2017（H28）年 11 月 10 発行 ★シニア大楽ユーモアスピーチ船橋だよりジョークは暮らしの調味料・ユーモアは人生のかくし味 127 回船橋ユーモアスピーチ 2016 年 11 月 10（木） 3 分間スピーチスピーチテーマロングスピーチ「ストレス」「ときめき」「四国八十八か所巡礼、結願して」原田公平さん 10 月参加者：入江、飯野、稲葉、大塚、工藤、関岡、田谷、山田、山岸、植野、長嶋、主催：ＮＰＯシニア大楽ユーモアスピーチ共和国・船橋支部支部長：長嶋秀治 043-261-5832 発行者：長嶋秀治編集＆事務局：原田公平 274-0812 船橋市三咲 5-20-36 T/F047-447-8705 [email protected] 参加費 500 円（入会金 1000 円）開催日と場所毎月第②木曜日 14：00～16：30 会場「ニッセイ・ライフプラザ船橋」船橋市湊町 2-1-1 日生船橋ビル 1F ロングスピーチ「川柳四句八句」長嶋秀治さん四句八句は四苦八苦をもじったもので、川柳を作るのにいつももがき苦しんでいることを表現したかっただけです。でも,もがき苦しんでいることが脳を活性化させているのではないかと能天気に考えています。川柳を作る際にどういうことを念頭において作ったらいいか、特にユーモア川柳に特定して要素１０項目を本から抜粋して列挙してみます。 ① 実（穿ち、ほんとのほんと）を突いている ② 子供のような無邪気な目を持つ ③ 人肌の温かみがある ④ 物事を客観化、相対視する ⑤ 自分や人間の弱さ、愚かさを見つめ、それに負けない ⑥ 強者の論理に笑って立ち向かう ⑦ 表現で次元の違うこと、遠いものを比べる ⑧ 一過性でなく、繰り返し読んで面白い ⑨ 多様で斬新な比喩を用いる ⑩ 品が悪くない以上を心に刻んでこれからもチャレンジしていこうと思っています。 1 2017（H28）年 11 月 10 発行 ★シニア大楽ユーモアスピーチ船橋だより 3 分スピーチテーマ「スピード」「片付け」田谷正明：［片付け］全く出来ずに困っています。習い始めて４、５年になる手品。先生から貰う仕掛け、材料が４個の段ボール箱に一杯になりました。家内からは「こんなゴミ早く捨ててください」といつも言われるのですが、勿体なくて捨てられません。手品教室から帰る度にふえる“ゴミ”。困りました。それに比べてユーモアスピーチは良いですね。家に持ち帰る“ゴミ”はないし、バーミアンで夕食も済ませて夜遅く帰宅してくれるので家内もニコニコ。月１度でなく毎週木曜日やってくださいと懇願されています。工藤文夫：「出棺の時間が早かった」この数ヶ月、あまりにも葬式が続くので、酒量がすすみ、医者から「糖尿病」の薬を処方されるようになったこの頃ですが、場所々によって、葬儀の様式が違うケースがありましたので紹介します。仙台の「清月記」という大手の葬儀の方法です。通夜は普通でしたが、翌日の朝、９：３０が出棺でした。焼き場が遠いせい？かと思いきや、霊柩車は、まず実家により、合掌。次は生まれたところ。そして結婚式の神社・卒業した大学・高校・etc. 最後は伊達政宗の銅像のある八木山へ。ともかく仙台市内の故人のゆかりのある場所を２時間にわたり巡回したあと、やっと焼き場に到着。その後午後２：００から会場に戻って葬儀という、若干変わったやり方となりました。二日酔の私にはとてもきつい、「いきなはからい？」でした。植野晏生：「ルーチーン」の効用イチローの大リーグ通算３０００本安打の要因の一つは、愚直なルーチーン（習慣）の追求であると。彼は起床から就寝までルーチーンの連続だそうです。何故ルーチーン化すると結果につながりやすくなるのか。毎日規則正しい生活を続ければ、心身のちょっとした違和感に気づきやすくなり、練習量やケアや食事内容などのマイナーチェンジで、例えば肉離れなどしなくなるそうです。私の場合のルーチーンは、「酒と女は一合（一号）まで」です。「酒は百薬の長、されど万病の元」ですから。山岸哲男：「スピード」「光陰矢の如し」という表現があります。昔の人は時の経過のスピードが矢のように早く思えたのでしょう。９月３０日に高校の同期会がありました。卒業後６２年で８１歳。８０歳を傘寿と言うように、８１を漢字一字にすると「半」になることから、半寿記念同期会でした。私は同期会に出席するたびに時の経過のスピードを実感します。同期会では名札を胸に着けます。その名前は卒業時の苗字です。