プログラム(7.32MB - 国際センター

ヒューマンヘルス GIS:
地理情報システムの保健医療分野への応用
March 2009,
No. 1
ご 挨 拶
「ヒューマンヘルス GIS センター」は、新潟大学・医歯学総合研究科・公衆衛生学教室が中心と
なり、医療情報学教室などと協力連携し、医学部・歯学部・保健学科教室の横断的研究・教育
センターとして平成 19 年 3 月に開所しました。地理情報システム(Geographic Information
System、通称 GIS)の保健医療分野における可能性は極めて高いと考えられており、地理的・
時間的属性を考慮した保健・医療、公衆衛生学研究は、ヒューマンヘルスの新たな視野を切り
開くことが期待されています。
新潟大学は、GIS ソフトウェアとデジタル背景地図をサイトライセンスにより全学に導入し、
新たにソフトウエア演習科目を開設するなど、教員、研究者、学生が最新の GIS 技術を取り入
れ教育研究活動に取り組んでいます。ヒューマンヘルス GIS センターは、保健医療分野におけ
る GIS を用いた研究を発展させ、我が国における保健医療 GIS 研究をリードすると共に、研究
により得た知見と経験を駆使し国際水準の GIS 教育を展開し、GIS 技術を備えた保健医療専門
家を輩出することを目指します。
新潟大学 ヒューマンヘルス GIS センター長 鈴木 宏
全学の学部生を対象とした一般課目「GIS リテラシー入門」で教鞭をとる鈴木 宏 教授
Human Health GIS Center, 2009
保健医療分野の先駆的 GIS 研究拠点
新潟大学 ヒューマンヘルス GIS センター
◆ センターの活動目的
「ヒューマンヘルス GIS センター」は以下の目的に沿い活動
に取り組んでいます。
◆ 保健医療 GIS プロジェクト
1999 年より、公衆衛生学教室は GIS を研究・教育の中心テー
マの一つとして推進しており、感染症の疫学調査や医療施
設のアクセス分析などのツールとして、日本国内はもとよ
1. 既存のサーベイランスや医院・病院保健所からの患
り海外においても積極的に活用してきました。 このような
者・流行発生情報に基づき、人口や交通等の社会的
取り組みのもと、文部科学省の国際戦略本部強化事業とし
条件を加えた GIS による空間的解析を用い、感染制御、
て、5 年間事業「GIS 医療新分野への応用研究」が採択され
医療圏の設定、保健・医療機関へのアクセスなどの
ました。
研究・政策的提言を行います。
2. 新興・再興感染症研究に GIS を活用し、感染症の予防・
制御に資するシステムの開発・実践、将来的には感
染症モデル作成を目指しています。
3. 地域の健康・保健に関する住民・公衆衛生情報に基
づき、ガン、糖尿病など含む「健康日本 21」の目標
達成に向け、GIS による地域保健診断や計画策定への
政策助言を行います。
4. アジア、アフリカなどの発展途上国における地域保
健活動に GIS を導入し、GIS 教育・研究とそれに関わ
る人材育成をとおし国際貢献に努めます。
5. 世界各国との交流を活発にし、海外での GIS 教育研
究の実効性のある方法や将来の共同研究を積極的に
推進していきます。
6. 国内外の GIS 研究成果を積極的に学部生・大学院生
教育に活用し、GIS の普及と高度技術専門家育成を目
2006 年 3 月には、「医療分野への GIS の応用に関する国
際シンポジウム」が国内外の著名な関係者を招き成功裡に
開催されました。以来、「保健医療国際 GIS シンポジウム」
として毎年開催され、保健医療の GIS 研究の発信、学術交
流の場として発展してきました。
2007 年 10 月、米国アリゾナ州において開催された「ESRI
医療 GIS カンファレンス」の席上、ESRI 社より新潟大学医
学部に「GIS ビジョン賞」が授与されました。本顕彰は、公
衆衛生学教室がこれまでに尽力してきた保健医療分野にお
ける GIS 研究の発展と教育の普及の業績を称えたもので、
ESRI 社のビル・ダベンホール氏より、ヒューマンヘルス
GIS センター長の鈴木宏教授に顕彰の盾が贈呈されました。
ダベンホール氏は、鈴木教授の功績に敬意を表すと共に、
ヒューマンヘルス GIS センターの更なる発展に期待を寄せ
られました。
指します。
Human Health GIS Center, 2009
◆ 研究・教育実績
ヒューマンヘルス GIS センターの取組み
科学的根拠に基づく疾病制御、健康増進対策の促進
研究・開発
・日本および海外におけ
学術交流
政策提言
人材育成
・GIS 国際シンポジウム
・産官学連携による共同
・医学部生への GIS 概論
る感染症流行の伝播、
などの開催による学術
研究の促進と研究成果
と実習教育の導入によ
要因に関する空間疫学
発表ならびに研究者と
の発表
る GIS リテラシーの強
分析
の交流
・地域保健活動モニタリ
・海外研究機関・大学と
ング・評価への GIS の
の学術交流促進と GIS
応用と効果的な保健活
研究者の招聘、共同研
動の開発
究の実施
・行政への感染症制御対
策、地域保健政策に関
する助言、提言
化
・GIS の実践的技術を身
に付けた高度専門職業
人の指導と育成
◇ 国内における研究
インフルエンザ流行解析
医学が発達した今日においても、インフルエンザは人類に
とっていまだ驚異の疾病です。ヒューマンヘルス GIS セン
ターは、インフルエンザ流行の地理的分布や伝播特徴の解
析に取り組んでいます。
新潟県庁などの行政機関、医療施設と連携協力し、イン
フルエンザ発生状況や学級閉鎖情報を収集しています。イ
ンフルエンザ情報は、地図化された後、
「新潟県インフルエ
ンザ流行 GIS 情報」として Web を通して一般公開されてお
ります。新潟県内の小中学校の学級・学校閉鎖の実施状況
や佐渡市の医療機関から収集されたインフルエンザ患者情
報など、患者の地域的な傾向や流行のピークなどが視覚的
に理解することができ、インフルエンザ流行警報や予防喚
起として広く利用されています。
流行しているインフルエンザウイルスは、主にA型とB
型に分けられ、伝播様式には異なった特徴があることが、
ヒューマンヘルス GIS センターの研究で報告されています。
佐渡市内のインフルエンザA型とB型の流行伝播を、空間
解析ツールを用いた分析によると、A型は拡散的に流行が
伝播するのに対し、B型は流行の集積を中心軸として伝播
が移動していくことが判明しました。
新潟県の学校・学級閉鎖措置校の週毎の変化
Web: http://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/flu/index.html
Human Health GIS Center, 2009
新型インフルエンザ患者数予測と医療需給分析
新潟県内の推定入院患者数(人)
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の広汎な流行により、
新型インフルエンザ発生の脅威が高まっています。私たち
は、新型インフルエンザウイルスに対する免疫を有してお
らず、急速な流行と甚大な感染が予想されています。その
ため、新型インフルエンザ流行の効果的な制御対策の策定
が喫緊の課題となっています。
ヒューマンヘルス GIS センターは、米国 CDC(Center for
Disease Control and Prevention) が開発した新型インフルエ
ンザ流行予測モデル (FluAid 2.0, FluSurge 2.0) を用いて、新
潟県内のみならず全国の市町村の患者発生・健康被害状況
保健所区域の週別入院患者数(人)
を試算し、地図化しています。インフルエンザ流行の迅速
な制御には、流行時の医療ニーズと流行地域内の医療資源
に基づき適切な需給バランスを見極め、推定される医療ニー
ズを充分に補う危機管理が求められます。ヒューマンヘル
ス GIS センターは、入院施設の空病床率より、流行に応じ
た週別の病床不足数を推定し、危機管理政策に資する情報
を提供しています。
医療施設へのアクセス解析
ヒューマンヘルス GIS センターは、日本全国の道路ネット
ワークデータや国勢調査などの地図情報を、学内サーバー
に管理しており、それにより教員・学生らが学内で地図情
報を利用することができるようになりました。道路ネット
ワーク地図は、医療施設へ移動距離や時間に基づくアクセ
ス分析など様々な用途に用いられています。
医療施設や医療従事者の地域偏重は社会的問題として関
心を集めており、とりわけ農村過疎地における医師不足は
深刻な問題として認識されています。ヒューマンヘルス GIS
センターは、医療施設の所在地と施設の有する診療科や勤
務医数などの情報と、年齢別人口分布などの地図情報の解
析を行い、医療施設や診療科の適正配置と医療サービスの
提供に関する研究に取り組んでいます。市町村合併に起因
する自治体立病院の統廃合が住民の注目を集める昨今、学
術的評価に基づき政策提言を行う意義は高いと考えられま
す。
佐渡島のインフルエンザ流行と伝播分析
新潟県の県立病院の医療圏分析
Human Health GIS Center, 2009
◇ 海外における研究
貧困居住区域のコレラリスク要因を解明するため、行政
コレラ流行解析
備が患者発生増加につながることが明らかとなり、コレラ
ザンビア共和国の首都ルサカ市は、毎年の雨期に貧困居住
区分別の要因分析を行った結果、下水施設とトイレの不整
予防対策の有効な科学的根拠が提示されました。
地域を中心に 6,000 名を超えるコレラ患者が報告されてい
ます。コレラの流行伝播と発生要因を解明するため、ヒュー
マンヘルス GIS センターは、GIS による空間疫学解析に取り
組んでいます。
調査に際し、人工衛星画像から道路網などをデジタル化
浅井戸を有する世帯
したルサカ市の基本地図や GPS(汎地球測位システム)を
用いたコレラ患者住居の分布地図を作成しました。
行政区画毎のコレラ罹患率
排水溝が未整備の世帯
人口密度
月間収入
トイレのない世帯
ルサカ市のコレラ患者分布
コレラリスク要因分析
ルサカ市のコレラ患者分布は、特定の地域での集積が強
いことが明らかとなり、コレラ流行と居住環境の地域的特
性との関連が推察されました。とりわけ、貧困居住区域の
コレラ患者の割合は高く、不衛生な生活環境がコレラ流行
要因として指摘されています。
地域保健活動のモニタリング・評価
住民参加にもとづく地域の健康改善活動のモニタリング・評
価に GIS を導入、GIS 用いた評価モデルの構築に取り組んで
います。ザンビア共和国ルサカ市のプライマリ・ヘルスケア・
プロジェクトが実施する啓蒙活動による住民の行動変容に
関し、地理的・社会的特異性を考慮に入れ分析を試みました。
予防接種率や小児の重症時における病院への搬送は、いず
れも医療施設などへの距離が阻害要因として認められてい
ましたが、啓蒙活動により、距離的阻害要因を克服するこ
とが可能であることが示されました。
GIS は地域保健活動の評価・モニタリングツールとして効
果的に活用することにより、より効果的な地域保健活動を
カーネル密度分析を用いたコレラ患者分布図
実施し、健康改善に寄与することが期待されています。
Human Health GIS Center, 2009
交流協定書の調印式(平成20年3月12日)
診療所への距離と住民の行動との関連を分析
ロマリンダ大学公衆衛生学院ディビッド・ダイジャック学
部長 ( 中央)と新潟大学下條学長 ( 左 )
◇ 学術交流
大学間交流と海外研究者との連携研究
保健医療国際シンポジウムの開催
保健医療国際シンポジウムは、平成 18 年より新潟大学国際
