事業における商業・販売機能

【足助商工会 第Ⅱ期 商業活性化推進交付金事業(平成23年度~25年度/3ヵ年計画)の概要】
1.第Ⅱ期商業活性化推進交付金事業の方針
4.商業活性化推進交付金事業の事業内容及び事業費
■方針
・地元購買率減少を抑制し、足助地区全体の商業の活性化を目指す
・観光客の誘致により、歩行者通行量の増加及び商業の活性化を目指す
■考え方・方向性
・地域課題に対応した商業施策を推進する
・地域コミュニティ機能の再生を図る
・足助らしさを活かした基盤整備と連動した商業施策を検討する
・足助中央商店街(協)事業を支援する
■事業期間
平成23年度~平成25年度
■目標
・地元購買力を強化し、小売販売額の増加を目指す
・基盤整備と連動した商業施策によって、観光客を誘致し、歩行者通行量の増加を目指す
2.「足助中央商店街の事業」と「足助商工会の交付金事業」の位置づけ
足助商工会商業活性化推進交付金事業
■コンセプト
江戸から昭和、四季折々をお客さまに感じて
いただける商店街
◎観光客に対応する商店街を目指す
○日常の買い物やコミュニティに対応できる
商店街を目指す
3.足助の商業活性化に関わる現状の問題点と要因・分析
問題点
小売販売額の減少
H.23
1,000
800
H.24
1,200
960
H.25
500
400
計
2,700
2,160
300
240
300
240
300
240
900
720
300
240
500
400
2,500
2,000
3,300
2,640
・重要伝統的建造物群保存地区として、観光・
商店街・文化等、地区の魅力の情報を一元化
し、広く消費者に発信し、来街を促進する。
・インフラ整備の工事の影響による来街者数及
び売上の減少を抑える方策を検討、実施す
る。
900
720
1,100
880
500
400
2,500
2,000
・第Ⅰ期交付金事業で導入したレンタサイクル
の利用促進策を検討し、実施する。
・百年草レンタサイクルとの連携を検討する。
事業費 計
交付金 計
500
400
300
240
300
240
1,100
880
3,000
2,400
3,400
2,720
4,100
3,280
10,500
8,400
ィ
商店街組織、個店の充実と強化を図る
事業推進3ヵ年計画の目標
・移動販売、宅配サービス、送迎バスの運行
など、住民・流通業者・公共が連携して、
地
買い物サービス
買い物弱者対応策を検討する。
域
サポート事業
に
・3ヵ年のうちに実証実験を経て、本格的な
ふ
さ
運用を目指す。
わ
・山間部の主要な交通手段である「地域バス」
し
い
の継続運行のための利用促進策を行う
の継続運行のための利用促進策を行う。
商
地域バス活用 ・地域バスを活用し、地元購買力を高める。
業
施
事業
・3ヵ年のうちに実証実験を経て、本格的な
策
運用を目指す。
・もみじカードとの連動も検討する。
・足助中央商店街と連携し、空き店舗(住居)
足
助基地
にしない及び解消を目指す。
中盤域
央整 コ
・物件の仲介方法やシステムを検討する。
商備 ミ
・足助らしさを活かした基盤整備と連動した
店と
街連ニ
空き店舗対策 業種の導入や店舗改装を検討する。
動テ
事業
・チャレンジショップ的な役割、コミュニティ
協し
た機
機能など活用方法を検討する。
事商能
ュ
■事業方針
事業項目
)
◎地域課題に対応した商業施策を推進する
◎地域コミュニティ機能を再生する
○足助らしさを活かした基盤整備と連動した
商業施策を検討する
○足助中央商店街(協)事業を支援する
足助中央商店街活性化計画事業
※単位;千円。上段;事業費 下段;交付金額
(
■事業方針
・地元購買率減少を抑制し、足助地区全体の
商業の活性化を目指す
・観光客の誘致により、歩行者通行量の増加
及び商業の活性化を目指す
2011/3/9【商業活性化推進3ヵ年計画】 足助商工会
要因・分析
・商業者の高齢化・後継者不足による廃業、閉店
・足助地区内居住者の減少に比例した商圏人口の減少
・大型店、専門店の足助地区周辺への進出よる消費の流出
業業の
の施再
支策生
援
基
商盤
業整
施備
策と
の連
検動
討し
た
情報発信事業
レンタサイクル
事業
魅力資源の未活用
・情報発信のコーディネート不足。観光、商業、文化等が
トータル的、戦略的に情報発信がなされていない。
買い物弱者の増加
コミュニティの喪失
・足助地区内居住者の高齢化、単身化が増加
・商店の廃業、閉店により食料品など生活必需品店舗が減少
・公共交通が導入されたものの、依然として交通の利便性が
低い
533,553万円
①足助地区小売販売額の増加
H20年
