<ママさんバレーに想いをこめて> 「ママさんバレー」について、私がママさんバレーと出会い、経験したこと、学んだことが少しでもママ さんバレーに携わる皆さんのお役に立てれば幸いと思い、ココに書かせて頂きました。 第1章 チームの歴史 時代でした。現在は全国家庭婦人連盟 第2話 入部と退部 の指導に従い、選手、コーチ、監督は 何年かするとキャプテンが退部する 全て女性のみの登録となっています。 事となり、選手の力も衰えてクラス維 ママさんバレーとの最初の出会いは 実際に男性がチームを指導していても 持が困難な時代に突入したのです。そ 昭和50年代、私が二十代前半の時に ベンチには入れないのです。しかし、 れを止めるためには新入部員を入れる 知り合いの方のママさんバレー大会を 大阪では府家庭婦人連盟以外の大会 しかないという事で、選手全員が新人 見に行った時に、突然見知らぬ女性か (市民大会など)は現在も男性監督コ を勧誘する事に奔走しました。その甲 ら私たちのチームの監督になってくれ ーチの登録ベンチ入りを認めていま 斐あって、何名かの入部が毎年有るよ ませんかと頼まれた事から始まりま す。 うになったのです。ここから「選手を 第1話 出会い す。その方は私がバレーボールをやっ 話が少し逸れましたので元に戻しま 育てる」という私の仕事が始まるので ているのを知っていたようで、それで しょう。私も前監督に負けぬように一 す。殆どの新人は未経験者で、1から 頼みに来られたとのことでした。私は 生懸命にコーチとしての勉強をしまし 基本を学びながらバレーボールを経験 「チームの練習を見てから、監督にな た。当時は、完成したチームだったの していくのです。練習ではベテランと るかどうか決めます」と答えてしまっ で選手を上手くするというよりは、チ 新人が混在しているので、前半の練習 たのです。 ームとしてどう機能させるか、どのよ が新人用で後半をチーム練習にしてい チームが練習している場所は、東京 うに選手を使い、どうつなぐ事が勝利 ました。 オリンピックで金メダルに輝いたニチ に結びつくかを考える事が多かったよ そんな中で、新人が一人前になると ボー貝塚が使った事もあるという古い うに記憶しています。クラブチームと ベテランがチームを引退するという出 体育館(コンクリートの上にラバー加 いう事もあり、練習は平日週2回午後 来事が何年か続き、チーム力を維持す 工した床)でした。このママさんチー 2時間の練習と、土曜か日曜に練習試 るというよりも、チームを維持する事 ムは当時(S40年代)としては珍しい 合というスケジュールをこなしていま で精一杯の時代に入るのです。練習も クラブチームとして結成されていまし した。普通のチームの殆どが、土曜の 週1回になり、Aクラスも維持出来な た。前監督が大変厳しい方だったらし 午後練習か日曜の朝練習というチーム いチーム状態である事を理由に、20 く、殆どの選手がチームに入ってから が多かったので、練習量もどこのチー 数年間加盟した連盟を離脱して市内だ バレーボールを始めたそうですが、と ムにも負けないくらい豊富でした。で けで活動する道を選んだのです。 てもそんな風には思えないくらい上手 すので試合に出れば、当時のチームレ そんな時代、選手達は頑張って市内 な選手が多く、チームとしては完成さ ベルは、大阪府連盟クラス別で常にA で常にトップ争い出来るチームを作っ れた印象で、選手達も真剣にバレーボ クラスで活動していました。そんなチ たのでした。それでもメンバーの転勤 ールに取り組んでいました。 ームでしたから、気楽に楽しむバレー や引っ越しなどで、9人ギリギリだっ そんなチームの監督になった私は、 など出来ません。選手は勝つために練 たり、メンバーが足りずに1年間大会 まだ若いし相手のママさん達は10歳 習しているのですから。しかし選手達 に不参加だった時もありました。 以上年上の方ばかりでしたので殆どマ も年は取っていきます。そうすると選 スコットという感じでした。試合では 手の入れ替えという問題が出てくるの ベンチでニコニコしていればよかった です。 ように記憶しています。当時はまだ男 性が監督コーチとしてベンチに入れる - 1 - 体力を伸ばす事も出来るからなので す。練習に参加する為には、ママさん 第3話 新時代 にとっては家庭の事を上手くこなし、 時代は平成に入り、チームも市内で 家族に理解してもらう事が凄く大切に 安定したゲームが出来るようになった なってきます。家族のためにもいい笑 ある日、私の地元で新チームを作るの 顔でいるお母さん、奥さんであってほ で監督になってくれないかというお話 しいのです。そのためにも、充実した しを頂いたのです。私自身時間に余裕 気持ちで日々いられるようになっても があったので、新チームを1から作る らわなければ永くバレーは続かないと 事に決め、練習日程からチーム目標ま 思うのです。 