戦略本部とヒューマンヘルス GIS センターが共催し毎年開
ヒューマンヘルス GIS センターは、
国内ならびに海外の大学・
催されてきました。第3回目となる 2008 年のシンポジウム
研究機関との学術交流と共同研究を積極的に推進していま
は、「GIS による国際保健医療の連携、そして地域医療サー
す。
ビスの充実について」をテーマに、100 名を超える参加者
2008 年 3 月 13 日、新潟大学はロマリンダ大学公衆衛生
が集い開催されました。
学院(米国・カリフォルニア州)と大学間交流協定を締結
講演では、ロマリンダ大学のセス・ウィアフェ准教授、ハー
しました。ロマリンダ大学は、医学院、歯学院、看護学院、
バード大学地理分析センターのウェンディ ・ グアン博士、な
薬科学院、公衆衛生学院そして科学技術学院などからなる
らびに他研究機関・大学ならびに本学を代表する発表者よ
医療福祉総合大学であり、80 カ国以上から 4000 人の学生
り、GIS の研究手法や事例が報告され、活発な意見交換がな
を受け入れています。
されました。保健医療における GIS の役割は益々重要となり、
今回の大学間交流協定は,GIS の公衆衛生分野への応用研
究・教育を核としています。ロマリンダ大学では、公衆衛
今後の更なる研究と発展が期待されるシンポジウムとなり
ました。
生学院が GIS 研究教育の中心となっており,一方,新潟大
学では GIS の応用研究教育に対して全学的な支援を行って
いることから,
「大学間」交流協定となりました。この協定
により,部局の枠を超えた防災分野,工学分野,そして公
衆衛生分野の連携促進や、デュアルディグリー制度の開発
などが期待されています。
また、ヒューマンヘルス GIS センターは、イギリス、マレー
シア、ベトナムからの研究員を受け入れ、連携研究を強化
しています。ヒューマンヘルス GIS センターの先駆的 GIS 研
究と各国の GIS 研究実績を活かし、GIS 研究・教育の更なる
発展を目指しています。
第3回保健医療国際シンポジウム(有壬記念館、2008 年)
Human Health GIS Center, 2009
◇ 政策提言
◇ 人材育成
新潟市消防局との共同研究
医学生 GIS 教育
公衆衛生学教室と新潟市消防局は、救急搬送分析と救急隊
2007 年 5 月、サイトラインセンスを利用した GIS 研修が医
の最適配置に関する共同研究を始めました。
学部生を対象として実施されました。研修内容は GIS の概
「平成の市町村大合併」に伴う救急体制の統廃合が推進さ
れる一方、地域住民の高齢化は救急需要の急増を招き、救
急隊の現場到着の遅延とそれによる救命率の低下が懸念さ
れています。本研究は、地理情報システム(GIS)を用い、
救急搬送の分布と救急隊出動状況を分析することに取り組
念から医療分野における応用までを含み、学生一人一人が
コンピューターを操作しながら ArcGIS の実習作業に取り組
みました。研修後は、学生が自由にサイトラインセンスを
活用し、継続的な GIS 技術の習得と学業への応用が高く期
待されています。
んでいます。また、道路ネットワーク分析を用い、救急隊
の最短移動圏や救急隊配置変更による現場到着に要する時
間短縮を推定しています。
また、最適配置は、現状の救急需要分析に加え、人口分
布の時空間変動予測による将来的な救急需要の推定、そし
て、災害シミュレーションによる非常時の救急需要モデル
に基づき検討し、包括的な救急管理立案に資する科学的根
拠を提示することを目指しています。
医学部4年生全員を対象とした特別集中 GIS 実習の様子
大学院生教育
GIS 分野における実践的な技術を身に付けた高度専門職業人
の育成を目指し、保健医療の専門性を活かした GIS の応用
教育に取り組んでいます。
感染症流行や地域保健に関する地理情報のデータ入力か
ら地図加工、空間解析にいたる指導と実践をとおし、多様
新潟市救急出動分布
な GIS 技術を身に付け、幅広い応用力をもった人材の輩出
を目指しています。
新潟大学医歯学総合研究科公衆衛生学教室
公衆衛生学教室は、1947 年に東京大学、大阪大学と共に日
本で最初に開設された伝統ある教室です。これまでに数多
くの研究成果が積み重ねられ、国内においては、インフル
エンザをはじめとする感染症の研究、生活習慣病の指導な
ど市民に対する啓蒙活動に注力する一方、海外においては、
途上国における感染症対策、保健医療の人材育成を行って
おり、国内外において公衆衛生学をリードする教室の一つ
として数えられています。
新潟市救急移動最短圏
Web: http://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/welcome.htm
問い合わせ先:佐々木 諭 ([email protected])
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
附録
第四回保健医療 GIS 国際シンポジウム:
地理情報シスステムの保健医療分野への応用
日 時:平成 21 年 3 月 5 日(木)
時 間:9:00(開場) 9:20 ~ 16:30 場 所:有壬記念館
主 催:ヒューマン・ヘルス GIS センター
共 催:新潟大学国際学術サポートオフィス
にいがた GIS 協議会
後 援:新潟県、新潟市
地理情報システム学会
協 賛:ESRI Japan 株式会社
三菱電機 株式会社(COCO-DATES)
近年、保健医療と防災・防犯分野との連携が、また地域保健医療と国際疾
病管理の融合領域における研究が社会危機管理の面からますます必要とさ
れています。その様な社会的ニーズを背景として、新潟大学は GIS 国際シ
ンポジウムを開催し、この新分野に挑戦する研究者の知見を集め、より強
固な連携 ・ 交流体制の構築と拠点化を目指します。今回は、保健医療分野
における GIS の応用と活用の可能生を探るため、次の四つのテーマから広
く討論を行います。
1. 諸外国における分野横断的な GIS による取組み
2. 防犯・防災分野における GIS の取組み
3. ジオデモグラフィックス手法の保健医療分野における可能性
4. 新潟大学の取組み
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
第四回保健医療 GIS 国際シンポジウム
プログラム・資料目次
開幕の辞(09:25)
・ 鈴木 宏 ヒューマン・ヘルス GIS センター長
・ 下條 文武 新潟大学長
・ 竹内 裕 新潟市 保健所長
第一部 (アメリカ、イギリスからの実例報告)
09:40
10:10
地理情報科学と医療情報学、そして公衆衛生の実践を統合するロマ・リンダ大学の
アプローチによって証明された、保健医療における地理空間技術について
(Seth Wiafe 助教:ロマリンダ大学)
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11-13
GIS による肥満環境の特徴化:現在の動向と研究テーマの批判的レビュー
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13-14
(Seraphim Alvanides 講師:ニューキャッスル大学)
10:40
異なった社会グループによる社会財へのアクセス分配を数量化する為の GIS に
基礎を置くネットワーク分析:都市の緑化地域の分析を例として
11:20
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14-18
(Alexis Comber 講師:レスター大学)
環境防災 GIS センターからの報告(阿倍 信行 環境防災 GIS センター長:新潟大学)
第二部 (GIS と地域の安心安全の取組)
13:15
GIS を活用した犯罪被害の防止(原田 豊 犯罪行動科学部長:警察庁科学警察研究所)
Measuring Routine Activities of Crime Targets and Guardians. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18-24
13:45 新潟市における救急出動分析と将来需要推定(佐々木 諭 助教:新潟大学). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24-26
第三部 (ジオデモグラフィックス:人口タイポグラフィー手法の保健医療への応用)
14:30
健康な街と不健康な街:社会調査のミクロデータとジオデモグラフィクスの
データリンケージを通して(中谷 友樹 准教授:立命館大学). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26-27
14:50
記述疫学分析における GIS とジオデモグラフィクス・データの利用(木村 義成 氏:ESRI ジャパン). . . . . 27-29
第四部 (新潟大学の取組)
15:30
ベトナムにおける感染症サーヴェイランス・システムと
コレラ発生のリスク要素に関するケーススタディ
(Thai Quang Pham & Minh Quang Nguyen 研究員:ベトナム国立衛生疫学研究所 [NIHE]) . . . . . . . . . . . . . 29-32
15:45
新潟県十日町市内の2県立病院における GIS を用いた外来患者の通院状況の分析
16:00
(小熊 妙子 医師、新潟大学). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32-33
総合討議(ディスカッション)
閉幕の辞(16:30)
10
・ 仙石 正和 新潟大学 研究担当理事
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
第一部
(アメリカ、イギリスからの実例報告)
Geospatial Technologies in a Healthcare Setting
LLU’s approach of integrating GIS, medical informatics, and public health practices
Seth Wiafe, MPH Academic Director, Health Geoinformatics Program
Seth Wiafe
Assistant Professor,
Loma Linda University、USA
セス・ウィアフェ
助教、ロマ・リンダ大学、米国
Geospatial technologies in a healthcare setting
evidenced by LLU’s approach of integrating
geographic information science, medical
informatics, and public health practices.
Loma Linda University | School of Public Health
1
Overview
Modern healthcare systems require complex and
demanding information infrastructure that is capable of
» Trends in Geotechnologies for Health & Human
providing timely evidence based spatial decision support
S i
Services
in routine and emergency situations. Although several
