政調 全体会議 ・

全体会議・
日本経済再生本部 合同会議
以
政調
調 鋼
(進行・次第)
千茂28年 1月 29日 (全 )13時 ∼
党 本 部 701号
室
1.関 会・節
塩 谷
2.挨
稲
拶
立 政務調査会長イ
や子 (本部長イ
ヤ子)
口 朋
高 木
美 政務調 査会長 (本部側
宏 壽 内閣府大臣政務官
3.議 事
「産業新 力強化 のための立点雄 等に関する郵醍昇蒙
(索 )」
及び
「産業競争力の強イ
とに関す る実行針画 (2016年 関 (索 )」 について
質疑應答
4.閉
会
以
内閣宦″日本経済再生鯰合事務局】
【
高、
為 修一 内閣府岳1大 臣
高木 宏壽 内閣府大臣政務官
ガF瀬 唯人 事務局側 切 補
日本 直え 次長
広瀬
直 次長
義本 博司 次長
河村 島樹 内閣参事宦
ヤ石 斉孝 内閣参事官
的丼 な樹 内閣参事宦
片淵 任え 内閣参事宦
市原 教介 内閣参事官
進 内閣狩 τ
片岡
ヤ村 航洋 内閣舞 宦
和尚 内閣参事宦
'ヤ
長徳 美晶 内閣参事宦
出口 陽一 内閣舞 宦
上
「産業競争 力の強化 に関する実行計画」 (案 )(2016年 版)の 概要
● ● ●
1
1
「実行 計画」 とは
産業競争力強化法に基づき、成長戦略関連施策のうち重点的に講ずべき施策を定めるもの (実 施期限や担当大臣を明示)。
「
『日本再興戦略』
改訂2015」 等に盛り込まれた施策のうち、当面3年 間に実施される、規制・制度改革が 中心。
担当大臣は、実施期限までに施策を実施する責務を負う。
│
重点籠棗i三 蘭する記載の例
産業 の新陳代謝
雇用制度改革 。人材力の強化
働 き過 ぎ防止 のための取組 強 化 (長 時間 労働 抑制 策 、> 実践 的な職業教育を行う新たな高等教育機 関
│
>コ ーポレートガバ ナンスの 強化
年 次有給休 暇 取得促 進策等 )
高度 プ ロフェッショナル制 度/裁量 労働 制 の 新たな枠
組み /フ レックスタイム 制 の 見直 しのための法 的 措置
>サ ービス産業の活性化・生産性の向上
>「 ベンチャー・チャレンジ2020(仮 称 )」 の策定
>bT、 ビッグデータ、人 工知 能 時代 に対応する
若者雇 用促進 法 に基 づ く、企 業 の人 材 育成 等 の取組
の 情報 提供 の促進
>
「セルフ・キヤリアドック」の 導 入促 進
「新産業構造 ビジョン」の 策定
>「 未来投資に向けた官民対話」
レ 国立大学経営 力戦略
レ 競争的研究費の改革
>「 クロスアポイントメント」制度の積極的な導入
>「 特定国立研究開発法人 (仮 称)」 の制度化
>宇 宙開発利用を支える制度の強化
>ロ ボットによる新たな産業革命の実現
[_地 域/中 堅中小企業 l生墨慎事業者
>「 よろず支援拠 点」の 強化
>地 域イノベーションの推進
>ロ ーカルベンチマー クの 活用
>「 稼ぐ力」の確立に向けた金融機能の強化 (信
用保証制度 )
1
待機児童解 消加速化プランの 推進
レ 女性が働きやす い制度等 へ の 見直し
外国人技能実習制度 の 抜本的な見直 し
長志向 の 法人税改革
国民・社 会を守るサ イバ ーセキュリティ
マイナンバ ー 利活用範 囲の拡 大
"成
レ 国家戦略特 区
>ppP/PFIの 活用拡大
「代理機 関 (仮 称 )」 の設立
国 、独法 等 におけるパー ソナルデ ー タの利 用
環境 整備
モバ イル分野 の 競 争促進
健康・ 医療
>
1 立地競争力の更なる強化/エ ネルギー
世界最高水準の lT社 会の実現
夕 一′ ■′ ・
´
ヽ
大学改革/科 学技術イノベーシ ョン/
世界最高の知財立目
レ 予見可能性 の 高 い紛争解決 システムの 構 築
ン 高齢者 の活 躍促進
>都 市 の競争 力の向上と産業インフラの機能強化
レ 公的・準 公的資金 の運用 等 の 見直し
>電 力・ガス・熱供給 システム改革
>固 定価格 買取制度 の見直し
│
農林水産業/観 光
>医 療等分野 における番号制度の導入
レ 農地中間管理機構の機能強化
政策改革 の着実な実施
>「 地域医療連携推進法人」制度の倉J設
>米
・
・
・
>個 人 保険者 経営者等に対する健康 予防インセン >収 入保険の導入に向けた検討
ティブの付与
>輸
出の促進
>観 光旅行消費の一層の拡大 (消 費税免税制度)
「 改 革 2020」 プ ロ ジ ェ ク ト推 進 に よ る改 革 モ メン タ ム
>経 済連携の推進 、対内直接投資促進
>イ ンフラ輸 出の拡大
>ク ールジヤパンの 推進
次世代都市交通システム・自動走行 の 活用 、分散型 エネルギー資源 の 活用 、先端 ロボット技術 の
社会実装 、医療 サービス・技術 の 国際展 開、観光立国 のショーケース化 、対 日直接投資 の 拡 大
料
産業競争力の強化に関する実行計画 (案 )
(2016年 版 )
―.産 業競争力の強化に関する施策についての基本方針
(1)「 日本再興戦略」、「
『 日本再興戦略』改訂 2014」 及 び 「
『 日本再興戦
略』改訂 2015」 の策定 とこれまでの取組
我 が 国経済を再興すべ く、我 が国の産業を中長期 にわたる低迷 の状
態か ら脱却 させ 、持続的発展 の軌道 に乗 せ るためには、経済社会情勢
の変化 に対応 して 、産業競争力 を強化す ることが重 要 との認識 の下、
平成 24年 12月 に「日本経済再生本部」を設 置 した。平成 25年 1月 に
「産業競争力会議 」の開催 を決定 し、平成 25年 6月 に、大胆な金融政
策、機動的な財政政策 に続 く経済政策 の 「第 二の矢」と して、「日本再
興戦略」 (平 成 25年 6月 14日 閣議決定)を 策定 した。
そ の後、産業競争力会議 にお ける検討 を経 て、成長戦略のギアを一
段階 シフ トア ップす るための「
『 日本再興戦略』改訂 2014」 (平 成 26年
6月 24日 閣議決定)を 策定 した。さらに、回 り始 めた経済の好循環 を
揺 るぎない もの とし持続的な成長路線 をた どってい くためには、人 口
減少下 における供給制約 を克服す る こ とが重要であるところ、「未来
投資に よる生産性革命 の実現」 と 「ロー カル・ アベ ノ ミクスの推進」
を両輪 とした 「
『 日本再興戦略』改訂 2015」 (平 成 27年 6月 30日 閣議
決定)を 策定 した。
また、成長戦略関連法律 については、平成 25年 臨時国会、平成 26
年通常国会、平成 26年 臨時国会及び平成 27年 通常国会 において、産
業競争力強化法 (平 成 25年 法律第 98号 )な ど 60本 を超える法案 が
成 立 した ところであ り、 これ らの法律 を しっか りと実行す るこ とが重
要である。
(2)「 重点施策」の着実な推進
日本経済再生はいまだ道 半 ばであ り、 これまで取 り組 んで きた施策
を加速・ 具体化 しつつ 、必要な法制 上の措置 を速やかに講 じるな ど、
引き続 き 「日本再興戦略」、「
『 日本再興戦略』改訂 2014」 及び 「
『 日本
再興戦略』改訂 2015」 に盛 り込まれた施策 を迅速かつ確実 に実行 して
い く。 このため、本実行計画 において、産業競争力強化法第 6条 第 3
項に定 める 「重点施策」 として、当面 3年 間で期限 を定 めて実施 され
3-3
る規制 ・制度改革等 を中心 とした産業競争力 の強化 に 関す る施策 につ
い て、現時 点で施策 の内容、実施期限及 び担 当大臣を明 らかにで きる
「必要な法制 上の措置 を速やか
もの を二 にお いて 具体的に示す。なお、
に講 じる」 とされ てい るものについては 、現時点 で予定 してい るもの
を記 載 してお り、今後 の検討 によつて追加 な どの変更 があ り得 る。
二 .重 点施策の内容、実施期限及び担 当大臣
1。
「日本産業再興 プ ラン」関連
(1)産 業の新陳代謝 の促進
日本経済 の 3つ のゆがみ (「 過小投資」
、「過剰規制」及び 「過当競
争」
)を 根本 か ら是正 し、 グローバル競争 に勝 ち抜 く筋肉質 の 日本経
済 にす るため、あ らゆる政策資源 を集 中的 に投入す るとともに、企業
経営者 には改革 の断行 へ の判断 と強 い指導力 の発揮 を求め、民間投資
と所得 の増 大による自律的・持続的な経済成長を実現す る。
施策項 目
施策 の 内容及 び 実施期 限
担 当大 臣
コー ポ レー トガ
バ ナ ンスの強化
「スチ ュ ワー ドシ ップ・ コー ド」及 び 「コー
ポ レー トガバ ナ ンス・ コー ド」 が車 の両輪 とな
内閣総 理大 臣
つて、投資家側 と会 社側 双方か ら、企 業 の持続
担 当大 臣 (金
1
(内 閣府 特 命
的な成長 と中長期的 な企 業価値 向上が促 され る 融 ))
よ う、「スチ ュワー ドシ ップ・ コー ド及 び コー
法務 大 臣
コ
バ
ポ レー トガ ナ ンス・ ー ドのフォ ロー ア ップ 経 済産 業大 臣
会議」にお い て、引き続 きそ の普及・ 定着状況
をフォ ロー ア ップす る とともに、上場企業全体
の コー ポ レー トガバ ナ ンスの更なる充実に向け
て、必要な施策 を議論 ・ 提 言す る。
統 合 的開示 に向
けた検討等
金融審議会 にお い て 、会社法、金融商品取引
法、証券取引所上場規則 に基 づ く開示 を検証
内 閣総 理 大 臣
し、重複排 除や相 互 参照 の活用、実質的な監査
の一 元化 、四半期 開示 の一 本化、株主総会 関連
担 当 大 臣 (金
の 日程 の適切 な設定、各企業 がガバ ナ ンス、中
法務 大 臣
長期計画等 の 開示 を充実 させ るための方策等 を
含 め、統合 的な開示 の在 り方 につい て平成 27
経 済 産業大 臣
(内 閣府 特 命
融 ))
年度 中に総合的に検討 を行 い、結論 を得 る。
株 主総会 プ ロセ
スの見直 し等
招集通知添付書類 の提供を原則 として電子的 内 閣総 理大 臣
に行 う上での課題や必要な措置について、経済 (内 閣府特命
産業省が設置 した研究会 (法 務省 も参加)に お 担 当大 臣 (金
いて検討 を行 つてお り、平成 28年 早期に同研究 融 ))
1産 業競争力強化法第 6条 第 3項 において、産業競争力の強化に関す る実行計画 にお ける 「担
当大臣」 とは内閣法 (昭 和 22年 法律第 5号 )に い う主任 の大臣をい うこととされてい るた
め、内閣官房及 び内 閣府 に係 る事務 につい ては、担 当大臣 として主任 の大臣である内閣総理
大臣を記載 しているが、産業競争力強化法 に基づ き、重点施策 の進捗及び実施 の効果 に対す
る評価等 を行 う際 の事務 の参考 とす るため、括弧内に、本実行計画 の策定時点で当該施策項
目に関 し内閣総理大臣を補佐 している国務大臣を参考 として記 載 している。
会 と して の結論 を得 る。
法務大 臣
経済産業大臣
サ ー ビス産業関連事業者団体 と地域 の 中小企
サ ー ビス 産 業 の
活性 化 ・ 生 産 性 業団体・ 地域金融機 関等 の支援機 関 の双方 を活
の 向上
