活誌,
※楠瀬佳子(1994)
×
文学中心,
立石俊一(1994)
○
土屋
:『日本人とアフリカ人
この目で見た民族・人種問題』,PHP研究所.
ガーナ人の白人崇拝,アジア人蔑視観を強調,おもしろい
哲(1994)
×
:『南アフリカを読む-文学・女性・社会』,第三書館.
:『現代アフリカ文学案内』,新潮社.
新潮選書,アフリカ文学論,
ワトソン著,村田恵子訳(1996):『アフリカの白い魔術師』,河出書房新社.
×
イギリス人占い師のドキュメント。
※岡崎がん(1997)
×
吉野
:『トランス・アフリカン・レターズ』,TBSブリタニカ.
アフリカ旅行記,開高健賞受賞
信(2001):『自然美術館シリーズ⑤
夢陸』,六曜社.
△
自然とマサイ中心カラー写真集。
講談社(2002):『オールカラー完全版世界遺産
×
吉野
カラー写真は多い
信(2002):『カラー版
△
第6巻アフリカ大陸』,講談社.
アフリカを行く』,中央公論社.
自然中心カラー写真集。
中尊寺ゆつこ(2002):『アフリカンネイバーズ』,木楽舎.
○
亀山
漫画家の旅行記でおもしろい。
亮(2004):『アフリカ
△
桃井
忘れられた戦争』,岩波書店.
リベリア・アンゴラなど写真集。
和馬(2004):『観光コースでないアフリカ大陸西海岸』,高文研.
△
西アフリカ中心。
@ロバート・ハース(2005):『驚異の大地アフリカ』,日経ナショナルジオグラフィック社.
△
大型写真集
ヘレン・バンナーマン(2005):『ちびくろ・さんぼ』,瑞雲社.
△
復刻童話
ル・クレジオ著,菅野昭正訳(2006):『アフリカのひと-父の肖像-』,集英社.
△
小林
父親の遍歴
茂(2009):『チョコラ!』,岩波書店.
×
同名の映画につなんだ本
6.北アフリカ
ワルタリ著,飯島淳秀訳(1960):『エジプト人』,角川文庫.
×
エジプト史,
ギアーツ著,林
△
武訳(1973):『二つのイスラーム社会』,岩波新書.
モロッコとインドネシアの比較.
杉野圀明(1989):『ツタンカーメンが微笑む』,文理閣.
×
地域経済学者の紀行文,
藤田宜永(1990):『還らざるサハラ』,講談社.
×
恋愛・冒険小説,アルジェリアが舞台,おもしろく一気に読了,
@新郷啓子(1993):『蜃気楼の共和国:西サハラ独立の歩み』,現代企画室.
△
西サハラ問題参考書.
宮治一雄(1994):『世界現代史 17
○
アフリカ現代史Ⅴ-北アフリカ』,山川出版社.
詳細な地域史
ファラオ・コミッティ(1994):『国立カイロ博物館展
△
古代エジプト文明と女王』.
図写真多く見やすい。
※栗本英世(1996):『民族紛争を生きる人々』,世界思想社.
×
スーダンのパリ人とエチオピアのアニュア人の民族紛争物語.
@古谷野晃(1998):『古代エジプト
都市文明の誕生』,古今書院.
△ 古代都市都市地理学研究 .
@店田広文(1999):『エジプトの都市社会』,早稲田大学出版部.
△ エジプト都市の統計分析 .
ロベール・アージュロン著,私市正年・中島節子訳(2002):『アルジェリア近現代史』,白水社.
△ エジプト都市の統計分析 .
7.西アフリカ
中村弘光(1982)
○
:『世界現代史 16
アフリカ現代史Ⅳ-西アフリカ』,山川出版社.
詳細な地域史
@H・マイナー著,赤阪訳(1988):『未開都市トンブクツー』,弘文堂.
△
原著(1953)
川田順造(1990)
×
同時代ライブラリー, 西アフリカモシ族の事例中心
川田順造(1991)
×
:『無文字社会の歴史』,岩波書店.
:『サバンナ博物誌』,筑摩書房.
ちくま文庫,原書は(1979)新潮社版,西アフリカモシ族の生活,
@島田周平(1992):『地域間対立の地域構造』,大明堂.
×
ナイジェリア研究書,
@室井義雄(1992):『連合アフリカ会社の歴史』,大明堂.