特に女性の場合は、旧姓でないと識別ができないからです。私たちはこれを「昔の名前で出ています」と言っています。私たちは新制の２回生で昭和２６年の入学です。日本は連合軍の占領下でした。高校.は都立で新宿御苑に隣接していて、近くには有名な赤線「新宿２丁目」がありました。校門の前には進駐軍相手のパンパンガールが立っている有様です。同期生は男子３００、女子１００人。私たち１年生と２年生は男女共学ですが、３年生は旧制府立第六中学からの持ち上がりだったので男子のみです。私は私立の男子中学から入ったので、男女共学は１５歳にしての初体験でした。私たちの中から多数の同期生カップルが生まれていて、これを「ご学友結婚」と称しています。同期会には大勢の「ご学友夫婦」が仲良く出席しました。 2 2017（H28）年 11 月 10 発行 ★シニア大楽ユーモアスピーチ船橋だより山田正國：片付けかたづけは難しい。中身を読みだせば、懐かしさが一気によみがえる。もう選別が出来なくなり、元の木阿弥、小生には一つ違いの従兄弟が居る。彼も後かたづけを始めたらしい。旧家で災害には一度もあってないから先代からのものがあるらしい。そのうちの一枚の写真メールに添付して呉れたが、小生の生まれる前の写真らしい。写真の内容より、連絡をくれたことに感謝している次第。有難う。大塚親雄：自由題」その１．テレビ番組で「オムレツはオムレツにはじまり、オムレツに終わる」というほど難しい料理というのを耳にし、人間の一生を表す言葉と似ていると思った「オムツで始まりオムツで終わる」その２．６歳の孫に将来の夢を聞いた。大臣になりたい。だって紙読むだけでいいし、答えられなければ後ろの席から紙をもった人が来て色々と教えてくれるから、これなら僕にも出来るよ。その３．虫歯の治療をしている時「痛いときは左手を上げて知らせてくださいね」と言われ何度か左手を上げたが、そのたびに「もうすぐですから我慢して下さい」。とうとう合図は無視されたまま、治療は終わった。これこそ名医中の名医だと思った。長嶋秀治：「スピード」日本海側の富山から太平洋側駿河湾の静岡市までの４１５ｋｍを歩きとおすという過酷な競技、トランスジャパンアルプスレースの模様をＴＶで見た。北アルプス剣岳～槍ヶ岳～上高地～中央アルプス（駒ヶ岳～空木岳）～南アルプス（仙丈岳～山伏峠）～静岡市大浜海岸までのコースを優勝者は制限時間８日以内をなんと５日間５時間２２分でゴールした。睡眠時間は１日４時間程度。体力の限界と闘いながら、１分でも早くゴールしたいというスピードで走り抜ける形相には神々しささえ感じた。優勝者および参加者の超人的な肉体に賛辞を送りたい。原田公平：（投稿）「スピード」今回の四国八十八か所巡礼は愛媛・松山の 53 番円明寺からさぬき市最後の 88 番大窪寺まで、312 ㌔です。その日の巡拝コースをきめ自分の脚力・スピードと難易度を読んで、午前中に宿をとります。遍路道は 3 種類、歩き専用、旧道、国道・県道です。県道には高松まで○○㌔と１㌔毎に表示があり、自分の疲労度や元気度が図れます。平たん地で午前中なら 1 キロ、14 分がボクのペースです。しかし、山が多く、荷物を背負っての歩き、午後になると一気に疲れがでて、スピードを図る気力も喪失し、ふらふらで宿に着く。それが、歩き遍路です。 3 １２月の船橋ユーモアスピーチの会１２月８日、テーマ「今年を振り返って」 2017（H28）年 11 月 10 発行 ★シニア大楽ユーモアスピーチ船橋だより当日のロングスピーチ「四国八十八か所巡礼、結願して」の参考資料原田公平阿波の徳島土佐の高知伊予の愛媛讃岐の香川合計発心の道場修行の道場菩提の道場涅槃の道場 23 札所 16 札所 26 札所 23 札所 88 札所 220 ㌔ 385 ㌔ 359 ㌔ 153 ㌔ 1117 ㌔遍路の歩き方には、１番から歩く「順打ち（じゅんうち）」と８８番から歩く「逆打ち（さかうち）」があります。今年は 60 年に一度の丙申（ひのえさる）にもあたることから、お遍路さんにとって逆打ちで弘法大師空海（お大師様）に巡り会えたという最初の遍路者・衛門三郎の伝説が残る“特別の年”と言われています。出会った多くが逆打ち（さかうち）の人でした。また、スペインのキリスト教徒の巡礼地、世界遺産のサンチャゴ・デ・コンポステラと四国遍路協会が提携し、外国人が増えている。四国遍路もゆくゆくは世界遺産となり、むしろ、外国人が中心になるような気がします。 4