用 したサ ー ビス産業 の活性化 0生 産性 の 向上 に
内 閣総 理 大 臣
(内 閣府 特命
担 当 大 臣 (金
向けた取組 を全 国 で促進 させ るため、必要な法
融 ))
制 上の措置 を速や かに講 じる。
総務大臣
厚 生 労働 大 臣
農 林 水産 大 臣
経 済産業大 臣
ベ ンチ ャー 支援
国土交通 大 臣
ベ ンチ ャー 関連施策 を有機 的 に統合・連携 し、 内 閣総 理 大 臣
2020年 まで の ロー ドマ ップ とな る「ベ ンチ ャー・ (経 済再 生担
チ ャ レンジ 2020(仮 称 )」 を グ ロー バ ル・ ベ ンチ 当大 臣)
ャー 企業創 出 の苗床 とな る大 学改革等 とも連 携
しつつ 、可能 な限 り速 や か に策 定す る。
① loT・ ビ ッグデ ー タ・ 人 工知能 の もた らす 総務 大 臣
タ 0人 工知 能等 産業構造、就業構造、経済社会 システムの変革 文部科 学大 臣
に よ る 産 業 構 が 、 いつ 頃に どの よ うな形 で生 じ、②企業 に と 経 済産 業大 臣
造 ・ 就 業構 造 の って、 どの よ うな ビジネ スチ ャ ンスが生まれて
IoT・
変革
ビ ッグデ ー
くる可能性 が あるのか 、③ こ うした好機 をつ か
むため、政府や 民間企業 は どの よ うな対応 (規
制制度改革、研究開発 ・ 設備 。人材投資等 )を
進 めてお く必要があるのか、 どの よ うな対応 を
怠 った場合 に 日本企業 が立ち遅れ て しま う可能
性 があるのか等 につい て 、産業構造審議会 で時
間軸 を含 めた検討 を行 い 、平成 28年 春 を 目途
に一 定 の取 りま とめを行 う。 また 、「IoT推 進
コ ン ソー シアム」 の活 動等 を通 じた新 ビジネ ス
創 出・ 規制制度改革や新 たな制度的措置 ・情報
通信イ ンフ ラの整備 、産官学 一 体的な研 究開発
等 を推進す る。
「未 来 に向 けた
グ ロー バ ル 競争 の激化や急速 な技 術革新 によ
り不確実性 の 高ま る時代 に 日本経済が歩むべ き
投資」 の実現
道筋 を明 らかに し、政府 として取 り組むべ き環
境整備 の在 り方 と民 間投資 の 目指す べ き方 向性
を共 有す るための 「未 来投資 に向けた官 民対
話」 によ り、 中長期的 な企業価 値 の 向上 に向け
内 閣総 理 大 臣
(経 済 再 生 担
当大 臣)
た企 業 の 大胆 な経 営判 断 を後押 しす る。
(2)雇 用制度改革
0人 材力 の強化
人材 こそが我 が 国 の最大 の資源 である とい う認識 に立 って、働 き手
の数 (量 )の 確保 と労働 生産性 (質 )の 向上 の実現 に向けた思 い切 つ
た政策 を、そ の 目標 ・期限 とともに具体化す る必要がある。
この ため、少子化対策 に直 ちに取 り組む と同時に、世界水準 の 高等
教育や失業なき労働移動 の実現 を進 める一方で、若者・女性・高齢者
等 の活躍 の機会 を拡大す る。これ らによ り、全ての人材 が能力 を高 め 、
そ の能力 を存分 に発揮できる社会 を構 築す る。
施策 の 内容及 び実施 期 限
施策項 目
働 き過 ぎ防 止
平成 28年 度 にお ける労働 基 準監督 官 の増員
のた め の 取組
等 、監督指導体制 の 充実強化 を図 りつつ 、 中
強化
小企 業 にお け る月 60時 間超 の 時 間外 労働 に対
担 当大 臣
厚 生 労働大 臣
す る割 増賃金率 の適用猶 予 の 見 直 しや 、働 き
方 の 見直 しに向 けた企 業労使 の 自主的取組 の
促 進 等 の長 時 間労働 抑制策 、 一 定 日数 の時季
指 定 を使用者 に義務 付 け るな どの年 次有給休
暇 取得促進策等 につ い て 、速や か に制 度 を創
設 す る。
※上記を盛 り込んだ労働基準法等 の一部を改正する
法律案を平成 27年 通常国会に提出した。
「高度 プ ロフ
ェ ッシ ョナル
時 間 で は な く成 果 で評 価 され る働 き方 を希
望す る働 き手 の ニー ズ に応 え るた め、一 定 の 年
制度」 の早期
収 要件 (例 えば少 な くとも 1,000万 円以上 )を
創設
満 た し、職 務 の範 囲 が 明確 で 高度 な職 業能力 を
有 す る労働者 を対象 として、健 康確保や仕事 と
生 活 の調和 を図 りつつ 、労働 時 間 の長 さと賃金
の リン クを切 り離 した 「特 定 高度 専 門業務・ 成
果 型 労働 制 (高 度 プ ロ フェ ッシ ョナル 制度 )」 に
つ い て 、速や か に創設 す る。
※上記を盛 り込んだ労働基準法等 の一部を改正する
法律案を平成27年 通常国会に提出した。
さ らに、省 令 で 規 定す る こ と と して い る対
象 業務 につ いて 、時代 とともに変化す る新 し
い 産 業や市場 にお け るイ ノベ ー シ ョン創 出 に
つ なが る業務 が 適切 に認 め られ る よ う、法案
の 成 立 後 、労働 政策審議 会 にお い て検討 し、
厚 生 労働 大 臣
早期 に結 論 を得 る。
企 業 の 中核 部 門・ 研 究 開発 部 門等 で裁 量 的 に
裁 量 労働 制 の 新
たな 枠 組 み の構 働 く労働 者 が 、創 造性 を発揮 し、企業 の競 争 力
強化 につ なが る よ う、組織 の在 り方や 業務 の 形
築
厚 生労働 大 臣
態 の 変化 に応 じた 対象範 囲 の 拡 大、手続 の簡 素
化 や 対象 労働 者 の健 康確保措 置 の 充実等 に つ い
て 、速や かに 制度 を整備 す る。
※上記を盛 り込んだ労働基準法等の一部を改正する
法律案を平成 27年 通常国会に提出した。
フ レ ック ス タイ
ム制 の 見 直 し
柔軟 で メ リハ リの あ る働 き方 を一 層 可能 にす
るた め 、月 をま た い だ 弾力 的 な労働 時間 の配 分
厚 生労働 大 臣
を可能 とす る清 算期 間 の延長 等 につい て 、速や
か に制度 を整備 す る。
※上記を盛 り込んだ労働基準法等 の一部を改正する
法律案を平成 27年 通常国会に提出 した。
企 業 にお ける
人材 育成等 の
平成 27年 通常国会 で成 立 した若者雇用促進
法 に基 づ き、職場情報 につい て 、「セル フ・ キ
取組 の情報提
供 の促進
ャ リア ドック」や教育訓練休暇制度・ 教育訓
練短時間勤務 制度 の導入状況 を含 め、企業 に
厚 生 労働 大 臣
よる積極 的な情報提供 を促進す るための取組
を徹底す るとともに、各企業 の人材育成等 の
取組 に関す る職場情報 のデ ー タベ ース化 を図
る。
「セル フ・ キ
ャ リア ドック
(仮 称 )」 の導
働 き手個人 が 「セル フ・ キ ャ リア ドック」
を受 けた際 の経費 の一部 につい て、一般教育
訓練給付 の対象 とす る ことな どの個人へ の支
入促 進
援策 について 、労働政策審議会 の結論 を踏 ま
え、必要な措 置 を速やかに講 じる。
小学 校 、 中学
高等学校 にお ける、主体的 に社会に参画 し
自立 して社会 生活 を営むために必要な力 を身
校 、 高等 学校
にお け る職 場
体験 活動 等 の
推進
実践 的 な職 業
教育 を行 う新
たな高等 教育
厚 生労働 大 臣
文部科 学大 臣
に付 けるため の新科 目の在 り方 、また、専 門
学科 にお ける社会的要請 を踏 まえたカ リキ ュ
ラム等 につい て 、 中央教育審議会 で検討 し、
次期学習指導要領 の在 り方等 について平成 28
年度 中を 目途 に結論 を得 る。
平成 31年 度 の 開学に向け、具体的な制度設
計 につい て中央教育審議会 で平成 28年 年央 ま
で に結論 をま とめ、平成 28年 中に所要 の制度
文部科 学大 臣
機 関 の制度化
予 見 可能性 の
高 い 紛争解 決
システ ムの構
築等
上 の措 置 を講 じる こ とを 目指す。
解雇無効 時 における金銭救済制度 の在 り方
(雇 用終了 の原 因、補償金 の性質・ 水準等 )
厚 生労働 大 臣
とそ の必要性 を含 め、予見可能性 の高 い紛争
解 決 システ ム等 の在 り方 につい て、「透明 かつ
公正な労働 紛争解決 システム等 の在 り方に関
す る検討会」 の結論 を得 た上で、労働政策審
議会 の審議 を経 て、所要 の制度的措置 を講 じ
る。
高齢者 の活躍
促進
高齢者 の多様 な雇用 ・就業機会や就労マ ッ
チ ング機能 の飛躍的向上 。強化 を図 るため、
65歳 以 上 の者 へ の雇用保 険 の適用拡大や シル
厚 生労働 大 臣
バー人材 セ ン ター の業務拡大等 の対策 につい
て検討 を行 い 、必要な法制 上の措置 を速や か
に講 じる。
待 機 児童解 消
カロ
速化 プラン
の推 進
平成 25026年 度 の 2か 年 では約 21,9万 人
分 の保 育 の受 け皿 を確保 したが 、平成 29年 度
厚 生 労働 大 臣
末までに、潜在的な保 育 ニー ズ を含 め、約 50
万人分 (女 性 の就業率 上昇 が更に進む ことを
念頭 に、従来 40万 人分 としていた整 備量 を上
積み)の 保 育 の受 け皿 を新たに確保 し、保 育
の質 を確保 しつつ 、「待機児童 ゼ ロ」 を 目指
す。
保 育 の担 い 手
の確保
・保育 士の確保 が特 に厳 しい地域 にお いて 、平
成
27年 度 に特 例 的 に実施 して い る取扱 い
(朝 ・ 夕 の児童 が少 数 である時間帯 にお いて
保育 ± 1名 に代 え、保 育 士 でない保育業務経
験者等 を配 置す る こ とを許容す るもの)に つ
いて 、そ の実施状況等 を踏 まえて検証 の上 、
平成 28年 度以降 の在 り方 につい て 平成 27年
度 中に検討 し、結論 を得 る。
・ 福祉 系国家資格所持者や子育て支援 員 が保 育
士資格 を取得 しや す くす るための方 策 (保 育
士養成課程 、保育 士試験科 目の一部免除等 )
につい て保 育 士養成課程等検討会 にお いて速
やかに検討 を開始 し、結論 を得 た上で、順次
所要 の措 置 を講 じる。
厚 生 労働 大 臣
企 業 にお け る取
長時間労働 の是 正 に 向けて 、女性活躍推進
内閣総 理大 臣
組 の情報 開 示 の
法及 び若者雇用促進法 による事業 主行動計画
や職場情報提供 ス キームな どのプ ラッ トフォ
(内 閣府特命
徹底
ー ム を活用 し、企 業等 の労働 時間 の状況等 の
「見 える化」 を徹底 的に進 めるた め、必 要な
男性 が育児 を
行 うことや家
族 の介護 に よ
る離職 へ の対
応策
女性 が働 きや
す い 制度等 ヘ
の 見直 し
担 当大 臣 (男
女共 同参
画 ))
措置 につい て平成 27年 度 中に検討 し、平成 28
年度 か ら実施す る。
厚 生 労働 大 臣
介護 休業制度 にお ける分割取得や介護休業取
