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地域通貨・連帯通貨の経済的考察
~京田辺における『きゅう』の実践を踏まえて~
《参考文献・参考資料》
ここでは、本論文で参考もしくは参照した文献及びホームページなどを紹介して
いる。基本的に各章(第1章~第5章)で参考・参照した文献を掲載しているが、
論文全体を通じて参考もしくは参照した文献については、最後にまとめて紹介し
ている。
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参考文献・参考資料
第1章
各章の参考文献・参考資料
地域通貨・連帯通貨の区別及びその考察 ~理論編~
▼『エコマネー』 ~ビッグバンから人間に優しい社会へ~(加藤敏春 著,日本経済新聞社,1998. 1.22.)
▼『エコマネーの新世紀』 ~進化する21世紀の経済と社会~(加藤敏春 著,勁草書房,2001. 2. 8.)
▼『エコマネーはマネーを駆逐する』 ~環境に優しい「エコマネー資本主義」~(加藤敏春 著,勁草書房,2002. 8.31.)
▼『エンデの警鐘』 ~地域通貨の希望と銀行の未来~(坂本龍一・河邑厚徳 著,NHK出版,2002. 4.25.)
▼『エンデの遺言』(河邑厚徳 著,NHK出版)
▼『共創のコミュニティ』 ~協働型地域づくりのすすめ~(井上 繁 著,同友館,2002. 6.30.)
▼『この世の中に役に立たない人はいない』(エドガー・カーン 著,創風社,2002.10.18.)
▼『コミュニティ・ビジネス』(細内信孝 著,中央大学出版部,1999.10.15.)
▼『新版 コミュニティ・ソリューション』 ~ボランタリーな問題解決に向けて~(金子郁容 著,岩波書店,2002. 4.22.)
▼『信用の信頼の経済学』(竹田茂夫 著,NHKブックス)
▼『だれでもわかる地域通貨入門』(森野栄一 監修、あべよしひろ・泉 留維 共著,北斗出版,2000. 5.31.)
▼『地域通貨を知ろう』岩波ブックレット576(西部 忠 著,岩波書店,2002. 9.20.)
▼『ボランタリー経済の誕生』 ~自発する経済とコミュニティ~(金子郁容・松岡正剛・下河辺 淳 著,実業之日本社,1998. 1.22.)
▼『ボランティア もう1つの情報社会』(金子郁容 著,岩波新書,1992. 7.20.)
▼『ボランティアを学ぶ人のために』(内海成治・入江幸男・水野義之 著,世界思想社,1999. 9.)
▼『豊かさとは何か』(暉峻淑子 著,岩波新書,1989. 9.20.)
第2章
海外における地域通貨・連帯通貨 ~事例編①~
▼『イサカアワー』
http://www.lightlink.com/hours/ithacahours
▼『世界の主要な地域通貨の事例研究調査報告』 http://nv.ehime-iinet.or.jp/currency/LocalExchange4.pdf
▼『タイム・ダラーの時間預託制度』
http://www7/plala.or.jp/YAYOI/sub9-8.html
▼『地域通貨の歴史』 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/3702/local_currency/lc-2.html
▼『森野栄一 地域通貨の歴史をちょっと(1)』 http://members.tripod.com/eiichi_morino/dossier/lm1.htm
▼『デーマーク』 http://www.kaikaku21.com/ohmi/data/gotho.html
▼『トロントダラー』
http://www.TorontoDollar.com
▼『日本と世界の地域通貨』 http://www.sawayakazaidan.or.jp/chiikitsuka/bunpu_w/time.html
▼『ビアグッチュム』
http://www.geocities.co.jp/Berkeley-Labo/4932/Thaicurrency.htm
▼『やきものネット』 http://www.yakimono.net/yomimono/keizai/keizai03.htm
▼『Gesell Research Society Japan』 http://www.grsj.org/navi/pdf/alternativemoney_for_localarea_RuiIzumi.PDF
▼『Letsystems The Home Page』
▼『LETSについて 西部忠』
▼『LETSの歴史』
http://www.gmlets.u-net.com/
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~nishibe/works00/OnLETS.pdf
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/3702/local_currency/lc-6.html
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▼『NPO法人 タイムダラネットワーク・ジャパン』
http://www.timedolar.or.jp/america.html
http://www3.plaza.or.jp/mig/rgtinjapan.html
▼『RGT』
▼『Transaction Net』
http://www.transaction.net/money/lets/
▼『WIR、経済協同組合の輪 歴史的回顧WIR BANK ゲゼル研究会』 http://www.grsj.org/colum/wir.html
▼『地域を変える助け合いの‘通貨’タイムダラー』(NPO法人タイムダラー・ネットワーク・ジャパン,2002)
▼『パン屋のお金とカジノのお金はどう違う? ミヒャエル・エンデの夢見た 経済・社会』(廣田祐之 著,オーエス出版社,2001)
第3章
日本国内における地域通貨・連帯通貨 ~事例編②~
▼安曇野ハートマネー
▼ありがとうコイン
http://www.ultraman.gr.jp/~love/
http://www5.ocn.ne.jp/~nosap/
▼エコマネー神奈川ネットワーク
▼エコマネー・ネットワーク
▼エッコロ
E-mail:[email protected]
http://www.ecomoney.net/
http://homepage2.nifty.com/seikatsuclub-saitama/
▼愛媛県庁(地域通貨活用モデル事業の事業実施団体の決定について)
http://www.pref.ehime.jp/houdou/houdou1206/hou120616-2.htm
▼エンバサ
http://www.cciweb.or.jp/kochi/tmo/
http://www.kamagasaki-forum.com/
▼カマ
http://www.npo21.or.jp/aaa/o-kamo/index.html
▼かもん(京都)
▼カントリー(毎日新聞:2000年5月30日)
http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200005/167.html
http://Plaza3.mbn.or.jp/~tukisara/KISARA
▼キサラ
▼キョートレッツ
http://geocities.co.jp/Heart-Cosmos/3702/about_kyotolets
▼クラブママーズ
http://members.jcom.home.ne.jp/ellpa
▼黒松内21世紀のエコミュニティ・ネットワーク(くろねっと)
http://www.nouto.net/kobe/nouto
▼木見
http://call-oomuta.hp.infoseek.co.jp/
▼コール
http://www.minc.ne.jp/~moe-moe/hanako.htm/
▼心のお金 花子
▼子どもエココイン
http://www.biwako.ne.jp/~nt-tenki/
▼財団法人さわやか福祉財団
▼さわやか愛知
http://www.j-volunteer.com/05/sawayaka_aichi.htm
▼社団法人豊田青年会議所
▼スマイル
▼善
http://www.sawayakazaidan.or.jp/chiikitsuka/