» How LLU is using GIS in :
modern geospatial technologies including Geographic
~ Medical informatics
~ Community informatics
~ Public health practice
Information System (GIS), Remote Sensing, and Global
Positioning Systems (GPS) have been available for several
decades, many healthcare providers and public health
»Q&A
agencies have not utilized their full capacities compared
to other public services. This presentation will provide an
overview of how Loma Linda University (LLU) is integrating
geographic information science, medical informatics,
community informatics, and public health practices to
Loma Linda University | School of Public Health
2
Current Public Health Issues
improve healthcare performance.
…there
h
is evidence
d
everywhere
h
. . . Increasingly In Need of Geographic Knowledge
地理情報科学と医療情報学、そして公衆衛生の実践
を統合するロマ・リンダ大学のアプローチによって
証明された保健医療における地理空間技術について
現代のヘルスケアシステムは、日常の、また緊急時の状況
下で、空間的な行動決定へのタイムリーで根拠に基づく支
援を与えることができる複雑で厄介な情報インフラを必要
SARS – Avian Influenza – Obesity – Starvation - Drug Resistance – MRSA - Chronic Diseases– Tobacco Control
Asthma – Substance Abuse – Homelessness – Refugees – HIV/AIDs – Malaria - Cholera
Loma Linda University | School of Public Health
としている。地理情報システム(GIS)
、
リモートセンシング、
そして GPS といった幾つかの現代的な地理空間技術が、こ
こ数年で使えるようになってきているものの、多くのヘル
3
Current trends in Geotechnologies for
Health Services
スケアの提供者と公衆衛生に係わる部局はいまだに、他の
» 3D Integration - Combination of the modeling outputs of GIS, CAD, and BIM are
分野に比較すると、そうした技術を充分に使いこなせてい
» Temporal GIS – Time series animation of spatial data in small geographies. Currently,
るとは言えない。今回の講演は、ロマ・リンダ大学が、地
理情報科学、医療情報学、コミュニティ情報学、そして公
衆衛生の実践を、ヘルスケアのパフォーマンスを高めるた
めに、如何に統合してきたかを概観する。
necessary in public health emergencies
one of the world’s largest supercomputers (the Earth Simulator in Japan) is tasked with
crunching temporal data sets to model environmental change
» Real
Real-Time
Time GIS – Essential for emergency response and situational awareness which is
the basis for multi-agency action to mitigate the effects of an unfolding situation providing the
fastest and most effective response
» Spatial
S ti l Analysis
A l i - Exploratory, Predictive, Confirmatory, & Risk assessment
» Imaging and Remote Sensing - Imagery change detection
» Web Services - Health information sharing and communication
Loma Linda University | School of Public Health
4
11
Wiafe
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Mobile Mapping Solution for Vector Control
Evaluations
» Purpose
p
Spatial/geostatistical Analysis
» Exploratory (Hypothesis testing)
~
Di
Disease
di
distribution
t ib ti
~
Differential mortality
•
» Predictive
» Vector Control Surveillance System (VCSS)
» Confirmatory
~
•
•
•
•
•
•
•
Association b/n exposure & health
outcome
» Environmental risks assessment
~
~
~
Streamline the current field data collection and reporting process for
vector control evaluations
Exposure to electromagnetic fields
Lead hazards
Prediction of pedestrian injuries
Loma Linda University | School of Public Health
Field data collection & management
Flexibility & ease of use
Standardized data collection
Immediate result of survey
Spatial data analysis & visualization
Data storage & retrieval
Report generation
Loma Linda University | School of Public Medicine
5
9
Vector Control Surveillance System (VCSS)
Outbreak & Response: Health Map and Global
Disease Alert Map
»
» Real time mapping
»
and tracking of new
outbreaks
»
»
Purpose
•
Streamline the current field data collection and reporting process for vector
control evaluations
Enhanced field data collection & management system
•
•
•
Improved
p
data integrity
g y
Consistency in data collection
Data repository
Reduced man hours
•
Data processing & preparing reports
GIS solutions
l ti
•
•
Location information captured
Spatial analysis & mapping
http://www.healthmap.org/en
Loma Linda University | School of Public Health
Loma Linda University | School of Public Health
6
10
VCSS Demo
LLU Facilities GIS for Managing Hospital Infections
Field
» High patient quality care
» Room management
» Prepare & respond to
Data Collection
• Data Repository
• Analysis
y & Mapping
g
• Data Retrieval
mass casualty events
» Disease outbreak and
response
Office
Reporting
Loma Linda University | School of Public Health
Loma Linda University | School of Public Health
7
A GIS-Based Planning Tool for CoachArt
11
Managing Distribution of Medical Donations with PQMD
Mapping Tool
We converted and
packaged the CoachArt
operation data into a GIS
based system. The staff will
be able to identify services
for children based on
specific needs, create
spatial relations to match
students with coaches
coaches, as
well as assess the feasibility
of community partnership
expansions.
Loma Linda University | School of Public Health
Loma Linda University | School of Public Health
8
12
wiafe
12
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
the evidence to inform the design of health promoting
Conclusion
environments. In research practice, there are two
‡ Public Health Trends – calling for geospatial
considerations
important limitations in geographical studies of obesity.