得時 の経済的負担軽減 の在 り方な ど、育児 ・介
厚 生労働 大 臣
護休業 の取得 向上に向けた必要な制度的対応等
につい て検討 を行 い 、必要な法制 上 の措置 を速
や かに講 じる。
平成 26年 10月 、経済財政諮 問会議 で各制度 に
つい て議論 を行 い、 内閣総 理大臣か ら、関係大
臣に対 して総合的 に具体的取組 の検討 を進 める
よ う指示す る とともに、人事院 に も国家公務員
の配偶者手 当につい て検討す るよ う要請 した。
この こ とを踏 まえ、経済財政諮問会議等 にお い
て 、進捗 状況 をフォ ローす る。
税 制 に つ い て は 、政府税 制調査 会総会 にお い
て 平成 26年 11月 に取 りま とめ られ た 「第 一 次
内閣 総 理大 臣
(内 閣府 特命
担 当大 臣 (経
済財 政政
策 ))
総務 大 臣
財務 大 臣
レポ ー ト」や 平成 27年 11月 に取 りま とめ られ
た 「論 ′
点整 理 」 を踏 ま え、幅 広 く丁寧 な国民的
議論 を進 めて い く。
社会保 障制度 につい ては、年金機 能強化法に
よる被 用者保 険 (厚 生年金保険 ・健康保険)の
厚 生 労働 大 臣
適用拡大 (平 成 28年 10月 施行 )に 加 え、平成
28年 10月 の施行 に合 わせ て 中小企 業 に も適用
拡大 の途 を開 くための制度的措置 を講 じる とと
もに、平成 28年 10月 の適用拡大 の施行 の状況
や影響 を勘案 して、更なる適用拡大 に向けた検
討 を着 実 に進 めてい く。
民間企業 にお ける配偶者手 当につい て 、労使
に対 しその在 り方 の検討 を行 うための背景、課
題等 を整理す る とともに、見直 しを行 う場合 の
留意事項等 を示す こ とを 目的 として検討 を行
い 、平成 27年 度末 までに結論 を得 る。
厚 生 労働 大 臣
外 国人 技能 実
0外
国人技能 実 習制度 の新 たな制 度 管理 運用
習制度 の抜本
機 関 を設置す るた め の措 置 を速や かに講 じ
的 な見 直 し
る。
法務大 臣
厚 生 労働 大臣
・ 監理 団体及 び 受入 れ企業 が 一 定 の 明確 な条
件 を充 た し、優 良 であ る こ とが認 め られ る
場 合 、技能 等 の レベ ル の 高 い 実習 生に対 し
て認 め る技 能 実習期 間 の延 長 (3年 → 5
年 )の ため の 措 置 を速や か に講 じる。
※上記を盛 り込んだ外国人の技能実習の適正な
実施及び技能実習生の保護に関する法律案を
平成 27年 通常国会に提出 した。
介護 の対象職種追加 に向 け、質 の担保 な
ど、介護 サ ー ビスの特性 に基 づ く要請 に対
厚 生 労働 大 臣
応 できるよ う具体的な制度設計 を進め、技
能実習制度 の見直 しの詳細 が確定 した段 階
で 、介護サ ー ビスの特性 に基 づ く要請 に対
応 できる こ とを確認 の上 、新 たな技能実習
制度 の施行 と同時に対象職種 へ の追加 を行
う。
持続 的成長 の
介護 分野 の 国家 資格 を取得 した外 国人留 学生
の 活躍支援等 にら き、「介護福祉 士 」 の国家資
観 点か ら緊急
に対応 が必 要
格 を取得 した外 国人 留学 生が 引き続 き国内で就
な分野 にお け
労 で き るため の新 た な在 留資格 を速や かに創 設
る新たな就 労
制度 の検討
す る。
法務大 臣
厚 生 労働 大臣
※上記を盛 り込んだ出入国管理及び難民認定法の一
部を改正する法律案を平成 27年 通常国会に提出
高度外 国人材
受入 れ促 進 の
した。
「高度人材 ポイ ン ト制」 の広報 について、訴
内閣総理大 臣
た めの 取組 強
求対象 を明確化 し、効果的 な広報機会 を特定 の
上 、定期的・計画的 に広報 を実施す るととも
担 当大 臣 (経
化
に、広報活動 の実施結果 を集約 し、次年度 の取
済財政政
組 に反映 させ るな ど、戦略的 な広報 の仕組み の
策 ))
整備 を進 め、平成 28年 度 よ り運用 を開始す
法務大臣
(内 閣府 特命
る。
留学 生 の更 な
各 大 学 にお け る留 学 生 受入 れ方針 の 明確化
る受入れ加 速
化 と留学後 の
を促 進 す るた め 、留 学 生 受入 れ促進 の観 点 か
らア ドミ ッシ ョン・ ポ リシー に盛 り込む べ き
活躍支援強化
項 目等 を明確 化 した上 で 、 同 ポ リシー に関す
文部科学大 臣
るガイ ドライ ンを平成 27年 度中に策定・公表
する。
観 光分 野 にお
け る外 国人材
の活躍促 進
外 国人 ス キー イ ンス トラクター の在留資格要
件 につい て、 ス ノー リゾー ト関係者 のニーズ
国土交通 大 臣
調査結果等 を踏 ま え、実務経験年数要件 に替
わ る要件 の検討 を進 め、平成 27年 度 中に結
論 を得 た後、必 要 な措置 を速や かに講 じる。
通訳案内士の業務 にお いて留学生等 の外 国人
材 の更な る活躍 を促進す るため、外国人通訳
案 内士の具体的な活躍事例 な どを調べ た上
で 、 これ らを踏 ま え、平成 27年 度中 にホー
ムペ ー ジ等 を通 じた PR及 び外 国人留学 生 の
多 い大学 にお ける積極的な受験 の呼びかけ等
の取組 を開始す る。
(3)大 学改革/科 学技術イ ノベ ー シ ョンの推進/世 界最高の知財 立 国
日本 を世界 で最 もイ ノベ ー テ ィブな 国 とす るため、絶 えず革新 的な
技術 シーズ が生 み出 され 、そ のシーズ を円滑に事 業化す る仕組 みづ く
りを進 め る。 これ らによ り、「技術 で も ビジネ ス で も勝 ち続 ける国」
を 目指す 。
また 、 日本発 での ロボ ッ トによる新 たな産業革命 の実現 を 目指す。
施策 の 内容及 び実施 期 限
施策 項 目
国 立 大学経 営力
戦略
第 3期 中期 目標期 間 (平 成 28年 度 ∼)に お い
て 、重点支援 のた めの 3つ の枠組みに従 い 、
測定可能な評価指標 (KPI)等 に基づ く透明
性 の ある客観的 な評価 を行 い 、そ の結果 を基
に国立大学法人運営費交付 金 の メ リハ リある
配分 を行 う。
特定研究大学 (仮 称 )制 度検討 のための有識
者会議 が取 りま とめた報告書 (平 成28年 1
月 )を 踏 まえ、指定国立 大学 (仮 称)を 制度
化す るため、必要 な法制上の措置 を速や かに
講 じる。
文理融合分野な ど異分野 の一 体的教育や我 が
国 が強 い分野 の最先 端 の教育 を可能に し、 ま
た 、複数 の大学、研究機 関、企業、海外機 関
等 が連携 して形 成す る卓越大学 院 (仮 称 )市 J
10
担 当大 臣
文部科 学 大 臣
度 につい て、平成 28年 度 か ら、大学 にお ける
企業 との連 携 による構想 作 り等 の具体化 に向
けた取組 を開始す る。
・ 優れた若 手研 究者 が安定 したポス トにつ きな
が ら、独 立 した 自由な研 究環境 の下 で活躍 で
きるよ うにす るため、卓越研 究員制度につい
て平成 28年 度 か ら運用 を開始す る。
競争 的研究費 の ・ 総合科学技術・ イ ノベ ー シ ョン会議 の下 で、
改革
関係府省 の競争的研究費 にお ける間接経費 の
適切 な措 置等 につい て検討 を行 い 、平成 28
年度 か ら順次実施 す る。
・ 国立 大学法人 の人事給与 システ ム改革等 の状
内閣総 理 大 臣
(内 閣府 特命
担 当大 臣 (科
学技術 政
策 )、 内 閣府
況 を踏 まえ、直接経費 か らの人件費支出 の柔
軟化 、設備 ・ 施設 の共用化 の促進及び研究資
特命 担 当大 臣
金制度 間 のシーム レス連携等 の運用改善につ
い て、総合科学技術・ イ ノベ ー シ ョン会議 の
食 品安 全 ))
下 で検討 を行 い、 そ の結果 に基 づ き、平成
28年 度 か ら順次実施す る。
(消 費者 及び
総務 大 臣
文 部科 学大 臣
厚 生 労働 大 臣
農林 水 産 大 臣
経済産 業 大 臣
国土交 通 大 臣
環境 大 臣
防衛 大 臣
研 究 開発 法人 の
機 能 強化 と 「ク
国立研究 開発法人理化学研 究所、国立研究開
発法人宇宙航空研究開発機構等 にお いて 、 ク
内 閣総 理 大 臣
ロス ア ポイ ン ト
ロス アポイ ン トメ ン トや 民間 との共同研究 の
担 当 大 臣 (科
メ ン ト」制度 の
推進、年体制 の導入 の促進 、民間アイデ ア・
技術 の結集・ 活用等 につい て 目標設定を行
学技術 政 策 ))
う。
上記 の各 国立研究開発法人等 とともに、特
文部科 学 大 臣
厚 生 労働 大 臣
農林 水 産 大 臣
積極 的 な導入
に、国立研究開発法人物質 ・材料研究機構、
国立研究 開発法人国立環境研 究所、国立研究
開発法人森林総合研究所 な ど平成 28年 度 に新
たに中長 期 目標 期 間 の開始年度 を迎 える国立
研究開発法人 につい て、 ク ロスアポイ ン トメ
ン トや共 同研 究 の一層 の推進等 を中長期 目標
に明確 に位置付 ける。
平成 26年 12月 の 「ク ロス アポイ ン トメ ン ト
制度 の基本的枠組み と留 意点」を踏 まえ、大
(内 閣 府 特 命
総務 大 臣
経 済産 業 大 臣
国 土交通 大 臣
環境 大 臣
学、研究機 関及 び企 業 におい て広 く同制度 が
よ り積極的 に活用 され るよ う、導入 の促進 を
新 たな研 究 開発
法人制度 の実現
ロボ ッ トに よる
新 た な産 業革命
の 実現
図 る。
「独 立行 政法人 改革 等 に関す る基本 的な方
内閣総理大 臣
針 」 (平 成 25年 12月 24日 閣議決 定 )等 に基 づ
き、世 界 トップ レベ ル の成 果 の創 出 が期待 され
担 当大 臣 (科
る特定 国 立研 究 開発 法 人 (仮 称 )を 制度化 す る
学技術政
た め 、 必 要 な法制 上 の 措 置 を速や か に講 じる。
「ロ ボ ッ ト新戦略 」 (平 成 27年 2月 10日 日
策 ))
本経 済再 生本 部決 定 )に 掲 げ られ た分野横 断
的・ 分 野別 取組 を着 実 に実施す る。 また 、産学
(内 閣府特命
内閣総理大 臣
(国 家 公安委
員 会委員長 、
官 の垣根 を越 えた 取組 を推 進す るた め 、政府独
自の取組 の み な らず 、 「ロボ ッ ト革命 イ ニ シア
内閣府 特命 担
テ ィブ 協議 会 」 (平 成 27年 5月 15日 設 立 )に
設 置 され た ワー キ ン グ グル ー プ (平 成 28年 1
月 時点 で 「IoTに よ る製 造 ビジネ ス 変革 IrG」 、
技術 政策 )、
「ロボ ッ ト利 活用推 進 鴨 」及 び 「ロボ ッ トイ
ノベ ー シ ョン WG」 )に お い て ロボ ッ ト活用 に
者及 び食 品安
係 る安 全基 準等 のル ール や 、 ロボ ッ トを開発す
