私的録音録画に関する実態調査報告

私的録音録画に関する実態調査報告
(詳 細 版)
2009年2月5日
社団法人 日本音楽著作権協会
社団法人 日本芸能実演家団体協議会
社 団 法 人 日 本 レコード協 会
社団法人 日本音楽事業者協会
社 団 法 人 音 楽 出 版 社 協 会
社 団 法 人 音 楽 制 作 者 連 盟
日 本 音 楽 作 家 団 体 協 議 会
これまで私的録音録画の実態や私的録音録画補償金制度について実施された実態調査
の中でも、今回最も多くの回答が得られたことは、大変有意義なものと評価しています。
去る2009年1月27日付で本アンケート結果の概要版を公表いたしましたが、
詳細分析がまとまりましたので、公表させていただきます。
調査の概要
1
2
実施日
私的録音の実態調査
2008年12月19日(金)
私的録画の実態調査
2008年12月20日(土)
私的録音録画補償金制度の実態調査
2008年12月21日(日)
実施方法
ニコニコ動画が提供するニコ割アンケート※
※ニコニコ動画ユーザーを閲覧しているユーザーに対し、特定の時間(各日共午後
9時で実施)に閲覧中の動画を同時に中断してアンケート回答を促す方法による。
3
回答者数
私的録音の実態調査
63,523人
私的録画の実態調査
私的録音録画補償金制度の実態調査
60,838人
61,160人
※①ニコ割アンケートは複数回答は不可、②所定時間内に回答できなかった場合には
無回答の設問部分が「回答しない」で集計される、③全問回答を義務付けている
ため「回答しない」という選択肢を設けた、ということを踏まえ、全ての設問で
「回答しない」を選択した者の数を除いて集計し、設問ごとの有効回答数を「n」
で表示した。
ニコ割アンケート
Q1. あなたは、保存用に音声や音楽を
デジタル録音する際に、どのメディアを
主に利用しますか。(音楽ファイルの
ダウンロードを録音に含みます)
1.MD
2.CD-R/RW
3.(パソコンの)ハードディスク
4.メモリーカード
5.DAT又はDCC
6.その他
7.利用しない
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q1 : 私的録音に用いる主なメディア
利用しない
15.1%
その他
5.3%
DAT/DCC
0.4%
(PCの)
ハードディスク
51.1%
(PCの)ハードディスク
CD-R/RW
MD
メモリーカード
DAT/DCC
メモリーカード
6.6%
MD
7.6%
その他
利用しない
CD-R/RW
13.8%
n=59,409
現行補償金制度の非対象機器を用いて私的録音する方と対象機器を用いてする方との比率は
69.9%:14.9%(Q10を踏まえ、CD-R/RWは音楽用とデータ用を1:1と推定)であり、その差が
4.7倍もあることがわかります。
Q2. あなたが、ひとつ前の設問の
デジタル録音をするのに、主に利用
する機器を教えてください。
1.ミニコンポ・ラジカセ
2.ステレオ・システムコンポ
3.パソコン
4.その他
5.持っていない
Q2 : Q1の私的録音に用いる機器
非所有
10.7%
パソコン
72.4%
その他
3.8%
パソコン
ミニコンポ等
システムコンポ等
その他
非所有
システム
コンポ等
4.7%
ミニコンポ等
8.3%
n=58,927
ミニコンポ等は、音楽CDのデジタルコピーを1世代に制限する著作権保護技術である「SCMS」
が機能しますので、デジタル・コピーのコピーは作れませんが、今は72.4%の方がこの保護技術
が働かないパソコンを用いて私的録音を行っていることがわかります。
Q3. ひとつ前の設問でお答えいただいた
機器の購入時期を教えてください。
1.1年以内
2.1~2年以内
3.2~3年以内
4.3~4年以内
5.4~5年以内
6.5年より前
7.わからない
Q3 : Q2の機器の購入時期
不明
17.3%
1年以内
21.9%
5年~
9.5%
~5年
6.5%
~4年
9.8%
~2年
20.0%
~3年
15.2%
1年以内
~2年
~3年
~4年
~5年
5年~
不明
n=55,473
3年以内の新しい機種をお使いの方が半数以上を占めています。
1/10
ニコ割アンケート
Q4. この1年間で、およそ何曲録音
しましたか。(音楽ファイルのダウン
ロードを録音に含みます)
1.しなかった
2.1~10曲
3.10~50曲
4.50~100曲
5.100~300曲
6.300~500曲
7.500~1000曲
8.1000~2000曲
9.2000~5000曲
10.5000~10000曲
11.10000曲以上
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q4 : この1年間の録音曲数別の人数割合
(含音楽ダウンロード)
10000曲~
1.9%
~10曲
11.4%
しなかった
15.3%
10~50曲
20.0%
5000~10000曲
0.9%
2000~5000曲
1.8%
50~100曲
16.3%
1000~2000曲
4.5%
500~1000曲
6.5%
300~500曲
6.8%
100~300曲
14.6%
n=57,184
全体では、「10曲~50曲」の方が20.0%と最も多いですが、300曲~5000曲までの方の合計
も19.6%と、ほぼ同数であることがわかります。
Q5. 録音の際に最もよく利用した録音源
を選んでください。
1.AM、FM、デジタルラジオから
2.レンタルショップで借りたCDから
3.図書館などの公共施設から借りた
CD等から
4.自分や家族が購入した市販のCD、
録音済みMD・テープから
5.友人・知人から借りた市販のCD、
録音済みMD・テープから
6.自分や家族が録音した媒体(MD、
CD-R/RWなど)からの再録音
7.友人・知人が録音した媒体(MD、
CD-R/RWなど)からの再録音
8.自分や家族、友人、知人などの
私的な音楽演奏などの録音
9.WEBサイト(携帯含む)の有料配信
で購入した音楽ファイルから
10.WEBサイト(携帯含む)、ファイル
交換から無料ダウンロード
11.動画投稿サイトなどのストリーム
サービスから音声だけ録音
12.その他
Q5 :最もよく利用した録音源
ストリームサービス その他
の録音
9.8%
12.9%
AM/FM
ラジオ
3.9%
無料・ファイル交換
レンタル店CD
28.2%
公共施設のCD
1.3%
11.8%
有料音楽配信
3.4%
自己・家族
購入CD
18.2%