で全て私が決めて、これに付いてきて くれるなら監督を引き受けるという条 件で引き受けたのです。 2チームの住み分けもハッキリさ せ、古いチームは市内大会のみ、新チ ームは府連盟に加盟し選手も府下全域 から参加可能として、勝つためのチー ム作りをする事でスタートしたので す。 新チームの選手達は平均年齢が30 歳で、今まで所属していたチームを辞 め新チームに参加してきたのでした。 だからといって、ずば抜けて上手い選 手がいるわけでなく、ごく普通の選手 が集まりました。 最初に手がけた事は、練習日程とチ ーム目標を選手に理解してもらう事。 内容は三日に一度の練習か、月10回 の練習に参加可能である事と、目標は 府下NO1になる事。ようするに「勝 つためにバレーがしたい選手だけがこ のチームに参加して下さい」と言った のです。そしてチームはスタートした のです。 所で何故、三日に一度の練習なのか。 人の記憶と体力維持にとって三日間以 上あける事は無駄が非常に多くなるか らなのです。例え1時間でもいいから、 三日に一度はボールに触れ練習する事 で技術を会得する間隔が早くなるし、 - 2 - け浸透しているのに、教える人があま 事、チームが成長する事を目的とする 第二章 私のママさんバレー談義 りにも少なすぎる。ママさんバレーの と私は思っています。 第1話 それぞれのレベル チーム数は、チーム数だけならスポー 第3話 ママさんバレーには多種多様なレベ ツの中で日本一多いだろう地域の小学 ここからはママさんバレー監督として ルのママさんが存在しています。スポ 校区には必ずあるといっても過言では 日々私が感じ想った事を書きました、 ーツをした事すらない全くの初心者か ないのです。 ママさんバレーに対する私の想いや、 想念 ら、全日本で活躍した選手までが同じ より多くのママさんプレーヤーが、 監督として自分がどうあるべきか、練 コートに立って試合する事もありま 正しいバレーボールを知るチャンスを 習や試合での課題は何なのか、そして す。それだけレベルが違っても、同じ 得る事を私は望んでいます、そのため 選手をどのように励ますべきかを紹介 「ママさん」というくくりになってし にもインターネットなどを利用した情 します。 まいます。それ故に考え方の違いは大 報発信がドンドン増える事を期待して 正しいプレッシャーを きく、なかなか理解する事が出来ない います。 選手から言わせれば無理な監督の要求 場面が多々あるように感じています。 第2話 気持ちの課題 はすべてプレッシャーとなるが出来な それを解決するためには長い時間がか 私は選手のみんなによく言う事があ かりますし真剣な意思疎通が重要にな ります。それは時間の無駄遣いをしな 1つ心が強くなる。 ります。お互いを認め合うという簡単 い事。気持ちが前向きである事。バレ 無理を乗り越えて選手自身のベストを そうだけれど、これがなかなか難しい。 ーが出来る事を感謝する事。貴重な練 出せる選手を育てたい。選手がプレッ 認め合う事は相手を人間として尊敬 習時間を作るために家事や仕事をこな シャーを克服した時、いいチームにな し、良い部分も悪い部分も受け入れ尊 し、子供や旦那さんが協力して時間を っているだろう。 重する事。褒めるも怒るも真剣になれ 作って練習に参加しているという事を る事だと思います。人間関係を如何に 考えて、練習は真剣にプレーして充実 上手くまとめられるか、チームリーダ した練習時間を過ごしてほしいとお話 ーの役割が大いに問われるのもママさ しをするのです。人は気の持ちようで んバレーの大きな特徴ではないでしょ どんな事でも解決出来るのです。駄目 うか。 だと諦めた瞬間に本当に駄目になり、 チームのレベルを見極め、チームに 最後まで諦めず努力を続けた人が勝利 あった目的をシッカリ持つ事も大切で 者となるのです。何事にも諦めない気 す。チームにも色々あり、健康維持す 持ちを持ち、継続し続ける事が出来る る事が目的だったり、親睦が目的だっ ならゼロからのスタートであったとし たり、勝つ事が目的だったりと色々な ても必ず自分のやりたいバレーが出来 目的を持ちながらみんな練習し頑張っ るし、バレー経験者より上手くなれる ておられます。個々のレベルにあった という事。そのためには独りよがりに 練習の仕方があって当然なはずです ならず、周りのみんなが協力したいと が、現状では殆どのママさんは自己流 思えるように人間性を自然に磨きなが で練習するしかない状態です。大半の ら、練習を真剣に取り組んでくれるな チームにはコーチ出来る人がいないの らば、私もそれ以上に真剣に選手達を だから仕方ないと言えばそれまでなの 上手くするお手伝いする事を誓います ですが、正しい基本をマスターし、怪 と伝えるのです。 我や故障が起こりにくいようにする努 どんなスポーツでも選手が主役であ 力も大切ではないでしょうか。