平成28年規則第28号 宿泊施設誘致規則 (趣旨) 第1条 この規則は、宿泊施設誘致条例(平成28年条例第25号。以下「条例」という。)の 施行に関し必要な事項を定めるものとする。 (定義) 第2条 この規則における用語の意義は、条例の定めるところによる。 (指定の申請) 第3条 条例第3条第1項の指定を受けようとする宿泊施設事業者は、別表第1に定める奨 励金の種類に応じ、宿泊施設事業者指定申請書(様式第1号)及び添付書類をそれぞれの 申請期限までに町長に提出しなければならない。 2 町長は、条例第3条第2項の指定をしたとき又は指定をしない旨の決定をしたときは、 当該指定の申請を行った宿泊施設事業者に対し、宿泊施設事業者指定可否決定通知書(様 式第2号)により通知するものとする。 (指定事項の変更) 第4条 条例第4条第1項の変更の承認を受けようとする指定事業者は、速やかに、当該変 更の内容を記載した書面を添えて、指定事項変更承認申請書(様式第3号)を町長に提出 しなければならない。 2 町長は、指定事項の変更の承認をしたとき又は承認をしない旨を決定したときは、当該 変更の承認の申請を行った指定事業者に対し、指定事項変更承認可否決定通知書(様式第 4号)により通知するものとする。 3 条例第4条第1項ただし書の規則で定める軽微な変更は、次に掲げるものとする。 (1) 営業開始の予定日の変更 (当該変更後の日が当初の営業開始の前後各30日以内のも のに限る。) (2) 宿泊施設における建築面積又は延べ面積の100分の5以内の増減 (3) 事業の用に供する設備の追加又は変更 (4) 前3号に掲げるもののほか、 事業の円滑な実施に支障を及ぼすおそれがないと町長 が認める変更 (奨励金の交付申請等) 第5条 条例第6条第1項の申請は、別表第2に定める奨励金の種類に応じ、固定資産税・ 借地料・雇用促進奨励金交付申請書(様式第5号)及び添付書類をそれぞれの申請期限ま でに町長に提出することにより行わなければならない。 2 町長は、条例第6条第2項の交付を決定したときは、当該交付の申請を行った指定事業 者に対し、奨励金交付決定通知書(様式第6号)により通知するものとする。 3 指定事業者は、前項の通知があった後に、第1項の規定による申請事項に変更が生じた ときは、速やかに、当該変更の内容を記載した書面等を添えて、固定資産税・借地料・雇 用促進奨励金変更交付申請書(様式第7号)を町長に提出しなければならない。 4 町長は、前項に規定する申請の内容を審査し、奨励金の変更交付が適正であると認める ときは、当該変更交付の申請を行った指定事業者に対し、固定資産税・借地料・雇用促進 奨励金変更交付決定通知書(様式第8号)により通知するものとする。 5 指定事業者は、条例第3条第1項の申請に係る宿泊施設(以下「対象宿泊施設」という。) につき次の各号に掲げる事案が生じたときは、それぞれ当該各号に定める届出書及び別表 第3に定める届出の種類に応じた添付書類を届出期限までに町長に届け出なければなら ない。 (1) 建設に着手したとき 工事着手届(様式第9号) (2) 営業を開始したとき 営業開始届(様式第10号) (奨励金の請求) 第6条 第5条第2項の規定により通知を受けた指定事業者が奨励金の交付を請求しよう とするときは、固定資産税・借地料・雇用促進奨励金交付請求書(様式第11号)を町長に 提出しなければならない。 (地位の承継の届出) 第7条 条例第9条第1項の規定による届出は、事業承継届(様式第12号)に町長が必要と 認める書類を添えて、町長に提出することにより行わなければならない。 (廃業届) 第8条 条例第10条の規定による届出は、事業廃業(休業)届(様式第13号)に町長が必要 と認める書類を添えて、町長に提出することにより行わなければならない。 (雇用状況の報告) 第9条 条例第5条第1項第3号の規定による雇用促進奨励金の交付決定を受けた指定事 業者が、条例第5条第1項第1号及び第2号に規定する奨励措置を2年以上にわたり受け ることとなるときは、2年目以降の奨励措置を受けようとする年度の前年度の1月4日か ら同月31日までに雇用状況報告書(様式第14号)に町長が必要と認める書類を添えて、町 長に提出しなければならない。 (身分を示す証明書) 第10条 条例第11条第2項の身分を示す証明書は、身分証明書(様式第15号)とする。 (指定の取消し等) 第11条 町長は、条例第12条の規定による指定の取消しを行ったときは、遅滞なく、同項の 指定を取り消された宿泊施設事業者に対し、指定取消通知書(様式第16号)及び固定資産 税・借地料・雇用促進奨励金交付決定取消通知書(様式第17号)により通知するものとす る。 