特命 担 当大 臣
る際 に差盤 とな る共通 の機 能 を備 えたプ ラ ッ ト
当大 臣 (科 学
内閣府 特命 担
当大 臣 (消 費
全 )、 内閣府
(国 家戦略特
フ ォー ム ロボ ッ トの 具 体化 につ い て検討 し、平
別 区域 )、 内
成 28年 度前 半 に同協議 会 にお け る結論 を得
閣府 特命担 当
る。
大 臣 (原 子力
損 害賠償 ・ 廃
炉等支援機
構 ))
総務 大 臣
文部科学大 臣
厚 生 労働 大 臣
農 林水産大 臣
経 済産業大 臣
国 土交通大 臣
内閣総理大 臣
般 を支 え る制 度
宇宙基本計画 (平 成 27年 1月 9日 宇宙開発
戦略本部決定)等 に基 づ き、海外か らの衛星
の 強化
打上 げサ ー ビス受注 を後押 しし、民間事業者
担 当大 臣 (宇
による宇宙活動 を支 えるため、商業打上げに
関す る制度 (宇 宙活動 の許可・ 監督 の仕組
宙政策 ))
宇 宙 開発 利 用 全
12
(内 閣府 特命
総務 大 臣
み)や 第 二者損害賠償責任制度 の増り
設 につい
農林水産大臣
て 、必要 な法制上の措置 を速や かに講 じる。
国 土交通大 臣
・ 同計画等 に基 づ き、民間事業者 による リモー
トセ ンシン グ衛星 の活用 を図るため、衛 星 リ
モー トセ ンシング記録 の適正な取扱 いの確保
等 につい て 、必要 な法制上 の措置 を速やかに
講 じる。
・宇宙基本計画 工程表 (平 成 27年 度改訂 (平 成
27年 12月 8日 宇 宙開発戦略本部決定))に
基 づ き、準天頂衛 星等 の宇宙イ ンフ ラ と地理
空間情報 (G空 間情報 )を 高度 に活 用 し、IoT・
ビ ッグデ ー タ等 と組み合 わせ 、災害・ 緊急対
応 の高度化 、農機・建機 の 自動運転、高度道路
交通 シ ステ ム等 の実証 を平成 29年 度末 まで
に産学官 が一 体 とな って行 い 、そ の実装 を推
進す る。 そ の際、多様 な地理空 間情報 を集約
した G空 間情報 セ ンター との連携 について も
推進す る。
(4)世 界最高水準 の IT社 会 の実現
ITを 活用 した民間主導 のイ ノベ ー シ ョンの活性化 に向けて、世界
最高水準 の事業環境 を実 現す るため、規制 0制 度改革 の徹底及 び基盤
整備 を進 める。
施策項 目
国民・社会 を守
るサイバ ーセ キ
ュ リテ ィ
施策 の 内容及び実施期 限
担 当大 臣
サイ バー セ キ ュ リテ ィ分野にお ける政府機 関 内閣総理大臣
の対応能力 の 向上 を図るため、 国 が行 う不正な
(国 家公 安委
通信 の監視 、監査、原因究明調査等 の対象範 囲 員会委員長、
の拡大、サイバーセ キ ュ リテ ィ戦略本部 の所掌 サイ バーセ キ
事務 の拡大等 につい て、速や かに必 要な法制 上 ュ リテ ィ戦略
の措置等 を講 じる。また 、平成 27年 度 中にサイ 本部 に関す る
バ ーセ キ ュ リテ ィ分野 にお ける人材育成 に関 し 事務 を担 当す
て 「サイ バーセ キ ュ リテ ィ人材育成総合強化方 る国務大臣、
針 (仮 称 )」 を策定 し、総合的 な施 策 を講 じる。 情報通信技術
また、国 の行政機 関や重要イ ンフ ラ事業者等 に
(IT)政 策担
バー
セ キ ュ リテ ィ演習 について、技 当大 臣、社会
おけるサイ
術的知 見や大規模設備 を有す る国 立研 究開発法 保 障・ 税 下 体
人情報通信研究機構 が実施す るために必要な法 改革担 当大
13
制 上 の措置 を速や かに講 じる。
臣、 内閣府 特
さらに、地方 自治体 にお けるマイナ ンバー の 命 担 当大 臣
セ キ ュ リテ ィ監視 ・ 監督機能 を十分に発揮 させ
(経 済財 政政
る観 点か ら、個人情報保護委員会 が、関係機 関 策 )、 内閣府
と連 携 し、専門的・ 技術 的知見 を有す る体制 を 特命 担 当大 臣
立 ち上げ る とともに、監視 ・ 監督方針 を速やか
(金 融 ))
に策 定す るな ど、平成 27年 度 中を 目途 に、監 総務 大 臣
視・ 監督体制 を整備す る。 また 、総合行政ネ ッ 厚 生 労働 大 臣
トワー ク (LGWAN)に つい て集 中的にセ キ ュ リテ 経 済産 業大 臣
ィ監視 を行 う機能 を設 け るな ど、政府機 関・ 情 国土交通 大 臣
報 セ キ ュ リテ ィ横 断 監 視 ・ 即 応 調 整 チ ー ム
(GSOC)と の情報連携 を通 じ、マ イナ ンバー シス
テ ム に係 る国 ・地方全体 を俯嗽 した監視・ 検 知
体制 を整備す るとともに、地方 自治体 のセ キ ュ
リテ ィ対策 に関す る支援機能 の強化 を図 る こと
等 に よ り、 マ イナ ンバー 制度 のセ キュ リテ ィ確
保 を徹底す る。
あわせ て 、民間事業者 のセ キ ュ リテ ィ強化 を
促進 し、サイバーセ キ ュ リテ ィを確保す るため、
国際標準等 に基 づ く第 二者評価・監査 の平成 28
年度 か らの実施 を推進す る。 また、企業 の取組
の 見 える化 を通 じたセ キ ュ リテ ィ強化 の促進 の
観 点か ら、企業等 にお けるサイバーセ キ ュ リテ
ィ対策 の取組等 に係 る情報 開示 ガイ ドライ ンを
平成 27年 度 中を 目途 に策定す る。
重要イ ンフ ラについ ては、既存 の 13の 重要
イ ンフ ラ分野 と関連が深 い事業者や業種等 に も
情報 共有 の取組 を拡大す るな ど、今後取 り組む
べ き課題 等 を整理 し、平成 28年 度末 を想定 し
て い る 「重要イ ンフ ラの情報 セ キ ュ リテ ィ対策
に係 る第 3次 行動計画」 の見直 しに向けた検討
ロー ドマ ップを、平成 27年 度末 を 目途 として
マ イ ナ ンバー利
活 用範 囲 の拡大
等
取 りま とめる。
戸籍事務 につい て、平成 28年 2月 以 降 の法 内閣総理 大 臣
(内 閣府 特命
制審議会 へ の諮問 を 目指 し、必要な論点 の洗 い
出 し、整理等 の個別具体的 な検討 を進 め、平成 担 当大 臣 (金
31年 通常国会 を 目途 に必要 な法制上 の措置 を
融 )、 社 会保
講 じる。旅券事務 につい て、戸籍事務 での検討 障 ・ 税 一 体改
14
状況 を踏 まえ検討 を進 め、平成 31年 通常国会
革担 当大臣、
を 目途 に必要 な法 制 上の措置等 を講 じる。
情報通信技術
さらに、証 券分野等 にお い て公共性 の高 い 業
(IT)政 策担
務 を中心に、マ イナ ンバ ー利用 の在 り方や メ リ 当大 臣)
ッ ト・ 課題等 につい て検討 を進 め、そ の結果 を 総務大臣
法務大臣
踏 まえ、平成 31年 通常国会 を 目途 に必要な法
制 上の措置又 はそ の他 の必要な措置 を講 じる。 外務大臣
法人 に係 る ワンス トップサー ビス等 を実現す 経済産業大 臣
るために必要な 「法人 ポー タル (仮 称)」 の検
討 ・ 構築 を行 い 、平成 29年 1月 か ら運用 を開
始す る。
個人番 号 カ ー ド
の普及 ・ 禾J活 用
個人番号 カ ー ドの利活用 に関 しては、地方公
共団体、独 立行政法人、国立大学法人等 の職員
の促進
証や民間企業 の社員証等 として の利用 の検討 を 担 当大 臣 (金
促す。 また、平成 29年 度以降 の個人番号カー 融 )社 会保
ドの キャッシ ュカ ー ドやデ ビッ トカー ド、 ク レ 障・ 税 一 体 改
ジ ッ トカー ドとしての利用や ATM等 か らのマ イ 革担 当大 臣、
ナポー タル ヘ のア クセスの実現 に 向けて、個人 情報 通信 技術
情報 の保護や金融犯罪 の防止等 が 十分確保 され
る こ とを前提 に、民 間事業者 と検討 を進 める。
内 閣総 理 大 臣
(内 閣府 特命
(IT)政 策担
当大 臣)
加 えて、個人番号 カー ドの公的個人認証機能 総務 大 臣
につい て、平成 29年 中のスマー トフォンでの 外務 大 臣
文部科学大 臣
読み取 り申請 の実現や、平成 29年 中の利用者
証明機能 のスマー トフォ ンヘ の ダ ウンロー ドを 経済産 業大 臣
実現す べ く、必要 な技術 開発及 び 関係者 との協
国土交通 大 臣
議 を進 める。
自動車検査登録事務では、平成 29年 度 の ワ
ンス トップサ ー ビスの抜本拡 大 に合 わせ 、全都
道府県 が共同利 用で きるシステ ム を構築 し、必
要な制度上 の措置 を講 じることに より、提 出書
類 の合理化等 を図 る。
また、住 民票 を有 しない在留邦人へ の個人番
号 カー ドの交付や 、海外転 出後 の公的個人認証
機能 の継続利用等 の サー ビスの平成 31年 度 中
の 開始 を 目指 し、検討 を進 める。
個人番 号 カ ー ド
に よる公 的資格
確認
平成 30年 度 か ら医療保 険 のオ ンライ ン資格
確認 システ ム を段 階的 に導入 し、個人番号 カ ー
内閣総理大 臣
(社 会保 障 ・
ドを健康保 険証 と して利用す る こ とを可能 とす 税 一 体 改革担
15
るほか、印鑑登録者識別 カー ド等 の行政 が発行 当大 臣、情報
通信技術
す る各種カー ドとの一体化 を図 る。
(IT)政 策 担
各種免許等 にお ける各種公 的資格確認機能 を
個人番号 カー ドに持たせ る ことについて、 そ の 当大 臣)
可否 も含 めて検討 を進 め、可能 な ものか ら順次 総務大 臣
実現す る。
文部科 学大 臣
厚 生 労働 大 臣
マ イナ ポー タル
個 人番 号 カ ー ドの公 的個人認 証機 能 を活 用
を活用 した ワン
ス トップサ ー ビ
し、官 民 で連携 した仕組 み を設 け、電子私 書箱
機 能 を活 用 した 官 民 の証 明書類 の提 出や 引越 ・
税 一 体 改革 担
スの提供
死 亡 等 に係 る ワンス トップサ ー ビスや 、テ レ
当大 臣、情 報
ビ・ スマー トフォ ン等 を活用 した 電子的な行 政
手続 等 へ の 多様 なア クセ ス を、平成 29年 1月
通信技術
の マ イ ナ ポ ー タル の 運用 開始 に合 わせ て順 次 実
当大 臣)
現す る。
総務大 臣
内閣総 理 大 臣
(社 会保 障 ・
(IT)政 策 担
法務大 臣
経 済産 業 大 臣
。
総務 大 臣
法人 の代表者 か ら委任 を受 けた者 が、対 面
個 人番 号 カ ー ド
及 び法 人番 号 を 書面 な く電子 申請・ 電子契約等 を行 うことを可 法務大 臣
活 用 した 官 民 の 能 とす る制度的措置及 びシステ ム構築 に向けた 経 済産 業 大 臣
政府調 達事務 の 検討 を行 い 、個人番号 カー ド及 び法人番号 を用
効 率化
い て 、政府調達 に関す る入札参加 資格審査 か ら
契約 まで の一 貫 した電子化 を平成 29年 度 か ら
次 開始す る。 また 、平成 29年 度 か ら順次地
'贋
方公共団体で の 同 システ ムの利 用 を可能 とす
