別紙 1 用語集用語定義アシスタント・ススコアボードを操作する等し、スコアラーを補佐する者をいう（競技コアラー規則第 48 条 48.3、マニュアル§3 の 4）。イリーガル・ユー相手の自由を妨げる形で手や腕で相手に触れること（相手をたたくこス・オブ・ハンズとも含む。）や触れていることをいう（競技規則第 33 条 33.11）。エンド・ラインコートの短い側のラインをいう（競技規則第 2 条 2.4.1）。オフィシャルズ・ TO が着席するテーブルをいう（競技規則第 2 条 2.5）。テーブルオポジィット・サコートのオフィシャルズ・テーブルから遠い方のサイド（オフィシャイドルズ・テーブルの反対側のサイド）をいう（マニュアル§2 の 1.3）。競技規則本件試合に適用される、JBA「2015 バスケットボール競技規則」をいう。国際競技規則本件試合当時有効な、国際バスケットボール連盟（ Fédération Internationale de Basketball, FIBA）が定めた Official Basketball Rules 2014 をいう。コミッショナー競技規則第 45 条 45.3 に定められる、オフィシャルズ・テーブルのスコアラーとタイマーの間に座り、TO の仕事を監督し主審と副審がゲームを円滑に進行できるように補佐する者をいう。サイド・ラインコートの長い側のラインをいう（競技規則第 2 条 2.4.1）。シャンソン株式会社シャンソン化粧品及び同社が保有する W リーグ加盟の女子バスケットボールチーム「シャンソン化粧品シャンソン V マジック」をいう。ショット・クロッ 24 秒ルールの適用のため、ショット・クロックを操作する等して、審ク・オペレイター判を補佐し、スコアラーに協力する者をいい、「24 秒計オペレイター」ともいう（競技規則第 50 条、マニュアル§3 の 6）。スコアラー公式スコアシートを使用して所定の事項を記録し、必要なときに合図をする等して、審判を補佐する者をいう（競技規則第 48 条 48.1、マニュアル§3 の 3）。スリー・パーソ主審 1 人と副審 1 人の 2 人審判制（ツー・パーソン・システム）に対ン・システムする主審 1 人、副審 2 人の 3 人審判制システムをいう。スロー・イン・ラそれぞれのハーフ・コートに、オフィシャルズ・テーブルから遠い方インのサイド・ラインにコートの外側に向かってサイド・ラインと直角に短く描かれたラインをいう（競技規則第 2 条 2.4.6）。制限区域 ①エンド・ライン、②フリースロー・ライン及びフリースロー・ラインを両側に 0.65m ずつ延長したライン、並びに③②のラインの両端からエンド・ラインまで、エンド・ラインと直角に描かれた 2 本の直線で区画されたコートの長方形の部分をいう（競技規則第 2 条 2.4.3）。センター・オフィフロント・コートのリード・オフィシャルとは反対側のサイドでフリーシャルスロー・ラインの延長上からおよそ 2 歩（2m）程度バスケットに近づいたところに位置する審判をいう（マニュアル§2 の 1.3）。センター・ライン両エンド・ラインと平行に両エンド・ラインの中央を結ぶラインをいう（競技規則第 2 条 2.4.2）。タイマーゲーム・クロック及びストップ・ウォッチを操作し、競技時間等の時間を計る等して、審判を補佐する者をいう（競技規則第 49 条 49.1、マニュアル§3 の 5）。タイム・アウトコーチ又はアシスタント・コーチの請求によって認められるゲームの休止時間のことをいう（競技規則第 18 条 18.1）。チーム・ファウルプレイヤーに記録されるパーソナル・ファウル、テクニカル・ファウル、アンスポーツマンライク・ファウル及びディスクォリファイング・ファウルのことをいう。1 チームに各ピリオド 4 回のチーム・ファウルが記録されたあとは、チーム・ファウルの罰則が適用され、そのチームのプレイヤーが、ショットの動作中でない相手チームのプレイヤーにパーソナル・ファウルをしたときは、罰則として、2 個のフリースローが与えられる（競技規則第 41 条 41.1.1、42.2.1）。チーム・ベンチ・オフィシャルズ・テーブルに近い方のサイド・ライン、センター・ラエリアインから 5m のところにサイド・ラインと直角に描かれた長さ 2m 以上のライン、及びエンド・ラインを 2m 以上延長したラインで区画されたコート外の部分をいう（競技規則第 2 条 2.4.5）。