http://www.greenpla.net/minato/ship/
▼シップ
▼せと
http://www.d1.dion.ne.jp/~unizun/lets.html
http://www2.upload.or.jp/~toyotajc/
http://dic.lycos.co.jp/
http://homepage2.nifty.com/ryu5/seto/
http://www6.ocn.ne.jp/~zennet/
▼高岡商工会議所
http://www.syakaijin.com
▼タル(地域活動専門講座:トークセッション『地域通貨をもっと知って、ふれあいを豊かに活発に』)
http://www.d1.dion.ne.jp/~unizun/talk.html
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http://www.timedollar.or.jp/nihonayumi.html
▼だんだん
http://www.peersite.com/echitokuhp/main.html
▼地域通貨『えちぜん徳』
http://www.kaikaku21.com/ohmi/
▼地域通貨おうみ委員会
http://fukuuchi.hp.infoseek.co.jp/top01.htm
▼地域通貨「fuku」公式サイト
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/letsyufu/yufu.html
▼地域内交易システムyufu
▼特定非営利活動法人 夢未来くんま
http://www8.ocn.ne.jp/~kunma/menu.html
http://joho.ehime-iinet.or.jp/HON/SONOTA61_5.html
▼となりぐみ
http://lets-chita.circle.ne.jp/lec/nabi.htm
▼ドラー
▼日経地域情報
http://www.nikkei.co.jp/rim/tiiki/tiikijyouhou/385tsuuka.htm
▼ハート
http://www.town.kaisei.kanagawa.jp/echomony.htm
▼ハミー
http://www02.so-net.ne.jp/~earth-d/hiroba/dfhamy.html
▼はりまや橋商店街振興組合 エコメディア優
▼ふれあい切符(地域通貨)
http://www.cciweb.or.jp/kochi/tmo/
http://www.sawayakazaidan.or.jp/chiikitsuka/
http://www.terakoyapro.net
▼ポート
http://www.3riku.net/topic/ecomoney/
▼ポートン
▼ボランティア労力ネットワーク(ボランティア労力銀行)
▼姫路ITエコマネーアクション 千姫プロジェクト
http://www.d4.dion.ne.jp/~v_rougin/index.html
http://www.1000hime.jp/
http://www.ued.janis.or.jp/~ma-yu/
▼まーゆ
▼まごころサービス三重センター
http://www.f5.dion.ne.jp/~magokoro/
http://www.hiyokosky.com/urbannet/
▼まちづくりチケット
▼松江『だがぁ』倶楽部
http://www.web-sanin.co.jp/p/kacco/dagahtop.htm
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20021127/lcl__fki__002.shtml
▼マリン
▼未杜(みと)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/7963/index.html
▼もっけ
http://www.yamagata-npo.ne.jp/ecom/
▼もろみ
http://www.moromigura.com
▼八ヶ岳大福帳
http://www.mt8.ne.jp/daifukucho/index.html
▼山形ARCH
http://www.ad-money.com/
▼結い
http://www.minamatacity.jp/japan/moyainaiyou/htm
▼ゆーら企画
http://www7.ocn.ne.jp/~yu-ra/
▼夢たまご
http://www.syakaijin.com
▼よかよか
http:///www3.coara.or.jp/~yoka
▼楽市
http://www.g-channel.or.jp/
▼レインボーリング
▼レッツチタ
http://www.rainbow-ring.net
http://lets-chita.circle.ne.jp
▼わくわく(タイムダラー・ネットワーク・ジャパンより)
http://como.gr.jp
▼COMO
▼Conte
http://www.timedollar.or.jp/essei4.html
E-mail:[email protected]
▼EARTH
http://www2.synapse.ne.jp/~entaku/index.htm
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▼EGGS
http://www.siz-sba.or.jp/eggs/index.html
▼few E-mail:[email protected]
▼LETS会津
▼LETSなーも
http://www.gmlets.u-net.com/
http://www.kankyoshimin.org/tokai/
▼LOOP
http://www.max.hi-ho.ne.jp/loop/
▼MAAS
http://www.watsystems.net/users/maassite/
▼NALC
http://www.sawayakazaidan.or.jp/chiikitsuka/bunpu_j/nalc.html
▼WAT
▼ZUKA
http://www2.tokai.or.jp/esperanto/
http://econ.kobeuc.ac.jp/kkana/zuka/home.htm
▼『お金の日本史』(作道洋太郎 著,日本経済新聞社,1978. 5.)
▼『市民社会のボランティア「ふれあい切符」の未来』(田中尚輝 著,丸善ライブラリー)
▼『衆の原点 : 共同体の崩壊と再生』(桜井徳太郎 著,弘文堂,1985. 3.)
▼『日本貨幣金融史の研究 : 封建社会の信用通貨に関する基礎的研究』(作道洋太郎 著,未来社,1961. 4.)
▼『藩札(改訂3版)』(荒木三郎兵衛 著,いそべ印刷所,1969)
▼『藩札概要』(日本銀行調査局 編,日本銀行調査局,1964)
▼『プロの主婦・プロの母親 ―ボランティア労力銀行の10年-』(水島照子 著,ミネルヴァ書房)
第4章
『きゅう』のモデル設計 ~実践編①~
参考文献
▼『エコマネーの可能性 ~エコマネー報告書:改訂版~』(同志社大学経済学部郡嶌ゼミ,2001.11. 4.)
▼『エコマネー報告書』(同志社大学経済学部郡嶌ゼミ,2001.10. 4.)
▼『がんばれ!ぼくらのまちのボランティア』(社会福祉法人 京田辺市社会福祉協議会,2001)
▼『木津川サイクリングロード:ガイドマップ』(京都府)
▼『京田辺観光ガイドマップ』(京都府京田辺市,2000)
▼『京田辺市高齢者保健福祉計画』(京都府京田辺市,2000. 3.)
▼『京田辺市市勢要覧ダイジェスト』(京都府京田辺市,1998)
▼『京田辺市商工会中小商業影響調査報告書』(京田辺市商工会,1998)
▼『京田辺市統計書』(京都府京田辺市,1999・2000)
▼『京都発・商店街の将来展望』(京都商店街振興組合連合会,2001. 3.)
▼『くりやま第二次試験流通報告書』(くりやまエコマネー研究会,2001)
▼『循環型環境保全社会の構築に向けて』(財団法人 大阪府市町村振興協会 編)
▼『新田辺駅東地域商業活性化計画策定事業報告書』(京田辺市商工会・新田辺駅東地域商業活性化委員会,1998. 3.)
▼『「商店街サービスセンターの設置」のための調査実験事業』(新田辺駅東地域商業活性化委員会,2001. 3.)
