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鶴谷病院 連携室便り 第 36 号 平成 27 年 12 月 26 日
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つ る が や び ょ う い ん
ん
け
い
し
つ
た
よ
連 携 室 便 り
鶴谷病院
医療法人 鶴谷会の理念
①「人間愛」をもって患者さんに接し、心のこもった医療・介護サービスに尽くすこと。
②日進月歩する医療・福祉に対して前向きに取り組み、“チームワーク”を大切にすること。
これらをふまえ、質の高い医療・介護サービスを地域の方々に提供する。
〒370-0117
群馬県伊勢崎市境百々421
TEL:0270-74-0670(代)
FAX:0270-74-3775
URL:http://www.tsurugaya.or.jp
新任医師 ご挨拶
循環器内科
す ず き
ともゆき
鈴木 智之
昭和 51 年
平成 14 年
平成 14 年
平成 16 年
平成 20 年
平成 24 年
平成 26 年
群馬県前橋市生まれ
弘前大学 卒業
静岡済生会総合病院研修医
静岡済生会総合病院循環器内科
名古屋大学大学院
名古屋大学環境医学研究所
ユタ大学心血管研究所
平成 27 年 11 月 1 日付で当院内科に勤務しております鈴木智之と申します。新任医師の紹介ということで
すが、これといって特異な技能を持ちあわせているというわけではありませんので、拙い文章で恐縮ですが、自分
の経歴について簡単に書かせていただきます。
生まれは群馬県前橋市で大学時代は青森県で過ごしました。学生実習では患者様の話す津軽弁が解釈困難
で、よくカルテを持ったまま立ち尽くしていました。この時に得ました患者様の話をよく聞くという姿勢をいつも心
がけるようにしたいと思っています。卒業後は静岡県の総合病院で救急医療と循環器内科を中心に診療に従事
し、循環器内科では主に不整脈について学びました。憧れの海はすぐ近くでしたが、遊泳禁止区域だったため遠
目に眺めて満足していました。名古屋大学大学院に進学後は、診療のかたわら抗不整脈薬に関する基礎研究を
行い、その流れで卒業後は大学内の研究所およびアメリカのユタ大学で研究に専念しました。話題の iPS 細胞を
使用した研究にも少々関わりましたが、膨大な労力と費用が注ぎ込まれるにもかかわらず、わずかな進展と停滞
を繰り返すという状況が続き、改めて現代医学の礎となった先人達の奮闘に畏敬の念を抱きました。自分が医学
の進歩に関与できたかどうかは甚だ疑問ではありますが、区切りのよいところで研究を終了し、このたび鶴谷病
院で働かせていただくこととなりました。
自分の鶴谷病院に対する第一印象は非常にアットホームな雰囲気の病院ということであり、その雰囲気は患
者様方と職員との強い信頼関係の上に成り立っていると感じました。そのような環境で働かせていただけること
を大変嬉しく思います。さらに、その信頼関係の強化に少しでも貢献できるよう丁寧な診療を心がけていきたいと
考えております。何かありましたら気軽にお声をかけていただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げま
す。
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鶴谷病院 連携室便り 第 36 号 平成 27 年 12 月 26 日
血管外来のご案内
平 成 28 年 1 月より、水曜日の午前中、血管外来を担当することになりました町田と申します。
私の扱う疾患の中で最もポピュラーなものが、下肢静脈瘤です。成人女性の 10 人に 1 人は程度の差はあ
るものの専門医の目で見ると、認められるといわれています。勿論、男性にも少なくありません。これは人類
が 2 足歩行の能力を獲得し、地球の重力から体を支える役割が、両脚にかかるようになったのが、大きな理
由のひとつとされています。そのためか、古代ギリシャにも、今と同じ、下肢静脈瘤で悩む人の下肢の記録が
残されています。
症状は“見た目の静脈の浮き上がり”、“下肢の浮腫み”、“下肢のだるさ・疲れ易さ”、“下肢の鈍痛・熱感”、
“夜、寝ていてよく下肢がつる、いわゆるこむら返り”、“下肢の皮膚の色素沈着や皮膚の変色、硬化、弾力の
低下”、時には静脈瘤内には血栓が生じ、その周囲に炎症が起きて自発痛や圧痛が出ることもあります。静脈
瘤の形態は、人により千差万別です。見るからに“モコモコ”と膨れた大きなもの、大腿から下腿まで数珠状に
