リヨン、日本との関係を強化 - Ubifrance.com

在日フランス大使館 企業振興部
フランス産業情報
プレスリリース No.492770
リヨン、日本との関係を強化
2013 年 7 月 9 日
フランソワ・オランド大統領の訪日に続き、リヨン市長 兼 上院議員でありグラン・リヨン共同体長のジェラー
ル・コロン氏が公式代表団を率い、リヨンと日本の経済・文化・諸機関の関係、戦略的パートナーの強化を目的
に 7 月 15 日から 18 日まで日本を訪れます。
5 回目を迎える今夏のリヨン市長の公式訪日は、両地域間の種々のプロジェクトが重要性を増す中、45 名余の代
表団による戦略的なものとなります。代表団は、議員(グラン・リヨン共同体経済開発担当副議長ダヴィド・キ
メルフェルド氏、先端技術担当 IT 担当の副議長カリーヌ・ドナン・ソーズ氏)
、リヨン商工会議所会頭フィリッ
プ・グリヨ氏、CGPME(中小企業総連盟)会長フランソワ・トゥルカ氏、SYROBO(シロボ:フランス・ロボ
ット工学協会)会長ブルノ・ボネル氏、EMLYON 経営大学院学長のほか、ブルースター・シリコーンズ、GDF
スエズ、ケミシス、カネヴァフロールなどリヨン企業の代表者、また文化組織や大学の関係者で構成されます。
代表団は、次の 2 つの目的のもとに、東京、横浜、名古屋、大阪を順次訪問します。
まず、以下の企業、機関、自治体との現在の戦略的パートナーシップを強化することです。
 ジェイテクト、ダイキン工業、東芝、東レ、オリンパスをはじめとするリヨンに進出している大手日本企業:
リヨンを中心とする地方に進出している日本企業は 135 社を数えます。
 NEDO:リヨン市長は 2010 年 10 月、
“リヨン・コンフリュアンス” 都市開発計画を中心とした「スマート
コミュニティ」
(スマートグリッドの適用)の実験モデルを確立するために、グラン・リヨン共同体と独立行
政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 NEDO とのこれまでにない革新的な協力関係を正式に発表しま
した。このプロジェクトは、建物の電力監視システム、太陽光発電による電気自動車充電管理、地域内のエ
ネルギー消費管理(地域内住民のエネルギー消費量の測定およびレポーティングシステム)の 3 分野につい
て行われます。プロジェクトは 6 月 21 日にリヨンでスタートしました。
(プレス用資料参照:https://apps.ubifrance.fr/WebPresse/Img/D5386/HD/109946.pdf)
 54 年来の姉妹提携都市である横浜市: 2009 年にはリヨンと横浜は姉妹都市提携 50 周年を迎え、またこの年
は横浜開港 150 周年を迎えた年でもあります。この横浜開港と同時期にリヨンと日本の絹貿易が始まり、両
市の姉妹都市提携へと発展しました。今回の訪日でもジェラール・コロン市長は横浜の林文子市長と面会し
ます。横浜市もまた NEDO との提携による統合戦略適用のパイロット地域であることから、スマートコミュ
ニティ同士の協力関係を深めます。
2 つめの目的は、リヨン地域で積極的に活動する ADERLY(リヨン地方経済開発公社《Invest in Lyon》)の潜在
的パートナーと新たな提携関係を結び、リヨンの優れた産業集積に関心のある日本企業の投資を誘致することで
す。さらに、日本市場とのビジネス関係の発展につながるよう、代表団の企業を支援します。また東大フォーラ
ムによってリヨン大学と東京大学の関係がすでに築かれているように、文化機関、大学との関係強化も図ります。
ONLYLYON は、リヨン都市圏を PR するためのリヨンの国際的なブランド名であり、同都市圏が欧州の大都市の
中で先駆的事例となるような経済開発モデルを実現し、国際的な知名度を確立できるよう支援しています。
ONLYLYON は、リヨン都市圏の経済推進団体や行政機関など 13 の組織で構成されています。
www.onlylyon.com
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