これだ りコーチするモノは選手が上手くなる - 3 - いプレーに対する努力が報われた時、 心の重要性 高まる事を知らなければならないので るのかが重要になってくる。 す。 私は監督としてバレーにおいては信頼 一番大切な事は心技体の心の部分であ チームとはいったいどんなもの されることが大前提であると思ってい る、なぜ心なのか、すべては心から始 私は9人の人間からなる生き物だと思 ます。 まる。 うのです、ひとりひとりの与えられた もしチーム作りや作戦において不信感 何かを始めるにはきっかけがある、心 ポジションが上手く機能していると五 を選手にもたれることが多々あるので うごかされるものがあるから人は身体 体満足で健康な人間のように自由に動 あれば監督を辞めるか信頼関係を築け を鍛え技を磨くのである。そして学ぶ き回れる。 ない選手が辞めるか、しかないのです。 のも心なのである、正しいことを学べ レシーバーは足です、しっかり地面を 信頼関係がどれほど大切なことである る環境にあるかが大切なのです。良い つかみ踏ん張って上体を支える。 のか、何においても信じ頼る事が出来 指導者に巡り会うことが出来るかどう センタープレーヤーが身体の中心で て初めて自分の能力が磨かれ成長する かで自分のバレー人生が大いに変化す す。 事が出来るのである。 るのです。 セッターは頭そのものです。スパイカ 何を信じ何を頼るのかバレーにおいて 私はこれまで多くの指導者の下で勉強 ーは両腕です。 は指導者を信じ指導者を頼る事と自分 させていただき多くを学ばせてもらい どれ1つ欠けてもぎこちない動きにな を信じ自分を頼る事そしてチームメー ました。 ってしまう。実際は9人の人間である トを信じチームメートを頼る事が出来 人の心は実に不安定で壊れやすいもの 以上頭脳は9人分ある、これを1つの る環境を作り上げる事が監督の仕事で です、だからどんなスポーツであって 頭脳にまとめる事が大切な事になる。 あると思います。 もそのスポーツを極めるのはすごく難 自分の役割と他人の役割をはっきり意 バレーを上手くなるために・・ しいものになるのです。それを心に刻 識し理解しているか、チームの目的を 上手くなるためにママさんが出来る事 み、あらゆるプレーに挑戦し一切妥協 共有しあえるか、他選手の能力をはっ は何なんだろう。 しない心を持たなければ強く上手くな きり理解しているか、人は自分の弱い 私の考え方は最低でも三日に一度練習 れない。ママさんの場合はいろんな制 部分を無意識にカバーしようとする、 出来る環境があるとスムースに技術の 約がある中で練習しゲームに臨まなけ チームもあらゆる面で弱い部分を相手 習得が進みます。月に十日の練習が前 ればならない。ママさんの場合は二つ チームに悟られないように自然にプレ 回の技術練習を生かしていけるし体力 の道がある1つはみんなで楽しくバレ ーできなければならない。 もある程度延ばしていける間隔でしょ ーをする事1つは勝ちにこだわり真剣 選手同士がいかに理解し合えるか助け う。 に練習するチームである。ここで重要 合えるかが重要です。 なかなか練習日がとれないチームが大 になるのが心なのである、誰のために 最後に指導者がその時々を正しい練習 半だと思いますが自分がスポーツを一 プレーするのか普通は自分の為だけに でチームを導いくことができているか 生懸命出来る時期は短いです、何でも プレーをするのですがそれでは真の力 で強いチームになれるか並なチームで やれる時にやっておかないと後で後悔 は発揮されないのです。いつも自分を 終わるかが決まると思っています。 することになると私は常に今自分が出 支えてくれる家族やチームメートの為 バレーに於ける信頼関係 来る事を一生懸命する事を優先させる にプレーする意識を持たなければなら 信頼関係を築くことはなかなか出来な よう心がけています。 ないのです。 いし出来たと思った次の瞬間崩れ去る 他が為にする練習は短時間であっても ことがある。どうしたら真に信頼関係 身に付く量が格段に多くなるのです。 が築き上げられることが出来るのか、 人生は自分のものです、だから自分の 人間として100%信頼できる人間な ために生きなければならないのですが どまずいない。 人のために尽くしてこそ人生の価値が そこで何処の部分で信頼する事が出来 スポーツ全般に言えることであるが - 4 - 監督考・ ないような試合結果が続けば監督とし 璧でなくもっと良い指導の仕方がある 個人の技術的・精神的改善点、選手が て真剣に自分の能力に疑問を覚え、監 のではないかと色んな人の話を聞き選 試合において・監督がこの場面で力を 督を続ける気力がなくなります。 手の動きを観察して新しい指導方法を 発揮して欲しい場面で同じ失敗をする 監督が思う選手の問題点と選手自身が 作り出そうと心がけています。 のは勝負する選手として自分自身をコ 思う自身の問題点が一致して始めて監 人それぞれの受け取り方 ントロール出来ない事が原因である。 督が目指すバレーが出来る。 