三菱病院看護科 第11号 発行日 2010年1月 編集 看護サービス委員会 データベースとは、入院が決定した患者様に、現在の症状や日常生活についての事を記 入してもらう用紙の事を言います。5枚に渡るその用紙に書くのが大変だと思われる方も いらっしゃるのでは・・・と言うことで、今回はデータベースと看護がどのように繋がってい るのかをお伝えしたいと思います。私たち看護師は、患者様により良い看護を提供できる よう、患者様からの情報を元に看護計画を立て、日々の看護に生かしています。日頃は見 ることのない私たちの一面を見て!みて!ください。 データベース 今の状態を教えて 下さいね ヴァージニア・ヘンダーソン 14の基本的ニードを元に作成しています 入院決定 うあぁ! 書く所が たくさん あるなぁ … ヴァージニア・ヘンダーソン 清潔 体温・循環 睡眠・休息 データ ベース 看護教育の指導者として、フローレンス・ナ イチンゲールに次いで世界で有名なアメリカ の看護学者です。「看護の基本となるもの」 に14の日常生活行動を挙げて、それら一つ一 つに、どのような側面が看護師の援助を必要 とするかを分析しました。 飲食 看護師は、専門職として データベースの研修会 この人にはこの 援助が必要ね このような理論の元で、 精神的・身体的苦痛 看護ケアを展開しています。 姿勢・活動 記録委員長さんより なるほどお こうやって 分析するのね 看護記録は、看護実践を示すもの であり、同時に看護の質を評価す るものでもあります。私たち看護 師は、患者さんが訴えられる症状 や観察した症状を情報として判断 し、その人にあった看護ケアを提 供しています。皆様からいただい た情報を看護に生かし、心身とも に安心した入院生活が送れるよう 努めてまいります。 発行責任者/春田 千鶴子 095-828-4830(総師長室)
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