×
ナイジェリア研究書,
中尾佐助(1993)
×
:『農業起源をたずねる旅
ニジェールからナイルへ』,岩波書店.
同時代ライブラリー,植物,農業文化調査
@川田順造(1995):『サバンナに生きる』,くもん出版.
△
永年の西アフリカフィールドノート,写真多い.
@原口武彦(1996):『部族と国家-その意味とコートジボワールの現実』,アジア経済研究所.
△ コートジボワール地誌と部族の意味 .
@小川
了(1998):『可能性としての国家誌』,世界思想社.
△ 本格的セネガル研究 .
@鈴木裕之(2000):『ストリ-トの歌』,世界思想社.
△ アビジャンのストリートソング,若者文化 .
伊野瀬久美恵(2002):『黒人王,白人王に謁見す』,山川出版社.
△ ナイジェリアの最後の王国とイギリスの関係など記載.
高根
務(2003):『ガーナ
混乱と希望の国』,アジア経済研究所.
△ ガーナの概括的紹介,酒の紹介も .
田原範子(2007):『包摂と開放の知
△ ガーナの生活文化.
アサンテ世界の生活実践から』,嵯峨野書院.
8.中央アフリカ
小田英郎(1991)
○
:『世界現代史 15
アフリカ現代史Ⅲ-中部アフリカ』,山川出版社.
詳細な地域史
NHK取材班(1997):『ウイルス感染爆発』,NHK出版.
△
コンゴのエボラ出血熱ルポ
嶋田義仁(1998):『優雅なアフリカ』,明石書店.
△
カメルーンのイスラム王国のルポ
中川尚史(2003):『カメルーン・トラブル紀行』,新風舎.
△
旅行記
下休場千秋(2005):『民族文化の環境デザイン-アフリカ,ティカール王制社会の環境論的研究』,
今書院.
△
藤永
カメルーンの王国の環境イメージ研究書
茂(2006):『「闇の奥」の奥』,三交社.
○
コンゴの植民地時代史
井上伸一(2007):『モブツ・セセ・セコ物語』,新風社.
○
コンゴ史がよくわかる
古
Ⅱ.洋書
1.第三世界全般
①都市
@Habitat(1982):『Survey of Slum and Squatter Settlements』
◎ 多少古いが,事例多く,貴重な文献
J. F. Linn(1983):『Cities in The Developing World』
△ 教科書的一般的説明,事例は少ない
@S. Lowder(1986):『Inside Third World Cities』
◎ 事例多く,モデル図あり
@D. Drakakia-Smith(1987):『the Third World City』
△ 図は多いが,内容が貧弱
@A. Gilbert and J. Gugler(1992):『Cities, Poverty and Development: Urbanization in the Third World』
△ よくまとめられているが図表少ない
@J. E. Hardoy et al. eds.(1992):『Environmental Problems in
Third World Cities』
× 図表ほとんどない
@H.Main and S.W.Williams eds.(1994):『Environment and Housing in Third World Cities』
△
p107 に J-berg 論文
@J. Gugler eds.(1997):『Cities in the Developing World』
△ 人口移動,雇用,インフラなど,テーマ別論文集。図表少ない
@R.B.Potter & S.Lloyd-Evans(1998):『The City in the Developing World』
◎ テーマ別論文集。図表写真割合多い。特に6章は各種都市構造モデル図あり。
@E.Fernandes and A.Varley(1998):『Illegal City』
○ 総論+事例,事例にケニア共和国と南ア共和国の都市あり。
②地理・経済など
※P. Harrison(1979):『Inside the Third World』,p529
×
概論で図表全くなし
※J. Cole(1987):『development and underdevelopment』
×
経済問題の概論
H. Bernstein eds.(1993):『underdevelopment and Development』
△ 島田
周平大学院授業教科書,経済問題
M. Morrish(1993):『Development in the Third World』
◎ よくできた地理学教科書,問題が特に優秀,訳本あり
@M. P. Todaro(1992):『Economics for a
Developing World』
○ 有名な高著
@M. Parnwell(1993):『Population Movements and the Third World』
○ 人口移動についてよくまとめられている,訳書あり
※J. M. Blaut(1993):『The Colonizer's Model of the World』
× 図なし地理学教科書,
@A. Thomas(1994):『Third World Atlas』,p80
○ 少し細かいが,世界の興味深い主題図集
@The World Bank(1995):『Private Sector Development in Low-Income Countries』
×
図表はあるが,経済概説
J. Dickenson et al. eds(1996):『A Geography of the Third World』
◎ よくできた地理学教科書
D. Simon(1996):『Transport and Development in the Third World』
○ 事例多い,平易な解説
2.アフリカ全般
①自然・農業
H. Kadomura eds.(1989):『Savannization Processes in Tropical Africa』
× ザンビア,カメルーンの砂漠化,主に気候論文集
※J. A. Sayer, C. S. Harcort and N. M. Collins(1992):『The Conservation Atlas of Tropical Forests Africa』
× 国別熱帯雨林の残存状況
@D. Anderson and R. Grove(1987):『Conservation in Africa』
× 国別の自然保護,牧畜
@W.M.Adams, A.S.Goudie and A.R.Orme(1996):『The Physical Geography of Africa』
○ 国別の自然保護,牧畜
●H.Barrett and A.Browne(1997):「Export Horticultural Production in Sub-saharan Africa」,Geography,81,4756.