私には私の考えがあり他の人にはまた 試合の流れを読み、味方のコンディシ その問題点を解決出来るのかは選手の 違った考え方がある。同じものを見た ョンを意識し、冷静にプレーしながら 頑張りと監督の頑張りが必要です。 り聞いたりしても受け取り方は千差万 熱い心を持ち続ける事が出来るか。 最後に監督は勝たしてあげたいので 別、バレーもまた同じ、ある程度同じ もしこんな事出来るわけがないと少し す、チームとして勝てる力があるのに 練習しても人それぞれ受け取り方が違 でも考えた瞬間ここに書いた事は絶対 勝たしてあげられないのが一番監督に うため伸びる速さも違ってくるが一番 出来ないでしょう。 とって精神的にこたえる気力もすり減 大事なのは上手くなりたい負けたくな 選手の中から私は絶対このプレーをマ って最後には消滅する。 いバレーが大好きなんだという気持ち スターするんだという強い意志を感じ 監督は選手の誰より無茶苦茶勝負にこ を持ち続ける事が出来る人には誰もか たいのです。 だわっているのです。 なわない。 人間は挑戦です・挑戦する気持と1つ 自分の思い込みの良し悪し バレーで喜びと楽しみを 1つの問題点を自分自身が課題として 人は何かと思い込みが多いものです。 人は何かのきっかけでバレーに触れバ 周りの人に協力してもらいクリアして そのことによって新しい技術の習得が レーの魅力に惹かれていく。 いこうとする前向きさがあれば進歩す なかなか上手くゆかない場合が往々に バレーの魅力はチームスポーツで九人 るでしょう。 してあります。これをどのようにして 制でいえばポジションによって役割が 監督の方針は自分たちで考え行動する スムースに進めてゆく事が出来るの はっきりと別れてお互いが協力仕合な 事です。 か、まず自分自身の考え方を自分以外 がら自分の力以上の喜びや楽しみを与 こういう人がいるかもしれません、監 はどんな人でも皆先生であると思う事 えてくれるスポーツである。 督に尻をひっぱたいてもらって後ろか にある。 自分が他の人の役に立っているという ら押してもらわないと駄目な選手がい プレーが未熟な選手を見れば何が足り 喜びがある、この喜びがわからない人 る自分の意志ではどうしても次の一歩 ないのかを学び、プレーの上手い選手 にとっては実につまらないスポーツで が踏み出せない選手。 を見れば何処が自分との違いなのかを す。 自分たちがそういう段階の選手なら 学ぶことで自分のたりないものが何で ば、監督として機関車になり練習しま あるのかが見えてくるはず、常に謙虚 す。 に受け入れて新しいプレーに挑戦する 監督が全神経を使って練習をコントロ と自分がいかに思い込みが多いかがわ ールした中で選手として頑張るか、自 かってくる。 分で考え出来るようになる練習を続け 常に自分の常識は自分だけの常識であ るか。 る事を知っておきましょう。 決めた結果チームの負けが続けば監督 世界は広く自分が正しいと思う事でも はチームの勝敗の全責任をおうので 正しくない事がある事を知りましょ す。 う。 試合した結果が監督として能力なので 私は30年バレーをコーチしてきたが す。 まだまだ知らない事が山ほどありま 選手が監督の言う事を理解し行動出来 す。いつも自分が指導している事が完 - 5 - ない事、トスは丁寧に、スパイクは全 サーブのお話 力の80%で、20%はアナを捜せ、 ゲームに於けるサーブの持つ意味、私 人の心は読めても人の心を動かす事は ブロックは遅れ気味が基本しつこく止 はいつも選手に言う事9人がサーブで 難しい めにゆく、フォロー・バックアップは 二点ずつとってくれれば18点とれ 私が今までコーチとして学んだ事教え 味方を助けて強気にさせる。 る、そういうチームになれと。サーブ てもらった事、何事も人を中心に見よ 自分の体調を把握してプレーする。 は唯一自分の思うままプレー出来る。 ボールは道具に過ぎないという教え。 無我夢中・無心 真に自分の技術を発揮して評価される プレーしている最中にはどうしても選 無に成りきる事が大切である。 プレーである。サーブが良くなれば自 手よりボールに意識が行きがちである 前向きに 然とチームのサーブカットも良くなっ しかし私が見なければならない所は選 前向きに物事を考える事はとても大切 てくる。 手の能力を見極める事と人間性を探る な事である。 やろうと思えばサーブはひとりでも練 事そして選手の技術と精神力をいかに 自分が失敗した時に自分は駄目だと考 習出来るし数を打てば必ず上手くなる 伸ばす事が出来るかに私の役割があ えるのか、失敗した原因が何処にある プレーである。 る。選手を伸ばす事が出来た時の喜び のか考えて次の行動の役に立てる努力 このふたつでチームとして安定したゲ と伸ばしてあげられなかった時の不甲 を常に出来る人は必ず成功するでしょ ームが可能になるのです。 斐ない気持ち。 う。 