▼『宝塚エコマネー実験報告書』(宝塚エコマネー実験運営委員会,2000)
▼『地域住民とともに歩める街をめざして』(京田辺市商工会,1998)
▼『地域通貨おうみ資料集』(草津コミュニティセンター,2001)
▼『地域通貨の可能性 ピーナッツ実践報告』(村山和彦・塚田幸三 著,2001)
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▼『同志社大生から見た田辺町の商業環境調査報告書』(田辺町商工会・田辺町商工会青年部 同志社大学商学部松本ゼミT-Project,1995)
▼『道路交通センサス』(京都府田辺土木事業所)
▼『農業センサス、世界農林業センサス』(京田辺市政策推進課)
▼『C-WAVE』(京田辺市商工会 商業部会,2001)
参考資料
▼『株式会社 日報ホームページ』(最も簡単な容器包装リサイクル法概要)
▼『京田辺市ホームページ』
http://www.nippo.co.jp/yorecy/easy.htm
http://www.kyotanabe.jp/
▼『京都府京田辺市の介護環境』
http://www.horinsha.co.jp/better_care/BC_02/02kyoto_kan.html
▼『経済産業省ホームページ』(「家電リサイクル法」ってナニ?) http://www.meti.go.jp/kohosys/topics/10000083/index.html
▼『タケが森林を駆逐する?』
http://www.affrc.go.jp/seika/data_ffpri/h06/ffpri94018.html
▼『独立行政法人 森林総合研究所関西支所』
http://www.fsm.affrc.go.jp/index.html
▼『農林水産省林野庁森林総合研究所四国支所ホームページ』
http://www.ffpri-skk.affrc.go.jp/
▼『容器包装リサイクル法とは?』(NTTデータホームページ)
▼『幼少時から歩行不全だが親戚・近隣・公的サービスで自宅の独居を貫く』Better Care 第2号(1998・春号)
http://www.horinsha.co.jp/better_care/BC_02/BC_02.html
▼『家電リサイクル法が始まりますよ!』(通商産業省・(財)家電製品協会,2001)
▼『環境衛生センター 甘南備園:施設概要』
▼『環境教育全体計画』(京田辺市立大住中学校)
▼『環境教育に関する各教科の指導状況(平成11年度)』(京田辺市立大住中学校)
▼『木津川河川敷 「不法投棄許さぬ」』(京都新聞,2000.12. 6.)
▼『木津川畔の希少植物に“温情”措置』(京都新聞,1998. 6.18.)
▼『京田辺市環境衛生センター 天王碧水園:施設概要』
▼『京都支社エコドライブ(燃料節約運動)努力目標』(奈良交通㈱ 京都支社)
▼『京都府立田辺高等学校:学校紹介』
▼『国チョウ「オオムラサキ」 京田辺で幼虫見つかる』(毎日新聞)
▼『ごみ収集カレンダー』(京田辺市清掃衛生事業室・環境衛生センター 甘南備園)
▼『里山の自然』(田端英雄 著)
▼『里山の自然をまもる』(石井実 他著,築地書館,1993)
▼『森林総合研究所関西支部情報№ 29・32』(森林総合研究所 関西支部)
▼『田辺町環境衛生センター 緑泉園:施設概要』
▼『特用林産物の流通に関する報告』(日特振)
▼『奈良交通 同志社大学授業(含 試験)期間中のバス時刻表』(奈良交通㈱ 京都支社)
▼『奈良交通㈱京都支社 管内路線図』(奈良交通㈱ 京都支社)
▼『平成12年度環境教育部の年間活動計画』(京田辺市立大住中学校)
▼『平成12年度同志社大学夜間バス輸送実績表』(奈良交通㈱ 京都支社)
▼『やましろ里山の会(現在のNPO法人:やましろ里山の会)関連資料』
▼『よみがえれ水辺・里山・田園』(千賀裕太郎 著)
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参考文献・参考資料
その他の参考文献・参考資料
論文で直接参照・参考にはしなかったものの、論文を制作するうえで参考にした文献を下記に紹介する。
参考文献
▼『エコマネーの世界が始まる』(加藤敏春 著,講談社,2000)
▼『可能なるコミュニズム』(柄谷行人 著,太田出版,1999)
▼『京都発NPO最前線 ~自立と共生の街へ~』(きょうとNPOセンター 編,京都新聞社,2000)
▼『心の復活 ~ふれあい社会とボランティア~』(堀田 力 著,NHK出版,1997)
▼『個人・企業の社会貢献とマッチングギフト ~NPOが日本を変える~』(ジャパンウェイ,オーク,2000)
▼『ごみと市民社会 いま、グリーン市民がうまれる(郡嶌 孝 著,市民とごみフォーラム,1998)
▼『コミュニティ・ビジネス調査報告書』(市民活動センター・神戸,2000)
▼『市民プロデューサーが拓くNPO世紀』(大阪ボランティア協会 編,2000)
▼『シュタイナー教育を考える ~『自由への教育』を求めて~』(子安美知子 著,女性文庫,1996)
▼『循環の経済学』(室田 武ほか 編,学陽書房,1995)
▼『スモール イズ ビューティフル』(F・F・シューマッハー 著,講談社学術文庫,1986)
▼『地域支え作りのきっかけつくり 地域通貨』(さわやか福祉財団 編,愛知県保健福祉部,2000)
▼『地域通貨未杜 実践報告書』(新しいコミュニティを創造する会,2002)
▼『地域通貨ルネサンス まち起こしマネー戦略』(トーマス・グレコ 著/大沼安史 訳,本の泉社,2000)
▼『チャレンジ』&『エンジョイ』 地域通貨COMO実証実験一年間の記録(COMO倶楽部,2001)
▼『再びの生きがい~特捜検事~ボランティアへ~』(堀田 力 著,講談社,1993)
▼『モモ』を読む ~シュタイナーの世界観を地下水として~(子安美知子 著,朝日文庫,1991)
▼『C MAGAZINE 12月号』(ソフトバンクパブリッシング,2002)
参考論文
▼『地域通貨に関する研究論文』(山口洋典,立命館大学大学院理工学研究科博士前期過程論文,2000)
参考ホームページ
▼『ゲゼル研究会』
http://www.grsj.org/
▼『シューマッハソサイエティ』
http://www.geocites.co.jp/WallStreet-Bull/1964/
▼『レインボーリング』
▼『Ithca HOURS』
http://www.ithacahours.com/
▼『Time Dollar Institute』
▼『Lets link LONDON』
http://ww.schumachersociety.org/
http://www.cfg.com/timedollar
http://www.oneworld.org/letslinklondon/
参考ビデオ
▼『エンデの遺言』(グループ現代・NHKエンタープライズ,1999. 5.)