私的演奏の録音
2.7%
友人等の録音物
3.3%
自己・家族
の録音物
1.2%
友人等のCD
3.4%
n=53,542
放送音源は3.9%、パッケージ(録音物)音源は55.6%であり、ノンパッケージ音源も28.1%あること
がわかります。
また、「レンタル店から借りたCD」、「自己・家族所有の市販CD等」、「友人・知人から借りた市販
CD等」が私的録音の録音源の主流です。このことは、平成18年度の文化審議会私的録音録画
小委員会の調査資料と同じ傾向を示すものです。
(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/020/06101802/001.pdf)
2/10
ニコ割アンケート
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q6 : デジタル録音をする理由
Q6. あなたがデジタル録音をする理由
についてお答えください。
他のメディアで聴く
公演聴く代わり
家族等の
1.市販CDや録音済みテープなどに
1.8%
要請 その他
購入か否か判
編集目的
傷をつけないため
1.3%
断
他のメディア
9.8%
2.携帯プレーヤーや車で聞くため
購入より安い
2.4%
で聴く
3.好きな音楽だけを編集したCD-R
49.9%
他の時間に聴く
やMDを作るため
放送後
4.聴きたい放送番組を放送時間に
繰り返し聴く
傷つけないため
聴くことができないため
5.1%
放送後繰り返し聴
5.市販CDや録音済みテープを購入
傷つけないため
く
するより安くすむから
購入か否か判断
6.4%
6.放送で聴いた後に繰り返し聴くため
他の時間
公演聴く代わり
7.市販CDや録音済みテープを自分で
編集目的
に聴く
購入より安い
購入するかどうか決めるため
15.4%
1.7%
6.3%
8.コンサート、公演などに行くかわりに
n=53,395
9.家族や友人・知人に頼まれて
10.その他
平成18年度の文化審議会私的録音録画小委員会の調査資料同様、「他のメディアで聴くため」
「好きな音楽だけを編集するため」「購入より安くすむ」が私的録音の目的の主流です。
(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/020/06101802/001.pdf)
「他のメディアで聴く」と回答した26,626人の方の65%がQ16で携帯音楽プレーヤーにコピー
すると回答しており、このような利用形態が今日の主流であることを裏付けています。
Q7. この一年間にブランクの(生の)
MDを何枚購入しましたか。
1.買っていない
2.1~10
3.10~20
4.20~30
5.30~50
6.50~100
7.100~200
8.200~300
9.300~500
10.500~1000
11.1000枚以上
Q7 : この1年間のブランクMDの購入数
~10枚
~20枚
~30枚
~50枚
~100枚
~200枚
~300枚
~500枚
~1000枚
1000枚~
非購入
~20枚
~30枚
~10枚
3.5%
1.5% ~50枚
10.5%
1.0%
~100枚
0.7%
~200枚
1.2%
~300枚
1.5%
~500枚
0.5%
1000枚~~1000枚
1.1%
0.4%
非購入
78.2%
n=56,550
非購入が78.2%で10枚以下も10.5%と、MDを用いて私的録音をする方はかなり少ないことが
わかります。
Q8.この一年間にブランクの(生の)
CD-R/RWを何枚購入しましたか。
1.買っていない
2.1~10
3.10~20
4.20~30
5.30~50
6.50~100
7.100~200
8.200~300
9.300~500
10.500~1000
11.1000枚以上
Q8 : この1年間のブランクCD-R/RWの購入数
非購入
45.1%
1000枚~
1.3%
~10枚
23.4%
~20枚
9.7%
~30枚
4.9%
~50枚
4.8%
~1000枚
0.7%
~100枚
~500枚
4.4%
~300枚
0.8%
~200枚
2.0%
2.8%
~10枚
~20枚
~30枚
~50枚
~100枚
~200枚
~300枚
~500枚
~1000枚
1000枚~
非購入
n=56,851
CD-R/RWには補償金が上乗せされた音楽用とされていないデータ用がありますが、いずれかに
かかわらず、購入しているが半数以上にのぼります。
3/10
ニコ割アンケート
Q9. それらのうち、重ねどりや消去
をせず、録音した音楽を保存した割合
はどの程度ですか。
1.保存しない
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q9 : MDやCD-R/RWに保存する割合
10割
9割 17.7%
4.7%
8割
5.0%
7割
3.0%
6割
3.1% 5割
6.8% 4割
1.8%
保存しない
34.6%
1割未満
12.0%
3割
3.1%
1割
2割 4.2%
3.9%
保存しない
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
n=52,148
「保存しない」方は、Q8の「買っていない」方に相当すると考えられますので、やはり半数以上の
方が購入したCD-R/RWに音楽を録音していることがわかります。しかも、そのうち17.7%の方が
100%音楽用に用いています。
Q10 : 音楽用/データ用CD-R/RWの認知と購入
Q10. CD-R/RWには、音楽録音用と
パソコン・データや写真記録用の2種類
が販売されていることをご存知ですか。
1.知っていた。音楽を録音するため
には音楽録音用を購入している
2.知っていた。でも.音楽録音用は
購入しない
3.知らなかった
不知
33.3%
承知・
音楽用を購入
33.8%
承知・音楽用を購入
承知・音楽用は非購入
不知
承知・
音楽用は
非購入
32.9%
n=55,395
録音用とデータ用の違いがあることの認識率は66.7%と高く、音楽用と記録用の購入率がほぼ
同じであることがわかります。
Q11. レンタルCDの利用状況について
お尋ねします。
最近1年間にレンタルCDを何枚借り
ましたか?(シングル、アルバムとも
に1枚と数えてください。)
1.借りていない
2.1-9枚
3.10-29枚
4.30-49枚
5.50-99枚
6.100-149枚
7.150枚以上
Q11 : 最近1年間にレンタルCD店から借りた枚数