セッターは二重人格なり 自分の伝えたい事をどのようにして伝 バレーでは技術の習得がなかなか出来 セッターはどんな人がむいているのか えたら選手に理解されるのか、いつも ないで悩んでいる人が多数存在しま な、トスはあくまでも丁寧にアタッカ いくつになっても自分を正しく伝える す。そのときに重要なのは正しい技術 ーにあげる気持ちがあり、トス廻しは 事は難しい。 をひとつひとつ解決していく事です。 大胆にこの二面を兼ね備えなければな チームは監督そのものである。 あれもこれも覚えようとしないでひと らない。セッターのあげたボールがア 私が出来るから選手も出来るはずとい つ的を絞って意識して練習すると上手 タッカーの打ちたい所に置いてあげら うのはプレーが出来るひとの考え方、 くゆきます。 れる、ボールが止まって見える位でな プレーに対して素人の指導者は選手に 急がば回れです。 いと良いセッターとは言えない。 どのように指導する事で選手に技術を 上手い人に見本を見せてもらい、自分 それでありながら相手ブロッカーに何 身につけさせているのか、私とはまた のプレーを見てもらい、課題を教えて 処にトスするかわからない事が大切で 違った角度からバレーや選手を見てい もらう事で解決できることは多いで す。 るのだろうとしか今の私には言えない す。 レシーバーの楽しみ が私もまた違った角度からバレーを考 アタックレシーブ何を見てコースを判 レシーバーを楽しむためにはアタッカ え工夫して自分の考えるプレーヤーを 断している。 ーの特徴を早く判断する能力を磨く事 育てていくしかない、結果はチームが レシーバーはトスされたボールの落下 が重要、アタックフォームを目に焼き 出してくれるだろうチームイコール自 地点の見極めとアタッカーとボールの 付けると共にボールの行方とスピード 分の能力です。 関係の見極め、ボールのどこをたたこ を確認する。それさえ解ればしっかり 何が大切・・・・ うとしているのかアタッカーの体勢は コースに入れば簡単にレシーブする事 ママさんバレーのゲームで大切な事は 崩れていないかブロッカーがどの位置 が出来ます。レシーバーは常に視野を 何でしょう。 で飛んでいるのかを自分の視野の中に 広く保ちボールのコースと落下地点を 気を抜く場面と集中しなければならな 入れて判断出来るように数多く見てレ 瞬時に判断し移動してレシーブ体勢に い場面を正しく判断出来る事。 シーブしていく中でアタッカーブロッ 入るよう心がける。身体全体でボール サーブは特に強気で、サーブレシーブ カーボールの三点を瞬時に正しい判断 を上げる気持ちでいなければ成らな は自信を持って、レシーブはあきらめ で見極められるまで練習する。 い。 最後は自分を信じて - 6 - 試合は楽しい バレーボールの楽しさを分かち合いた められないとそのままセットが終わっ 選手は試合を楽しむために練習する。 い。 てしまう。 ママさんは自分のレベルを練習であげ 私の考え方は私の指導チーム以外の選 流れは必ず5点前後でいったり来たり て試合で実力発揮することで自分にと 手、相手が誰であろうが指導しほしい する、その中で点の取れる時により多 って楽しいバレーが出来る。 といわれれば喜んで指導してあげると くの点を取り点を失う時にいかに失点 自分の貴重な時間を無駄にしないため 言うのが私の考え方 その反対に頼ま を少なくするかでセットを獲得出来る にも精神的に崩れないようにしてバレ れなければ何も言わない指導しないよ のです。5点がバレーにおいて基準と ーを楽しむ余裕を持つ事。難しいけど うにしている。よけいなお世話は絶対 なります。 ね これが出来ないと幾ら練習しても しない。積極的でない子でも上手くな 監督はゲームの中で5点ずつの積み重 自分の力を発揮することはかなり難し りたい気持ちが溢れている子は滅茶指 ねでサーブ順を決めたりタイムのとる いです。 導したい気持ちになる。 タイミングを考えます。 試合に負けても自分にとって満足出来 大会にて ママさんのアタック るプレーが多くあれば楽しいし次につ メンバーの力を出せば負けるはずがな アタックポイントを多く持つ事ブロッ ながる。 い大会それでもメンバー9人がチーム クを利用できること、レシーブフォー 技術は時間 フォーメーションの練習した事がなく メーションを理解し空いているところ バレーの技術は時間イコールである。 大会に望むなんて初めての経験で上手 に打てる事。 違いは基本をしっかり身につけている く連係がとれるかどうか心配したがま これを練習で実際に練習出来なければ か我流でバレーをやっているかと精神 あ何とかみんなが自分の仕事を精一杯 ならない。 的に強いか弱いかで全体的な差が生ま はたしてくれたのでどうにか優勝する 練習方法は各自で違う事も理解する。 れてくる。 事が出来た。ちょっとしたボールの見 ボールが落ちる場所 その差を詰めるためには自分で壁を登 極めが出来るかどうか微妙な心理でタ 9m四方のコートの中の何処にボール っていく勇気を持ってプレーし続けな イミングがあったり合わなかったり、 が落ちるのか、それも理解してバレー ければならない。 