▼『心結ぶ地域通貨・街づくりの挑戦』(NHK総合:クローズアップ現代,2000.12. 4.放送)
▼『続・エンデの遺言』(NHK衛星第1:ウィークエンドスペシャル,2001.10.19.放送)
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地域通貨・連帯通貨の経済的考察
~京田辺における『きゅう』の実践を踏まえて~
《付録:参考資料集》
ここでは紙面の関係上、本論文で掲載できなかった資料についてまとめて紹介し
ている。前半部分では、私たちがこれまでに取り組んできだ、京田辺市における
『きゅう』プロジェクトのうち、論文に掲載する必要があるものについて紹介し
ており、後半部分では新聞や雑誌、広報誌などに掲載された『きゅう』プロジェ
クト関係の記事を中心に掲載している。
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参考資料集:目次
mokuzi
第Ⅰ部 『きゅう』プロジェクト関連の資料
▼参考資料1
『きゅう』紙幣と『きゅう』通帳
▼参考資料2
『きゅう』って何? ~『きゅう』を知ってもらうために~
▼参考資料3
『きゅう』マニュアル ~第1次流通試験版~
▼参考資料4
『きゅう』マニュアル ~第2次流通試験版~
▼参考資料5
『きゅう』講習 ~日本語版&英語版~
第Ⅱ部 『きゅう』プロジェクト関連の掲載記事
▼参考資料6
『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネー合同説明会~
▼参考資料7
『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネーシンポジウム①~
▼参考資料8
『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』勉強会①~
▼参考資料9
『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』勉強会②~
▼参考資料10 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』第1次流通試験①~
▼参考資料11 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』第1次流通試験②~
▼参考資料12 『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネーシンポジウム②~
▼参考資料13 『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネーシンポジウム③~
▼参考資料14 『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネーシンポジウム④~
▼参考資料15 『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネーシンポジウム⑤~
▼参考資料16 『きゅう』に関する新聞記事 ~エコマネーシンポジウム⑥~
▼参考資料17 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』第2次流通試験①~
▼参考資料18 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』第2次流通試験②~
▼参考資料19 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』第2次流通試験③~
▼参考資料20 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』全般の活動~
▼参考資料21 『きゅう』に関する新聞記事 ~『きゅう』流通試験~
▼参考資料22 『きゅう』に関する新聞記事 ~エコ京都21~
上記に紹介したもの以外にも、本論文の参考資料として活動資料・掲
載記事(新聞・雑誌・広報誌など)を掲載する予定であったが、紙面
に掲載する都合上、割愛させて頂いたことをご容赦願いたい。
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参考資料1
『きゅう』紙幣と『きゅう』通帳
第5章の『京田辺エコマネーアクション』でも述べた通り、2002年2月中旬からの「第1次流通試験」及び6月中旬か
らの「第2次流通試験」と2回にわたって京都府京田辺市で試験導入が行われたが、ここでは実際に2回の試験導入で
使われた『きゅう』紙幣と『きゅう』通帳を紹介したいと思う。
第1次流通試験 ~紙幣流通方式~
第5章の1節でも述べた通り、第1次流通試験では「紙幣流通方式」を採用したこともあり、「1きゅう」と「3き
ゅう」の2種類の紙幣を使って試験導入が行われた。論文に掲載する関係で実際よりも縮小しているが、いずれの
紙幣も官製はがきの大きさであった。
『きゅう』紙幣の裏面については「1きゅう」「3きゅう」に関係なく同じスタイルである。裏面にはサービスのや
り取りを行った「日付」「相手」「サービス内容」「やり取りされた『きゅう』」を記入する欄が設けられている。な
お、2回目に『きゅう』を追加発行した際に、1きゅうにも3きゅうと同じように裏書ができるようにした。
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第2次流通試験 ~通帳記帳方式~
第1次流通試験で行われていた「紙幣流通方式」とは異なり、第2次流通試験では「通帳記帳方式」を採用し、会
員登録時に通帳を配布した。新たな試みとして、通帳の表面には会員の有志が描いたオリジナルキャラクターを載
せた。さらに、第1次流通試験の反省を受け、通帳の大きさについては官製はがきを半分に折ったサイズに修正す
ることで、参加者がより使いやすくなるように配慮した。なお、2回の試験導入で使われた紙は、いずれも京田辺
市にある「ふくろう共働作業所」の方々によって作られた手漉きの紙である。
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第1次流通試験 ~初期の1きゅう紙幣(裏面)~
当初、第1次流通試験において『きゅう』が発行された時は、「1きゅう」の裏面には「3きゅう」のようにサービ
スのやり取りを記入する欄は設けられていなかった(左図参照)。しかしながら、会員から「1きゅうにも裏書記入
ができるようにしてほしい」との声もあったため、第2回目の追加発行を行った時に「1きゅう」にも裏書記入が
できるようにした。
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参考資料2
『きゅう』って何? ~『きゅう』を知ってもらうために~
2001年12月13日作成
京田辺市でのプロジェクトを展開していくなかで、『きゅう』とはどのようなものかを説明するために、『きゅう』勉強
会の参加者に対して配布した資料である。なお、掲載する関係で一部編集している箇所もある。
「きゅう」って何?
何かしてもらった時に、
「ありがとう」という言
葉だけでは、何か物足り
ない…。
何か人に頼みごとがある
んだけれど、ただで頼む
のは何か気が引ける…。
このような悩みを解消
する道具
■サービス交換(具体例)
【学習】
●学校や塾以外の勉強(知識や知恵など)を教えてほしい
●昔の遊びを教えてほしい
【趣味】
●一緒にスポーツ・音楽・絵・茶道・華道・俳句・編み物してほしい
【家事】
●代わりに買物・草抜き・水やり・掃除・洗濯・料理・日曜大工をしてほしい
【ケア】
●話し相手・朗読・車椅子押ししてほしい
●一緒に散歩してほしい
【事務】
●新聞の切り抜き・町の案内・おもちゃ修理をしてほしい
●朝起こしてほしい
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【環境】
●竹刈り
●ごみ分別
●カーシェアリング
+
●違法駐輪整理
●レジ袋
●廃油
●グリーンツーリズム
しかも、「地域限定」「期間限定」「利子がつかない」
から、皆がどんどんと使い、地域をぐるぐる循環しま
す(1回きりではありません)。そして「きゅう」が
動けば円も動きます。
だから、「きゅう」とは、
①ボランタリーな活動を与える
②ありがとうを形にできる
③やさしさをつなぐ
④ふれあいを広げる
⑤環境にやさしい
マネーといえます。
「きゅう」ってどうやって使うの?
会員登録する
(同時に「できることリスト」と「してほしいことリスト」も登録)
学習
趣味
「できること・してほしいことリスト」と「きゅう」を受け取る
家事
ケア
サービスを交換する
事務
「きゅう」を渡す
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環境
「きゅう」をもっと詳しく教えて!
名称(仮称) きゅう
▼コミュニティ活性化、及びそれを通じての地域経済活性化も狙いたい
目的
▼長期的には市民の環境に対する意識改革、及びそれを通じての環境にやさしい町づ
くりも狙いたい
発行主体
対象
発行形態
エコマネー協議会【仮】(現在は『きゅう』研究会が試験発行)
京田辺市民及び京田辺市に通勤・通学する人など
紙幣流通方式
⇒情報公開制にする(残高がマイナスの人は自然と自制させられるように)
▼コーディネーター制
▼できることリスト・してほしいことリスト
▼「基軸マネー」と「お礼マネー」 ▼ボランティア活動保険
特徴
▼取引時に言葉や握手を交し合う
▼環境配慮型
▼表彰制度あり
▼他人への譲渡も可能
▼寄付制度あり
資本金
企業・行政などからの寄付金(会員有志によるファンドを募れたらベスト)
モノの取引
基本的にフリーマーケット方式 / 当事者間の交渉により決定
サービスの取引
サービス30分=3きゅう,1きゅうは「ありがとう」の気持ち
価格
初期発行数
導入実験を行ったうえで、実験の反響や規模と他の事例をもとに決定
▼3ヶ月
⇒一定期間で振り出しに戻る(もともと債権・債務関係がないうえ、信頼関係を促す
有効期限
ため)
⇒さらに終了時に最も活発的に活動した人に対しては、エコマネーネットワーク・運
営団体・行政などが表彰する制度を設ける
- 311 -
じゃあ、なんで京田辺市に導入するの?