る。
年金 。税分 野 で
の利便 性 の 高 い
電子行 政 サ ー ビ
スの提 供 。年 金
保 険料 の徴 収 強
化 ・ 行 政効 率化
国 民 の利便性 の 向上及び マ イナ ンバー制度 の 内閣総理 大 臣
(社 会保 障 ・
利 用促進等 のため、「マ イナ ンバ ー制度 の活用
等 に よる年金保 険料・税 に係 る利便性 向上等 に 税 一 体 改革担
関す るア クシ ョンプ ログラム」 (平 成 27年 6月 当大 臣)
22日 年金保険料 の徴収体制強化等 のための検
総務大 臣
ーム
討チ
)を 着実 に実施す る。 具体的には、平 財務大 臣
成 28年 度 中に、源泉徴収票 と給与支払 報告書 厚 生労働 大 臣
の様式・ デ ー タ形式 を統 一化 し、一括作成 ・ 提
出を可能 とす る仕組み の構築や 国税 のイ ンター
ネ ッ ト上での ク レジ ッ トカー ド納付 の導入等 の
取組 を実施 し、平成 29年 度以降、マイナポー
タル にお い て年金・ 国税 ・地方税等 に関す る各
16
種行政手続 を一括的に処理 できるよ うな ワンス
トップ型 サ ー ビスの提供 、 ワンク リック免 除 申
請 の導入 、 マイナポー タル ヘ の 医療費通知 を活
用 した 医療費控除 の 申告手続 の簡素化等 を実施
す る。
情報 の 円滑な流
通や ビジネ スモ
デル の変革等 の
促進 に向けた制
度整備
電磁的処理及び情報 の高度 な流通性 の確保等 内閣総理 大 臣
を基本原則 とし、安全・ 安 心な情報 の流通 を担
(情 報通信 技
「
う 代理機 関 (仮 称)」 の設 立 、 申請等 の電子
術 (IT)政 策
化 ・ ワンス トップ化、 シェア リン グエ コノ ミー 担 当大 臣、健
等 の適 正 な事業運営 の確保等 について必要 な検 康 ・ 医療 戦略
討 をカロえ、平成 28年 以降、順次必要な法制上 担 当大 臣)
の措置等 を講 じる。
総務大臣
厚 生 労働 大 臣
経 済産業 大 臣
国・ 地方 の行 政
の IT化 と業務
改革
有益 かつ利便性 の高 い行政 を実現 し経済成長 内閣 総 理 大 臣
を促進す るため、「eガ バ メ ン ト閣僚会議
(情 報通信 技
。
国 地方 IT化 ・BPR推 進 チー ム第 一次報告」
術 (IT)政 策
(平 成 27年 6月 国・ 地方 IT化 O BPR推 進 チー 担 当大 臣 )
ム取 りま とめ)を 踏 まえ、内閣情 報通信政策監 総務 大 臣
を中心に国・ 地方 の業務 改革・ IT化 を推進す
財務大 臣
る。具体的 には、マイナ ンバー制度 を活用 した 厚 生 労働 大 臣
行政サー ビスの オ ンライ ン改革 を進 める。
また、各府省個別業務 の効率化・省力化 、行
政サ ー ビスの改善等に向けた業務改革 を進 め、
政府情報 システムに関す る運用 コス トを削減す
る とともに、公 務 の能率化 に取 り組む。
さらに、地方公共団体 の情報 システ ム改革 を
推進す る とともに、 自治体 クラ ウ ド導入 の取組
をカロ
速す る こと等 によ り、 当該 情報 システ ムの
コス ト削減 を図 る。 自治体 クラウ ド導入団体 に
あ つて もクラウ ド化業務範 囲 の拡大等 、 クラ ウ
ドの質 の一層 の 向上を図 る。 これ らを通 じて、
地方公共団体 の情報 システ ムの運用 コス トの圧
縮 (3割 減 )を 図 るとともに、更なる コス ト削
減 に向けた方 策や質 の向上策 について、平成
28年 夏 に結論 を得 るべ く、検討 を進 める。
パー ソナルデー
タの利用環境整
改正個人情報保護法 の施行 に向 け、匿名カロエ 内閣 総 理 大 臣
情報 に係 る政令 ・ 規則等 を策定す るとともに、
(内 閣府 特命
17
そ の適 正 な運用等 を監督す る個人情報保護委 員 担 当大臣 (経
会 の体制整備 に必要 な措 置等 を速やかに講 じ
済財政政
備
る。 また、改正個人情報保護法 を踏 まえ、国の 策 ))
行政機 関及 び独 立行政法人等 にお ける個人デ ー 総務大 臣
タを匿名カロエ したデ ー タの取扱 い等 につい て、
需要増大・新 サ
必要な法制上 の措置 を速やかに講 じる。
スマ ー トフ ォ ンの 高度化や 、 2020年 東京 オ
ー ビス の提 供 に
リン ピ ック・ パ ラ リン ピ ック競技 大会 に向 けた
向 けた移 動 通信
無線周 波数 の需 要増 大等 に対応す るた め、移動
シ ス テ ム 用 の周
通信 シ ス テ ム用 の周 波数 帯 の拡 張 を平成 30年
波数 帯 の 拡 張 の
度 まで に実 現す る。
実現
総 務大 臣
特 に 、小型無人機 等 の 操 作やデ ー タ の伝 送 に
使 用 で き る周波数 帯 の 拡 大及 び電 波 の 出カ ア ッ
プ並び に携 帯電話 の上 空 で の利 用 を可能 とす る
た めに 、平成 28年 夏 ま で に必 要 な措 置 を講 じ
る。
競争 促 進 ・ 利 用
モバ イル 分野 の競争促進 による情報通信サー 総 務大 臣
ビスの低廉化 ・多様化 を実現す るため、平成
環境整 備
28年 夏 までに、加入者 管 理機能 の 開放 の促進
モ バ イル 分 野 の
等携帯電話網 の接続 ル ール に関す る関係省令 ・
ガイ ドライ ンの整備等 、必要 な措置等 を講 じ
る。
(5)立 地競争力 の更なる強化
企 業 が活 動 しやす い 国 とす るため、規制改革等 の突破 口で ある国家
戦略特 区 の加速的推進や PPP/PFIの 活用拡大、都市 の競争力 の 向上等
の推進等 によ り、産業基盤 の強化 を図るとともに、都市 と地域 の競争
力 を更 に高 める。
施 策項 目
成長 志向 の法人
税 改革
施策 の 内容及 び実施期 限
担 当大 臣
平成 28年 度税制 改 正 で は 、経 済 の 「好循
内閣総理大臣
環 」 を確 実 な もの にす るた め 、税 制 にお い て
(内 閣府特命
も、企 業 が収益力 を高 め 、前 向きな国 内投資
担 当大臣 (経
や賃金 引 上 げに よ り積 極 的 に取 り組 んでい く
済財政政策 ))
よ う促 して い く観 ′
点か ら、成長志 向 の 法人税
総務大臣
改革 を更 に大胆 に推進 し、制度改 正 を通 じた
課税 ベ ー スの 拡大等 に よ り財 源 を しつか りと
財務大臣
確保 しつつ 、法人 実効税 率 (現 行 32.11%)
18
を平成 28年 度に 29.97%に 、平成 30年 度に
29.74%に 引き下げ る こ とを決定 した。 この た
めに必 要 な法制上 の措置 を速や かに講 じる。
国家戦略特 区
平成 27年 度末 まで の集 中取組期 間 内に国家 内閣総理大 臣
戦略特 区を加速的 に推進 し、い わ ゆ る岩盤 規
(地 方創 生 担
制改革全般 につい て突破 口を開いてい く。こ 当大 臣、内閣
のた め 、第 8回 及 び第 H回 国家戦略特別 区域 府 特命 担 当大
諮 問会議 にお い て示 された「岩盤規制改革 の 臣 (国 家戦 略
工程表 (重 点事項 と改革 ス ケジ ュール )」 及 特別 区域 ))
び 第 16回 国家戦略特別 区域諮 問会議 にお け
る外 国人材 の滞在・就業 の促進や農林水産業
の競争力強化 な どに係 る議論 も踏 まえ、「テ
レビ電 話 を活用 した薬剤 師 に よる服薬指 導
の対面原員Jの 特例」な どの「
『 日本 再興戦略』
改訂 2015」 の記載事項 に加 え、区域会議や平
成 27年 の春 と秋 に行 つ た全 国 か らの提案 募
集 にお け る提 案事項 な どの規制 の 特例措 置
等必要 な法制上 の措置 を速や かに講 じる。
1次 指 定 した 6区 域 における これまで の取
組 に対 しては、「国家戦略特別 区域基本方
針 」 (平 成 26年 2月 25日 閣議決定 )に のっ
と り、改革 の成果 を年度末 に厳格 に評価 し
た上で 、PDCAサ イ クル による進捗 管理 を行
う。
平成 27年 12月 15日 に新た に指定 が決定 し
た 「広 島県 0愛 媛県今治市」、「千葉県千葉
市」、「福 岡県北 九州 市」につい て 、直 ちに
指定 し、速や かに区域会議 にお い て事 業 を
開始す る。
指定区域 を含 め、全 国 の 自治体や事業者 か
らの経 済効果 の高 い規制改革提案 があれ ば
ス ピー デ ィに対応 し、全 国的措置 も含 め一
つ一つ の具体的事業 を実現す るとともに、
そ の た めに必要 であれ ば、新 たな 区域 を指
定す る。
公 的サ ー ビス・
資産 の 民間 開放
(PPP/PFIの 活
公共施 設等運営権方 式 の推進強化 のための
イ ンセ ンテ ィブ付与 の観 点か ら、水道そ の他
の分野 にお い て既存 の事業 とイ コール フ ッテ
19
内 閣総 理 大 臣
(内 閣府 特 命
担 当大 臣 (経
用 拡 大)
ィング を図 るな ど必要な措置 を講 じる。
済財政政策 )、
地方 創 生担 当
大 臣、 内閣府
特命 担 当大 臣
(国 家 戦 略特
別 区域 )、 内閣
府 特命 担 当大
臣 (金 融 ))
総務大 臣
厚 生 労働大臣
国土交通大臣
公共施設 等運営権 を含む PPP/PFI全 体 の取
組強化 の観 点 か ら、「PPP/PFIの 抜本改革 に向
内 閣総 理 大 臣
けたア ク シ ョンプラン」 に掲 げ られた事業規
模 の 日標 の見直 しと、 日標達成 のための具体
担 当大 臣 (経
策 につい て検討 し、平成 27年 度 内 を 目途 に結
文 部科 学大 臣
論 を得 る。
国 土交通 大 臣
(内 閣府 特命
済財政 政策 ))
文教施設や公営住宅 な どの利用料金 の存在
す る公共建築物 につい ては、公共施設 等運営
権方式 の実現可能性 につい ての検討 を踏 ま
え、付帯事業 の併設 ・ 活用及び公的不動産 の
活用等 も含 めた枠組み の 中で、重点分野 とし
て位置付 ける施設 の決定 と数値 目標 の設 定に
ついて 平成 27年 度 内を 目途 に結論 を得 る。
都市 の競争力 の
向上
国際競争力 の強化 を 目的 に、民 間都 市再生
事業等 の推進 に併 せ 、エ ネル ギーの 自立
国土交通大 臣
化 ・ 多重化等 を図 るため、都 市再生 特別措
置 法 につい て必 要 な法制上 の措置 を速や か
に講 じる とともに、密 集市街地 の整備 改善
等 の 防災機能 の強化 を図 るための支援措置
を講 じる。
中古住宅・ リフォー ム市場 の活性化 に向
け、イ ンスペ クシ ョン (検 査 )の 活用等 の
促進 に よ り、消費者 が安 心 して取引 できる
市場環境 を整備す るため、宅地建物 取 引業
法 につい て必 要 な法制上 の措置 を速やかに
講 じる。
産 業 イ ンフ ラの
・ 海 上 交通分野 につい て、東京湾海上交通 セ
20
国 土交通 大 臣
機 能 強化
ンター及 び 4つ の港内交通管制室 を統合す