‡ Loma Linda University – integrating geotechnology,
medical informatics, community informatics, and public
health practices to improve healthcare performance
deprivation/affluence and proximity to resources and
First, the construction and use of ecological metrics on
facilities for localities or neighbourhoods. These metrics
tend to be for fixed geographical scales or convenient
administrative geographies (e.g. census areas). Second,
the assumption that accessibility (defined by proximity)
to resources and facilities is of prime importance, at the
expense of better specification of facilities and relevance to
Loma Linda University | School of Public Health
13
daily lifestyles.
This paper reviews the current GIS approaches and
considers more advanced techniques from geographical
information science (GISc) to tackle various limitations,
Seraphim Alvanides
Lecturer, Newcastle University
in the context of food access and physical activity. The
セラフィム・アルヴァニディーズ
講師、ニューキャッスル大学、英国
informed methods and implement a relational approach
aim of the research agenda is to advance theoretically
in researching obesogenic environments. Various
research directions are proposed here, employing current
Using GIS to characterise obesogenic
environments: a critical review of the current
state and a research agenda
geographical data and exploring advanced GISc from zone
design methods to space-time analysis.
Obesity is very a complex social and health problem.
Gaining body weight is the result of energy imbalance
GIS による肥満環境の特徴化:現在の動向と研究テー
between consumption by food intake and expenditure of
マの批判的レビュー
calories through physically activity. Space is only one
aspect of the broader ‘obesogenic environment’ which also
involves wider opportunities and influences on promoting
肥満は複雑な社会的かつ健康的問題である。体重が増加す
ることは、食物の摂取と身体的運動によるカロリー消費と
obesity in individuals and populations. The findings of the
のエネルギーの不均衡の結果によるものである。空間とは、
UK Foresight project “Tackling Obesities: Future Choices”
個人や集団における肥満を増長させる機会や影響も含む肥
made it clear that obesity is an epidemic that requires a
満環境の一つの視点である。英国のフォーサイトプロジェ
systems approach and multi-disciplinary research. In
クトである「肥満への挑戦:未来の選択」は、肥満はシス
particular, there is limited knowledge of how food systems
impact on food access, and dietary choices and habits.
テマティックなアプローチと複合的な学際研究が求められ
るエピデミックであることを明らかにした。とりわけ、食
In combination with conflicting evidence from current
システムが食へのアクセスや、食選択、食習慣などにどの
research on the role of geographical factors in general
and the built environment in particular on obesity, there
ように影響を与えているかは充分に知られていない。総体
is a need for improved characterization of obesogenic
的な地理的要因と個別的な環境の肥満の役割に関する近年
environments
の研究の結果に基づき、肥満環境の改善された特徴が求め
られる。
Focusing on the spatial distribution and
dichotomous classification of resources and facilities as
health promoting or health damaging is rather simplistic.
In this paper, it is argued that we should also consider
quality of resources and facilities, together with local
空間分析や健康促進と健康被害のようなリソースと資源
の2分法に分けることはむしろ単純である。本発表では、
我々はリソースと施設の質、ならびにアクセシビリティの
perceptions of accessibility and relevance to individuals’
認識と個々人の生活の妥当性も考慮すべきであると論じて
lives. A relational approach may be the way forward in
いる。関連性アプローチは、地理がどのように肥満に影響
understanding how geography affects obesity and use
を及ぼすかを理解する方途を示し、健康促進環境のデザイ
13
Alvanides
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
ンを普及させるための根拠としても用いることができる可
can be used to analyse the equity of access to community
能性がある。研究に実施に際し、肥満の地理的分析におい
goods and services. In this work we have analysed access
て 2 点の重要な限界がある。第 1 は、貧困 / 富裕とリソー
to greenspace. But the approach can be applied to a
スと施設の近接性の測定単位の組み立てと使用に関しての
ものである。それらの測定単位は固定された地理的単位や
簡便な行政区画(国勢調査区)などが使われる傾向がある。
wide variety of demographic data, including other census
variables (deprivation, disability, occupation, economic
activity, household tenure and types, age and health) and
other geographies such as detailed geodemographic data at
第2には、リソースと施設のアクセシビリティ(近接性と
household or post-code level. Such analyses can be used to
定義される)は主要な重要事項であるという仮説であり、
inform the local planning process.
それにより施設の詳述と日常生活との関連性が充分考慮さ
Key words: greenspace, GIS, network analysis, ethnicity,
れなかった。
religion, urban planning
本研究は、食べ物へのアクセスと身体的運動に関連し、
様々な限界に挑戦している近年の GIS アプローチと地理情
異なった社会グループによる社会財へのアクセス分
報科学(GISc)を概説している。研究議題の目的は、理論的
配を数量化する為の GIS に基礎を置くネットワーク
手法をさらに発展させると共に、肥満環境の研究に関連性
分析:都市の緑化地域の分析を例として
アプローチを用いることにある。本研究は、地理データを
用いゾーンデザイン法から時空間分析までの高度な地理情
報科学を探求することにより、様々な分析の方向性を提示
している。
この発表は、異なった社会・経済グループの緑化地域への
アクセスに関するロジスティック回帰とリンクした GIS ネッ
トワーク分析の一例に基づいて、資産やサービスの供給を
数量化する一つの方法を取り扱う。この方法は、人口の異
なったセクション、この場合、国勢調査おいて明らかになっ
ている異なった宗教や民族のグループのことであるが、彼
Alexis Comber
Lecturer, University of Leicester, England
らが、緑化地域へのアクセスに関してどの程度、差別され
アレックシス・カンバー
講師、レスター大学、英国
基準は、国内標準に比較した。結果として、異なった宗教・
ているかを数量化するものである。アクセスシビリティの
民族グループ間の緑化地域へのアクセスの公正さに関して、
A GIS-based network analysis for quantifying
the equity of access for different social groups:
the example of urban greenspace
その配分とパターンには、考慮に値するヴァリエーション
があることが判った。ある特定のグループは、その他のグ
ループよりも非常に少ないアクセスしかなかった。インド、
This presentation presents a method for quantifying
ヒンドゥ、シーク系のグループは、都市における緑化地域
the provision of such goods and services based on a GIS
に限定的なアクセスしか持たないことが判ったのである。
network analysis of access to greenspaces by different
この包括的な方法は、社会・経済データの統計学的な分析
socio-economic groups linked to logistic regression. The
と連動することで、GIS に基礎を置くネットワーク分析が、
method quantifies the extent to which different sections of
コミュニティーの資産とサービスに対するアクセスの公正
the population, in this case different religious and ethnic
groups as identified in census data, are discriminated
against in terms of greenspace access. Measures of
さを分析する上で如何に利用できるかを示している。しか
しこのアプローチは、その他の国勢調査における変数(欠乏、
accessibility were compared with national standards
障害、職業、経済活動、世帯の所得とそのタイプ、年齢と健康)
for access to greenspace. The results show as for the
を含む人口統計学的なデータや世帯や郵便番号レベルでの
equity of access for different religious and ethnic groups,
詳細な地理人口統計学(ジオデモグラフィック)のデータ
the distribution and pattern of access has considerable
のような他のデータを含む多様な人口統計学的なデータに
variation. Specific groups have significantly less access
も活用できるのである。そのような分析は、地域計画の策
than others: Indian, Hindu and Sikh groups were found to
have limited access to greenspace in the city. The generic
定プロセスを知識により活気づけるために利用可能だ。
method demonstrates how a GIS-based network analysis in
Keyword:緑化地域、GIS、ネットワーク分析、民族性、宗教、
conjunction with statistical analysis of socio-economic data
都市計画
14
Alvanides - Comber
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Accountability of public (state)
organisations
A GIS
GIS-based
based network analysis for
quantifying the equity of access for
diff
different
t social
i l groups: the
th example
l off
urban greenspace
• Issue is how to demonstrate
– That they are fulfilling their targets?