①同志社生が町を【地域通過】している(2回生アンケートより)
②住民同士のコミュニティが薄れている(インターン談)
「きゅう」導入!
◎コミュニティを活性化し、学生同士、住民同士はもちろん、
学生と住民との交流を深めたい!
◎京田辺市を学生の町に!
これまでおよび今後の流れ
「きゅう」研究会:勉強会
【エコマネーシンポジウム】(主催:同志社大学経済学会)
「エコマネー協議会」【仮】立ち上げ
- 312 -
小田慎也
山崎那由太
箕浦さやか
中嶋壮一
メーリングリスト
井田衣吏子
門屋里奈
掲示板
太田雅幸
湯浅賢治
通貨残高管理
濱本武志
濱本武志
通貨印刷手続き
大野秀憲
会計
デザイン考案
濱本武志
『きゅう』研究会:組織図
ホームページ
IT
会員数:65名[2002年3月1日(金)現在]
小田慎也
財務
代表
杉岡秀紀
川中江美
永田英之
堀端勇介
丹治有子・吉田千絵
副代表
広報
南嶋 俊・堀田瑠美子
川中江美・大野秀憲
庶務
上田真由美・上野まみ
顧問
渉外
郡嶌 孝
濱本武志
江原 愛
舛木信太郎
永田英之
太田雅幸
植木康亮
山本圭依子
八杉亜代
塩崎麻衣
堀田瑠美子
石川陽子
岩本真依
加藤佐知子
村上真佑美
谷口万里子
丹治有子
山谷聡子
大東加佳
榎本尚子
蛭田了平
加藤佐知子
黒田智子
直川公平
寺澤秀司
仲嶋靖喜
堀田瑠美子
石川陽子
加藤佐知子
谷口万里子
丹治有子
山谷聡子
井田衣吏子
渉外担当
生協担当
(同志社大学経済学部 教授)
原稿担当
編集
杉江紀彦
-5-
校正担当
杉岡秀紀
編集担当
杉江紀彦
村上真佑美
『きゅう』研究会:組織概要
【1】きゅう研究会:協力関係者及び協力団体
■NPO法人 やましろ里山の会
■ふくろう共働作業所
■女性ネットワークの会
■好奇心倶楽部
山村武正さん・西田保次さん・西田千恵子さん
湯川幸子さん・中西はる江さん・北波ヒロコさん
林
剛さん
米田泰仔さん
宮内俊治さん
■摂南大学
■山城青年会議所(JC)
■カゴヤネット
江崎孝彦さん
鈴木智博さん
北川禎大さん
【2】『きゅう』研究会の組織概要
『きゅう』研究会の会員は、2月15日(金)に試験導入された時点で「できることリスト・してほ
しいことリスト」に必要事項を記入して登録された人を対象とした【正会員】と、3月9日(土)に
行われるエコマネーシンポジウムもしくは3月15日(金)の『きゅう』勉強会にて登録の手続きを
行った人を対象とした【準会員】で構成されています。このうち、『きゅう』研究会を組織するのは
【正会員】のうち、同志社大学経済学部郡嶌ゼミの3回生全員と2回生で『きゅう』勉強会に参加し
たことのある人が担当することになっています。なお、各セクションの窓口には、実際に身動きを取
りやすい2回生とリアライズメンバーの方を中心に、お願いする形となっております。
【3】『きゅう』研究会:組織別業務内容
セクション
主な業務内容
ホームページ
IT
掲示板
メーリングリスト
通貨残高管理
財務
通貨印刷手続き
デザイン考案
渉外
編集
地域通貨『きゅう』ホームページの管理
地域通貨『きゅう』掲示板の管理
地域通貨『きゅう』に関する情報発信
地域通貨『きゅう』の管理
地域通貨『きゅう』の印刷手続き窓口
地域通貨『きゅう』をはじめとする各種デザインの考案
渉外担当
各種協力団体へのアポ取り
生協担当
生協に関する情報の管轄
原稿担当
ニュースレター及び配布資料の原稿作成
校正担当
ニュースレター及び配布資料の原稿校正
編集担当
ニュースレター及び配布資料の編集・記事構成
会計
研究会関連の諸経費の管理
広報
各種イベントの宣伝・広報活動
庶務
勉強会の出欠確認,ニュースレターの郵送,議事録,物品調達など
- 314 -
参考資料3
『きゅう』マニュアル ~第1次流通試験版~
2002年2月15日作成 / 3月9日 改正
2002年2月15日(金)から第1回目の試験導入が行われた際、『きゅう』の使い方や決まりごとなどを分かりやすく説明
したマニュアル(『きゅう』マニュアル)を会員に配布した。なお、6月19日(水)から行われた第2回目の試験導入の
際も、『きゅう』マニュアルを配布している(詳しくは【参考資料4】を参照)。
地域通貨『きゅう』−試験導入マニュアル−
-The Guidebook for using “Kyu” experimentally-
2002. 3. 9.
地域通貨『きゅう』の使い方(基本的な流れ)
会員登録する
同時に「できることリスト」と
「してほしいことリスト」も登録
「できること・してほしいことリスト」と
「きゅう」を受け取る
− 具体例 −
●学習(学校では習わないことを習うなど)
●趣味(スポーツ・芸術など)
サービスを交換する
●家事(買い物代行・料理教えます、など)
●ケア(話し相手・草抜きなど)
●事務(パソコン打ち込み・新聞切抜きなど)
●環境(レジ袋お断り・ごみ分別など)
「きゅう」を渡す
- 315 -
地域通貨『きゅう』の使い方(もっと詳しく!)
ここでは地域通貨『きゅう』を使ううえで大切なことが書かれています。
■『きゅう』を使う前に…
●1人5きゅうずつ配布します(「3きゅう」1枚と「1きゅう」2枚です)。
●サービスメニューを見て「できること・してほしいこと」を交換して下さい。
▼目安は30分で「3きゅう」です。「1きゅう」はお礼に使って下さい。
▼価格はお互いの交渉で決めて下さい。
▼サービスメニューに載っていない「できること・してほしいこと」を交換してもOKです。
▼なくなったら、自分でボランタリーな活動をして「きゅう」を稼ぎましょう。
※2月15日の試験導入の際には1人10きゅうずつ配布しました(「3きゅう」2枚と「1きゅう」4枚)。
■『きゅう』を使っている時に…
●「1きゅう」と「3きゅう」の裏にあるリストの記入欄がいっぱいになりましたら、新しいも
のと交換します。
●『きゅう』がもし破れてしまったら、新しいものと交換します。
●もし『きゅう』を拾ったら、拾った人が使っても構いません。
●『きゅう』を両替することもできます。
「3きゅう」1枚で「1きゅう」3枚と、「1きゅう」3枚で「3きゅう」1枚と交換するこ
とができます。
■サービスリストについては?