2 町長は、条例第12条の規定による返還請求をするときは、 前項の宿泊施設事業者に対し、 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金返還請求書(様式第18号)により請求するものとす る。 3 前項の返還の請求を受けた者は、町長の指定する期日までに返還金を納付しなければな らない。 (様式) 第12条 様式について必要な事項は、別表第4に定めるところによる。 (施行細目) 第13条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は町長が定める。 附 則 (施行期日) 1 この規則は、公布の日から施行する。 (この規則の失効) 2 この規則は、平成32年3月31日限り、その効力を失う。ただし、この規則の失効前に指 定を受けた宿泊施設事業者に係る奨励措置については、この規則は、同日後もなおその効 力を有する。 別表第1(第3条関係)指定申請期限及び添付書類 奨励金の種類 申請期限 添付書類 固定資産税奨励金 対象宿泊施設の建設に (1)事業計画書 借地料奨励金 着手する日まで (2)宿泊施設の位置及び配置図 (3)資金計画書 (4)建設工事計画書 (5)工事請負契約書の写し (6)建築基準法(昭和25年法律第201号)第 6条第1項又は第6条の2第1項に規定 する確認済証の写し (7)定款の写し及び法人登記事項証明書 (8)町税等の滞納がない旨の証明書 (9)その他町長が必要と認める書類 雇用促進奨励金 対象宿泊施設の営業を (1)事業計画書 開始する日の30日前ま (2)資金計画書 で (3)定款の写し及び法人登記事項証明書 (4)町税等の滞納がない旨の証明書 (5)その他町長が必要と認める書類 別表第2(第5条関係)交付申請期限及び添付書類 奨励金の種類 固定資産税奨励金 申請期限 添付書類 奨励金を交付する年度 (1)宿泊施設の営業に供する施設の土地及 (以下「当該年度」と び建物に係る当該年度に賦課された固定 いう。)の初日から3 資産税の納税通知書の写し 月以内 (2)町税等に滞納がない旨の証明書 (3)その他町長が必要と認める書類 借地料奨励金 当該年度の初日(営業 (1)宿泊施設の営業に供する施設の土地に 開始日の属する年度に 係る借地契約書の写し あっては、当該日の属 (2)町税等に滞納がない旨の証明書 する月)から3月以内 (3)その他町長が必要と認める書類 雇用促進奨励金 営業開始日から起算し (1)町内雇用者の雇用関係を証する書類 て6月を経過した日か (2)当該雇用者の住民票記載事項証明書 ら3月以内 (3)町税等に滞納がない旨の証明書 (4)その他町長が必要と認める書類 別表第3(第5条関係)届出期限及び添付書類 届出の種類 工事着手届 届出期限 添付書類 対象宿泊施設の建設に (1)工事工程表 着手した日から14日以 (2)その他町長が必要と認める書類 内 営業開始届 対象宿泊施設の営業開 (1)旅館業法(昭和23年法律第138号)の規 始日から30日以内 定による営業許可証の写し (2)建築基準法第7条第5項又は第7条の 2第5項に規定する検査済証の写し (3)従業員雇用者名簿 (4)その他町長が必要と認める書類 別表第4(第12条関係) 様式番号 関係条文 種類 条 項 第1号 3 1 宿泊施設事業者指定申請書 第2号 3 2 宿泊施設事業者指定可否決定通知書 第3号 4 1 指定事項変更承認申請書 第4号 4 2 指定事項変更承認可否決定通知書 第5号 5 1 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金交付申請書 第6号 5 2 奨励金交付決定通知書 第7号 5 3 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金変更交付申請書 第8号 5 4 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金変更交付決定通知書 第9号 5 5 工事着手届 第10号 5 5 営業開始届 第11号 6 1 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金交付請求書 第12号 7 1 事業承継届 第13号 8 1 事業廃業(休業)届 第14号 9 1 雇用状況報告書 第15号 10 1 身分証明書 第16号 11 1 指定取消通知書 第17号 11 1 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金交付決定取消通知書 第18号 11 2 固定資産税・借地料・雇用促進奨励金返還請求書
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