る とともに、海 上 交通安全法等 の改正等 、
必 要な法制 上の措置 を速や かに講 じるこ と
に よ り、平成 29年 度 中に東京湾 における船
舶 の一元的 な海上 交通管制 を構 築 し、東京
湾 の混雑 を緩和す る。
・ 多様 な 関係者 の連携 によるモー ダルシフ ト
や物流拠点 にお ける輸送 フローの 円滑化 な
ど物流の総合化・ 効率化 を図 るため、必要
決済高度化及び
金融 グル ー プ を
巡 る制度 の あ り
方等 に 関す る検
な法制上 の措置 を速やかに講 じる。
金融審議会 ワー キ ング・ グル ー プの報告 を
踏 まえ、決済高度化 に向けた戦略的取組み を
進 める とともに、金融 グル ー プにお ける適切
な経営・ リス ク管理や業務範 囲な ど、ITの
討
急速 な進展等 に対応す るために必 要 な法制上
の措置 を速や かに講 じる。
確 定給 付企 業年
企業が企 業年 金 を実施 しやす い環境 を整備
す るため、確 定給付年金制度 につい て、運用
金 の制 度 改善
内閣総理 大 臣
(内 閣府 特 命
担 当大 臣 (金
融 ))
厚 生 労働 大 臣
リス クを事業 主 と加入者 で柔軟 に分 け合 うこ
とができるよ うなハ イブ リッ ド型 の企業年金
制度 の導入や、将来 の景気変動 を見越 した よ
り弾力 的な運営 を可能 とす る措 置 につい て 、
社会保 障審議会 企 業年金部会 での議論 を踏 ま
キ ャ ッ シ ュ レス
化 の推 進
え、必要な措置 を速やかに講 じる。
キ ャ ッシュ レス決済 に伴 い得 られ る ビ ッグ
デ ー タの利活用 を促すため、そ の利活用環境
整備 の具体的方策 について 「ク レジ ッ トカ ー
ド産業 とビッグデ ー タに関す るス タディグル
ー プ」 で平成 27年 度 中に検討 し、 これを踏 ま
え、所要 の措置 を講 じる。 また 、 ク レジ ッ ト
カー ドを安全 に利用 できる環境整備 に向け
て 、産業構造審議会割賦販売小委員会 の報告
書 を踏 まえ、「ク レジ ッ ト取引セ キ ュ リテ ィ対
策協議会」にお いて 、 ク レジ ッ ト取引のセ キ
ュ リテ ィ対策強化 に関す る実行計画 を策定
し、関係 団体等 と連携 しつつ 実行す るととも
に、悪 質な販売業者 をク レジ ッ ト取引か らツト
除す るな どの所要 の措置 を講 じる。
21
経済産業 大 臣
公 的 ・ 準公 的資
金 の運用 等 の 見
直し
年金積 立金 管理運用独立行政法人 (GPIF)を 総務大 臣
は じめ とす る公 的・準公 的資金 の運用等 の在 り 財務大 臣
方 については 、有識者会議 の提言 を踏 まえ、各 文部科学大 臣
資金 の規模・性格 に応 じ、長期的 な健全性 の確 厚 生 労働大 臣
保 に留意 しつつ 、必要な施策 を迅速かつ着実 に
実施す べ く所要 の対応 を行 う。
電カ システ ム 改
革
GPIFに つい ては、世界最 大規模 の年金資金 を
運用す る機 関 として適切なガバ ナ ンス・運用 の
在 り方 につい て必 要 な法 制 上 の 措置 を講 じる
べ く、議論 を深 める。
平成 28年 4月 に実施 予 定 の 電力小売全 面 白 経済産業大 臣
由化 や 、平成 32年 4月 に実施 予 定 の送配 電部
門 の 法 的分離 、それ 以 降 に 実施 予 定 の小売料金
規 制撤廃等 に 向け て 、必 要 な 措置 を速や か に講
じる。
ガ ス システ ム及
平成 29年 を 目途 に実施 予 定 の ガ スの小売全
び熱 供 給 システ
面 自由化 、平成 34年 4月 に実施 予定 の都 市 ガ
ム 改革
ス 大手 3社 の 導管部 門 の法 的分離 に向 けて、必
経済産 業大 臣
要 な措 置 を速 や か に講 じる。 また、平成 28年
4月 に実施 予 定 の 改 正 熱 供 給 事 業 法 の施 行 に
固定価格 買取制
度 の見 直 し
向 け て 、必 要 な措 置 を速や か に講 じる。
総合 資源 エ ネ ル ギー 調査 会基本政策分科会 経済産 業大 臣
再生可能 エ ネ ル ギー 導入促 進 関連制度改革小
委員会 の報告書 を踏 ま え、再生可能 エネル ギー
の 最大 限 の導入 と国民負担 抑制 の 両 立 を図 る
た めに必要な法制上 の措置 を速や かに講 じる。
(6)地 域活性化・地域構造改革 の実現 /中 堅企業・ 中小企業・ガヽ規模事
業者 の革新
中堅企 業・ 中小企業・小 規模事業者 は、世界 に誇 るべ き産業基盤 で
あ り、こ うした産業基盤 の革新 が 、地域経済を再 生 させ 、我 が 国 の 国
際競争力 を強 化す る ことにつ ながる。 このた め、地域 の リソースの活
用、中堅企業・ 中小企業・ガヽ
規模事業者 の新陳代謝 の促進及 び 国内外
のフ ロ ンテ ィアヘ の取組促進 を進 める。
施 策項 目
地域 の経営支援
体制 の整備
施策 の 内容及び実施期 限
担 当大 臣
グ ローバル 競争 も意識 した中核企 業 と支援機 経済産業大臣
関等 の全 国規模 での マ ッチ ン グ機能 の強化や、
地 域 の経営相談支援 の 中心的役割 を果 た してい
22
る 「よろず支援拠点」 の強化 の ため、地域 の経
営支援 ニーズ をきめ細か く把握 し、所要 の措置
を講 じる。
地域 の活力 の 再
生
地域 の活力 の再生 を総合 的か つ効果的 に推進 内閣総 理 大 臣
す るため、地方 公共 団体 のま ち・ひ と・ しご と (地 方創 生担
創 生総合戦略に定め られた事 業 であって地 域再 当大 臣)
生 に資す るもの を行 う地方公 共団体 に対す る交
付金 の交付等 について定 めるために、地域再 生
法 につい て必要 な法制上 の措置 を速やかに講 じ
る。
地域イ ノベ ー シ
ョンの推進
地域イ ノベ ー シ ョンの推進 に向け、全国 の リ 文部科 学 大 臣
ソース を積極的 に活用す るため、 日利 き人材 に 経 済産 業 大 臣
よる全 国規模 での産 学官 マ ッチ ング、産学官連
点の形成に向け
携 による異分野連携研究開発拠 ′
た取組、 よろず支援拠 ′
点等 の体制 の活用 を進 め
る とともに、公 的研究機 関 の橋渡 し機能 の強化
に引き続 き取 り組む。 また 、 中堅・ 中小企業等
の知財 ・標準 の戦略的な活用 を促すため、地方
にお ける権利化支援 の推進 に必要 となる審 査体
制や 、標準策定支援体制 を強化す る。
ロー カル ベ ンチ
マー ク の活用
地方 の商 工団体、地域金融機 関等 における ロ 内閣総理 大 臣
ー カルベ ンチマー クの活用促進策 を幅広 く検討
(内 閣府 特命
し、実行す る。 また、地域金融機 関 との対話 の 担 当大 臣 (金
ための多様 な指標 の策定 に向けた検討等 との連 融 ))
携 を図る。
中小企 業 ・ 小規
模 事業者 の 「稼
ぐ力 」 の確 立 に
向 けた金融機 能
の 強化
経 済産 業 大 臣
地域金融機 関 が、中小企業・ 小規模事業者 の 内閣総 理 大 臣
経営改善や 生産性 向上等 の支援 に一層積極 的に
(内 閣府 特命
取 り組 んで い ける よ う、事業者 の経営環境等 に 担 当大 臣 (金
配慮 した資金繰 りに万全 を期す と同時に、平成 融 ))
27年 12月 に中小企業政策 審議会金融 ワー キ ン 経 済産 業 大 臣
ググル ー プで示 された信用保証制度 の見直 しに
係 る中間的 な整理 を踏 ま え、制度設計等に関す
る検討 を進 め、そ の後必要 な措置 を講 じる。
23
2.「 戦略市場創造プ ラン」関連
(1)国 民 の 「健康寿命」の延伸
予防サー ビスの充実等 によ り、国民 の医療・介護需要 の増大をでき
る限 り抑 えつつ、よ り質 の高 い 医療・介護 を提供す る こ とにより、国
民 の健康寿命が延伸す る社会 を 目指すべ きである。
このため、次 の 3つ の社会像 の実現を目指す。
① 効果的な予防サー ビスや健康管理 の充実 により、健や かに生活 し、
老 い る ことがで きる社会
② 医療関連産業 の活性化に よ り、必要な世界最先端 の医療等 が受け
られ る社会
③ 病気やけがを して も、良質な医療・介護 へのアクセス により、早
く社会に復帰できる社会
施策項 目
施策 の 内容 及 び実施 期 限
担 当大 臣
ヘ ル ス ケ ア 産業
平成 28年 度 にお い て も、地域版 次世代ヘル
ス ケア産業協議会 の設 立 0ネ ッ トワー ク化 を更
内閣総理 大 臣
の創 出支 援
(健 康
0医 療
に促進す る とともに、地域 で成功 した ビジネ ス 戦略担 当大
モ デル 等 の横展開 を強化す る。
臣)
厚 生 労働省 と連 携 して 、平成 27年 度 中に介 経 済産業大 臣
護保 険外サ ー ビス を創 出す るに当た って参考 と
なる事例や ノウハ ウを記載 した 「保険外サー ビ
ス活用 ガイ ドブ ック (仮 称 )」 を策定 し、事業者
マ イナ ンバ ー 制
度 の イ ンフ ラを
活 用 した 医療 等
分 野 にお け る番
号制 度 の 導入
及び地方 公共 団体 に展 開す る。
平成 30年 度 か ら、医療保険 のオ ンライ ン資
厚 生 労働 大 臣
格確認 システ ム を段 階的 に導入 し、医療機 関 の
窓 口にお い て個人番 号 カー ドを健 康保険証 とし
て利用す る こ とを可能 とす るとともに、オ ン ラ
イ ン資格確認 の基盤 も活用 して 医療等分野にお
ける番 号 の段階的運用 を開始す る。
地 域 医療 情 報連
携 ネ ッ トワー ク
の 普及促 進
平成 30年 度 までに 、地域 医療情報連携ネ ッ
トワー クの全 国各地 へ の普及 を実現す る。 こ
のため、 平成 27年 度以降、地域 医療介護総合
確保 基金 による病床 の機能分化 ・ 連携 の ための
ネ ッ トワー ク構築費用 の支援策等 を講 じる。
また 、平成 28年 度診療報酬改定にお いて 、
ICTを 活用 した医療情報連携 の在 り方 につい て
の検討 を踏 まえ、必要 な措置 を講 じる。
24
厚 生 労働 大 臣
医療介護政策
(医 療介護 の質
の 向上 、研 究開
発促進、医療介
護費用 の適 正化
等 )へ のデ ー タ
の一層 の活用
「地域 医療連携
推進法人 」市J度
の創設
医療介護政策 へ のデ ー タの活用推進 に向けた 内閣総理 大 臣
具体的施策 と実施 ス ケジ ュール を盛 り込んだ
(健 康 ・ 医療
「医療等分野デ ー タ利活用 プ ログラム (仮
戦 略担 当大
称 )」 を平成 27年 度 中に策定す る。
臣)
厚 生 労働 大 臣
経 済産業大 臣
複数 の 医療法人等 を社 員総会等 に よ り統括 し 厚 生労働 大 臣
一体的 に経営可能 とす る、地域 医療連携推進法
人制度 の創設等 を盛 り込んだ、医療法 の一部 を
改正す る法律 (平 成 27年 法律第 74号 )が 平成