●追加されたメニューを含め、全部の「できることリスト・してほしいことリスト」はHP上
に掲載しますので、参考にして下さい。なお、ホームページのアドレスは
http://san-kyu.kir.jp/です。
▼プライバシーの関係上、HP上には連絡先を載せません。根本的には用紙のリストでもっ
て連絡をとり合い、サービスを交換して下さい。
▼「できること」や「してほしいこと」の追加は随時受け付けます。用紙なら杉江、HP上
なら小田までどうぞ。
▼急用のお願いなどは、HP上の掲示板を活用して下さい。
- 316 -
■コーディネーター・ボランティア保険などはどうするの?
●大体「顔の見える」関係から始める、ということもありますので、今回はコーディネーター(仲
介役)を設けません。お互いで連絡を取り合って、サービスを交換して下さい。
●試験導入ということもあり、「ボランティア保険」も今回は用意していません。自己責任でお願
いします。
●交通費・材料費などは現金でお願いします。
■いつまで『きゅう』は使えるの?
●期限は3月31日までとします。
●3月31日になったらすべて回収しますので、なくさないで下さい。
●回収した『きゅう』を調査し、メリット・デメリットを見出したうえで、良かったところはさら
に良くし、悪かったところは改善して次につなげたいと思います。
※エコマネーシンポジウム後の「モニター会員」の登録によって、期限は4月19日に延長されました。
■そのほか、いろいろなこと
●“百見は一触にしかず!”使ってみないとその良さも悪さも分かりません。1人1回は必ず使い
ましょう。
●この『きゅう』試験導入の結果を通じ、将来的には生協や商店街、フリーマーケットやイベント
などでも使うことができるようにしていければと思います。
●『きゅう』を使った物品の譲渡(例えばギター譲って下さい、など)は基本的にはOKですが、
私有物に限ります(試験導入の段階では関係ありませんが、店頭で割引サービスについては保留
中です)。
このように、地域通貨「きゅう」のルール作りは、
みなさんからの実際に使ってみての感想をもとに
デザインされていきます。今後もよりよい地域通
貨を目指すべく、数々のご意見・ご感想をお寄せ
下さいませ。宜しくお願いします!
- 317 -
参考資料4
『きゅう』マニュアル ~第2次流通試験版~
2002年7月17日作成
2002年2月15日(金)から行われた第1次流通試験でも『きゅう』マニュアル(詳しくは【参考資料3】を参照)を配
布していたが、6月19日(水)から行われた第2次流通試験でも『きゅう』マニュアルを配布した。
地域通貨『きゅう』第2次流通試験
~地域通貨『きゅう』の使い方~
●「きゅう通帳」の入手方法について
●使い方について
●コーディネートについて
●裏書満了時について
●「きゅう通帳」回収について
●ボランティア保険について
●寄付制度について
●表彰制度について
●その他
~ホームページ・メールマガジン・ニュースレターなど~
●スタッフ役割表
2002年 7月17日(水)
- 318 -
『きゅう』研究会
「きゅう通帳」の入手方法について
同志社大学
【学生向け】
京田辺キャンパスの同志社生協『組合員カウンター』に申し込み用紙が置いてありますので必
要事項を記入して頂ければ、その場で「きゅう通帳」を発行します!
京田辺市役所近くにある「特定非営利活動(NPO)法人:やましろ里山の会」事務所の窓口
に申し込み用紙を置いてもらっています。必要事項を記入して頂ければその場で「きゅう通帳」
京田辺市内
【市民向け】
を発行しますので、お気軽に足を運んで下さい。
「ナチュラルプログラム」の開催場所となっています『同志社生協:コープコミュニティセン
京田辺市内
【学生・市民両方】
ター』――ここに毎週水曜日と金曜日に【午前10時から午後3時まで】、『きゅう』研究会の
スタッフが待機しています。地域通貨『きゅう』や「ナチュラルプログラム」についての気軽
な相談から、「きゅう通帳」の発行までお世話させて頂きますので気軽に声を掛けて下さい!
もちろん、ナチュラルプログラムの時間内(19時~21時)でもOKですよ♪
地域通貨『きゅう』ホームページ(http://san-kyu.kir.jp/)にアクセスして頂き、管理者宛て
に次の項目を記入して送って下さい。プライバシーは厳守いたします。
①お名前
④住所
インターネット
【学生・市民両方】
②性別
⑤電話番号
③年代 【例】20代など
⑥職業
⑦メールアドレス
⑧あだ名
⑨できること・してほしいこと(最低1つずつお願いします)
⑩メールマガジンの希望有無
数日後に「きゅう通帳」を『同志社生協組合員センター』、『同志社生協:コープコミュニティ
センター(水・金のみ)』、『NPO法人:やましろ里山の会の事務所』で受け取れるように手
配いたします!どうしても取りに行くことができない方は、その旨を管理者までお知らせ下さ
い。こちらから郵送させて頂きます(郵送費は自己負担でお願いします)。
★
やましろ里山の会:事務所
コープコミュニティセンター
★
同志社生協『組合員カウンター』
★
- 319 -
使い方について
※会員登録時は、スタッフが書き込んでおきます。
「できること・してほしいこと」
などをホームページ上に登録します。
※HPを見ることができない方は、その旨を管理者まで
お電話下されば、こちらで書き込みをさせて頂きます。
※リストは、『同志社生協組合員センター』、『コープコミ
ュニティセンター』、『NPO法人:やましろ里山の会
の事務所』で紙でも見られる形にし、定期的に置くよ
うにします。
①してほしいサービスを「できることリスト」の中から
実際にサービスを交換します。
探します。
②してほしいサービスが見つかったら、そのサービスを
してくれる人に連絡を取ります【メールが基本です。
HPを見られない人はコーディネーターに連絡して下
できることリスト
さい】。
*英会話
③サービスを受けたら、『きゅう』を渡します。
*テニスの相手できます
誰かに何かをしてあげた時に、サービスをしてあげた人
から『きゅう』をもらいます。
⇒自分の持っている『きゅう』が増えます
してほしいことリスト
【プラス(+)になります】。
*犬の散歩
誰かに何かをしてもらった時に、サービスをしてくれた
*手料理を食べたい
人に『きゅう』を渡します。
⇒自分の持っている『きゅう』が減ります
【マイナス(-)になります】。
【例】犬の散歩をして欲しい場合、「できることリスト」に“犬の散
歩します” と登録してある人をインターネット上などで探
し、連絡をとります。「3きゅう」で散歩をしてもらうことに
なりました。散歩をしてもらったら、相手の『きゅう』通帳
に+3と書き、自分の『きゅう』通帳に-3と書きます。こ
れで、相手に3きゅうを渡したということになります。もち
ろん、「ありがとう」の言葉を渡すのも忘れずにねっ!
