平成26年度JIAM研修(法令実務B~法務の応用と実践~) 条例制定事例紹介 相模原市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例について補足資料1 児 童 福 祉 法 (昭 和 2 2 年 法 律 第 1 6 4 号 )抜 粋 〔児童福祉施設等〕 第七条 この法律で、児童福祉施設とは、助産施設、乳児院、母子生活支援施設、 保 育 所 、児 童 厚 生 施 設 、児 童 養 護 施 設 、障 害 児 入 所 施 設 、児 童 発 達 支 援 セ ン タ ー 、 情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設及び児童家庭支援センターとする。 ② この法律で、障害児入所支援とは、障害児入所施設に入所し、又は指定医療機 関 に 入 院 す る 障 害 児 に 対 し て 行 わ れ る 保 護 、日 常 生 活 の 指 導 及 び 知 識 技 能 の 付 与 並 び に 障 害 児 入 所 施 設 に 入 所 し 、又 は 指 定 医 療 機 関 に 入 院 す る 障 害 児 の う ち 知 的 障 害 の あ る 児 童 、肢 体 不 自 由 の あ る 児 童 又 は 重 度 の 知 的 障 害 及 び 重 度 の 肢 体 不 自 由 が 重 複 し て い る 児 童 ( 以 下 「 重 症 心 身 障 害 児 」 と い う 。) に 対 し 行 わ れ る 治 療 をいう。 〔児童福祉施設の設備及び運営についての基準〕 第四十五条 都道府県は、児童福祉施設の設備及び運営について、条例で基準を定 めなければならない。この場合において、その基準は、児童の身体的、精神的及 び社会的な発達のために必要な生活水準を確保するものでなければならない。 ② 都道府県が前項の条例を定めるに当たつては、次に掲げる事項については厚生 労 働 省 令 で 定 め る 基 準 に 従 い 定 め る も の と し 、そ の 他 の 事 項 に つ い て は 厚 生 労 働 省令で定める基準を参酌するものとする。 一 児童福祉施設に配置する従業者及びその員数 二 児童福祉施設に係る居室及び病室の床面積その他児童福祉施設の設備に関す る事項であつて児童の健全な発達に密接に関連するものとして厚生労働省令 で定めるもの 三 児童福祉施設の運営に関する事項であつて、児童(助産施設にあつては、妊 産 婦 )の 適 切 な 処 遇 の 確 保 及 び 秘 密 の 保 持 、妊 産 婦 の 安 全 の 確 保 並 び に 児 童 の 健全な発達に密接に関連するものとして厚生労働省令で定めるもの ③ 児童福祉施設の設置者は、第一項の基準を遵守しなければならない。 ④ 児童福祉施設の設置者は、児童福祉施設の設備及び運営についての水準の向上 を図ることに努めるものとする。
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