○ ヨーロッパのフードシステムのグローバル化の図あり
★UNEP(2008):『Africa: Atlas of our Changing Environmnt』 ,p374.
○ 環境問題を総説と国別に説明,カラー写真知図多数
②歴史
@E. Williams(1944):『Capitalism & slavery』
△
古い奴隷貿易研究書.
P.D.Cuttin(1969):『The Atlantic slave Trade: A Census』
◎
図表も多い奴隷貿易研究書.
P. Duignan and L.H.Gann(1975):『Colonialism in Africa 1870-1960』
◎
参考文献多い,図表も多い。P655 にナイロビ研究.
※R. Oliver eds.(1977):『The Cambridge History of Africa, vol.3, 1050-1600』
△
アフリカ地域史,図表少ない
C. McEvedy(1980):『The Penguin Atlas of African History 』
○ 右頁:地図,左頁:解説,見やすい
@M.Kwamena-Poh, J.Tosh, R.Waller and M.Tidy(1982):『African History in Maps』p76
○
興味深い図は多い ,訳本あり
@J.F.A.Ajayi and M.Crowder(1985):『Historical Atlas of Africa』
◎
カラーで重要な図表多い
@A.E.Afigbo, E.A.Ayandele, R.J.Gavin, J.D.Omer-Cooper and R.Palmer(1986):『The Making of
Modern Africa vol.2』
△
アフリカ20世紀史,南アフリカ共和国史割と多い
@J. Iliffe(1987):『African Poor』
△
トピック史,図表少ない
@J.E.Inikori and S.L.Engerman eds.(1992):『The Atlantic slave Trade』
△
奴隷貿易論文集.
※C.Young(1994):『The African Colonial State in Comparative Perspective』
図表少ない概論.
×
R. Oliver and A. Atomore(1994):『Africa since 1800』
◎ 植民地史,興味深い図が多い,特に p184 は交通網図は重要
※J. Iliffe(1995):『Africans: The History of a Continent』
△
奴隷貿易などトピック史,図表少ない
※J. L. Newman(1995):『The Peopling of Africa』
アフリカ地誌概史.
×
※J.D.Fage(1995):『A History of Africa』
図表少ない概論.
×
@P. Curtin et al.(1997):『African History』
○
古代から独立まで,割と図が多く,有用.
※R. Oliver(1997):『In the Realms of Gold: Pioneering in African History』,p425
歴史家の自伝.
×
@S.Kasule(1998):『The History Atlas of Africa』p160
○
カラーで興味深い図は多い
J.Walvina(2006):『Atlas of Slavery』p146
○
興味深い図は多い
③地誌・地理学
M'Bow, and Verny(1968):『Geographyie 3e Programme African et Malgache』
△ マダガスカル中学3年地理教科書
A. O'Connor(1971):『The Geography of Tropical African Development』
◎
Tropical Africa の概況,地理の本で図多い
A. T. Grove(1978):『Africa』
◎ 古典的教科書,
E. A. Boateng(1978):『A Political Geography of Africa』
△ アフリカの政治地誌書,
W. J. Minns(1984):『A Geography of Africa』
◎ 興味深い図多い,p134 南ア共和国鉱業
@A. O'Connor(1991):『Poverty in Africa』
◎ Tropical Africa の概況,地理の本で図多い,都市分布など(p45)
@M. B.