~149枚 150枚~
1.1%
2.0%
~99枚
借りてない
3.1%
50.0%
~49枚
5.2%
~29枚
15.1%
~9枚
23.4%
借りてない
~9枚
~29枚
~49枚
~99枚
~149枚
150枚~
n=55,556
回答者の半数はレンタル店を利用していると回答しています。Q5で私的録音の主な録音源として
レンタル店から借りたCDを挙げている方が28.2%しかいないことを考えると、主な録音源とはして
いないがレンタル店を利用している方がさらにほぼ同数近くおられることがわかります。
4/10
ニコ割アンケート
Q12. 友人からの貸し借りについて
お尋ねします。
最近1年間に友人からCDを何枚
借りましたか?(シングル、アルバム、
友人が録音したCD-R/RWもともに
1枚と数えてください。)
1.借りていない
2.1-9枚
3.10-29枚
4.30-49枚
5.50-99枚
6.100-149枚
7.150枚以上
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q12 最近1年間に友人から借りた枚数
150枚~
2%
~149枚
0%
借りてない
57%
~99枚
1%
~49枚
2%
~29枚
8%
~9枚
30%
借りてない
~9枚
~29枚
~49枚
~99枚
~149枚
150枚~
n=55,568
こちらも、Q5で私的録音の主な録音源として友人から借りたCDを挙げている方は6.7%であるの
に対し、43%の方がCDや録音済CD-R/RWを借りていることがわかります。
Q13. レンタルCDや友人から借りた
CDのうち、何割くらいをデジタル録音
しましたか。
1.録音しなかった
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q13 : レンタル店や友人から借りたCDを
録音する割合
1割未満
8.1%
録音しない
46.6%
1割
2.8%
2割
3割
2.1%
1.9%
4割
0.8%
5割
4.4%
6割
3.5%
7割
1.7%
8割
9割 3.5%
10割 3.6%
21.2%
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
録音しない
n=54,614
Q11、Q12とあわせてみてみると、主な録音源としていなくても、レンタル店や友人から借りた
CD等から録音している方が半数を超えていることがわかりました。
Q14. 録音にパソコンを利用する方に
お聞きします。最近1年間に録音した
曲のなかで、有料でダウンロードした
のは何割程度ですか。
1.すべて違う
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q14 : パソコンに録音した楽曲のうち
有料ダウンロードしたものの割合
1割未満
15.2%
1割
3.9%
2割
2.9% 3割
2.3%
全て違う
63.3%
10割
3.2%
4割
0.7%
5割
2.4%
6割
3.1%
7割
1.0%
8割
9割 1.2%
0.9%
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
全て違う
n=51,693
有料でダウンロードしたものは1曲も保存していない方が63.3%と多くを占めました。Q5においても、
有料音楽配信は3.4%にとどまっています。
5/10
ニコ割アンケート
Q15.今現在、パソコンの内蔵ハード
ディスク、(あれば)外付けハード
ディスク全部あわせおよそ何曲ぐらい
保存されていますか。
1.1~10曲
2.10~50曲
3.50~100曲
4.100~300曲
5.300~500曲
6.500~1000曲
7.1000~2000曲
8.2000~5000曲
9.5000~10000曲
10.10000曲~20,000曲
11.20,000曲以上
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q15 : パソコン内蔵/外付ハードディスク
に保有する楽曲
10000~20000曲
20000曲~
2.4%
1.5%
~10曲
13.2%
5000~10000曲
3.2%
10~50曲
15.0%
2000~5000曲
7.7%
50~100曲
12.9%
1000~2000曲
8.3%
100~300曲
500~1000曲
9.7%
16.3%
300~500曲
n=50,666
9.8%
保存曲数が100曲までの方が41.1%ですが、500曲以上保存している方も32.8%いることが
わかります。年代別にみると、特に20代(26,110人、51.5%)は、保有曲数が100曲までの人
が9,850人であるのに対し500曲以上保有する人も9,294人にのぼり、大量保有者の割合が
高いことがわかりました。
Q16.パソコンで録音したり保存したり
した音楽を、さらに下記の機器・媒体
にコピーしますか。
1.CD-R/RWにコピー
2.MDにコピー
3.携帯音楽プレイヤー(携帯電話を
含む)にコピー
4.メモリーカードにコピー
5.USBメモリーにコピー
6.パソコンのみで聴く(他の機器・媒体
にはコピーしない)
Q16 : パソコンで保存・録音した楽曲を
さらにコピーする機器・媒体
コピーしない
16.6%
USB
4.7%
メモリーカード
4.9%
携帯プレーヤー
CD-R/RW
MD
メモリーカード
USB
コピーしない
携帯プレーヤー
47.1%
MD
5.1%
CD-R/RW
21.5%
n=49,556
今日の私的録音は、パソコンの楽曲を携帯音楽プレーヤーにコピーして楽しむことが主流である
ことがよくわかります。Q1で「パソコンのHDD」と回答した30,373人の方でも、58%の方が携帯
プレーヤーにコピーすると回答しており、「コピーしない」は17.7%にとどまっています。
なお、今回のアンケートは複数回答が出来ないため、パソコンに保有する楽曲を携帯音楽プレ
ーヤーだけでなくCD-R/RWにもコピーするケースは反映されていません。
Q17.携帯音楽プレイヤー(携帯電話を
含む)を利用している方にお聞きします。
あなたが最もよくお使いになる携帯音楽
プレイヤーは次のどのタイプですか。
1.iPodやWalkmanなどの携帯音楽
プレイヤー
2.音楽ケータイなどの携帯電話
3.iPhoneなどのスマートフォン
Q17 : よく使う携帯音楽プレーヤーのタイプ
スマートフォン
3.6%
携帯電話
23.6%
携帯音楽