– That all sections of the community are
provided
p
o ded for
o
• One of the ways is to quantify who has
access to their services
Lex Comber
Comber, Chris Brunsdon
University of Leicester
[email protected]
– Different social groups
– Different
Diff
t economic
i groups
1
5
Example of Greenspace
Outline
• Guidelines from Natural England
g
((English
g
Nature) – Access to Natural Greenspaces
Standard (ANGSt)
• Accountability of public (state)
organisations
• Example of greenspace
• Results
– 2ha of accessible natural greenspace per 1000
population
– Access distances specified
p
– distance (km)
greenspace area (ha)
0.3
2
2
20
5
100
10
500
• Study of access to GS in Leicester for
different religious
g
and ethnic groups
g p
2
6
Accountability of public (state)
organisations
Example of Greenspace
• Public bodies (i.e. public money)
increasingly have to demonstrate that
they provide a ‘good’ service
• Greenspace data provided the local
authority
– via a local environmental pressure group
– Health,
H lth Ed
Education,
ti
L
Locall A
Authorities,
th iti
etc
t
– Roles are specified in national policy
documents
• Census data
– attributes for religion
g
and ethnicityy
• Road data
• Policy documents provide guidelines,
standards and frameworks
– from
f
OS Meridian
M idi
3
7
Example of Greenspace
4
8
15
Comber
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Results
Example of Greenspace
• Most people do not
have access to 1ha of
greenspace within
ithi
300m
– 89.7%,
89 7% little variation
• Most people do have
access to 100ha of
greenspace with 5km
– 94.6%, little variation
9
13
Example of Greenspace
Results
• Much more variation
for access to 20ha
greenspace within
2km
– Have a deeper look
10
14
Results
Example of Greenspace
• For “2km from 20ha
site” rule
• Calculated the
numbers of numbers
of people with and
without access
– For religion census
categories
– For ethnicity census
categories
11
15
Results
Example of Greenspace
• For “2km from 20ha
site” rule
• Calculated the
numbers of numbers
off people with and
without access
• Calculate access for each OA point to
each greenspace point
– Origin-Destination
– Supply-Demand
S
l D
d matrix
ti
–F
For religion
li i census
categories
– For ethnicity census
categories
• Determine which OAs have access
according to the ANGSt guidelines
– TRUE / FALSE
12
16
16
Comber
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Results
17
21
Results
18
22
Results
•
Tested association of access with religion / ethnicity using a Poisson
regression model
•
where cij has a Poisson distribution with mean E(cij), r is an intercept
term, Ai is a column effect and Fj is a row effect,
•
Compared it against the model
•
where the extra term Iij is an interaction effect between rows and
columns.
If this is significantly different from zero, this suggests some degree of
association between the row and column effects.
•
Results
19
23
Results
Conclusions
• The coefficients were related to a comparative index
of access for each of the row categories, using the
formula
• Results are interesting especially given
the local context
– Leicester has a very diverse population
• There are lots of greenspaces
• I.e. compares each column category j against a
‘reference’ category (British, Christian)
– BUT not well distributed
– 0: same as for the reference category
– +50: one-and-a-half times as likely as the reference category
– -50 that it is half as likely
• Analyses like this
– feed
f d into
i t th
the planning
l
i process
20
24
17
Comber
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
“paths” of their everyday activities are estimated. Findings
are discussed with regard to theoretical and practical
Future Work
implications.
• Method is generic
GIS を活用した犯罪被害の防止
• Quantifies relative access to any feature
– for any geo-demographic / socio-economic group
犯罪の時間・空間的分布が均一でないことは広く知られて
• Allow public bodies to quantify the equity of
their service provision
いる。また、最近の研究では、犯罪予防の取り組みがもっ
とも有効であるのは、被害の時間・空間的集中を引き起こ
• Future work
す「リスクファクタ」に焦点をあてた場合であることが明
– Regional analyses of access to greenspace
– Looking at access to other services
らかになっている。これらの知見にもとづいて、犯罪学者
• primary health care in a town near you!
25
は被害の時間的・空間的パターンを GIS によって探求する
ようになってきた。
被害のリスクに関する主要な理論の1つは、コーエンと
第二部
(GIS と地域の安心安全の取組)
フェルソン (1979) の「日常活動理論」である。それによれば、
Yutaka HARADA
Cheef, Department of Criminal Behavior Science ,
National Research Institute of Police Science
利欲による犯罪が起こるのは、犯意のある者が、格好の標
原田 豊
犯罪行動科学部長、科学警察研究所 マクロレベルの集約データによるものが多く、そのため、
的に、防御力のある監視者がいない時間・空間において出
会うときである。しかし、この理論の経験的検証は、従来、
犯罪被害の3要素の「時間・空間的」出会いの問題を扱う
ことができていなかった。
Preventing Criminal Victimization Using GIS
われわれの研究は、小学生(犯罪の潜在的標的)と地域
It is widely known that crimes are not distributed evenly
in time and space. Recent studies have also found that
crime prevention efforts are most effective when they are
focused on “risk factors” that lead to special and temporal
concentration of victimization. These findings have
の防犯ボランティア(防御力をもつ監視者となりうる人々)
の日常活動を測定することによって、この理論の「時間・空
間的」側面を直接扱うことをめざすものである。本研究では、
小型軽量の GPS ロガーを活用し、これを2週間にわたって
lead criminologists to look into the spatial and temporal
子どもたちとボランティアとに携帯してもらい、そのトラッ
patterns of victimization risks, with the aid of GIS.
クログを GIS によって検討する。これらのトラックログから、
彼らの日常活動の「ノード」と「パス」を推定し、これら
One of the leading theories of victimization risks is
Cohen and Felson’s (1979) “routine activity theory.” It states
による知見の理論的・実践的含意を考察する。
that predatory crime occurs when a likely offender and
suitable target come together in time and space, without
a capable guardian present. Empirical examination of the
theory has tended to be based on macro-level, aggregated
data, and therefore has been unable to address the issue of
the encounter “in time and space” of the three elements of
crime victimization.
Our study aims at addressing the “time and space”
aspect of the theory in a direct way, by measuring the
routine activities of elementary school children (potential
crime targets) and local crime prevention volunteers
(potentially capable guardians) at a micro level. It makes
use of light-weight GPS loggers carried by both children
and volunteers for two weeks and examines the tracklogs with GIS. Based on these track-logs, “nodes” and
Measuring Routine Activities of Crime Targets
and Guardians
Paper prepared for the 2008 Annual Meetingof the American
Society of Criminologyin St. Louis, Missouri, November 12-15,
2008.
Please do not cite without permission.
Yutaka HARADA, Takahito SHIMADA, Tomonori SAITO,
Mamoru AMEMIYA, George KIKUCHI
Department of Criminology and Behavioral Sciences,
National Research Institute of Police Science (NRIPS)
18
Comber - Harada
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
may have brought about a change in such a situation.
ABSTRACT
Cohen and Felson’s (1979) routine activity theory states
that predatory crime occurs when a likely offender and
suitable target come together in time and space, without a
capable guardian present. Empirical examinations of the
theory have tended to be based on macro-level, aggregated
Some of today’s GPS devices have become as small as 20
grams, cost much less than one hundred dollars, and can
measure the location of a person who carries the device
with accuracies on the order of ten meters or less, together
with the precise time of measurement.
data, and therefore has been unable to address the issue of
the encounter “in time and space” of the three elements of
space” aspect of the routine activity theory in a direct
crime victimization.
manner, by measuring the routine activities of elementary
This study aims at addressing the “time and space”
aspect of the theory in a direct way, by measuring the
routine activities of elementary school children (potential
crime targets) and local crime prevention volunteers
(potentially capable guardians) at a micro level. It makes
This study aims at addressing the “time and
school children (potential crime targets) and local crime
prevention volunteers (potentially capable guardians) at
a micro level. It makes use of light-weight GPS loggers
carried by both children and volunteers for two weeks and
examines the track-logs with GIS.
use of light-weight GPS loggers carried by both children
and volunteers for two weeks and examines the tracklogs with GIS. Based on these track-logs, “nodes” and
“paths” of their everyday activities are estimated. Findings
are discussed with regard to theoretical and practical
implications.
Background of the Study
Until recently, Japan has been known as “a nation that
still sends 6-year-olds out by themselves on city streets
and subways to get to school” (source: the Washington
Post 2001/06/09). However, such “vaunted sense of
safety” (ibid.) was shaken by the occurrence of serious
victimizations such as an elementary school stabbing in
Introduction
One of the leading theories of criminal victimization is
Cohen and Felson’s (1979) routine activity theory. It states
that predatory crime occurs when a likely offender and
suitable target come together in time and space, without
the presence of a capable guardian.
This statement on the “opportunity” of crime
can be seen as a model of micro-level process that leads
to criminal victimization, because it refers, at least in
an implicit manner, to a likely offender (or a group of
offenders) and (one or more ) suitable target(s) that come
together in (a specific ) time and space, without the
presence of a capable guardian.
Empirical examinations of the routine activity
theory, however, have tended to be based on macro-level,
aggregated data, as Kennedy and Forde (Kennedy and
Forde 1990) point out. As a result, these studies have been
unable to address the issue of the encounter “in time and
space” of the three elements of crime victimization in a
direct manner.