27年 通 常国会 で成 立 した こ とを受 け、平成 29
年 4月 日途 の施行 に 向けて、必要な政省令整備
等 の所要 の措置 を速やかに講 じる。
当該新制度 を活用 した他病院 との一体的経営 文部科学大臣
実現 の ために大学附属病院を大学 か ら別法人化
できるよ う、平成 27年 度 中に制度上 の措置 を
目指す。
個 人 に対す る健
康 ・ 予防イ ンセ
保険者 が行 う保健事業 として加入 者 の 自助努 厚 生 労働 大 臣
力 へ の支援 を追力日
す る こ と等 を内容 とす る、持
ンテ ィブの付 与
続可能 な医療保険制度 を構 築す るための国民健
康保険法等 の一部 を改正す る法律 (平 成 27年
法律 第 31号 )が 平成 27年 通常国会 で成 立 した
こ とを受 け、個人 の予防・ 健康づ く りに向けた
取組 に応 じたヘルス ケアポイ ン ト付与や保 険料
へ の支援等 を保険者 が行 う際 の具体的な基準等
に関す る考 え方 につい てのガイ ドライ ンを平成
27年 度 中に公表す る。
保 険者 に対 す る
健 康 ・ 予 防イ ン
後期高齢者支援金 の加 算・ 減算制度や、国民 厚 生 労働 大 臣
健康保 険制度 にお い て新 たに創設 され る 「保険
セ ンテ ィブ の付
者努力支援制度」 につい て、被保 険者 の健康 の
与
保持増進や 医療費適 正化等 に向けた保 険者 の努
力 を促す よ う、 メ リハ リの効 い た ス キーム とす
べ く、平成 27年 度 中を 目途 に検討 を行 い 、平
成 30年 度 か らの実施 に向けて、必要 な政省令
整備等 の所要 の措置 を速やかに講 じる。
経営者等 に対す
る健康・ 予防イ
以下 の 点 について 、所要 の措置 を平成 28年
内閣総理 大 臣
(健 康 ・ 医療
度 中に講 じる。
25
ンセ ンテ ィブの
付与
・ 中小企 業 に対す る健康経営 の普及 を推進す る 戦略担 当大
ため、「健康経営 ア ドバ イザー制度」や 「健康 臣)
経営優 良企業認 定制度」 の創設 を進 め るとと
経 済産 業大 臣
もに、認 定企業に対す る金融市場や労働 市場
にお けるイ ンセ ンテ ィブが付与 され る環境 の
整備 に向けた検討 を進 める。
・健保組合 を中心に、従業員等 の健康増進 に向
けた行動変容 を促進す るために、健康 ・ 医療
情報 を統合 的に活用 した各従業員等 へ の健康
リス クに見合 つたサー ビス を どのよ うに提供
す るか につい て、検討委員会 で議論 を深 め、
実証 を開始す る。
(2)ク リー ン・経済的なエネルギー需給の実現
アジアをは じめ とす る新興国での需要 の増大 、シェールガス革命 を
経 た供給構造 の変化、世界及び各地で高まる環境負荷など、変 わ りゆ
くエネル ギー情勢 の中で、低廉な価格 で必要なときに必要な量 の ク リ
ー ンなエネル ギー を安 心 して利用 で きる社会を実現す る。また、時間・
場所 の制限 を越 え、エネル ギー需給 の無駄 を省 き、エネルギー を余す
こ とな く徹底的に活用す ることによ り、環境負荷 を減 らし、日本全体
で最適なエネル ギー利用 を実現す る。
このため、次 の 3つ の社会像 を実現 したエネル ギー最先進 国 を 目指
す。
① クリーンで経済的なエネルギーが供給 される社会
② 競争 を通 じてエネル ギーの効率的な流通 が実現す る社会
③ エネルギー を賢 く消費す る社会
施 策項 目
施 策 の 内容及 び 実施期 限
担 当大 臣
電カ システ ム 改
平成 28年 4月 に実施予定 の電力小売全面 自
由化 、平成 32年 4月 に実施予定 の送配電部門
経済産業大臣
革 (再 掲 )
の法的分離や それ以降に実施予定 の小売料金規
制撤廃等 に向 けて、必要 な措置 を速やか に講 じ
る。
新 築住 宅 ・ 建 築
物 へ の省 エ ネ基
準 へ の適合義務
化
建 築 物 のエ ネル ギー性能 の 向上 に関す る法律 経済産 業大 臣
(平 成 27年 法律第 53号 )に 基 づ き、誘 導措置 国土交通 大 臣
部分等 の施行 (基 本方針 、性能 向上計画認 定・
容積率特例制度、表示制度等)、 規制措 置部分
の施行 (適 合義務 ・ 適合性判定制度、届 出・ 指
示制度、大 臣認定制度、住宅 トップラ ンナー制
26
度 等 )に 向けて必 要 な措置 を速や か に講 じる。
(3)安 全・便利 で経済的な次世代イ ンフラの構築
世界最先端 の技術力を有す るセンサーや ロボ ッ トな どのデバイ ス・
システ ム技術等 が駆使 され、世界共通 の課題 であるイ ンフラ老朽化対
策 のフ ロン トランナーの地位 を築 くため、次 の 2つ の社会像 の実現 を
ロキ
旨す。
① 安全で強靭なイ ンフラが低 コス トで実現 されてい る社会
② ヒ トやモ ノが安全・快適 に移動す るこ とのできる社会
施策 項 目
施策 の 内容 及び実施期 限
担 当大 臣
次世代社 会 イ ン
フ ラ用 ロ ボ ッ
平成 27年 度 中に、公募・ 選定 した ロボ ッ ト
技術 につい て 、現場 にお ける検証 0評 価 を行
経済産業大 臣
ト、 モ ニ タ リン
い 、平成 28年 度 の試行的導入 の方針 を検討す
グ技術 の 研 究 開
る。 また、災害調 査分野 の ロボ ッ トの うち、平
発 0導 入
成 26年 度 の現場検証 で実用性 が確認 できた一
部技術 につい ては 、1贋 次、災害現場 へ の導入 を
国土交通大 臣
推進す る。 さらに、維持管理分 野 の ロボ ッ トの
うち、実用性 が確認 された もの について、平成
28年 度 に試 行的導入 を行 う。
平成 26年 度 に公 募 0選 定 した社会 イ ン フラ
のモ ニ タ リン グ技術 につい て 、現場 における検
証・ 評価 を行 い 、そ の結果 を踏 まえ、随時、現
場導入 を図る。
イ ンフ ラメ ンテ
ナ ンス産業 の育
成・ 活性化
イ ンフ ラメ ンテナ ンス産業 の育成・ 活性 化 を 国土交通大 臣
図 るた め、平成 28年 度 中にイ ンフ ラメ ンテナ
ンス 国民会議 (仮 称 )の 設置及びイ ンフラメ ン
テナ ンス大 賞 (仮 称 )の 創設 を行 う。
(4)世 界 を惹 きつ ける地域資源 で稼 ぐ地域社会の実現
地域 の資源 を活用 し、世界 の消費者や企業 を惹きつ けることで、自
律的 0持 続 的に稼 ぎ、豊かに発展 してい く地域社会を成 り立たせ る。
このため、次 の 2つ の社会像 の実現を目指す。
① 世界に冠たる高品質な農林水産物・ 食 品を生み出す豊かな農 山漁
村社会
② 観光資源等 のポテンシ ャル をいか し、世界 の多 くの人 々 を地域 に
呼び込む社会
27
施 策 の 内容及 び 実施 期 限
施策項 目
農地 中間管 理機
構 の機能強化
担 当大 臣
農地 中間管理機構 の機能 強化 に係 る施策 を着 農林水産大臣
実 に実行す るとともに、平成 28年 春 (4月 を
目途 )に 、農地 の集積 ・集約化及 び企 業 も含 め
た担 い手 の新規参入状況等 の実情 を把握 し、平
成 27年 度 の各都道府県 の農 地 中間管理機構 の
実績 を評価す る。 そ の上で 、必要 な措置 を講 じ
る こ とによ り、同機構 を通 じた農地集積・ 集約
化 を推進す る。
米政策改革 の着
実 な実施
平成 30年 産米 を 目途 とす る米 の生産調整 の
農林水 産 大 臣
見直 しに向けた取組 を着実 に実施す るととも
に、飼料用米 の生産性 につい て 、平成 37年 度
まで に コス ト削減や単収増 によ り生産性 を 2倍
に向上 (担 い手 の 60kg当 た りの生産 コス トを
5割 程度低減 )さ せ るとい う目標 の達成 に向
け、飼料用米 の コス ト構造 を早期 に把握 0公 表
す る。
収入保 険 の 導入
に向 けた検討
農業経営者 のた めの収入保険 の導入 に向け
農林水産大 臣
て 、平成 28年 度 までかけて事業化 調査 を実施
す る とともに、制度 の在 り方や仕組みについ
て 、関連す る制度 の在 り方 を含 めて検討 を進
め、必要な法制上 の措置 を講 じる。
輸 出の促進
我 が国発 の輸 出用 GAPに つい て平成 28年 度
中に運用 を開始 し、平成 29年 度 に規格 の 国際
承認 申請 を行 う。 また、HACCPを ベ ース とす る
厚 生 労働 大 臣
農林水産大臣
食品安 全 管理 に関す る規格や認証 の仕組 み につ
いて 平成 28年 度 よ り本格 的な運営を開始 し、
国際規格化 に向けて取 り組 む。
観光旅行 消費 の
一層 の拡大等
地方 にお ける更 な る消費税免税店 の拡大 と消 財務 大 臣
費 の活性化 に向け、外国人旅行者 向け消費税免 経済産業 大 臣
国 土交通 大 臣
税制度 につい て 、平成 28年 5月 より、免税販
売 の対象 となる一般物 品等 の 下限額 を引き下 げ
るとともに、海外 直送手続 の簡素化や購入者誓
約書 の電磁的記録 による保 存 を可能 とす る こ と
等 の措置 を講 じる。
先 手 を打 つ て の
「攻 め」 の受入
通訳案 内士制度 の見直 しによる有償通訳 ガイ 国 土 交通 大 臣
ドの供給拡 大 につい て、地域 にお ける多様 な通
環境整備
訳 ガイ ドのニー ズ に応 えるた め、 自治体 が独 自
28
に育成す る 「地域ガイ ド制度」を導入す るとと
もに、全 国ガイ ドについ て 、資格取得後 の研修
に よ り品質 を確保す るべ く、必要な法制上 の措
置 を講 じる。
3。
「国際展開戦略」関連
TPPに よ り創 出 され る、世界 の GDPの 約 4割 とい うかつ てない規模
の経済圏 に、地方 の 中堅・中小企 業 が打 って 出る こ とを全 力 で後押 し
す るとともに、我 が国 を貿易・投資 の国際中核拠点 とす るた めの政策
を着実 に実行 し、さらに、 これ らの施策 の具体化 を進 める。TPPに よ
りい くつ かの 国 々 に対す る政府調達市場 へ のア クセス が 改善す る こ
とが期待 され る こ とも踏 まえ、相手国 の状況や、事業 の性格 に応 じた
リス クマネ ーの供給拡大等 を進 め、世界 の膨大なイ ンフ ラ需要 を積極
的に取 り込む。
また、他 の経済連携交渉 を加速 させ 、更 に大 きな経 済圏 を構 築 して
い く上で我 が 国 が 中核 的役割 を果 た し、世界 のハ ブ となるこ とを 目指
す。
さらに、コ ンテ ンツ を核 として食・観光・製造 な どの周辺産業 と連
携 させ 、効果的 に海外 で稼 ぐクール ジ ャパ ン戦略 を推進す る。
施策項 目
経済連携 の推進
施策 の 内容及 び 実施期 限
担 当大 臣
TPP協 定 の速や かな署名 ・ 発効 に向けて取 り
内閣総理 大 臣
組 む とともに、包括的 かつ 高 い レベル の経済連
(経 済再 生担
携協定 の妥結 に向け、 日 EU D EPA、 RCEP、 日中 当大 臣、 内閣