プレーヤー
72.9%
携帯音楽プレー
ヤー
携帯電話
スマートフォン
n=46,757
やはり携帯音楽プレイヤーが主流ですが、携帯電話も少なからず携帯音楽プレーヤーとして
用いられていることがわかります。
6/10
ニコ割アンケート
Q18.あなたが最もよくお使いになる
携帯音楽プレイヤーには、パソコンに
コピーされている曲の何割が常時
コピーされていますか。
1.1割未満
2.1割
3.2割
4.3割
5.4割
6.5割
7.6割
8.7割
9.8割
10.9割
11.10割
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q18 : パソコンに収録された楽曲のうち
携帯音楽プレーヤーにもコピーされている割合
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
10割
17.8%
1割未満
9割
23.1%
7.0%
8割
1割
7.7%
9.4%
7割
5.8%
6割
2割
3.2% 5割 4割 3割 7.8%
7.1% 3.7% 7.4%
n=47,132
1割以下の方が32.5%である一方で、8割以上の方も32.5%いることがわかります。
Q15の保有曲数の回答とあわせてみてみると、携帯音楽プレーヤーにもコピーする割合が1割以下
である14,044人の方では、保有曲数も100曲である方が58.4%を占めるのに対し、8割以上と回答した
10,983人の方では、保有曲数が300曲以上の方が54.3%と、保有曲数が多い方のほうがより多く
携帯音楽プレーヤーにコピーしていることがわかりました。
Q19.その携帯音楽プレイヤーで音楽
を保存しているメモリの形式を教えて
ください。
1.内蔵型ハードディスク
2.内蔵型フラッシュメモリ
3.カード型など外部メモリ
4.わからない
Q19 : 携帯音楽プレーヤーの記憶媒体の形式
不明
25.3%
HDD
33.6%
HDD
メモリ
外部メモリ
外部メモリ
18.3%
メモリ
22.8%
不明
n=49,982
HDDタイプが1/4を超えて最も多く、メモリと外部メモリがこれに続いています。
外部メモリが多いのは携帯電話を主に指しているものと考えられます。
Q20.その携帯音楽プレイヤーの
メモリの記録容量を教えてください。
1.1GB未満
2.1GB~5GB
3.6~10GB
4.11~20GB
5.21~40GB
6.41GB~80GB
7.80GB以上
Q20 : Q19の携帯音楽プレーヤーの記録容量
41~80GB
3.3%
21~40GB
4.9%
80GB以上
5.5%
11~20GB
5.2%
6~10GB
13.4%
1GB未満
19.6%
1~5GB
48.2%
1GB未満
1~5GB
6~10GB
11~20GB
21~40GB
41~80GB
80GB以上
n=43,955
1GB~5GBのタイプが5割近くを占め、最も普及していることがわかります。
7/10
ニコ割アンケート
Q21.その携帯音楽プレイヤーの購入
時期を教えてください。
1.1年以内
2.1~2年以内
3.2~3年以内
4.3~4年以内
5.4~5年以内
6.5年より前
7.わからない
2008年12月19日実施
私的録音実態調査 結果
Q21 : Q19の携帯音楽プレーヤーの購入時期
5年~ 不明
9.2%
~5年 2.1%
1年以内
31.9%
2.8%
1年以内
~2年
~3年
~4年
~5年
5年~
不明
~4年
6.9%
~3年
16.5%
~2年
30.5%
n=47,022
1年~3年の方が約6割を占めるように、携帯音楽プレーヤーの普及は最近のことであることを伺わせます。
Q22.お使いの携帯音楽プレイヤーに
保存されているものの中で、音楽以外
で最も多いものを教えてください。
1.Podcast
2.英会話
3.映像コンテンツ
4.写真
5.落語
6.ゲーム
7.その他
Q22 : 携帯音楽プレーヤーに保存されているもののうち
音楽以外で最も多いもの
その他
27.0%
podcast
10.3%
英会話
9.4%
podcast
英会話
映像
写真
落語
ゲーム
その他
映像
20.1%
ゲーム
12.9%
落語
1.6%
写真
18.7%
n=37,808
携帯音楽プレイヤーを他の用途で用いる方が利用するコンテンツには、特に目立った傾向は
みられませんでした。
Q23.お使いの携帯音楽プレイヤー
に保存されているもののうち、音楽の
割合を教えてください。
1.1割未満
2.1割
3.2割
4.3割
5.4割
6.5割
7.6割
8.7割
9.8割
10.9割
11.10割
Q23 : 携帯音楽プレーヤーに保存されている
もののうち 音楽の割合
1割未満
9.9% 1割
5.2%
2割
4.3%
10割
28.7%
9割
18.0%
8割
9.7%
7割
8.5%
3割
4.2%
4割
2.7%
5割
4.8%
6割
4.0%
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
n=47,327
音楽が占める割合が7割以上と回答した方が、回答総数47,327人の55.2%であり、4割以下
の方は26.4%でした。
これをQ20の携帯音楽プレーヤーの記録容量とあわせてみてみると、主流である1~5GBの
所有者20,380人のうち70.3%の方が、7割以上を音楽が占めていると回答しています。
8/10
ニコ割アンケート
Q24携帯音楽プレーヤーの購入前に
MDプレーヤーを携帯していましたか。
1.していた
2.していない
私的録音実態調査 結果
2008年12月19日実施
Q24 : 携帯音楽プレーヤー購入前に
MDを携帯していた割合
していた
52.1%
してない
47.9%
していた
してない
n=50,776
MDプレーヤーを携帯していない方の中には、携帯音楽プレーヤーを所有していない方も入って
いると考えられますので、携帯音楽プレーヤーを実際に所有している方でMDプレーヤーを携帯
していた方の比率はより高いと考えられます。
Q25.最後にMDプレイヤーを携帯されて
いた方にお聞きします。今、外出先などへ
音楽を持ち出す際、MDプレイヤーを
携帯する割合を教えてください。
1.全く使わなくなった
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q25 : Q24のMD所有者で現在も外出時に
使わない
MDを携帯する割合
1割未満
1割
8割
9割
7割
10割
2割
6割 1.9% 2.6% 1.8% 1.0%