H25年目標
[500万円(0.1%相当)の増加]
6,061人
H25年目標
②歩行者通行量を2.3%増加
H22年
計測日:紅葉期観光客ピーク時の休日
計測場所:足助商工会・足助郵便局・JAあいち豊田足助支店の計3地点
1 538,553万円
6,200人
【足助商工会 第Ⅱ期 商業活性化推進交付金事業(平成23年度~25年度/3ヵ年計画)の事業内容】案
2011/3/9【商業活性化推進3ヵ年計画】 足助商工会
事業1 買い物サービスサーポート事業
事業2 地域バスサポート事業
(1)当事業の目的
(1)当事業の目的
・地元購買力を高める
・地区住民全体の利便性の向上及び高齢者等買い物弱者への対応策を取る
・「地域バス」の運行の継続により、高齢者や山間部居住等、交通の便が良くない住民の利便性の
向上を図る
(2)当事業における現状の課題と分析
(2)当事業における現状の課題と分析
現状の課題
要因・分析
現状の課題
交通手段が少ない高齢者にとって日々の買物が
困難になりつつある
店主の高齢化、後継者不足による閉店廃業が相
次ぎ、身近な店舗が減少している
要因・分析
地域バス利用者の伸び悩みにより運行本数や
日数が削減される
高齢者等生活弱者の交通手段がなくなる
(3)当事業推進3ヵ年計画の基本方針(交付金を使って向こう3ヵ年何をするのか)
(3)当事業推進3ヵ年計画の基本方針(交付金を使って向こう3ヵ年何をするのか)
・移動販売、宅配、送迎バスの運行等、住民・流通業者・公共が連携して対応策を検討する。
・実証実験を経て、本格的な運用を目指す。
・商店街、施設と一体となった利用促進策を行う
(4)当事業推進3ヵ年計画の目標
年 度
目 標
平成23年度 ・高齢者ヒアリング調査
・対応策の検討(方法、人員・体制、経費)
平成24年度 ・実証実験
平成25年度 ・検証、修正、本格的な運用開始
(4)当事業推進3ヵ年計画の目標
年 度
目 標
平成23年度 商店街内にある区民館などの施設を活用してバスの待合と地域の人たちの交流できる
平成24年度~ コミュニティ空間として利用できるようにする。
平成25年度 自販機設置、湯茶のサービス、商店街の情報提供などを行う。
(5)目標達成に向けた具体的事業(メニュー)と事業費・交付金額
(単位:千円)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
項目
事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額
・調査費(高齢者意向、事例)
1,000
800
200
・調査費(実証実験)
800
640
160
400
320
80
・広告宣伝等印刷、備品
400
320
80
100
80
20
(5)目標達成に向けた具体的事業(メニュー)と事業費・交付金額
(単位:千円)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
項目
事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額
待合所整備費
300
240
60
300
240
60
300
240
60
合計
合計
1,000
800
200
1,200
960
240
500
400
100
300
240
60
300
240
(6)実施により見込める評価・効果
(6)実施により見込める評価・効果
・地区住民の利便性の向上することで、地元購買力の増加が見込める。
・「地域バス」の運行継続によって、地区住民の交通の利便性が保ててる。
・地元購買力が増加する効果が見込める。
2
60
300
240
60
2011/3/9【商業活性化推進3ヵ年計画】 足助商工会
事業3 空き店舗対策事業
事業4 情報発信事業
(1)当事業の目的
(1)当事業の目的
・足助中央商店街と連携し、空き店舗を解消する
・重要伝統的建造物群保存地区として、足助らしさを活かした基盤整備と連動した商業施策の推進を
図る
(2)当事業における現状の課題と分析
(2)当事業における現状の課題と分析
現状の課題
現状の課題
要因・分析
足助地区の街区の魅力がうまく活用されてい
ない
観光客の香嵐渓の認知度は高いが、街区の認
知は依然、低い
要因・分析
空き店舗が増加し、店舗の連続性が損なわれ
ている
店主の高齢化、後継者不足が深刻である
(3)当事業推進3ヵ年計画の基本方針(交付金を使って向こう3ヵ年何をするのか)
(3)当事業推進3ヵ年計画の基本方針(交付金を使って向こう3ヵ年何をするのか)
・インフラ整備の工事の影響による、来街者数及び売上の減少を抑える方策を検討、実施する。