韓 FTAな どの経済連携交渉 を、戦略的かつス ピ 府 特命 担 当大
ー ド感 を持 つて推進 して い く。また、TPP交 渉 臣 (消 費者及
の大筋合意 を受 けて策定 され た 「総合的な TPP び 食 品安
関連政策大綱」 (平 成 27年 11月 25日 TPP総 合 全 ))
対策本部決定)に お ける施策 を着実 に実施 し、 外務 大 臣
必要な法制上 の措置 を速や か に講 じる。
財務 大 臣
文部 科 学大 臣
厚 生 労働 大 臣
農 林 水産 大 臣
経 済 産業 大 臣
対 内直接投資促
進 に向けた事 業
我が国 に重要 な投資 を実施 した外国企業 を対
象 に副大臣を相談相手 につ ける 「企 業担 当制 」
29
内閣総理 大 臣
(内 閣府 特命
環境 の改善
イ ンフ ラ輸 出・
資源 確保
な ど、対 日直接投資推 進会議 が取 りま とめた
「外 国企 業 の 日本 へ の誘致 に向けた 5つ の約
束」 を、速やかかつ着 実 に実施す る。
平成 27年 5月 に公表 した 「質 の高い イ ンフ
担 当大臣 (経
済財政政策))
総務大 臣
ラパー トナ ー シ ップ 」及 び同年 11月 に公表 し 外務大臣
たそ の更な る具体策 を速やかかつ着実に実施す 財務大臣
る。 なかで も、株式会社 国際協力銀行 (」 BIC)
経済産業大臣
につい ては、民間の 資金・ ノ ウハ ウを活用 した 国 土交通大臣
海外イ ンフ ラ事業等 につい て 、 日本企業 の海外
コ ンテ ンツ を核
展 開をよ リー層後押 しす るため、機能強化 に必
要 な法制上 の措置 を速や かに講 じる。
平成 27年 12月 に立 ち上 げた 「クー ル ジ ャパ
とした クール ジ
ャパ ンの推進
ン官民連携 プ ラ ッ トフォ ー ム」 の 下 で 、 コ ンテ
ンツ と周辺産業 が一 体 的 に海外展 開す る連 携 プ
ロジ ェ ク トを組 成す るた め 、 マ ッチ ン グフォ ー
内閣総理 大 臣
(ク ール ジ ャパ
ン戦略担 当大
臣)
ラ ム を速 や かに実施 す る。
4.「 改革 のモ メ ンタム ∼『 改革 2020』 の推進 ∼」関連
2020年 東京 オ リンピ ック・パ ラ リンピ ック競技大会等 が 開催 され 、
我 が 国 が世界 中の注 目を集 め、多 くの外国人 が訪 日す る 2020年 (平 成
32年 )を モ メ ンタム として、改革・ イ ノベ ーシ ョンを加速 してい く。
この ため、2020年 東京 オ リン ピ ック・パ ラ リンピ ック競技大会等
を梃子 (レ バ レッジ)に 、
速 させ る、
成長戦略 に盛 り込まれた施策 をカロ
ベ
・
改革 イ ノ ー シ ョンの牽引役 (ア クセ ラ レー タ)と して 、2020年 ま
でに我 が 国 として成 し遂げるべ き中核 とな り、後世代 に継承 できる財
産 (レ ガシー)と なる以下 のプ ロジ ェ ク トを、政府 を挙 げて推進す る。
そ の 際、2020年 に向けて 、課題先進 国 として、様 々 なグ ローバルア
ジ ェン ダを解 決 できる姿 を世界 にア ピール す る といつ た視 点 を持 ち
つつ 、プ ロジェク トの更なる改善 を図 るとともに、進捗 状況 を厳格 に
管理 し、早期 に必要 な規制改革 を明確 化す るこ とで、2020年 におけ
るシ ョー ケース化 の実現 を確 固 た るもの とす る。
施策項 目
次世代都市交通
システム・ 自動
施 策 の 内容 及び実施 期 限
02020年 東京 オ リン ピ ック・ パ ラ リン ピ ック
競技大会 での東京 臨海 部で の次世代都市交通
30
担 当大 臣
内閣総理 大 臣
(内 閣府 特命
走行技術 の活 用
システ ム (ART:Advanced Rapid Transit)
担 当大臣 (科
を実 現す るた め 、平成 29年 度 まで に東京都
学技術政
及 び事業 主体 に 技術 を引 き渡 せ るよ う、戦 略
的 イ ノベ ー シ ョン創 造 プ ロ グ ラ ム (sIP)等
策 ))
にお い て 、 正 着制御 技術等 の研 究 開発等 を実
国土交通大 臣
経済産業大 臣
施 す る。
・ 高度 な 自動 走行 技術 を活用 し、高齢 者等 の移
動制約者 に対す る移 動 手段 (ラ ス トワンマ イ
ル 自動 走行 )の 確保 や 、 トラ ックの 隊列走行
の 実 現 を図 る。 このた め、平成 28年 度 中
に 、事業 モ デ ル の 明確 化及 び そ の 実現に向 け
た課題 の整理 等 を実施 す る。
分散型 エ ネ ル ギ
ー 資源 の活 用 に
よるエ ネ ル ギ
ー・ 環境 問題 の
解決
次世代 の ビジネ スモデル の確 立 を視野に、再 経済産業大 臣
生可能 エ ネル ギー と水 素を組 み合 わせ 、水素 国土交通大 臣
の 「製造」、「輸送・ 貯蔵」及び 「利用」 の一 環境大臣
貫 したシ ステ ム を構築す る。 このた め、研究
開発 等 の実施 とともに、平成 28年 度 中に、
経済性 を意識 した ビジネ スモデ ル に係 る検討
を進 め、社会実装 に向けたシ ョー ケース の場
所及 び実施主体 を明確化す る。
再生可能 エネル ギーや蓄電池等 と、高度 な需
要管 理手法であるデ ィマ ン ドレスポ ンス等 を
統合 的に活用す る ことで、革新的エ ネル ギー
マネ ジメン トシステ ムの確 立 を図 る。 このた
め、技術実証等 の実施 とともに、平成 28年
度 中 に、社会実装 に向けたシ ョー ケ ースの場
所及 び実施主体 を明確 化す る。 また 、平成
29年 までに 「ネガ ワ ッ ト取引市場」 を創設
す るため、事業者 間 の取引ルール を策定す
る。
先端 ロボ ッ ト技
術 によるユニバ
先端 ロボ ッ ト技術 の社会実装 を 目指 し、
0台 場及 び青海地 区等 に、パー ソナル モ ビ リテ
ーサル未来社会
ィな どの先端 ロボ ッ ト技術 を体験 で きるフ ィ
ール ドを構 築す るため、ユニバー サ ル未来社
の実現
会推進協議会 にお い て 、平成 28年 度 中に、
プ ロジ ェ ク トの具体化 を進 める。
・ 市街 地な どの 日常環境 をは じめ とす る公共空
間や空港 にお い て、多様 な ロボ ッ トがサー ビ
31
文部科学大臣
経済産業大 臣
ス を常時提供す る姿 を世界 に発信す るた め、
平成 28年 度 中に、安全基準等 に関す る検討
を終 え、 ユー ス ケース の公 募等 を実施す る。
高 品質 な 日本式
医療 サ ー ビス・
技術 の 国際展開
(医 療 のイ ンバ
我 が 国 の 医療 を海外 に発信す るため、海 外 か 内閣総理 大 臣
らの ニー ズが高 く、我 が 国 の 医療 が国際的優位
(健 康・ 医療
性 を有す る と考 え られ る分野 に着 日して 、平成 戦略担 当大
28年 中に、国外 か らの渡航受診者 の受入れ を
臣)
ウ ン ド)
行 う 「日本 国際病院 (仮 称 )」 の リス ト化 に向
観 光 立国のシ ョ
ー ケ ー ス化
けた基準策定等 を実施す る。
訪 日外国人旅行者 の地方 へ の誘客 のモ デ ル ケ 内閣総理 大 臣
ース とな る対象地域 につい て 、政府 として の
(女 性 活躍 担
積極的 な支援 を行 い、観 光 地 としての磨 き上 当大 臣)
げを行 う内容 につい て整理 し、順次、実行 に 総務 大 臣
移 してい く。
文部科 学大 臣
2020年 東京 オ リンピック・パ ラ リン ピ ック 農林水産 大 臣
競技大会等 に向けて、東京 の 主要ター ミナル 経 済産 業 大 臣
駅、2020年 東京 オ リン ピ ック・ パ ラ リンピ 国土交通 大 臣
ック競技大会施設、人気観 光 ス ポ ッ ト等 を結 環境 大 臣
ぶ連続 的なエ リアにお いて行 うバ リア フ リー
の対策 内容 を整理 し、整備 を進 める ととも
に、 デ ジタル サイネ ー ジ等 による使用言語等
の属性 に応 じた分 か りやす い案 内情報 の提供
等 も含 めて、 シ ョー ケース としてふ さわ しい
形 とす べ く、平成 28年 度 中に、場所及び実
施 主体 を明確 化す る。
羽 田・ 成 田空港 につい て 、鉄道・バ ス に よる
アクセス を改 善す るとともに、平成 28年 度
中 に、 シ ョー ケース とす る内容 を明確化 す
る。
対 日直接投 資拡
大 に 向けた誘致
方策
対 日直接 投資 の拡 大 に 向 け、平成 32年 をタ
ー ゲ ッ トイ ヤ ー と して 、 2020年 東京 オ リン ピ
ック・ パ ラ リン ピ ック競 技大会 な どの 国際 的 な
イ ベ ン トも最 大 限活用 しなが ら、 ビジネ ス カ ン
フ ァ レンス の 開催 な ど、我 が 国 を挙 げた取組 に
つ い て対外 発信 を行 う。 この た め 、
・ 平成 31年 か らの Regional Business
Conference(RBC)に つ い て 、平成 28年 度 中
に、地方 公 共 団体 との連携 強化 や個 別企 業 ヘ
32
文部科学大臣
経済産業大臣
のアプ ロー チ等 を実施 し、具体的な誘致案件
形成 につ なげ るな ど、開催 へ の道筋 を明確化
す る。
・ 平成 28年 秋 に、経済界、地方公共団体 の協
力 を得て、「ス ポー ツ 。文化 ・ ワール ド・ フ
ォー ラム」 を開催 し、「世界経済 フォー ラ
ム」 とのジ ョイ ン トセ ッシ ョンを設 けるな ど
投資誘致 の取組 を行 う。
・ 平成 32年 の大規模 なグ ローバ ルベ ンチ ャー
サ ミッ トの 開催 を見据 え、平成 28年 度 中
に、海外 のベ ンチ ャー 関連イベ ン トとの連携
強化等 を進 め る とともに、国内外 のマ ッチ ン
グイベ ン トに参画・ 協力す る諸外国 の政策 当
局 との対話等 を進 めるな ど、 グ ローバル ベ ン
チ ャーサ ミッ ト開催 に向けた道 筋 を明確化す
る。
三 .重 点施策 の進捗及び実施の効果に関す る評価
重点施策 につい ては、
集 中実施期 間 (平 成 25年 度 か ら平 成 29年 度 )中 、
平成 26年 度以降 の各年度 にお い て少 な くとも 1回 、各年度 の 1月 を基
本 として 、重点施策 の進捗及び実施 の状況 を取 りま とめ、重点施策 の進
捗及 び実施 の効果 に関す る評価 を行 うもの とす る。 そ の 際 t実 施 の効果
に関す る評価 につい ては、政策群 ごとに達成すべ き成 果 目標 (KPI:Key
Performance lndicator)の 達成状況を可能 な限 り勘案 して行 うもの とす
る。
この評価 の結果及 び経済事情 の変動 を勘案 して検討 した上で 、必 要 が
あると認 めるときは、本計画 を改定す るもの とす る。
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