3割
1.5%
5割
4割
4割 0.5%
5割
使わない
1.2%
38.4%
6割
3割
7割
1.7%
8割
2割
2.2% 1割
9割
10割
3.7% 1割未満
43.5%
n=61,809
1割以下が8割を超え、ここでもMDの市場淘汰の現象があらわれています。
9/10
ニコ割アンケート
私的録音実態調査 結果
2008年12月19日実施
● 今日の私的録音はパソコンをキーに行われるのが主流であることを踏まえ、パソコンに保有されている楽曲数(総体)
を推計してみたところ、30代までのパソコン利用者に限っても、すでに239億曲を超えていることがわかりました。
○ 総務省の人口統計と、同じく総務省の「通信利用動向調査」にある個人のパソコンの利用率から
30代まで(11歳以上39歳まで)の総利用人口を割り出し、
Q2で「パソコンを利用する」、Q15で「回答しない」の割合を考慮して
ハードディスクへの複製者の総数を推計しました。
○ Q15のパソコンのハードディスクまたは外付けハードディスクの保有楽曲調査から年代別の平均複製曲数を算出し、
これに上述のハードディスクへの複製者の総数を乗じて複製曲数を推計すると、239億曲を超えていました。
○ ちなみに、Q15の保有曲数は「○曲~○曲」という選択肢になっているため、各々の区分の最低値に基づいて
計算しています(「501曲から1000曲」であれば501曲)。
従って、算出された曲数は、実際よりも少ないのではないかと捉えています。
○ なお、10歳未満の回答者が少ないことから、これを除いてあります。
総務省「平成19年度通信利用動向調査」より抜粋
10/10
ニコ割アンケート
Q1. あなたが主に利用するデジタル録画
機器を教えてください。(映像ファイルの
ダウンロード保存を録画に含みます)
1. DVDレコーダ(HDD内蔵)
2. DVDレコーダ(HDDなし)
3. HDDレコーダ(DVDなし)
4. TVチューナー付きパソコン
(DVD-R/RW/RAMドライブ付き)
5. TVチューナー付きパソコン
(DVD-R/RW/RAMドライブなし)
6. ハードディスク内蔵型ポータブル機器
7. メモリー内蔵型ポータブル機器
8. メモリーカード型機器
9. 携帯型パソコン(スマートフォン含む)
10.その他
11.持っていない
私的録画実態調査 結果
2008年12月20日実施
Q1 : 私的録画に利用する主な機器
HDD内蔵
29.3%
非所有
39.5%
DVDレコーダー
3.7%
その他
5.0%
HDDレコーダー
4.0%
携帯型PC
3.0%
メモリ型機器
2.3%
TV付PCDVD
6.5%
TV付PC
HDD携帯P
0.8%
2.0%
メモリ携帯P
3.9%
HDD内蔵
DVDレコーダー
HDDレコーダー
TV付PCDVD
TV付PC
HDD携帯P
メモリ携帯P
メモリ型機器
携帯型PC
その他
非所有
n=55,328
私的録画には多様なデジタル機器が利用されていることがわかります。
Q2. そのデジタル録画機器がハード
ディスク内蔵の場合、その容量を教え
てください。
1.100GB未満
2.100~300GB
3.301~500GB
4.501GB~1TB
5.1TB超
Q2 : Q1のデジタル機器のHDDの容量
1TB~
5.9%
~1TB
9.1%
100GB未満
32.0%
~500GB
19.1%
100GB未満
~300GB
~500GB
~1TB
1TB~
~300GB
33.9%
n=29,271
回答者の68%の方が、100GB以上の大容量のものを利用されていることがわかります。
Q3. ひとつ前の設問でお答えいただいた
機器の、購入時期を教えてください。
1.1年以内
2.1~2年以内
3.2~3年以内
4.3~4年以内
5.4~5年以内
6.5年より前
7.わからない
Q3 : Q1の機器の購入時期
不明
25.7%
5年より前
4.7%
~5年以内
4.2%
~4年以内
7.9%
1年以内
23.0%
~2年以内
19.8%
~3年以内
14.6%
1年以内
~2年以内
~3年以内
~4年以内
~5年以内
5年より前
不明
n=39,443
購入時期は、やはり3年以内の新しいものが中心で、半数以上を占めています。
1/6
ニコ割アンケート
Q4. 最近1年間、主にどのような
映像コンテンツをデジタル録画しました
か。(映像ファイルのダウンロード保存
を録画に含みます)
1. 地上アナログ放送(一般のテレビ
放送)の番組
2. 地上デジタル放送の番組
3. BSアナログ放送の番組
4. CSデジタル放送の番組
5. BSデジタル放送の番組
6. CATV独自の番組
7.インターネット、携帯サイトで配信
される有料コンテンツ
8.インターネット、ファイル交換、携帯
サイトで無料で入手できる映像
私的録画実態調査 結果
2008年12月20日実施
Q4 : この1年間に録画した主なデジタルコンテンツ
ネット無料等
24.0%
ネット有料
6.5%
CATV自主
2.2%
BSデジタル
2.7%
CSデジタル
2.9%
地上アナログ
地上デジタル
BSアナログ
CSデジタル
BSデジタル
CATV自主
ネット有料
ネット無料等
地上アナログ
38.1%
地上デジタル
21.0%
BSアナログ
2.6%
n=35,838
無料の地上波放送が59.1%を占めており、ネット上の無料コンテンツも多いことから、無料の
コンテンツが重要な録画源であることがうかがえます。
Q5. 最近1年間に何本録画しました
か。(映像ファイルのダウンロード保存
を録画に含みます)
1.1~10
2.10~50
3.50~100
4.100~300
5.300~500
6.500~1000
7.1000~2000
8.2000~5000
9.5000~10000
10.10000本以上
Q5 : この1年間に録画した本数
~10000本
1.5%
~5000本
2.9%
10000本~
2.3%
~10本
29.5%
~2000本
3.8%
~1000本
4.0%
~500本
4.8%
~300本 ~100本
10.9%
~50本
24.4%
~10本
~50本
~100本
~300本
~500本
~1000本
~2000本
~5000本
~10000本
10000本~
n=37,538
15.8%
回答者の46.1%の方が週1本以上、多い方は200本を超えて番組を録画していることがわかります。
Q6. それらのコンテンツの中で、有料
で録画またはダウンロードした割合は
どの程度ですか?