気持ちが前に出過ぎると駄目、ある程 をしている人は少ない。 下手なプレーヤーが上手いプレーヤー 度冷静な判断が出来るように心を落ち 何処に落ちるかがわかればポジション に勝つ事が出来た時の気持ちは無茶ハ 着けなければならない。 の取り方もおのずとわかってくる。サ ッピー。 プレーは自然体で ーブでもアタックでも同じ確率が最も 試合にて 久しぶりに自然体でレシーブする練習 高い場所はネットから4m∼7mの範 改めてみんな頑張っているんだなと思 をやってみる。子供に教える時によく 囲にある。ここをしっかり守る事が出 う。精一杯プレーして負けてもいいじ 使った教え方、いかに自然体が大切か 来ればレシーバーとしては合格点をも ゃん、自分が納得出来るプレーを沢山 無駄なところに力を入れさせない事が らえるでしょう。 する事が出来たんだからこれだけ良く 大切であるかがよくわかる練習であ がんばってくれてホントありがとうと る。 言いたい。 ゲーム運び 私は選手たちを本当に誇りに思う。私 ゲームはどうして進んでゆくか、サー が出来る事はただひとつ選手たちと共 ブとサーブカットで始まり5点までせ に練習し試合をエンジョイしていこ るか離すかで運び方が決まるせると1 う。 5点あたりまでせってサーブ一巡しサ その為にはもっといろいろな事を考え ーブの良いチームがだいたいにおいて て楽にプレー出来るように指導してあ 抜け出す事になる。点数が離れるとな げる事が私の役割だと痛感している。 かなか差が詰まらず15点あたりで詰 - 7 - 協力と思い遣り ターからボールを両コーナー奥にアタ 強いサーブに対しては4人のレシーバ バレーのような団体スポーツではひと ックする練習を行う。 ーでカット出来るフォーメーションを りの選手のわがままがチームを駄目に アタックでボールをインパクトする前 組む事を考える。 する事が多々あります。 と後の肘と手首の使い方の再構築しま 動き出しについて ママさんのチームでも練習以外にもい す、ひじだけを使って手首のスナップ バレーで上手い人下手な人の見た目の ろいろな雑用をみんなで協力仕合なが を使わずボールをミートしてドライブ 違いは下手な人は次の動作に入る前の らこなしていかないと不平不満がチー をかけるインパクトした後はひじ手首 準備が遅く動き出しがワンテンポずれ ムの中に充満してきてチームとして試 ともに一直線にして上斜め前方に手を る事が大きな差となって現れてくる。 合でまとまる事なんて不可能になりま 伸ばした状態で着地する。 原因は上手い人は次の次のプレーをイ す。ひとりひとりがチームのために雑 これで身長が低い選手でも無理なくア メージして動き出すが下手な人は次の 用を公平に行う事が大変重要になりま タックが打てるようになります。 プレーが始まってから動き出すからど す。技術を磨くのと同じ位、心も磨き このアタックがマスター出来たら徐々 うしても遅れてしまう。 ましょう。 に手首のスナップを使って打ちます、 どうすれば解決するのかバレーの流れ 自然体でバレーボールを これで自分の好きなところにアタック を覚える事が出来るか次はどうなる次 プレーが綺麗という事はそれだけ身体 が打てるようになります。 の次はどうなるゲームや乱打などの時 に負担のかからない動きであるという あきらめないという事 は読む意識を持つ事が大切です。 事、我流の人は一応ゲームしても使え あきらめないという事をいうのは簡単 ママさんのブロック るがどこかでぼろが出てくるし身体に である。しかしそれを実行するのは非 よほどのチームでない限り三枚のブロ も負担をかけている。私が今目指すも 常に難しい、なぜなら人間はすぐに楽 ックが綺麗に壁になる事はない。 のは自然体でプレー出来るように練習 をしてしまう動物だから。 ブロックの基本はアタックより遅れ気 を進める事。 楽ではない姿勢を保ち続ける事や気持 味に飛ぶ事が大切、遅れ気味に待つ間 選手の筋力にあったバレーをしながら ちを集中し続ける事はすごくエネルギ に相手の打つコースと自分の立つ位置 故障させない技術を指導する事。 ーを必要とするからそのために気持ち を決める、そこから相手の手とボール アタッカーのレベルアップⅡ を切らさない練習や筋力トレーニング から目を離さず手のひらで壁を作って アタックの基本は肩や腕に無駄な力を が大切になってくる。 ブロックする。 入れずに、リラックスしたフォームを 技術の練習と同時に体力脳力を鍛えて 一番難しいのが見続ける事これが常に 保つ。 ゆく練習でなければならない。 出来ればいいブロッカーになれる事間 肘をしっかり伸ばしてボールをインパ チームサーブカット 違いなしです。 クトする。 ママさんの一般的な7人サーブカット ボールとつきあう。 