Gleave eds.(1992):『Tropical African Development』
○
Tropical Africa の概況,地理の本で図多いが概論,p289,308 にケニアの人口移動図
A. T. Grove(1993):『The Changing Geography of Africa』
◎ 古典的教科書とほぼ同じ
T. Binns(1994):『Tropical Africa』
○
Tropical Africa の概況,事例多い,巻末に質問あり.
I. L. Griffiths(1994):『The Atlas of African Affairs』
◎ 興味深い図が多い,右頁:図,左図:解説,
I. L. Griffiths(1995):『The African Inheritance』
○ 興味深い図がある,
R. Stock(1995):『Africa south of the Sahara』
◎ アフリカ地誌,興味深い図が多い,p230 にカエリチャの事例
④都市
W. J. Hanna and J. L. Hanna(1971):『Urban Dynamics in Black Africa』
◎ 都市地理学参考書,アバジーン大学でコピー
R.W.Hull(1976):『African Cities and Towns before the European Conquest』
△ 建築材料,家屋景観など.
R. A. Obudho and S. El-Shakhs eds.(1979):『Development of Urban System in Africa』
◎ 都市地理学重要参考書,一般論+国別分析
A. O'Connor(1983):『The African City』
◎ アフリカ都市の重要テキスト.
@R. A. Obudho & C. C. Mblanga(1988):『Slum and Squatter Settlement in Sub-Saharan Africa』
◎ 国別論文集.
@D. Simon(1992):『Cities, Capital & Development: African Cities in the World Economy』
○
p94~など,ナイロビ事例多い.
@J. D. Tarver eds. (1994):『Urbanization in Africa』
◎ 重要論文多い,一般論と国別論文,
@C.M.Becker, A.M.Hamer and A.R.Morrison (1994):『Beyond Urban Bias in Africa』
○ 参考になる章もある,特に3章 City Systems and Urban Growth,
@K. H. Wekwete & C. O. Rambanapasi(1994):『Planning Urban Economies in Southern and Eastern Africa』
○ 国別論文集.
@The United Nations University(1997):『The Urban Challenge in Africa』
◎ 参考になる章多い,p150J-Berg,p292 ナイロビ,特に3章 City Systems and Urban Growth,
@D. M. Anderson & R. Rathbone(2000):『Africa's Urban Past』
○ 都市の古い歴史が多い,p144Durban p262 ケープタウン,
@G.A. Myers(2003):『Verandahs of Power』
○ アフリカ都市の植民地都市性
⑤人口・社会・経済・文化
@A. Southall(1961):『Social Change in Modern Africa』
× 論文集,p99 にモンバサ関係論文,コピー本.
A. Fellow(1965):『Oxford Regional Economic Atlas : Africa』
△ データ,図豊富だが,参考になるものは少ない,
S. H. Ominde eds.(1972):『Population Growth and Economic Development in Africa』
◎ アフリカ各国人口地理学,センサスデータ紹介.p218 にケニア人口移動データ,
※R.J.Berg and J.S.Whitaker eds.(1986):『Strategies for African Development』,604p
△ 経済,人口,産業展望.
@D. D. Cordell & J. W. Gregory(1987):『African Population and Capitalism』
○ 国別人口論文集.
●I. Kopytoff(1987):『The African Frontier』,p.288
○ アフリカ社会へのフロンティア理論導入試論.
B. Hoyle(1988):『Transport and Development in Tropical Africa』
◎ 興味深い内容と事例,
@A World Bank(1994):『Adjustment in Africa』,284p
△ 経済,産業の展望と提言.
@J. D. Traver(1996):『The Demography of Africa』
○ アフリカの人口特性.
@African Development Bank(1998):『African Development Report 1998』
× アフリカの経済概観.
J. J. Schmied(1991):『English in Africa: an Introduction』
△ アフリカの英語の国別特徴。
Chart Institute(2007):『Letters from Africa(国境なき医師団)』
× シエラレオネ,ザンビア,エチオピアからの報告。
⑥統計・センサス・名鑑・事典
@E. Domschke & D. S. Goyer(1986):『The Handbook of National Population Censuses: Africa and Asia』
○ 国別人口センサスデータ.
@D.Buttler, D.Bentley and V.Phillips-Baker(2000):『Major Companies of Africa 2001』
◎ アフリカ国別企業名鑑,8.3 万円の本.
@United Nations(2000):『African Statistical Yearbook 2000』
○ 国別統計集.
@Zeleza,P.T. eds.(2003):『Encyclopedia of Twentieth-Century African History』
○ 歴史事典.