1.すべて無料
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q6 : この1年間に録画した映像コンテンツのうち
有料で録画またはダウンロードした割合
7割 8割
0.9%
1.4%
6割
5割 2.2%
3.2%
4割
0.8%
3割
1.2%
2割
1.5% 1割 1割未満
2.0% 7.0%
9割 10割
0.7% 2.3%
すべて無料
76.7%
すべて無料
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
n=59,928
すべて無料と回答した方が76.7%を占めました。ここでも無料コンテンツの録画が主流である
ことがわかります。
2/6
ニコ割アンケート
Q7. あなたが録画した番組の1本
あたりの平均時間を教えてください。
1.30分以内
2.1時間以内
3.2時間以内
4.3時間以内
5.4時間以内
6.4時間超
私的録画実態調査 結果
2008年12月20日実施
Q7 : 録画した番組の1本あたりの平均時間
~4時間
0.8%
4時間~
2.3%
~30分
~1時間
~2時間
~3時間
~4時間
4時間~
~30分
41.6%
~3時間
2.8%
~2時間
16.1%
~1時間
36.4%
n=36,380
「~30分」「~1時間」「~2時間」で半数以上を占めています。これらはニュース番組、ドラマ、
映画などの一般的な放送時間に相当しています。
Q8.あなたがデジタル録画をする理由
についてお答えください。
1.見たい番組の放映時間に見られない
場合に後で見るため
2.同じ時間帯に見たい番組が複数
あるため
3.CMを飛ばしたり、興味があるところを
再度見るため
4.興味がある番組をとりあえず録画
しておく
5.ドラマや映画を保存しておくため
6.DVDを購入するよりも安くすむから
7.家族や友人・知人に頼まれて
8.その他
Q8 : デジタル録画をする理由
家族等の依頼
6%
その他
10%
後で見るため
48.9%
DVDを購入
するより安い
後で見るため
別の番組をみる
CMを飛ばすなど
4%
とりあえず録画
保存目的
7%
保存目的
別の番組をみる
とりあえず録画
13%
CMを飛ばすなど
5%
6%
DVD購入より安
い
n=39,063
平成18年度の文化審議会私的録音録画小委員会の調査資料でも、「後で見るため」「別の番組
を見る」「保存しておくため」との回答が多かったのですが、今回調査では「保存しておくため」に
ついては7%にとどまりました。
(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/020/06101802/002/002.htm)
これは、今回調査では複数回答を受けることが出来ないなかで、「放映時間に見られないから
後で見るため」を最も優先的な目的としている方が多かった結果であると考えられ、ここからは、
そのうちどれだけを保存するかまでを読み取ることは出来ません。
Q9. お手持ちのデジタル録画機器や
パソコンは、同じ時間帯に放送されて
いる複数の番組を同時に録画できますか。
同時に録画できる番組数をお答えください。
1.1番組
2.2番組
3.3番組
4.4番組以上
Q9 : 所有する機器で同時録画できる番組数
4番組以上
4.4%
3番組
3.6%
2番組
26.5%
1番組
65.5%
1番組
2番組
3番組
4番組以上
n=32,331
2番組以上を録画できる機器を所有する方も34.4%いることがわかります。
3/6
ニコ割アンケート
Q10. デジタル録画機器をお持ちになる
ことによって録画の頻度は変わりましたか。
1.とても増えたほとんど毎日
2.どちらかといえば増えた
3.変わらない
4.どちらかといえば減った
5.とても減った
6.デジタル録画機器を持つまえは録画
していなかった
私的録画実態調査 結果
2008年12月20日実施
Q10 : デジタル録画機器の所有に伴う
録画頻度の変化
大幅減
3.5%
以前無録画
3.7%
増えて毎日
微増
変わらず
微減
大幅減
以前無録画
増えて毎日
18.9%
微減
4.3%
変わらず
37.5%
微増
32.0%
n=33,274
「どちらかといえば増えた」方を含めると、50.9%の方が録画頻度が増えていることがわかります。
Q5とあわせてみてみると、最近1年間の録画本数は、全体では「100本まで」と回答された方
が69.7%を占めましたが、一方で、「増えて毎日」の方の68.8%、「どちらかといえば増えた」方
では54.9%が、最近1年間の録画本数が「100本以上」であると回答しています。
Q11. ご自分で映像コンテンツを録画した
DVD-R(1回記録型)を何枚お持ちですか。
(ブルーレイディスクもお持ちの方は合算
してください)
1.持っていない
2.1~10
3.10~20
4.20~30
5.30~50
6.50~100
7.100~200
8.200~300
9.300~500
10.500~1000
11.1000枚以上
Q11 : 映像コンテンツを録画したDVD-Rの所有枚数
~1000枚
~500枚 1.0%
1000枚~
~300枚 1.4%
2.1%
~200枚 1.8%
5.7%
非所有
~100枚
47.6%
4.0%
~50枚
3.9%
~30枚
4.8% ~20枚 ~10枚
8.5%
19.3%
非所有
~10枚
~20枚
~30枚
~50枚
~100枚
~200枚
~300枚
~500枚
~1000枚
1000枚~
n=43,165
半数以上の方がDVDで番組を保存した実績があることがわかります。
Q12. ご自分で映像コンテンツを録画した
DVD-RW(書き換え型)を何枚お持ちですか。
(ブルーレイディスクもお持ちの方は合算
してください)
1.持っていない
2.1~10
3.10~20
4.20~30
5.30~50
6.50~100
7.100~200
8.200~300
9.300~500
10.500~1000
11.1000枚以上
Q12 : 映像コンテンツを録画したDVD-RW/RAM
の所有枚数
非所有
~10枚
~1000枚
~500枚
~300枚
~20枚
0.7%
1.1%
1000枚~
1.3%
~30枚
1.8%
~200枚
~50枚
4.1%
~100枚
非所有
~100枚
~200枚
58.8%
1.7%
~300枚
~500枚
~50枚
~1000枚
2.1%
~30枚
3.3%
1000枚~
~20枚 ~10枚
6.1% 18.9%
n=43,538
Q11の1回記録型に比べて書き換え型ディスクの保有率が低いのは、やはりDVDディスクは
番組の保存のために用いる傾向が強いことのあらわれであると考えられます。
4/6
ニコ割アンケート
Q13. 最近1年間で映像コンテンツの録画
用に何枚のブランク(生の)DVD-R(1回記録
型)を購入しましたか。
(ブルーレイディスクもお持ちの方は合算
してください)
1.購入していない
2.1~10
3.10~20
4.20~30
5.30~50
6.50~100
7.100~200
8.200~300
9.300~500
10.500~1000
11.1000枚以上
私的録画実態調査 結果
2008年12月20日実施
Q13 :最近1年間に映像コンテンツの録画用
に購入したDVD-Rの枚数
~500枚 ~1000枚
~300枚
1000枚~
1.5%
2.0%
0.9%
2.1%
~200枚
5.4%
