形態測定 練習 3 -Open-Close フィルタ(2値化画像)- ここでは、[Process]メニューの[Morphology Filter] - [Open-Close]フィルタについてご説明いたし ます。Open-Close フィルタは、画像中の「白、黒」両方の物体に対してフィルタを施します。はじめ に Open フィルタを施して白いノイズを除去し、その後に Close フィルタを施して黒いノイズを除去し ます。 1. ここでは、直径 20 ピクセル以下のノイズを取り除きます。 画像を開きます。 Fig. 1 の画像はサンプル画像です。 ウィンドウズの標準ソフトである“ペイント”等を使って、 簡単に左のような画像が作成できます。 ファイルの保存形式は“モノクロビットマップ形式”を選 んで下さい。 Fig.1 オリジナルの2値化画像 2.メニューバーより[Process] – [Morphology Filters…]を選択します。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (1/6) 3.Morphology Filters ダイアログボックスで Open-Close をチェックします。 また Filter shape で Circle を選択し、Diameter: 20 と入力します。 ここでは Use reconstruction、Use sequential filtering のチェックを両方とも外します。 をクリックします。 オリジナル画像 Open – Close を選択します 4.直径 20 ピクセル以下のノイズが取り除かれた画像(Fig. 2)が得られます。 全ての画像情報(ノイズ)が取り除かれてしまいます。 画像左(Fig. 1)の黄色い円は、直径 20 ピクセルの円です。この円では Open - Close フィルタと しては大きすぎて、その結果 Fig. 2 のような画像になってしまいます。 (Use reconstruction にチェックを入れていただいても、この場合同様の結果になります。) Fig.1 オリジナルの2値化画像 Fig.2 Open-Close (Diameter: 20) 画像 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (2/6) 5.こういう場合、Use sequential filtering (逐次フィルタ)が役に立ちます。 Use sequential filtering は小さな物体を初めに除去し、徐々にフィルタサイズを設定値まで拡大 していきます。これにより、細かな部分は除去しながら、大きな物体のみを見つけやすくします。 この処理には多少時間がかかります。また Close-Open、 Center、 Lomo フィルタでも使用でき ます。 6. オリジナル画像(Fig. 1)を用い、Use sequential filtering にチェックを入れてみます。 をクリックします。 チェックを入れます 7. 下図のような結果が得られます。バックグラウンドの白いノイズは除去され、また白い大きな 物体内の黒いノイズも除去されています。 Fig.1 オリジナルの2値化画像 Fig.4 Open-Close (Diameter: 20) Use sequential filtering 画像 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (3/6) 8.Close-Open、 Center、 Lomo フィルタをかけた結果もそれぞれ表示します。 Fig.1 オリジナルの2値化画像 Fig.5 Close-Open (Diameter: 20) Use sequential filtering 画像 Close-Open フィルタは、はじめに Close フ ィルタを施して黒いノイズを除去し、その後 に Open フィルタを施して白いノイズを除去 します。Open-Close フィルタとは、フィルタ をかける順番が違うので、若干の輝度値 の違いがあります(グレースケールの場合 など)。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (4/6) Fig.6 Center Filter (Diameter: 20) Use sequential filtering 画像 Fig.7 Lomo Filter (Diameter: 20) Use sequential filtering 画像 Center フ ィ ル タ は 、 Open-Close 画 像 、 Lomo フィルタは、Open 画像、Close 画像の Close-Open 画像、オリジナル画像の3つ 2つの画像における、それぞれのピクセル の画像における、それぞれのピクセル位 位置においての、平均値を表示したもので 置においての、中間値を表示したものです す。そしてなめらかさが得られるまで、その (平均値ではございません)。 処理を自動的に繰り返します。 明るい部分と暗い部分を同時になめらか Lomo フィルタよりも、よりなめらかな効果 にします。ただし、Lomo フィルタの方が、よ が得られます。 りなめらかな効果が得られます。 7. 次ぎに Fig. 6 を用いて形態解析を行います。 [Measure] – [Integrated Morphometry Analysis….]をクリックします。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (5/6) 8.Integrated Morphometry Analysis ダイアログボックスが表示されます。 測定対象画像ファイル名は、Center Filter を選択します。 測定したいパラメータを選択し、 をクリックします。測定結果が表示されます。 以上 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (6/6)
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