平成 23 年 3 月 1 日発行北海道旭川南高等学校卒業担任から一言第 9 号第 32 回卒業証書授与式 " You raise me up......To more than I can be " 1組担任新町裕司トリノ五輪で日本唯一のメダリスト荒川静香選手がエキシビションで用いた曲、"You raise me up" 。美し ☆卒業式予行 199 名巣立つ 3 月 1 日（火）第 32 回卒業証書授与式が行われ、女子 107 名男子 92 名合計 199 名、普通科最後の卒業生が旭川南高校を巣立ちます。卒業生の皆さん、保護者の皆様、おめでとうございます。この校舎で過ごした三年間が、皆さんの今後の生活の糧となり、礎となるものと思います。普通科の旭川南高校はこれで最後となり、現 2 年生は総合学科最初の学年となり、4 月からは総合学科旭川南高校の完成年度となります。総合学科高等学校生徒としての自覚を持って旭川南高校の伝統を受け継いで行ってくれるものと思います。また、卒業式の予行演習後には同窓会入会式も済ませ、2 万人余りの同窓生の仲間入りをしました。明日からは旭川南高校の応援団として後輩たちの活躍を見守って下さい。健康に生き、豊かな出会いを求めて校長柿本比佐緒卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。学業・部活・行事などに一生懸命に取り組む姿は、後輩たちの良き模範となり旭川南高普通科最後の卒業生として立派に役割を果たしました。皆さんはこれから進学・就職とそれぞれ異なる道に進むわけですが、親元から離れて生活する人も多いと思います。いわゆる自立への第一歩を踏み出すことになります。そこで古くから言われている平凡な教えを贈る言葉とします。一つは、「健康的な生活をしよう」という話です。君たちは新しい世界に踏み出しますが精神的な緊張感やストレスが伴うかも知れない、しかし、そんな時こそ健康な身体があれば回復力も早いです。健康的な生活をしている人を見ていると、穏やかな中にも前向きな発想や先を見通す力を持っているように感じるからです。同時に、人を寄せ付ける求心力もあるように思います。何はともあれ身体が資本です。いメロディは言うに及ばず、その歌詞は私の脳裏から離れることはない。「あなたのお陰で今の私がある」実際、自分を勇気づける人の存在が、如何なる艱難辛苦をも耐え抜く原動力になることがある。周囲の見えざる気遣いや配慮に、さり気なく「お陰様で。」と言って感謝の気持ちを言葉にできる成熟した大人になることを私は切に期待したい。 “ 夢に向かって” 2 組担任平間啓伸ご卒業おめでとうございます。いよいよ自分の夢に向かっての新しい一歩を踏み出す時が来ました。自分の力を信じ、優しさと強い心を忘れず、胸を張って歩いていってください。 “ 人の痛みを知る ” 3 組担任松林豪「我が身つねって人の痛さを知れ」ということわざがあります。想像力で実際につねらなくてもその痛さは分かりそうなものです。しかし、実際は想像力がそこまで働きません。だからことわざになったのかもしれません。皆さんには人の痛みが分かるようになってほしい。そしてできればそこで行動できる人間になってもらいたいと思います。 “どうせ一度の人生さ～！” 4組担任知野太走り出したら何か答えが出るだろうなんて俺もあてにはしてないさしてないさ（『男達のメロディー』より）「また、どこかでお会いしましょう！」 “ 夢を大切に!! ” 5 組担任矢野淳久さあ、旅立ちの時を迎えました。準備万端整っていますか？これからの人生は自分で切り拓いていかなくてはなりません。 “夢”を大切に、それに向かって突き進んでください。嵐が襲ってくることも、壁にぶつかることもあるかもしれません。何としても乗り越えてください。自分の持つ無限の可能性と明るい未来を信じて････････。幸多き人生を祈っています。次に、皆さんは地元を離れ新しい土地で新しい人との出会いがはじまります。ただ行き交うだけかも知れないし、「邂逅＝かいこう」と言われる出会いもあります。それは、平たく言えば巡り会い、単なる人との出会いではなく、心と心の触れ合いを伴うものを邂逅と言います。このような関係を結べる人との出平成 23 年度推薦入学者選抜会いは、長い人生の中で、そうたくさんはないでしょう。素晴らしい人との出会いは、皆さんの人生をさらに豊かにすることでしょう。人との出会いも大きな財産です。君たちとの思い出はたくさんありますが、高校生活最大の行事である関西・東京の見学旅行、新型インフルエンザの猛威と闘い通した４泊５日が何より忘れられない思い出です。君たちは凄かった。