非購入
~100枚
54.6%
4.1%
~50枚
4.3%
~30枚
4.0%
~20枚 ~10枚
6.8%
14.3%
非購入
~10枚
~20枚
~30枚
~50枚
~100枚
~200枚
~300枚
~500枚
~1000枚
1000枚~
n=43,573
所有割合と比べて購入割合が減少していることには、HDDの大容量化が影響しているものと考えられま
Q14. 最近1年間で映像コンテンツの録画
用に何枚のブランク(生の)DVD-RW/RAM
(書き換え型)を購入しましたか。
(ブルーレイディスクもお持ちの方は合算
してください)
1.購入していない
2.1~10
3.10~20
4.20~30
5.30~50
6.50~100
7.100~200
8.200~300
9.300~500
10.500~1000
11.1000枚以上
Q14 : 最近1年間に映像コンテンツの録画用
に購入したDVD-RW/RAMの枚数
~500枚
1.2%
~1000枚
1000枚~
0.8%
1.9%
~300枚
1.3%
~200枚
3.8%
~100枚
1.5%
~50枚
1.8% ~30枚
2.8% ~20枚~10枚
5.2% 13.7%
非購入
66.0%
非購入
~10枚
~20枚
~30枚
~50枚
~100枚
~200枚
~300枚
~500枚
~1000枚
1000枚~
n=43,455
Q12,Q13で読み取れた結果が、ここにもあらわれているようです。
Q15.購入したDVD-RW/RAM(書き換え型)
のうち、重ねどりや消去をせず、録画した
映像を保存する割合はどの程度ですか。
(ブルーレイディスクもお持ちの方は合算して
ください)
1.保存しない
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q15 : 購入したDVD-RW/RAMのうち
重ね録りをせずに保存する割合
8割
2.5%
7割
2.1%
9割 10割
2.4% 14.3%
6割
1.7%
5割
6.0% 4割
1.1%
3割
1.9%
2割 1割 1割未満
2.8% 3.5% 11.1%
保存しない
50.7%
保存しない
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
n=43,455
49.3%の方は、書き換え型のディスクであっても番組の保存に利用している実態がうかがえます。
5/6
ニコ割アンケート
Q16.HDDに一度録画した番組のうち、
DVD等のディスクにコピーして保存する
番組はどのぐらいの割合ですか。
1.保存しない
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
私的録画実態調査 結果
2008年12月20日実施
Q16 : HDDに録画した番組のうち
DVD等にコピーして保存する割合
9割
8割 1.7%
7割 2.2%
6割 2.1%
1.7%
5割
6.6%
4割
1.3% 3割
2割 1割
3.6%
4.7% 5.1%
10割
7.5%
保存しない
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
保存しない
49.7%
1割未満
13.8%
n=43,088
DVDに移して番組を保存する方と移して保存しない方が、ほぼ半分に分かれました。
HDDの大容量化によってDVDに保存する必要が無くなっていることもあるとも考えられます。
Q17.HDDに一度録画した番組のうち、
消さずにそのままHDD上に置いておく
番組はどのぐらいの割合ですか。
1.保存しない
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q17 : HDDに録画した番組のうち
HDD上に残して保存する割合
7割
2.9%
6割
2.3%
5割
8.8%
8割
3.4%
9割
3.2%
10割
9.3%
4割
1.8% 3割 2割
4.7% 5.7%
保存しない
38.5%
1割
5.7%
1割未満
13.5%
保存しない
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
n=42,700
Q8で「後でみるため」と回答した人のうちQ17で「保存しない」と回答した方は全17,290人の
36.1%にとどまり、逆に、5割以上をHDD上で保存する方が24.1%いることがわかりました。
HDDも番組の保存のために用いられている実態がうかがえます。
Q18.最後に携帯音楽プレイヤーや
携帯電話について伺います。
それらには、音楽を聴く他に映像
コンテンツを見る機能がついていますが、
映像を見る時間は、音楽と映像をあわせ
た視聴時間全体の何割程度ですか。
1.映像は全く見ない
2.1割未満
3.1割
4.2割
5.3割
6.4割
7.5割
8.6割
9.7割
10.8割
11.9割
12.10割
Q18 :音楽と映像をあわせた視聴時間全体のうち
映像コンテンツの再生時間の割合
7割
2.2%
8割
2.1%
9割
1.4%
10割
5.9%
全く見ない
47.7%
6割
2.1%
5割
6.6%
4割
1.8% 3割
4.2% 2割
5.2%
1割
5.2%
1割未満
15.6%
全く見ない
1割未満
1割
2割
3割
4割
5割
6割
7割
8割
9割
10割
n=45,158
携帯音楽プレーヤーでは、やはり47.7%の方が映像コンテンツを見ない一方で、少なからず
映像コンテンツを見る方もいるということで、録音・録画のいずれにも用いられている傾向が
うかがえます。
6/6
私的録音録画補償金制度調査 結果
ニコ割アンケート
Q1. デジタル方式で行う私的録音録画
には、著作者やアーティスト、レコード
製作者等(以下「クリエータ等」)への
補償金の支払が必要であることを知って
いますか。
1.知っている
2.知らない
2008年12月21日実施
Q1 : 私的録音録画補償金制度について
知っている
38.0%
知っている
知らない
知らない
62.0%
n=43,455
Q2. 現状では、権利者への補償金は、
機器や媒体の価格に上乗せされており、
それらのメーカーがあなたに代わって
クリエータ等に対して支払っていることを
知っていますか。
1.知っている
2.知らない
Q2 : メーカーがユーザーに代わって
補償金を支払っていることについて
知っている
33.3%
知っている
知らない
知らない
66.7%
n=55,642
Q3. それら補償金の支払い義務が、
法律上あなたにあることをご存知
でしたか。
1.知っている
2.知らない
Q3 : 補償金の支払義務者はユーザーである
こと
知っている
26.0%
知っている
知らない
知らない
74.0%
n=54,664
私的録音録画補償金制度に関する質問(Q1~Q3)では、制度の認識がおよそ1/3に
とどまっている現状がわかります。
Q4. 今日では、パソコンや携帯音楽
プレーヤーなど、大容量の機器を用いて
私的録音録画が行われています。これらも
デジタル方式の録音録画機器であるので、
従来のMDやDVDと同様に、クリエータ等に
補償金を支払うべきだと思いますか。
1.支払うべきである
2.支払っても良いが、払う金額による
3.支払うべきとは思わない
Q4 : パソコンや携帯音楽プレーヤーに
補償金を支払うべきか
支払べき
でない
36.3%
支払うべき
14.3%
払うべき
額による
払うべきでない
額による
49.4%
