ドイツにおける廃棄物処分の関連施設

ドイツにおける廃棄物処分の関連施設
ノルト集中
中間貯蔵施設
コアレーベン中間貯蔵サイト
コアレーベン・サイトノ■ ̄ ̄ ̄′
ノ、、ルリン
サイト特性調査)
すランプ
アーハウス集中
中間貯蔵施設
0
モルスレーベン処分場
(廃止措置事績中)
′、
アツセ研究鉱山
(閉鎖予定)
コンラツド処分場
(建設準備中)
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ドイツ1
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集中中間貯蔵施設
ゴアレーベン中間貯蔵施設
貯蔵廃棄物
使用済燃料 ガラス固化体
アーハウス中間貯蔵施設
ノルト中間貯蔵施設
使用済燃料
使用済燃料
l
原子力発電所(商業用、運転中)
欝
放射性廃棄物処分場
◆
地下研究施設
集中中間貯蔵施設
〔 特性調査施設
NUMO
P.3
ゴアレーベン・サイトー経緯−
・ニーダーザクセン州が4段階からなる選定手続きを実施し、誘致
・1979年に連邦と州が決議し、ゴアレーベンを候補サイトと決定
>1970年代に放射性廃棄物処分場を含む核燃料サイクルリペックエンドセ
ンターの設置が計画され、放射性廃棄物の最終処分に最も適している
と考えられていた岩塩ドームを対象に、連邦政府と、岩塩ドームが多く
分布するニーダーザクセン州が中心となり選定を実施
>1976年に、ニーダーザクセン州政府の任命したプロジェクトチームにより、
候補サイトの選定作業が開始
> 第1段階では、岩塩ドームの存在と地表に面積3×4kmの広さが利用可
能かにより総数140か所の岩塩ドームから23か所の候補サイトが選定
> 第2段階では、23か所の候補サイトに対して5つの除外基準を適用した
検討を実施。この除外基準は、①岩塩ドームの外縁と3×4kmの地表エ
リアの存在する場所の関係、②岩塩ドームの深さ(地表から800m以上
深くないこと)、③岩塩ドームの大きさ(大きいほど望ましい)、④地表に
おける人間の居住の有無、⑤当該用地において競合する利用用途の
存在
> この除外基準により、13か所の候補サイトに絞り込み。
> 第3段階では、安全・環境面、サイトの地質学、公共の飲料水の供給、
自然景観の保全、経済的影響、地表の利用状況等に対する考慮などか
ら、4か所の候補地に絞り込み
> 第4段階において、ニーダーザクセン州では最大規模の岩塩ドームが存
在し、その岩塩ドームに損傷がなく最も優位とされたことから、ゴアレー
ベンが候補サイトとして選定され、州が1977年2月に連邦政府に提案
> 連邦政府は、1977年7月にこの提案を受け入れ
>1979年9月に連邦と各州首相とのバックエンド決議が行われ、ゴアレー
ベン・サイトにおける処分場建設のための調査を実施することが確認。
NUMO
P.7
ゴアレーベン・サイト一概要一
岩塩ドームの大きさ:長さ約14km、幅が最大約4km、地下
約250mから約3,400m
処分深度:地下約840mから1,200mの範囲で検討
処分場面積:約3km2
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NUMO
ゴアレーへン
サイト特性調
査実施
自治体くゴアレ
ゴアレーベンは右の地図にあるように、ド
−ベン)
ゴアレーペンの概要
イツ北部に位置するニーダーザクセン州リ
面積
ュッヒョウ・ダンネンベルク郡にあります。
人口
約20′000km2
約640人
面積は約2万km2、人口は1.000人に満たない、
小さな自治体です。ベルリンから北西に約
170km、ハンブルクから南東約130kmに位
置しており、エルベ川沿いの、旧東ドイツと
の国境付近にある自治体です。
ゴアレーベンでは高レベル放射性廃棄物
等の発熱性放射性廃棄物の最終処分場サイ
トとしての適合性を評価するための探査活
動が行われてきました。探査活動は2000年
から10年間にわたり中断されましたが、
2010年11月に再開されていました。しかし、
2012年11月には、探査活動を再度停止する
ことが公表されています。また、放射性廃棄
物の集中中間貯蔵施設(次頁参照)も設置され
ています。
(DBE社資料より作成)
ゴアレーベンの遠景
(DBE社資料より引用)
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ゴアレ
−ベン中ロ
司貯
蔵サイト
ゴアレーベンには、ゴアレーベン中間貯蔵
(BLG)社が操業する使用済燃料と放射性廃
施設概要
操業者
BLG社
操業開始
棄物の中間貯蔵施設も設置されています。
同施設は、使用済燃料及びガラス固化体の
集中中間貯蔵施設汀BL−G)、放射性廃棄物集
1984年
TBL−Gの 許可貯蔵量
3,800t(重金属換算、乾式)
ALGの 許可貯蔵量
総放射能<5×1018Bq
中中間貯蔵施設(ALG)、及び使用済燃料のパ
イロットコンディショニング施設(PKA)で構
アクセス
場所
成されています。
ニーダーザクセン州
リュッヒョウ ダンネンベルグ郡
TBL−Gには約5−000m2の敷地に420本のキ
交通手段
ハンブルク空港∼ダンネンベルク
ャスクを貯蔵することが可能で、使用済燃料
駅(電車で約2時間)
とフランスから返還されたガラス固化体が
ダンネンベルク駅∼ゴアレーベン
貯蔵されています。
中間貯蔵施設(幸などを利用)
ALGには、原子力発電所や医療・産業・研
究利用から発生する放射能レベルの低い廃
棄物が貯蔵されています。それらの廃棄物は、
同施設に輸送される前に鉄やコンクリート
で作られた容器に封入されます。同施設は面
積が4.500m2、高さが5mとなっています。
PKAは、使用済燃料を最終処分に適した形
態へとコンディショニングするための技術
ゴアレーベン中間貯蔵サイト
(BLG社ウェブサイトより引用)
開発のために設置されています。ただし、現
①パイロットコンディショニング施設
在の利用許可は、使用済燃料用キャスクの補
②使用済燃料及びガラス固化体集中中間貯蔵施設
修に制限されています。
③放射性廃棄物集中中間貯蔵施設
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