“ウネウネ”と連なったもの、局所的に密集したもの、“青筋の細かい静脈瘤”が網の目のように広がったもの、
赤みのあるさらに細かい“クモの巣状”といわれる静脈瘤が密集したもの、などがあります。基本的に症状が
ある人、なくても長年悩んできた人は治療の対象です。
【下肢静脈瘤の症例①】
【下肢静脈瘤の症例②】
専門医の診察により、適切な治療法を選択する必要があります。というのは、中には見えている静脈瘤を
治療することにより、逆に下肢全体の静脈還流が悪化し、病状が余計に重くなってしまうもの、見た目の静脈
瘤の成因となっている静脈の障害が別にあり、これを治さないと、何回治療しても再発するもの、また個々の
人の併せもつ全身疾患の具合など、治療効果に影響する要因が幾つもあるからです。治療法としては、弾性
包帯や弾性ストッキングによる圧迫、硬化療法、小手術の高位結禁術、範囲の広い進行したものにはストリッ
ピング手術があります。また、最近では、“レーザー治療”も行われるようになってきています。
下肢静脈瘤でお悩みの方、気になっていて一度相談したいと思われる方、お気軽に受診してください。
血管外科
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町田 政久
鶴谷病院 連携室便り 第 36 号 平成 27 年 12 月 26 日
白十字工場見学
平成 27 年 9 月 25 日(木)、鶴谷病院看護師 6 名で白十字株式会社、群馬第 2 工場を見学して来ました。
工場内では数々のラインがフル稼働しており、中でも日々の業務で頻繁に使用しているワンショットプラス EL-Ⅱ(ア
ルコール綿)に興味を持ちました。まず工場内に入る前に専用の白衣に着替え、その後エアシャワーを浴び、更に粘
着シートで細かい埃を除去してからの入室となります。埃・髪の毛・虫などに細心の注意を払っている様子が強くう
かがえました。そして、ひとつの製品が完成するまでに数々の厳しいチェックを受け、検査に合格したものだけが
我々の働く医療の現場に届いていることを知りました。
また、後半ではこれからのシーズンに流行し、蔓延してく
ると思われる急性感染性胃腸炎(ノロウイルス感染)に感
染してしまった寝たきりの患者様が嘔吐をしてしまった時の
対策として、紙おむつとは異なるデザインで、吸収力に優れ
た商品の開発についての意見交換を行いました。今後、白
十字株式会社と鶴谷病院での共同開発商品が誕生する
事があれば、患者様・利用者様にも喜んで頂けるのではな
いかと考えています。
看護部
中谷 忍
第 25 回 ぐんま県民マラソン
第 25
回ぐんま県民マラソンに鶴谷会のメンバー37 人で
参加して来ました。天候にも恵まれました。今回初のフルマラソ
ンが追加され多くのランナーが参加しました。フルマラソン
5000 人・10 ㎞マラソン 4000 人・リバーサイド(約 4.2 ㎞)6000
人の定員人数が今回はフルマラソンも追加されたこともあり
約 1 か月前に募集人数に達したほど人気でした。
フルマラソンにはゲストランナーとしてオリンピック男子マラソ
ン 2 大会連続メダリスト「エリック・ワイナイナさん」やアテネ世
界陸上 10000m パリ世界陸上マラソン銅メダリスト「千葉真子
さん」、2009 年世界陸上ベルリン大会銀メダリスト「尾崎好美
さん」が参加されより一層盛り上がっていました。
私は昨年、今年と 2 回目の参加だったのですが、昨年とコースの変更がありました。コースの特徴としては参加者か
らの要望が多かったアップダウンの少ない市街地を走るコースを設定され、自己記録が狙いやすいとされていました。
私自身も昨年より自己タイムを更新し、市街地や利根川沿いを走ることで景色を見ながら楽しく走ることができまし
た。鶴谷会ではフルマラソンに 3 人のメンバーが参加しました。フルマラソンには「サブスリー」という言葉があり、フルマ
ラソン(42.195 ㎞)を 3 時間以内に完走することを言います。全国のランナーに占めるサブスリーの割合は約3%程度
と言われています。いわば市民ランナーのエリート的な存在とされています。今回 3 人の内 1 人がサブスリーを達成す
るという素晴らしい成績を残すことができました。
リハビリテーション科 須永 麻衣
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鶴谷病院 連携室便り 第 36 号 平成 27 年 12 月 26 日
年末年始は平成 27 年 12 月 30 日(水)午後~平成 28 年 1 月 3 日(日)まで休診となります。