終わりになりますが、３年間にわたって卒業生を温かく見守り、本校の教育に多大なご支援を賜りました保護者の皆様、地域の皆様に厚く御礼申し上げます。卒業生の限りない前途を祝福してご挨拶といたします。面接終了合格内定者 98 名去る 2 月 14 日（月）、推薦入学者選抜の面接を実施しました。240 名の定員の内 50％程度が、推薦合格者の定員となります。今年は 108 名が出願しました。面接当日には欠席者もなく全員が緊迫した雰囲気の中、面接に臨みました。推薦選抜の結果、98 名の合格が内定しました。この後、3 月 3 日（木）、4 日（金）に一般入学者選抜が行われ、2 月 21 日（月）の時点で推薦選抜の合格内定者を除いた 142 名の定員に 195 名の受検生が挑戦します。(倍率 1.4 倍) 合格発表は 3 月 16 日（水）です。卒業生進路決定状況 2 年次生課題研究学習（総合的な学習の時間） 2 月 24 日現在進路種別男子女子計国公立大学 6 2 8 国公立短大 0 0 0 私立大学 32 21 53 私立短大 2 17 19 専門（看護） 0 14 14 専門（各種） 30 32 62 公務員 9 2 11 民間 1 9 10 進学希望 11 8 19 就職希望 1 2 3 計 92 107 199 進学就職未定合主な進路先室蘭工大、北海道教育大、釧路公立大、北見工大北海学園大、北星学園大、北海道文教大東海大、帝京大、日赤北海道看護大旭川大短大部、北星学園大短大部北海道国学院短大、光塩学園女子短大北海道医療センター附属、北都保健福祉旭川厚生看護、富良野、伊達赤十字北都保健福祉、北海道ハイテクノロジー千歳リハビリテーション、東放学園北海道警察、北海道職員、札幌市職員刑務官、美瑛町役場、愛別町役場、自衛隊北海道健誠社、森山病院、茂田石油ガス東北医療器械、旭川グランドホテル～スキー白尾くん、柔道女子園部さんは全国へ～ 1・2 年次生クロスカントリー授業風景南高校では体育の授業で「クロスカントリー」を行っています。今年も冬休み明けの授業から 2 月いっぱい、真冬日の寒い日も、吹雪の日も 1・2 年次生が学校周辺を走っています。2 時間続きの授業では、学校グラウンドを出発して旭川空港方面へ男子は 6～7km、女子が 4～5km もの距離を走ります。コースは下りだけでなく、上り坂もあるので、生徒はいい汗を流しながらクロカンの授業を楽しんでいます。 ←1 年次生の授業風景。 2 年次生の授業風景。 → 冬休み明けより 2 年次「総合的な学習の時間」では、課題研究の学習が進められています。この課題研究は、これまで「総合的な学習の時間」で学習してきた進路研究、小論文学習や見学旅行のプレゼンなど、自己表現の今年度、本学年の学習の集大成として取り組んでいます。生徒は個々に、希望している進学先や就職先にかかわりの深い分野について課題を設定し、その課題について、研究し、まとめ、発表するというものです。生徒はそれぞれ、書籍やインターネットで調べたこと、アンケートやインタビューの結果をまとめました。先日、それぞれの分野別のゼミ発表を行い、各ゼミの代表者が決まりました。 ☆ バドミントン部（女子） 1 月 12 日（水）～15 日（土）釧路市で行われた「第 43 回北海道高等学校新人バドミントン大会」に女子団体戦で出場しました。結果は 1 回戦【旭川南 3-2 滝川】、2 回戦【旭川南 3-1 北見商業】3 回戦【旭川南 0-3 帯広大谷】となりました。スキー（クロスカントリー） ☆ 1 月 18 日（火）～20 日（木）札幌市で行われた「第 63 回南・北北海道高等学校スキー競技選手権大会」に 1 年白尾くんが出場し、男子クロスカントリー10km クラシカル、15km フリーで 16 位、19 位という成績を収め、全国大会への切符を獲得することができました。白尾くんは、 2 月 6 日（日）～10 日（木）岩手県八幡平市で行われた「平成 22 年度全国高等学校総合体育大会」に出場し、同 2 種目で完走することができました。柔道部 ☆ 1 月 22 日（土）・23 日（日）札幌市で行われた「全国高等学校柔道選手権大会北海道予選」に出場し、団体戦は女子が全道 3 位、男子は北北海道 3 位という結果になりました。個人戦では、男子 73kg 級で 2 年松田くんがベスト 16 位、女子 52kg 級で 1 年鈴木さんがベスト 8 位、女子 63kg 級で 1 年園部さんが見事、優勝しました。園部さんは 3 月 20 日（日）・21 日（月）日本武道館で行われる「第 33 回全国高等学校柔道選手権大会に出場します。