オープン攻撃の場合は、最も高い位置 について7人サーブカットといっても ボールと永くつきあっていると素直に でボールを捉える。 カットの中心はハーフセンターとバッ 言う事きいてくれる日と今日はいやだ 腹筋をしめながら腕をムチのように使 クセンターの二人がしっかりサーブカ と言う事きいてくれない日がある。そ い、手首のスナップを十分きかせてイ ット出来ればミスする確率は少ない、 れをなだめすかしてボールに言う事き ンパクトする。 それ以外のプレーヤーのサーブカット いてもらって自分の思い通りにコント 利き腕でない方の腕を身体に引きつけ の範囲をしっかり意識出来なければな ロールする事が何と楽しい事か、少し ると同時に、利き腕を前に出してイン らない前列のアタッカーは自分の前に でも迷いがあれば思い通りになってく パクトする。 落ちるボールに対してカットすること れない思い切りプレーすると素直に言 これはごく普通のアタックの解説であ で十分です、なるべく伸びるサーブは う事きいてくれる。だから私は迷う事 る。 後列のレシーバーがカットする体制を のないように常に判断をしっかりする 今私がやっているアタック練習はセン 作らなければならない。 ように心がける事が大切であると信ず - 8 - る。 あまりせず健康に過ごせてこれたから パスする。 バレーボールのフォーム研究 だと思ってます。 アタックでも落下地点からジャンプし ただ今フォーム研究中 30年程バレーして学生からママさん て自分の打てるところまでボールを持 いろいろなプレーをビデオで撮影して まで見てきましたがなかなか自分の練 ってきて打つ事が出来るとあらゆるコ 分解していくとよくわかる。 習をコントロール出来る人はいませ ースに打つ事が可能になる。 どっかおかしいなと思うフォームには ん。永くやり続けるには練習をやらな ブロックとレシーブ それなりの原因がやっぱりあります。 い勇気が必要です、痛めた箇所をいか ブロックでアタックコースを正確にふ 綺麗なフォームには無駄がない。 に使わずに練習するかという事を自分 さぐ事の大切さを理解しよう。 身体のどの部分を使っているか、どの なりに工夫しなければならないので そのことによってレシーバーは楽にア 部分を無駄に使っているかだとわか す。 タックボールを上げる事が出来る。 る。 私自身も足首の捻挫から肩痛・腱鞘炎 反対にブロックが隙間だらけだったら 使っていないのではない、よけいな動 ・肋間神経痛・突き指まで故障しまし 相手のアタッカーに好きなようにアタ きがフォームを壊している事がわかり たがそのたびに練習できないときに何 ックを決められてしまいレシーバーも ます。 をすべきかを考え工夫しました痛めた 何処を守っていいかわからずレシーブ シンプルイズベストで正しいフォーム 箇所以外をいかに鍛えるか何も出来な 出来なくなるのです。 を作る。 ければ頭脳を鍛えました。 ブロッカーの立ち位置が重要ですアタ ミスする事は悪い事ではない。 今何をすべきか今何が出来るのかを考 ッカーは対面するブロッカーが自分の ミスする事から得るもの、ミスした時 えなければ前進はありません。 右手の前にいないとすごく思い切り打 に自分の集中力が欠けているとすぐ判 脳の中はどうかな? てるのです、打つ時にボールを見ます 断して集中力を高めて次にミスを犯さ 私がスパイクフォームの分解写真を見 ね右手の前も見えるのですそのとき空 ないように出来る事が重要である。 ていると視線はハッキリボールを見て 間が空いているとブロックがないと判 ミスした事を少しでもひきずると又ミ いるがプレーしている自分の見ている 断して思い切り打てるのです。反対に スをしてしまい、それが他の選手のミ ところは相手ブロッカーとその隙間や そこにブロッカーが見えると何処に打 スを誘発して連続失点となってしまう 相手コートなのに、これは何を意味す とうか考えて思い切りよく打てなくな 悪循環に陥るのです。 るのか頭の中でどのようになっている ってしまうのです、ブロッカーは正確 誰でもミスはするのです、どんなに上 のか目の役割と頭脳、0.何秒の中で に右手の前に立って強打を絶対打たさ 手い選手であってもミスはするのです 色々な情報を目から入れて、自分が見 ないという気持ちが大切です、そうす ミスした後どう対処する事が最良かが たいものだけを意識させる、脳の中で る事でレシーバーを助ける事が出来る 理解出来ている選手が頼りになる選手 は自分が無視して見えないが実際に見 のです。 なのです。 ている(無意識に見ているもの)それ 節制していますか らが一緒になって正しい判断が出来て 私は酒もたばこもたしなみません。健 いるのです。 康のためではなくただ嫌いなだけです ボールを引きつける事の大切 けど、そのおかげで今でもチームの練 レシーブでもアタックでもボールに触 習相手してあげられます。 れる時にしなければならない事です。 