・重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)として、観光・商店街・文化等、地区の魅力の情報を
一元化し、広く消費者に発信し、来街を促進する。
・第Ⅰ期交付金事業で立ち上げたHP:商人足助を有効活用する。
・空き店舗及び、後継者がいない店舗(住居)の仲介方法やシステムを検討する
・足助地区に必要な業種・業態を選定及び配置方法を検討する
(4)当事業推進3ヵ年計画の目標
年 度
目 標
平成23年度 ・仲介方法やシステムを検討する
・足助地区商業配置計画の策定(ゾーニング、必要業種・業態)
平成24年度
・導入業種(テナント)の選定
・店舗又は施設内容の検討、事業費試算
平成25年度 ・足助中央商店街による実験店舗開店の支援として開店時にソフト事業を実施
(4)当事業推進3ヵ年計画の目標
年 度
平成23年度 ・インフラ整備の工事対応策の検討、実施。
平成24年度
平成25年度
(5)目標達成に向けた具体的事業(メニュー)と事業費・交付金額
(単位:千円)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
項目
事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額
調査費(空き店舗・空家実態)
300
240
60
策定費(商業配置計画、導入業種)
500
400
100
店舗設計費
1,500 1,200
300
開店ソフト事業
1,000
800
200
(5)目標達成に向けた具体的事業(メニュー)と事業費・交付金額
(単位:千円)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
項目
事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額
他地域重伝建地区の商業検討
400
320
80
工事対策ソフト費(看板等媒体)
200
160
40
200
160
40
200
160
40
重伝建地区商業PR費
600
480
120
ホームページ維持更新
300
240
60
300
240
60
300
240
60
合計
合計
300
240
60
500
400
100
2,500
2,000
500
900
720
180
目 標
・他地域の重伝建地区における商業取組の事例調査
・重伝建地区を活かした足助の取組みの検討
・実施
1,100
(6)実施により見込める評価・効果
(6)実施により見込める評価・効果
・空き店舗を解消することで、店舗の連続性を保ち、営業店舗の増加が見込める
・継続的に情報発信することにより、認知度が増す
・ホームページアクセス数の増加により商店街の認知度が増す
3
880
220
500
400
来街者数の増加が見込める
100
2011/3/9【商業活性化推進3ヵ年計画】 足助商工会
事業5 レンタサイクル事業
(1)当事業の目的
・一極集中観光(香嵐渓)からエリア散策(商店街)への誘導手段とする
・環境に配慮した移動手段の利用促進を行い、足助地区の特長である自然や町並みを維持する役割を
担う
(2)当事業における現状の課題と分析
現状の課題
要因・分析
・観光拠点「香嵐渓」と街中の間に国道があり
レンタサイクルが使用しづらい
・紅葉シーズンに利用休止している
レンタサイクルの利用数の伸び悩み
(3)当事業推進3ヵ年計画の基本方針(交付金を使って向こう3ヵ年何をするのか)
・レンタサイクルの稼働率を上げるため、現在の運用を再検討し、再実施をする
・百年草レンタサイクルとの連携を検討する
(4)当事業推進3ヵ年計画の目標
年 度
平成23年度
平成24年度 ・運用の再構築 ・再実施
平成25年度
目 標
(5)目標達成に向けた具体的事業(メニュー)と事業費・交付金額
(単位:千円)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
項目
事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額 事業費 交付金 負担額
事業委託費
360
288
72
240
192
48
240
192
48
広報宣伝費
140
112
28
60
48
12
60
48
12
合計
500
400
100
300
240
60
300
240
60
(6)実施により見込める評価・効果
・レンタサイクルの利用数の増加により、観光拠点「香嵐渓」と街との回遊や街中での回遊性
が向上し、歩行者通行量の増加が見込める
4