1. 題名 間質性肺疾患(ILD)合併進行肺癌における前向き観察研究 2. 担当科 申請者 呼吸器内科 藤井 雅人 3. 調査期間 2015 年 11 月 16 日から 2020 年 9 月 30 日 4. 調査の背景 特発性肺線維症を代表とする間質性肺疾患(ILD)を有する患者では、肺癌発症率が高 いことが知られている。一方で、既存肺に ILD を有する患者は、化学療法を行った際 に、致死的有害事象として化学療法起因性 ILD 急性憎悪を来しうることが報告されて おり、実際、肺癌に対して使用される多くの抗癌剤は、ILD 合併症に対して禁忌ある いは慎重投与とされているものが多い。また肺癌化学療法における臨床試験では、ILD を有する患者は対象から除外されることが多く、効果や安全性に関する前向きな試験 における情報は極めて少ない。ILD 合併肺癌の治療及びその検討は、医学的に重要な 課題であると考える。 5. 目的 ILD 合併進行肺癌における、治療経過や予後を、前向きに観察すること。 6. 調査方法 ILD 合併―癌患者を対象として、研究開始前後の評価を行う。 7. 研究主体 浜松医科大学 第二内科 8. 関連サイト なし 9. 個人情報保護 連結匿名化を行ったうえで、症例報告する。 10.倫理委員会 本研究の実施については、平成 27 年 11 月 16 日に当院医療倫理審査委員会で承認 された。
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