The absence of micro-level examinations of routine
activity theory appears to be because, at least in part, there
has practically been no way to measure the activities of
people with the precision sufficient for testing the theory
at a micro level. However, recent developments of global
positioning systems (GPS) and other positioning devices
2001 where eight children were killed and a series of cases
in 2004-2005 in which young girls were kidnapped and
killed on their way back from school. Today, Japanese
parents’ concern over the safety of their children from
crime has become greater than ever before.
Despite the heated arguments over “crimes against
children” and widespread efforts for “protecting children
from crime” by local volunteers, empirical studies on this
issue have tended to be either case reports of allegedly
“successful” activities, or loosely designed “demonstration
experiments” of IT devices that are said to monitor or/and
report unusual movements of children. These studies have
rarely been based on theories or analytical frameworks
developed for empirical criminology. They have also
tended to focus, almost exclusively, to children commuting
to and from school, in spite of the fact that considerable
amount of the victimization of children takes place in their
leisure-time activity spaces.
In view of these limitations in existing empirical
studies on the prevention of crime victimization among
young children in Japan, research should (1) be founded
on a well-established theoretical framework on criminal
victimization, (2) expand its focus beyond such arbitrary
boundaries as school commuting routs, and (3) address the
risk of criminal victimization of children in more precise
and objective manner.
19
Harada
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Figure 1 shows a diagram that represents the risks of
Theoretical Frameworks
Our study draws mainly on the Cohen and Felson’s (1979)
routine activity theory. Their theory, especially in its
original form, is suited as a framework of victimization of
children in open spaces, because it addresses the risk of
victimization in terms of an encounter in time and space of
the three (moving) elements of crime.
Another advantage of routine activity theory is
that it provides the viewpoint that school commuting is a
form of routine activities of school-aged children. As such,
it allows for other forms of routine activities, such as afterschool cram schools (known as “JUKUs” in Japan) and
leisure-time activities in one’s favorite playgrounds.
Another leading theoretical framework, which
is closely related to the routine activity theory, is what
victimization of elementary school children. The “likely
offender” in Figure 1 is grayed out because (1) her/his
existence is “taken for granted” in the routine activity
theory, and because (2) her/his activities are not directly
measurable. In contrast, the “suitable target” (in this case,
elementary school children) and the “capable guardian”
(for example, crime prevention volunteers) are displayed
in colors, because they can be observed and/or measured,
if consent is obtained from the subjects. The “capable
guardian” is in negative colors, because the existence of
the capable guardian is expected to be related negatively to
the risk of victimization. The risks of victimization can be
estimated by examining the time when and locations where
(1) the children exist and (2) the guardians are absent.
Pat r icia a nd Pau l Bra nt i ngha m ca l l “cr i me pat ter n
theory” (Brantingham and Brantingham 1993). This
NotDirectly
Measurable
theory describes offenders’ search patterns in terms of
their personal activity spaces and considers a triangle
LikelyOffender
((Present))
of offenders’ movements going from home to work to
RISK
recreation. Around each of these three nodes and along
Su tab e a get
SuitableTarget
(Present)
each of these three paths (excepting a buffer zone where
they might be recognised) offenders look around for crime
CapableGuardian
( b
(Absent
)
opportunities.
The concept of offenders’ search patterns was
developed by D. Kim Rossmo into his work of “geographic
Figure1ADiagramofVictimizationRisksofElementarySchoolChildren
profiling” of serial offenders (Rossmo 1993; Rossmo 1999).
Note that, however, the offender’s search patterns serves as
a basic assumption of Rossmo’s model, not as hypotheses
that are to be empirically tested. This is reasonable,
because routine activities of offenders can hardly be
observed or measured directly, at least until he or she is
apprehended.
In contrast, personal activity spaces of the other
two agents of the routine activity theory, namely, potential
Recent developments in global positioning systems
(GPS) have made it possible to measure the location of a
person who carries a GPS device with accuracies on the
order of ten meters or even less, together with the precise
time of measurement. The measured time and location are
recorded as a track-log that can be analyzed with GIS either
as a series of point data or as a polyline data (see Figure 2).
victims and capable guardians, can be observed and/or
measured directly. In fact, the Brantinghams thenselves
state, “the paths people take in their everyday activities
Karabiner
Attachment
and the nodes they inhabit explain the risk of victimization
MemoryFullLamp
y
p
BatteryLamp
as much as the pattern of offending. According to them,
GPSAntenna
Inside
different hours of the day and days of the week link
specific kinds of crimes to commuter flows, school children
Figure2ALightͲweightGPSLogger
BatteryCover
PowerButton
GPSLamp
being let out , pubs closing, or any other process that moves
people among nodes and along paths” (quoted in Clarke
and Eck 2003, Step 17. emphasis added.).
these track-log data, in combination with qualitative data
These days, efforts are being made to make use of
such as web-based diaries, to analyze everyday activities
Targets and Guardians as Measurable Agents
of persons and/or vehicles, which are called “probe person
surveys” (see Figure 3).
20
Harada
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Based on t hese conceptua l fra mework s a nd
GIS software (ArcGIS 9.2). Each of the records of the track-
measuring technologies, we are currently working toward
logs was treated as point data that represented the location
a micro-level empirical analysis of routine activities of
(i.e. latitude and longitude) of the device holder, measured
potential crime targets and (potentially capable) guardians.
in an fifteen-second interval. The number of these location
The following part illustrates our preliminary efforts and
points for all the twenty nine children-parent pairs totaled
findings.
approximately 263 thousand points. Similarly, the number
of the location points for the crime prevention volunteers
totaled approximately 25 thousand points.
Kernel density estimation (Chainey and Reid
1999; Levine 1999), with the cell size of 10 meters and
the bandwidth of 100 meters, was applied to these point
datasets so that the smoothed patterns of point density
were obtained. Finally, these quantitative data were
supplemented by qualitative pieces of information derived
from the maps with stickers and arrowed lines.
We are currently in the process of analyzing these
sets of data. The following part reports a few preliminary
findings.
Figure3WWWPageoftheProbeResearchGroup
(Source:http://www.probeͲdata.jp/eng/index.html)
Preliminary Results
Data and Methods
Figure 4 shows the GPS data points in the track-logs
We have so far done a small-scale, preliminary study that
retrieved from the GPS devices that were carried by twenty
aims at measuring routine activities of elementary school
nine elementary school students for two weeks (Amemiya,
children, their parents, and crime prevention volunteers.
Saito et al. 2008). Each dot in Figure 4 represents the
The study site is an elementary school district that is
location where one of the 29 students was, recorded at
located some 3 kilometers south-west of the NRIPS. Twenty
each fifteen-second interval, during the two-week period. It
nine matched child-parent pairs were recruited from the
should be noted, however, that the positioning accuracy of
elementary school and were asked to carry light-weight
the GPS data points vary considerably, ranging from a few
GPS loggers, one for a child and another for a parent, for a
meters to over a hundred meters, depending on the natural
two-week period in late February and early March, 2008.
and built environment of places. In general, the site of this
Each of the subjects were given a set of fourteen maps,
study has a relative advantage for GPS positioning over
overlaid with an aerial photographs, of the elementary
such neighborhoods as in central Tokyo, because there are
school district and were asked to do the following for each
not many buildings with 5 stories or more, except for the
day of the two-week period:
areas adjacent to a newly-constructed railway station near
1) to show the locations of major “nodes” of her/his
the elementary school.
daily activities by putting small stickers, each of
which has an icon of such landmark as a school, a
points are not evenly distributed in the elementary school
home, and a friend’s home, on the maps.
A brief look at Figure 4 reveals that the location
2) to show the movement from one node to another, by
drawing an arrow connecting them.
Crime prevention volunteers of five community
associations were also asked to participate in our study by
using the same GPS devices and maps to record their daily
activities, for the same two-week period.
These GPS devices and maps were collected after
the two-week period was over and the track-logs were
retrieved from each of the GPS devices, then imported into
Figure4GPSdatapointsofelementaryschoolstudents
(Source:Amemiya,Saitoetal.2008)
21
Harada
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
district. The uneven distribution of location points
literally pop up, because repeated visits to the same nodes
strongly suggests that the “routine activities” of elementary
and repeated movement along the same paths result in
school students are far from “random walks” but are highly
multiplied number of track-log points at and along her/his
patterned.
“routine” activities.