- 320 -
実際は、リストにないサービスのやりとりの方が多くなると
思います。まずは顔の見える関係を作りましょう♪
コーディネートについて
基本的には、お互いのやり取りで「できること・してほしいこと」のサービスを交換して頂きたいの
ですが、「顔の見えない相手にいきなり連絡をとるのはちょっと…」という方も中にはおられるかと
思います。そういう方のために以下のコーディネーター制を導入しました。どうぞご利用下さい。
◆◆Eメール◆◆
◆◆ホームページ◆◆
ホームページのアドレスはhttp://san-kyu.kir.jp/で
E-mail管理者
す。「できること・してほしいリスト」への書き込
([email protected])
みから1週間以上経っても、何の動きもないサービ
もしくは『きゅう』研究会:専用携帯電話
スについては、こちらからできる限りのマッチング
([email protected])の方にメール
(※)をして、Web上でお知らせします。
下さい。マッチングをします。
◆◆きゅうステーション◆◆
◆◆ナチュラルプログラム◆◆
●毎週水曜日と金曜日には『コープコミュニティセ
●隔週で行われる「ナチュラルプログラム」の
ンター』にスタッフがいます。この場でコーディ
プログラム後半に“フリートーク【タイム】”
ネーターのマッチングの下、サービスをやり取り
の場を設けてあります。この時にやり取りを
して下さい。
してください。
●この場を待ち合わせ場所として使ってもらって
●また、その場で後日の約束をして頂いても結
構です。
も結構です。
●毎回何らかの「催しもの」も合わせて開催いたし
ます。気軽に立ち寄って下さいね。
◆◆電話◆◆
『きゅう』研究会の専用携帯電話
【090-6758-5212】にお電話下さい。スタッフ
がマッチングします。
(※)登録された「できること・してほしいことリスト」に掲載されているサービスの中から、サービスをやりとりす
るうえでふさわしい提供者を紹介してあげること
- 321 -
裏書満了時について
ナチュラルプログラム
『きゅう』研究会スタッフ【担当:門屋里奈】に渡して下さい。
新しい通帳をすぐに発行します。
事前に携帯電話かE-mailにご連絡、もしくは郵送【住所はナチュラルプログラムにて
その他発行場所
連絡】して頂ければ、『同志社生協組合員カウンター』、『きゅうステーション【コー
プコミュニティセンター】』、『NPO法人:やましろ里山の会の事務所窓口』にても
新しい通帳を受け取れるよう、手配します。
「きゅう通帳」回収について
●今回の第2次試験流通も、前回と同じく2ヶ月という期間で、ひとまず区切ります。
●表彰及び試験導入の効果を確認するために、会員全員の「きゅう通帳」回収へご協力下さい。
●なお、回収方法については、上記『裏書満了時』と同じ方法をとります。
ボランティア保険について
●ボランティア保険とは、皆さんが安心してボランティア活動ができるように、社会福祉協議会に
よって管理・運営されている保険です。基本的には活動中、または活動場所への往路・復路にお
いて、不慮の事故などによるケガや、器物の破損などがあった場合(被害を受けたり与えたりし
た場合)にその金額を補償するものです。
●補償期間は1年度[4月1日~翌年3月31日]で[1人300円]で加入できます。
●加入手続きは個人で府内の各社会福祉協議会においてできますが、会員の方は『きゅう』研究会
が代理で手続きをしていますのでお気軽にお申し出て下さい。
●『きゅう』の交換は、さまざまな分野・形態に及びますが、それゆえに事故が起こる可能性も少
なからずあると思われます(例えば料理・掃除など家事サービスでは、ケガや、物が壊れるとい
ったケース)。そんな時に、ボランティア保険に入っていれば、安心して活動ができます。
●ボランティア保険への加入はもちろん、強制ではなく任意ですが、できれば入ることをお勧めい
たします。
●なおこの保険は「個人」として入るものなので『きゅう』を使ったボランティア活動だけでなく、別の
ボランティア活動においても適用されます。
ますき
●加入したい方、詳細を知りたい方は『きゅう』研究会スタッフ【担当:舛木信太郎】までどうぞ。
- 322 -
寄付制度について
●現在『きゅう』研究会では、ナチュラルプログラムに参加してくださった皆さんから、1回の参
加につき1きゅうを頂き、『事務局きゅう通帳』にて管理しています。
●基本的には、ナチュラルプログラムの講師の先生に講演料として『きゅう』を支払ったり、会場
の準備や後片付けなどを積極的にして頂いた方、ニュースレターのインタビューに応じて下さっ
た方などを対象に『きゅう』をお支払いしていますが、次のような「寄付制度」も考えています。
障害を持っておられる方・高齢者の方・体の不自由な方への寄付
●『きゅう』研究会に一度、ご相談ください。参加したいけれども「できること」が見当たらないかもしれない、
とスタッフが判断すれば『きゅう』を寄付させて頂きます。
●普通は「-」からですが、「+」からスタートして頂けます。
●ただし、あくまで『きゅう』は自分のできること探しのきっかけづくりをお手伝いするものです。「話し相手」
「モーニングコール」「子守り」「知恵伝授」「戦争体験語り」など、是非ご自分のできるサービス探しもして
みて下さい。
表彰制度について
●8月20日を一区切りとして、回収できた「きゅう通帳」の中から、「最もやり取りが多かった人」、
「1回だけだけど、ものすごく社会的インパクトがあるサービスを提供した人」などを、8月28
日の「反省会」にて表彰したいと思います。
●表彰状や賞品については現在考えているところです。
●賞は以下の通りです。
郡嶌孝賞
環境に最も配慮したサービスを行った人に表彰するものです。
コミュニティー賞
市民と学生との交流に最も貢献したサービスを行った人に表彰するものです。
京田辺市長賞
京田辺市の活性化に最も貢献したサービスを行った人に表彰するものです。
MVQ賞
『きゅう』を最も多くやりとりした人に表彰するものです。
- 323 -
その他
~ホームページ・メールマガジン・ニュースレターなど~
地域通貨『きゅう』ホームページ(http://san-kyu.kir.jp/)
●「きゅうって何?」
●「きゅうマニュアル」
●「できること・してほしいことリスト」
●「きゅう体験記」
主なコンテンツ
●「参考文献」
●「マスメディア掲載記事」
●「イベント情報」
●「リンク集」
●「ナチュラルプログラム」
⇒リンク集であらゆる関連団体を紹介しているほか、イベント情報では、「学内イ
ベント」と「学外イベント」の紹介もし、京田辺市のポータルサイト(情報発
備考
信基地)を目指しています。
⇒「ナチュラルプログラム」のニュースレターのほか、「第1次試験流通結果報告
書」および「勉強会でのニュースレター」、「マスメディア掲載記事」もオンラ
イン上で確認でき、今までの動きを簡単にチェックできるようになっています。
ニュースレター【NPタイムズ】
●「ナチュプフラッシュバック」(PRタイムの記事,次回のお知らせを含む)
●「きゅうニュース」(きゅうステーション情報)
●「インタビュー」(スタッフ紹介と市民のスポットライト)
主なコンテンツ
●「ひとことコラム」(風水占いなど;一般公募もあり)
●「募集」(スタッフ・情報・講師・コラム・インタビューを受けてくれる方・
カンパ)
●「編集後記」ほか
⇒発行目標日は、毎回ナチュラルプログラム終了後1週間以内。HPでの閲覧を
備考
主としますが、紙での発行も決められた設置場所に用意し、希望者のみ配布し
ます。
- 324 -
メールマガジン
●「ナチュプお礼&ピックアップ」(ニュースレターより)
●「次回のお知らせ」
