Book Comments

【読者の方から寄せられた感想文の一部のご紹介】
読後感が実にさわやかです。
辛くて悲しいはずの過去の体験にも、全く重苦しさや暗さを感じない。過去を振り返って他人を責めたり、愚痴をこぼしたり、背
負った運命を恨んで生きる事は大変悲しい事ですが、あなたはそれをしなかった。運命を実に素直に受け入れて、苦しい事も悲し
い事も試練と受け止め、その中で明るい前方のみに目を向けて生きてきた事が、読者にさわやかさと感動を与えてくれるのだと確
信しました。「私には何の資格も無い」「特技が無い」
「経験がない」
「能力が無い」といって新たな事に挑戦しないのは、やろうと
しない後ろ向き人間の言い訳けであり、やろうという意欲を持って一歩踏み出す事が人を前進させ、道を開かせるということをこ
の本は教えてくれています。
受験の失敗、失恋、別離、失業、病気などの悩みをかかえる者、あるいは、これからそれらの試練に立ち向かわらざるを得ない若
者たちが私の周りに数多く存在します。この本は彼らに生きる勇気を与え、困難を乗り切るヒントを示してくれるでしょう。大学
で必死になって法則や理論を学んでいる学生たちの、まず「人生の法則」として「たんぽぽの法則」を教える事が、最も有意義な
教育であると思えてなりません。
早稲田大学大学院教授 副総長 田山輝明氏 より (10/2009)
MBK ライフ(三井物産社内月刊誌)を見ていたら本の案内が出ていまして、本日早速購入し、一気に読ませて頂きました。ネッ
トで調べましたら、HP がありましたので、ご連絡をしました。とてもこれからの人生に勇気をいただきました。エピローグ並び
にあとがきは、また、倒れそうになった時に、何度も読ませていただきます。この本を読んでから溜息はいけないと深呼吸をする
ようになり、考え方が少し変わって来たと自覚しております。
田中康博氏より 東京 (12/09/2009)
菅沼愛子さんの人生に感動です。すごい。。。という言葉しか出ませんでした。元気が出るなんてとんでもない。
。
。ただひたすらに、
感動と言うか、尊敬というか、やはりすごい。。。につきる菅沼愛子さんの人生です。そして、今の私は、一生懸命生きているのだ
ろうか?と、考えました。現状に甘え、時には(日々かな)愚痴るような事があり結局時に流されていっている気がします。この
本は大切に取っておきます。そして事ある毎に読み返します。
茂木直子氏より 東京 (12/13/2009)
【Amazon の書き込み 感想文より】
この本は読者の立場によりそれぞれ得るものが異なるけれど、共通するのは多くの方が大きなパワーを得られるということだと思
います。私の場合は地方でコンピューターソフト会社を設立、30年経営し(大阪、東京、米国と引越し、今夏からは単身香港へ
引越し)頑張っていますが、今2人の息子達の将来を案じております。長男は米国の大学でコンピューターサイエンスを学び、間
もなく卒業ですが、自ら起業する勇気はなさそうです。私の時代とは違うと私も思っていました。しかしこの本を読むうち、時代
が違うとあきらめている自分が恥ずかしくなりました。著者の人生を通じてアントレプレナーとは何かを学ぶ事が出来ました。私
は今まで経営に関して多くの知識を P.F. ドラッカー氏から学びましたが、この本からは大切な起業の本質を教えられました。ぜひ
多くの若い人たちにも読んでほしい本です。
赤澤治行氏 より 米国 WA 州 (11/29/2009)
ひとりの女性が次々と災難に会った事自体衝撃的だが、気丈にも懸命な努力で逆境を切り抜け、今日の成功に至った経緯は尽きせ
ぬ感動を呼ぶ。著者は比較的淡々と語っているが、その過程では書かれている以上のご苦労もあったに違いない。ご子息の秀夫君
にアメリカで生きよと言い遺して逝った夫の菅沼宏之さんには、妻と息子への深い愛情と同時に、先見の明を感じる。
また、それを実現した著者に、亡き夫への永遠の愛を見る。著者はあとがきで「タンポポの法則」を説く。
「踏まれても水をもら
えなくても真っすぐ背筋をのばし、空に向かって両手を広げ太陽に顔を向けて笑って生きる事。そんなふうに、きっと私も真似で
きる。みんなだってきっとできる」。著者自身の経験だけに説得力がある。
田中幹郎氏より 奈良 (12/14/2009)