Although some inferences can be drawn from
Figure 6 shows examples of such kernel density
point patterns such as those shown in Figure 4, there
maps of two-week routine activities of elementary school
are problems inherent in point pattern maps. A typical
students (Amemiya, Saito et al. 2008). These maps suggest
example is the problem of overlapping points, which
that there are several types of routine activities among
becomes more serious as the number of data points grows.
students. For example, the map on the top suggest that
this student took the same way from school to home almost
T he pr oblem of overl appi ng p oi nt s c a n b e
overcome by converting the point pattern maps into
“density maps,” using a smoothing method called kernel
density estimation. By showing the density of points,
instead of the points themselves, kernel density maps can
“visualize” their spatial patterns much more clearly than
every day throughout the two-week period and rarely went
outside this routine tracks. In contrast, the map on the
bottom suggests that this student has a wider variety of
nodes in her routine activities, including a favorite shop or
the home of her friend.
point pattern maps.
A kernel density map of track-log points provides
important clues as to the “nodes” and “paths” of one’s
daily activities, as shown in Figure 5. A node can be seen
as the location where the density of track-log points is
extraordinary high, because it indicates that the holder
of GPS device stayed there for a long time. A path can be
seen as a series of track-log points connecting each of the
Figure6KernelDensityMapsofRoutineActivitiesofElementarySchoolStudents
(Source:Amemiya,Saitoetal.2008)
nodes, indicating the GPS device holder was moving from a
node to another at a certain speed.
Discussion
• KerneldensityofGPS
trackingͲlogpoints
(Displayedinnegative
gradation)
Our preliminary findings indicate strongly that routine
activities of potential crime targets and guardians can be
• Attributesofnodes
inferredfrom
landmark/arrowmaps
measured and analyzed at a micro level, using latest GPS
(3)Juku
• Locationwith
extraordinaryhigh
density=Nodes
devices and probe-person survey methods. Based on these
spatial-temporal data on the everyday activities of crime
targets and guardians, the risk of crime victimization may
(1)School
be defined and examined in terms of the “time and space”
(2)Home
in which (1) the existence of suitable targets and (2) the
absence of capable guardians come together, assuming
Figure5Nodesandpathsofdailyactivitiesofanelementaryschoolstudent
The information on nodes and paths derived from
the GPS track-logs can be supplemented by qualitative
information obtained from the maps of landmark stickers
and hand-drawn arrows. Based on the rough location of
the landmark stickers and the orders of movements from
one landmark to another, shown by the arrows, we can
infer that the first node shown in our kernel density map
is the school, the second is her/his home, the third is the
JUKU (after-school cram school), and so on.
the chance of their coming across a likely offender to be
random.
This formulation of crime victimization has a
direct implication to such efforts as voluntary patrols and
neighborhood watches by local residents to prevent the
victimization of young children. By taking the routine
activities of these children into account, the volunteers’
activities will be more like what Sherman and Eck (2002)
called “directed patrols,” which they concluded to be much
more effective than what they called “random patrols.”
W hen t hese maps of da i ly nodes a nd pat hs
Even though the occurrence of predatory crimes against
are accumulated and combined for the whole two-week
young children in a public space is so rare that it is hardly
period, the “routine activities” of the GPS device holder
possible to identify “hot spots” of such offenses, one may
22
Harada
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
examine the risk of victimization in terms of routine
session of the 2008 Conference of City Planning
Institute of Japan.
activities of potential targets and guardians and may direct
additional efforts to the potentially high-risk time and
space.
Me a s u r i n g t h e r out i n e ac t i v it ie s of c r i m e
prevention volunteers has importance of its own right.
Given the wide variety of people who engage in voluntary
crime prevention efforts, there is a major concern that
overlaps with, or gaps between, each of these activities may
bring about less-than-optimal outcomes for the community
as a whole. Measuring and visualizing their routine patrol
routs, for example, may help them notice such overlaps
or gaps, and therefore may contribute to design more
systematic patrolling schemes.
The spatial-temporal notion of crime opportunity
has theoretical implications as well. For example, it raises
a question regarding the static nature of what Clarke and
Eck (2003) called “crime triangle,” which is said to have
come “straight out of” the routine activity model of crime
victimization. The “place” in the crime triangle, which
is taken care of by the “place manager,” appears to be a
static location, such as a residential building or a children's
playground. In other words, it appears to represent a “node,”
as the Brantinghams put it in their crime pattern theory.
What is missing in the crime triangle is what Brantinghams
call “path,” along which the offender, the victim, and the
guardian moves around. By focusing on these paths, and
on the moving agents that may or may not come across
each other, we may shed new light on the routine activity
and related models of crime victimization.
Conclusions
T h i s s t ud y demon s t r ate d t he p otent i a l of to d ay’s
positioning devices to open up a new opportunity for
micro-level, dynamic analyses of the crime victimization
risks. It also illustrated how these new technologies may
be combined with new conceptions of routine activities
and related theoretical frameworks. By focusing on nodes
and paths of the routine activities of potential crime
targets and guardians, it may provide both theoretical and
empirical bases to crime prevention issues that involve
moving agents, such as preventing the victimization of
young children in open, public space.
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dispatched from the station out of catchment of the nearest
the ambulances were observed in central part of the city
than in peri-urban areas. 32% of all the deployment were
emergency units because of the absence the units due to
the deployment for other emergency call. Analysis of the
deployment of the ambulances and reallocation of the
emergency medical units contribute to improvement of
emergency medical services and reduction of the response
Shimada, T., M. Suzuki, et al. (2002). An Analysis of
Crime Hot Spots Using Local Indicator of Spatial
Autocorrelation (In Japanese). Proceedings of the
30th Annual Meeting of the Behaviormetric Society
of Japan.
time.
新潟市における救急出動分析と将来需要推定
高齢化社会の進展と核家族化ならびに住民意識の変化は、
救急需要の増大をもたらしている。平成 19 年までの 10 年
間において、新潟県内の救急出動件数は、50%以上増加し、
Satoshi SASAKI
Assistant Professor, Niigata University
救急需要の増加に応じ、現場到着に要する時間も延びてい
*Akira Igawa, **Naohito Tanabe, Reiko Saito, Hiroshi Suzuki
*Niigata Municipal Fire Bureau, **Niigata University
新潟県内は、33 本部から 19 本部体制へと改編された。迅
る。一方、平成の市町村大合併と消防の広域化の推進により、
速かつ効率的な救急サービスの実現には、救急出動の現状
佐々木 諭
助教、新潟大学
分析と将来需要の推定による適正な救急隊配置が重要であ
る。
※伊川 章、※※田邊 直仁、齋藤 玲子、鈴木 宏
本研究は、新潟市消防局との連携により、新潟市内の救
※新潟市消防局救急課、※※新潟大学
急出動分析と将来需要予測ならびに救急隊配置変換による
Analysis of prehospital emergency medical
services and future demand in Niigata City
現場到着に要する時間短縮を推定することを目的としてい
る。調査対象は平成 19 年 4 月から 12 月までの新潟市救急
Demands for prehospital emergency medical services
隊の救急出動記録 21,787 件とし、GIS によるアドレスマッ
are increasing due to the rapidly aging society and the
nuclearization of the family in Japan. For the last 10 years
by 2007, deployment of ambulances increased by 50% , and
that causes delay of the response time in Niigata prefecture.
チング、道路ネットワーク分析を用いて検討した。新潟市
の救急出動分布は地域的な偏在が顕著であり、また、救急
隊最短圏分析によれば、全体の 32%の出動が最短圏の救急
Merger of municipalities and promotion of the integration
隊の不在による圏外からの出動であった。GIS による救急出
of catchments of fire stations accelerates merger of fire
動と適正配置の分析は、現場到着短縮のための救急管理立
station headquarters in Niigata. For providing rapid and
案に資する根拠を提示することが可能であると考える。
efficient prehospital emergency medical services, analysis
of the demands for the emergency medical services and
appropriate allocation of emergency service units is of
great importance.