テクニカル・ファ相手チームのプレイヤーとのからだの触れ合いのないプレイヤー・フウルァウル（スポーツマンらしくない行為等）をいう（競技規則第 36 条 36.3.1）。デンソー株式会社デンソー及び同社が保有する W リーグ加盟の女子バスケットボールチーム「デンソーアイリス」をいう。トレイル・オフィリード・オフィシャルと同じサイドで、センター・ラインに近いほうシャルのチーム・ベンチ・エリアの端付近に位置する審判をいう（マニュアル§2 の 1.3）。パーソナル・ファボールのライブ、デッドに関係なく、相手チームのプレイヤーとの不ウル当なからだの触れ合いによるプレイヤー・ファウルのことをいう（競技規則第 34 条 34.1.1）。 2 ファウル規則に対する違反のうち、相手チームのプレイヤーとの間の不当なからだの触れ合い及びスポーツマンらしくない行為をいう（競技規則第 32 条 32.1.1）。ファウル・ゲーム残り競技時間が少なく、かつ、僅差で相手チームにリードを許しているチームにチーム・ファウルの罰則が適用される場面で、当該リードを許しているチームが意図的にパーソナル・ファウルを行い、相手チームにフリースローを与える代わりに、フリースロー後のスロー・インによって自チームがボールをコントロールする状況を早期に作り、逆転の機会を確保する戦術。フリースローフリースロー・ラインのすぐ後ろの半円内から妨げられることなしに 1 点を得ることができるように、 1 プレイヤーに与えられる特典のことをいう（競技規則第 43 条 43.1.1）。フリースロー・ラエンド・ラインと平行に、エンド・ラインの内側から 5.80m を遠い方インの縁として、3.60m の長さで描かれたラインをいう（競技規則第 2 条 2.4.3）。プレ・ゲーム・カゲーム前の審判間の話し合いをいう。ンファレンスフロント・コート相手チームのバスケットの後ろのエンド・ラインからセンター・ラインの近い方の縁までのコートの部分をいう（競技規則第 2 条 2.3）。本件試合平成 27 年 11 月 29 日に豊橋市総合体育館（愛知県豊橋市）で開催された第 17 回 W リーグ第 14 戦「シャンソン化粧品シャンソン V マジック対デンソーアイリス」の試合をいう。本件審判団本件試合において主審を務めた A 審判並びに副審を務めた B 審判及び C 審判の 3 名の審判をいう。本件訴訟本件試合後の平成 27 年 12 月 12 月 28 日付けで、シャンソンが、A 審判を被告として、静岡地方裁判所に対して提起した損害賠償等請求訴訟をいう。本件判定本件ファウルから約 52 秒後に、B 審判が、本件ファウルよりも競技時間の終了が先であり、同点のまま延長時限を行うとした判定をいう。本件ファウル本件試合の第 4 ピリオド終了間際、デンソーの F 選手が右手をシャンソンの D 選手に接触させたこと、及びその接触に関して B 審判が笛を鳴らしたことをいう。本件ブザー本件試合の第 4 ピリオドの競技時間の終了を知らせる合図（ブザー）をいう。マニュアル本件試合に適用される、JBA「2013 オフィシャルズ・マニュアル」をいう。 3 リード・オフィシエンド・ラインに位置する審判をいう（マニュアル§2 の 1.3）。ャル AA 級公認審判 JBA の平成 27 年度までの審判ライセンス制度において、トップリーグを含む国内全ての試合を担当することができる審判資格及びそのような審判資格を有する審判をいう。 IRS インスタント・リプレイ・システムの略であり、試合の映像を記録する専用の機器で、あらかじめ用意されていてゲーム前に承認されていたものをいう（国際競技規則第 46 条 46.12）。 JBA 公益財団法人日本バスケットボール協会をいう。 TO テーブル・オフィシャルズ（スコアラー、アシスタント・スコアラー、タイマー及びショット・クロック・オペレイター）をいい（競技規則第 45 条 45.2、マニュアル§3 の 2）、特に本報告書においては、本件試合のテーブル・オフィシャルズを指すことがある。 WJBL 一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ機構をいう。 W リーグ WJBL 及び JBA が毎年 9 月中旬から翌年 3 月中旬にかけて共催する、女子バスケットボールチームによるリーグ戦及びプレイオフをいう。 24 秒ルール自チームのプレイヤーがコート内でライブのボールをコントロールしたチームは、24 秒の制限以内にショットをしなければならないというルールをいう（競技規則第 29 条 29.1.1）。 4