主なコンテンツ ●「きゅうニュース」(きゅうステーションの案内,ニュースレターのトピックなど)
●「きゅう研究会からのお願い」
(スタッフ・情報・講師・コラム・インタビューさせてくれる方・カンパの募集)
⇒発行【送信】はニュースレターが完成次第すぐ。但し、お礼と次回の案内だけは
備考
別途ナチュラルプログラムの直後にも行います。
スタッフ役割表
企画
杉岡秀紀・湯浅賢治・大野秀憲
インタビュー
大野秀憲
『きゅう』管理
門屋里奈
名簿管理
塩崎麻衣
会計
丹治有子・堀田瑠美子・山本圭依子・八杉亜代・吉田千絵
ホームページ
杉江紀彦・小田慎也
議事録
濱本武志・上野まみ・上田真由美
ニュースレター
中嶋壮一・杉江紀彦・小田慎也
メールマガジン
堀田瑠美子・川中江美・山谷聡子・舛木信太郎
Webマッチング
箕浦さやか・中嶋壮一・小田慎也
『きゅう』講習
永田英之・植木康亮・湯浅賢治・村上真佑美・南嶋 俊
パソコン講習
杉江紀彦・小田慎也
寺澤秀司・永田英之・太田雅幸・大東加佳・榎本尚子・川中江美
アンケート
村上真佑美・井田衣吏子
ボランティア保険
舛木信太郎
交流会
江原 愛・山本圭依子
リクルーター
寺澤秀司・舛木信太郎・岩本真依・堀田瑠美子
『きゅう』デザイン
永田英之・直川公平・濱本武志・村上真佑美
『きゅう』研究会(連絡先)
Eメール
[email protected]
携帯メール
[email protected]
携帯電話
090-6758-5212
ホームページ
http://san-kyu.kir.jp/
- 325 -
参考資料5
『きゅう』講習 ~日本語版&英語版~
【日本語版】2002年6月15日作成 【英語版】2002年11月9日作成
6月19日(水)から行われた第2次流通試験で配布した『きゅう』マニュアルのうち、『きゅう』の使い方を簡単にまと
めた部分を編集した資料を配布した。なお、11月9日・10日に同志社びわこリトリートセンターで行われた「留学生交
流ツアー」で『きゅう』について紹介するために【英語版】も作成している。
『きゅう』講習 ~日本語版~
●地域通貨『きゅう』は、“ありがとう”の気持ちを伝えるための道具です。
●『きゅう』のメンバーになった人は、『きゅう』を使って“ちょっとしてほしいこと”や、“自分の得
意なこと”を交換できます。
●『きゅう』を使うことによって、新しい友達を作ることができたり、欲しい情報を手に入れたりする
ことができます。
①自分のニックネームや「できること・してほしいこと」などを登録します。
してほしいことリスト
できることリスト
*英会話
*犬の散歩
*テニスの相手できます
*手料理を食べたい
※「できること・してほしいこと」に関しては、インターネット上で見られるようにしています。
地域通貨『きゅう』ホームページ[http://san-kyu.kir.jp/]にアクセスして下さい。
(初回だけに限り、スタッフが書き込んでおきます♪)
②『きゅう』をもらいます。『きゅう』は通帳方式になっています。
誰かに
何かをしてあげる時
誰かに
何かをしてもらった時
サービスをしてあげた人から『きゅう』をもらいます。
⇒ 自分の持っている『きゅう』が増えます(プラス(+)になります)
サービスをしてくれた人に『きゅう』を渡します。
⇒ 自分の持っている『きゅう』が減ります(マイナス(-)になります)
- 326 -
③実際にサービスを交換します。
1.してほしいサービスを「できることリスト」の中から探します。
2.してほしいサービスが見つかったら、そのサービスをしてくれる人に連絡を取ります。
3.サービスを受けて、『きゅう』を渡します。
(例)犬の散歩をして欲しい場合
「できることリスト」に、“犬の散歩します”と登録してある人をインターネット上などで探し、連絡をとりま
す。「3きゅう」で散歩をしてもらうことになりました。散歩をしてもらったら、相手の『きゅう』通帳に+3
と書き、自分の『きゅう』通帳に-3と書きます。これで、相手に3きゅうを渡したということになります。も
ちろん、「ありがとう」の言葉を渡すのも忘れずにねっ☆
さぁ、みなさんも『きゅう』を使って、いろいろな友達・知り合いを作りましょう。
私たちは、普段はつながりのない市民の方々と学生が交流できるといいな、と願っています♪
『きゅう』講習 ~英語版~
● “Kyu” is a tool of telling “thank you”.
● If you are a member of “Kyu”, you can use it and exchange services.
● If you use “Kyu”, you can make friends and get information that you want.
① First, you register your nickname, your ability and services that you
want.
For example
Services you want
Services you can do
*to eat home-made dishes
*teaching English
*playing tennis
※You can look at the list of “services you can do” and “services you want” on the Web.
Please access “Kyu”’s homepage [http://san-kyu.kir.jp/].
- 327 -
② Second, you get “Kyu” . It’s like a bankbook.
When you give a service
to someone
When you take a service
from someone
You get “Kyu” from someone.
è Your “Kyu” increases. (Your bankbook of “Kyu” is plus.)
You give “Kyu” to someone.
è Your “Kyu” decreases. (Your bankbook of “Kyu” is minus.)
③ Third, you exchange services.
1. You look for a service that you want from the list.
2. After you find it, you get in touch with the person who can do the service.
3. You give “Kyu” to him or her after you take the service.
[Example] If you want to learn how to play the guitar…
You look for the person who can play the guitar from the list, and you send an e-mail to the
person or the “Kyu” Committee. He teaches playing the guitar by 3 Kyu. After the service you
write “-3” into your “Kyu” bankbook, and write “+3” into his “Kyu” bankbook.
You never forget to say “Thank You.”
Let’s make friends with various people!
“Kyu” makes your world larger.
- 328 -