n=53,429
「支払うべき」「額による」と回答した方が63.7%であり、ユーザーの方には補償金制度の
必要性を一定程度ご理解いただいていることがわかります。
1/4
ニコ割アンケート
私的録音録画補償金制度調査 結果
Q5. ひとつ前の設問で、支払うべきとは
思わないと答えた方は、理由は次のうち
どれですか。
1.補償金の必要性がわからない
2.分配が不透明
3.自分が買ったものなのだから自分の
自由であるはず
4.CDの価格やレンタル代にコピー代も
含まれている
5.その他
2008年12月21日実施
Q5 : 補償金を支払うべきでないとした理由
その他
13.5%
CDやレンタ
ルの対価に
含めて支払
済
20.0%
自己購入物
だから自由
17.5%
補償の必要
性がわから
ない
12.1%
分配が
不透明
36.9%
補償の必要性がわ
からない
分配が不透明
自己購入物だから
自由
CDやレンタルの対
価に含めて支払済
その他
n=31,220
あえて用意した1~4の選択肢は、いずれも誤解に基づくものであり、適当ではありません。
さらに理解を深めていただくべく、設問の回答結果を参考にこうした誤解を解消する努力を
していきたいと考えます。
Q6. ヨーロッパでは、多くの国で携帯音楽
プレーヤーや、データ用CD-R・DVD-Rなど
が補償金の支払対象となっていることを
ご存知でしたか。
1.知っている
2.知らない
Q6 : 欧州では携帯音楽プレーヤーや
データ用CD-R/RWも補償金の支払対象
であること
知っている
15.1%
知っている
知らない
知らない
84.9%
Q7. 日本では補償金制度に反対している
メーカーが、ヨーロッパでこれら機器等を
販売する際、補償金を支払っていることを
ご存じでしたか。
1、知っている
2、知らない
n=53,937
Q7 : 日本で補償金制度に反対している
メーカーも欧州ではこれらの機器等に
補償金を支払っていること
知っている
11.2%
知っている
知らない
知らない
88.8%
Q8.こうした事実により、例えば、フランス
では国民一人あたりの年間の補償金負担
額は400円ほどですが、日本では28円
ほどです(2007年度)。
国によってクリエータ等に還元される補償
金の額に大きな違いがあることをご存じ
でしたか。
1.知っている
2.知らない
n=53,797
Q8 : フランスと日本の
国民一人当たりの補償金額の格差
知っている
12.0%
知らない
88.0%
知っている
知らない
n=53,630
2/4
ニコ割アンケート
私的録音録画補償金制度調査 結果
Q9. また、補償金制度のある国々では、
日本以外すべて、法律上の補償金支払い
義務者がメーカーや輸入業者であることを
ご存知でしたか。
1.知っている
2.知らない
2008年12月21日実施
Q9 : 補償金制度を導入している国々のうち
日本以外は支払義務者がメーカー
であること
知っている
11.4%
知っている
知らない
知らない
88.6%
n=53,508
海外の状況を交えた質問(Q6~Q9)では、80~90%の方が「知らない」と回答しました。
携帯音楽プレーヤーを補償金の支払対象としている国は、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン
ほか15カ国あり、データ用CD-R/RWを補償金の支払対象としている国も、 ドイツ、フランス、
イタリア、スペイン、オランダ、カナダのほか20カ国あります。
また、国民一人あたりの私的録音録画補償金の支払額を比較すると、
フランス 444円、ドイツ314円、イタリア202円、オランダ198円、スペイン149円であるのに
対し、日本はわずか22円にとどまっています。
Q10. 著作権保護技術(コピーガード)は、
コピーが簡単なデジタルの世界では、
違法な利用を防止する重要な役割があると、
クリエータ等は考えています。
あなたは、コピーガードについてどのように
お考えですか。
1.必要
2.違法利用する人がいるのであってもやむを得ない
3.違法利用する人は多数ではないので不要
4.不要
Q10 : コピーガードについてどう考えますか?
必要
不要
27.7%
違法利用は
小数だから
不要
14.0%
必要
15.6%
違法利用がある
からやむを得な
い
違法利用は小数
だから不要
違法利用が
あるからや
むを得ない
42.7%
不要
n=54,008
「必要」「違法利用があるからやむえを得ない」と回答した方が58.3%であり、ユーザーの方
にはコピーガードの必要性を一定程度ご理解いただいていることがわかります。
Q11. 音楽CDには、1世代目のコピーは
何枚でも作れますが、コピーしたものからの
コピーは作れない、という著作権保護技術
(SCMS)が当初から施されていることを
ご存知ですか。
1.知っている
2.知らない
Q11 : 音楽CDには、コピーしてできた
複製物からのコピーはできない技術
(SCMS)が施されていること
知っている
35.2%
知らない
64.8%
知っている
知らない
n=53,343
Q12. 現在の補償金制度は、この音楽CDの
著作権保護技術を前提として導入されたこと
をご存知ですか。
1.知っている
2.知らない
Q12 : 現在の補償金制度は、SCMS技術
を前提に導入されたこと
知っている
18.9%
知っている
知らない
知らない
81.1%
n=53,112
補償金の支払対象機器に指定されているDATの販売にあたり、当時の通産省が、デジタル
コピーによる権利者の被害の拡大を防ぐためにSCMS(Serial Copy Management System)を
採用するよう各メーカーに通達を出しました。その後に発売されたCDレコーダーやMDにも
この方式が採用され、私的録音補償金制度も導入されました。
3/4
ニコ割アンケート
私的録音録画補償金制度調査 結果
Q13. MDではこの著作権保護技術が有効
でしたが、パソコン上では事実上無効となり、
デジタルによる私的録音がクリエータ等の
想像をはるかに超える量になってしまった
ことが、現在の補償金制度を見直す動きの
大きな要因であることをご存知でしたか。
1.知っている
2.知らない
Q14. こうしたことを防ぐために、デジタル放送
の分野では、「ダビング10」というルールが
消費者、メーカー、クリエータ等、放送事業者
の合意として導入されました。
これは、録画したテレビ番組を10枚のDVDや
ブルーレイ・ディスクにコピーすることができ
るというものですが、あなたは、ふだんテレビ
番組のコピーディスクを10枚作りますか。
1.作る
2.ときどき作る
3.あまり作らない
4.全く作らない
2008年12月21日実施
Q13 : パソコン上ではSCMSが認識されない
ために大量の私的録音が行なわれている
ことが、今日の補償金制度見直しの議論の
大きな要因であることをご存じですか?
知っている
23.1%
知っている
知らない
知らない
76.9%
n=52,469
Q14 : 「ダビング10」が導入されたことで、
テレビ番組のコピーディスクを10枚
作りますか?
作る
作る
2.7%
全く
作らない
76.2%
ときどき
作る
5.4%
あまり
作らない
15.7%
ときどき作る
あまり作らない
全く作らない
n=54,401
「全く作らない」「あまり作らない」の合計が91.9%でした。
「ダビング10」があってもユーザーの動向には殆ど影響を及ぼしていないことがわかります。
4/4