1/2世紀近く生きて来て173cm ボールを自分のコントロール出来ると がバスケットリンク近くまでまだジャ ころまで呼び込み、オーバーなら瞬間 ンプ出来ますし40分の4マンレシー 的にキャッチして正確にパス出来る。 ブしても十分やっていける。 アンダーなら手首周辺にボールを瞬間 これも自分が体に悪いと思われる事を 的にのせてボールの力を吸収してから - 9 - 重石(オモシ)がないと体も軽い 選手たちは伸び伸びバレーを楽しめ 「してみせて、言うて聞かせて、さ 重石がないと肉体的にも精神的にも 御であるという考え方など勝つために 何を大切にしていくか。 動きが軽くなる。 ママさんの場合は技術や体力がチーム せてみて、褒めてやらねば、人は動か 重石ってなに人間は変にリキムと身体 でも差があるためチーム作りはまずチ じ」。褒めるというのは口先でなく、 がスムースに動いてくれないから普段 ームとしてのハッキリした目標がある 心から認めることで、責任者としては 出来る事でもゲームになるとミスして 事が大前提だ。 どうもこれが難しいらしい。特に「指 しまったりしてしまう。 選手の気持がチーム目標のために協力 導しよう」としている、責任感旺盛な 精神的にも監督からそんな事出来て当 し合えるという雰囲気であること。そ 指導者には難しいようだ。それは、教 たり前だろとか、味方からあなたが頼 れが出来たらチーム全体の技術レベル える者と教えられる者との関係にある りよなんて言われた日にわ、ばりばり を徐々に上げていく。ここからチーム からだ。もっともそうでなくても、 「褒 緊張して何も出来なくなる事有りま のコンビネーション作りしてどういう める」という行為自体、そういう性質 す。プレッシャーに強くなれとかよく バレーをしてゆけば、チームとして機 のもの。今までわかっていながらしな 言われるが私たちは楽しんでゲームを 能するのかを監督と選手が同じバレー かった事をこれからは実践しよう。 したいのよと多くのママさんは思って を共有している事が重要である。タイ バレーを楽しむ21世紀version いる。楽しく自分の仕事を一生懸命す トルにしたあなたがいるから私がいる これからは楽しいバレーを追求してい れば誰も文句は言えないよ。頑張れマ といえる関係で助けられたり助けたり く事。 マさん!! あなたがいるから頑張れる私がいると 楽しく自分がプレーするためにまずは 人数の確保 いえる仲間でありたい。 自分から進んでコートに入る事が当た チームの中には9人ギリギリで運営 迷いなしの選手は強い り前で遠慮していて楽しいバレーは出 しているチームが多くあります。 自分のプレーが上手いとか下手は関係 来ない。それにボールに触れる事を喜 人数が少ないとできる練習が限られる ない、自分がしてきた練習に責任と誇 ぶ気持ちさえあれば楽しいバレーが出 し練習もなかなか盛り上がらない、そ りが持てるなら試合では迷いのないプ 来る。 れを解消するためにチームのメンバー レーが出来る。だから試合でバレーボ ボールも楽しい気持ちで触れられると がいろんな努力して2チーム分の人数 ールを心から楽しむ事が出来るし無駄 ちゃんという事聞いてくれる。 を確保していろんな練習が出来るよう なプレーもシナイですむから相手の動 バレーのゲームの中でサーブカットの になるまでのみんなの努力がチームを きが見えて読めるようにもなってくる 時は自分の所にボールが飛んできてカ 強くしていくのです。 のです。 ットする事を楽しむ次に他の人がカッ ラクして強くはなりません。 試合を楽しむ事は出来るのです目的を トしたらフォロー体勢で私がフォロー あなたがいるから私がいる 持って正しいプレーを自分から研究し してあげるとボールが来るのを待ち、 バレーボールは団体スポーツの中でも 練習するなら。 ちゃんとセッターに返ればアタッカー 特殊な競技だ、何処が特殊なのかボー 迷わないことで満足出来るバレーを は私が打ってあげるからとボールを呼 ルをホールド(受け止める)してはい 迷わないために。 んで打つ、他の人はブロックフォロー けない地面に落としてはいけない他の 第1に心穏やかに 体勢でボールが来るのを待ち、次に相 ボールスポーツには無い事がバレーの 第2にどんな事態にも慌てず騒がず冷 手が打ってきたら自分の所においでと 基本である。 静に対処出来るように対処方法を自分 思いながら相手のコースを読んでボー そこで重要になって来るのがボールを の引き出しに数多く溜めておこう。 ルを上げる。これが試合中ボールと遊 いかに落とさないかという事、いかに 第3に悔いのない練習を心がける び楽しむという事とにかく楽しんで自 という部分、昔のユニチカの手一枚は 第4に体調管理が一番重要としれ 分が納得出来る試合をやってくださ いる隙間があればボールは上がるとい まとめて心・技・体が真に充実する事 い。 うレシーブと日立の攻撃こそ最大の防 である。 - 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