In this research, in collaboration with the
Niigata City Fire Bureau, we analyze distribution of the
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䈫ᢇᕆ㔛ⷐផቯ
deployment ambulances, estimate the future demands for
the emergency medical services, and simulate reduction
of the response time by reallocation of the emergency
medical units, using Geographic Information System
(GIS). We collected deployment records of the ambulances
from April to December 2007 and analyze the data with
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address matching and network analysis methods. Higher
1
24
Sasaki
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
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5
9
25
Sasaki
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
第三部 ジオデモグラフィックス:人口タイポグ
ᢇᕆ㓌㈩⟎ᄌ឵䈮䉋䉎⃻႐೔⌕ᤨ㑆䈱ផቯ
ラフィー手法の保健医療への応用
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ᶖ㒐⟑䊶಴ᒛᚲ
Tomoki NAKAYA
Associate Professor, Ritsumeikan University
ᢇᕆ㓌䉕ㅊട䈜䉎ᶖ㒐⟑䊶಴
ᒛᚲ
中谷 友樹
准教授、立命館大学
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10
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዁᧪ੱญផ⒖䈮䉋䉎ᢇᕆ㔛ⷐផቯ
Geodemographics is a set of areal typologies composing
ᐕ㦂⟲೎ੱญផ⒖䋨㚞ධ಴ᒛᚲ࿤䋩
ᢇᕆᦨ⍴࿤䈱ੱญ✚ᢙផ⒖
Examining Geographical Variations in Self-rated
Health at a Small Areal Level:Using Data-linkage
between a Micro-dataset of a Social Survey and
Geodemographics
of categorical indicators summarizing residential
characteristics of small areal units mainly by various
census indicators. The aim of this paper is to assess the
usefulness of data linkage between geodemographics and
a JGSS (Japanese General Social Survey) micro dataset
for a micro-data analysis of associations between selfrated health and geographical contextualities. Referencing
዁᧪ੱญ䈲ᷫዋ䈜䉎䈏䇮㜞㦂⠪ᢙ䈲Ⴧട䈜䉎䈢䉄䇮ᢇᕆ㔛ⷐ䈲዁᧪⊛䈮Ⴧട
address information for JGSS, each sampling area was
11
assigned by one of areal categories classified by Mosaic
Japan (ACTONWINS Co. Ltd.), a Japanese geodemographic
system covering entire Japan at a small areal level
⠨ኤ
(cho-cho or aza unit-level) developed for a consumer
ᢇᕆ㓌䈱ᦨ⍴࿤಴േഀว䈲䇮⚂䋷䋰䊌䊷䉶䊮䊃䈪䈅䉍䇮࿤ᄖ
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䈖䈫䈏น⢻䈪䈅䉎䇯
segmentation analysis. About 95% of the address-matching
of the sampling areas with Mosaic Japan categories were
ᣂẟᏒౝ䈱዁᧪ੱญ䈲ᷫዋ䈜䉎䈏䇮㜞㦂⠪ᢙ䈱Ⴧട䈮䉋䉍䇮
ᣂẟᏒౝ䈱዁᧪ੱญ䈲ᷫዋ䈜䉎䈏
㜞㦂⠪ᢙ䈱Ⴧട䈮䉋䉍
ᢇᕆ㔛ⷐ䈱Ⴧട䈏ផኤ䈘䉏䇮ᢇᕆ㔛ⷐ䈮ᔕ䈛䈢ᢇᕆ૕೙䈱
ᢛ஻䈏᳞䉄䉌䉏䉎䇯
successful for the integrated data set of JGSS from 2000 to
2003. Using the JGSS micro dataset with areal categories,
⺖㗴
we revealed significant areal variations in ratios of worse
ᢇᕆ಴േಽᨆ䈮ട䈋䇮ᢇᕆ៝ㅍಽᨆ䉕ട䈋䉎䈖䈫䈮䉋䉍䇮䉋
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䉍⹦⚦䈭ᢇᕆ䉰䊷䊎䉴䈱⺖㗴䈫ኻ╷䈱ᬌ⸛䈏น⢻䈫䈭䉎䇯
self-rated health at a small areal level, suggesting that areal
socio-economic status and different dimensions of social
ᢇᕆ㔛ⷐ䈱ផቯ䈮䈲䇮ੱญ੍᷹䈣䈔䈪䈲䈭䈒䇮ᢇᕆ㔛ⷐ䈮
ᓇ㗀䉕ਈ䈋䉎␠ળⷐ࿃䈱ᬌ⸛䉅᳞䉄䉌䉏䉎䇯
ᓇ㗀䉕ਈ䈋䉎␠ળⷐ࿃䈱ᬌ⸛䉅᳞䉄䉌䉏䉎
12
capital indicators affect health status of residents even
after controlling individual income and age factors.
Key Words: micro data, geodemographics, JGSS, self-rated
health, census, small area
健康な街と不健康な街 : 社会調査のミクロデータと
ジオデモグラフィクスのデータリンケージを通して
本研究では、居住者特性の地区類型であるジオデモグラフィ
クスを JGSS(日本版総合社会調査)データに結合し、地理
的な文脈性を考慮した主観的健康感のミクロデータ解析を
実施した。JGSS 累積データ 2000-2003 の調査地点の住所
26
Sasaki - Nakaya
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
情報に基づいて、日本全国の町丁・字レベルの地区類型デー
記述疫学分析における GIS とジオデモグラフィクス・
タである MOSAIC Japan(アクトンウィンズ株式会社)と
データの利用
JGSS データのリンケージを行った。調査地点のおよそ 95%
に地区類型の情報が付加され、これに基づいて小地域単位
での主観的健康感の地理的格差を分析した。結果として、
ジオデモグラフィクスは「どのような住民がその地区に住
んでいるか?」を分析する手法であり、その起源は都市社
会学に遡る。都市における社会構造や物理的環境の分析に
世帯所得や個人の年齢を調整した後でも、地区類型間で主
用いられるほか、近年は顧客分析をはじめとする意思決定
観的健康感の有意な差異が確認され、地区レベルでの所得
の場面で利用されている。小地域レベルの国勢調査データ
水準の高さや各種のソーシャル・キャピタル指標が、主観
の一般公開に伴い、日本においても研究のみならず商用目
的健康感と関連していることが示唆された。
的を意図としたジオデモグラフィクス・データが開発され
キーワード:ミクロデータ,ジオデモグラフィクス,JGSS,
主観的健康感,国勢調査,小地域
ている。その中の 1 つであるモザイク・ジャパンはアクト
ン・ウィンズ社が開発した商用ジオデモグラフィクス・デー
タである。このデータは、モザイク・タイプと呼ばれる 50
のカテゴリーで分類された地区タイプと、モザイク・タイ
プを 11 のグループに集約したモザイク・グループから成り
立つ。本発表ではインフルエンザにおける研究を例として、
Yoshinari KIMURA
Consulting Service Group, ESRI Japan Corporation
モザイク・ジャパンのデータを利用した記述疫学的な分析
手法について紹介する。
キーワード:GIS,ジオデモグラフィクス,モザイク・ジャパン ,
木村 義成
ESRI ジャパン(株)コンサルティングサービスグループ
記述疫学,インフルエンザ
Using GIS and Geodemographics data for Analysis
in Descriptive Epidemiology
Geodemographics is considered as one of the analysis
and we can refer to as ‘what kind of residents is living in
some area’; moreover, it originates in the study of urban
sociology. This analysis has been used to figure out some
⸥ㅀ∉ቇಽᨆ䈮䈍䈔䉎GIS䈫䉳䉥䊂䊝
䉫
䉫䊤䊐䉞䉪䉴䊶䊂䊷䉺䈱೑↪
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the issue that deal with social structures and physical
environment in urban area. In recent years, it has been
applied in the decision making process, especially for the
ESRI䉳䊞䊌䊮ᩣᑼળ␠
customer market analysis. One of the advantages is that by
䉮䊮䉰䊦䊁䉞䊮䉫䉰䊷䊎䉴䉫䊦䊷䊒 ᧁ᧛⟵ᚑ
offering shares small areal unit level of Japanese census
data to public, some commercial companies have developed
1
their database of geodmographics for both academic
use and commercial use. Mosaic Japan is one of those
䉳䉥䊂䊝䉫䊤䊐䉞䉪䉴(Geodemographics)䈫䈲䋿
commercial geodemograhic segmentation dataset which is
developed by Acton Wins Co. Ltd. Mosaic Japan classifies
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consumers into 50 neighborhood types which are called
Mosaic Type. Furthermore, those types are aggregated
• 䇺The Dictionary of Human Geography 4th.ed.䇻
(2000)
‹ 䇸䈬䈖䈮䋿䇹
‹ 䇸䈬䈱䉋䈉䈭ੱ䈏䇹
‹ 䇸䈬䉏䈒䉌䈇䋿䇹
‹ 䇸૑䉖䈪䈇䉎䈱䋿䇹
into 11 groups which are also called Mosaic Groups. In this
workshop, I would like to present the method of descriptive
epidemiolog y using this geodemographic dataset by
introducing the case study of influenza.
Key Wor d s: GI S , ge o demog r aph ic s , Mo s a ic Jap a n ,
descriptive epidemiology, influenza
2
2
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
27
Nakaya - Kimura
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
ᣣᧄ䈮䈍䈔䉎䉳䉥䊂䊝䉫䊤䊐䉞䉪䉴
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• Mosaic Japan
䉝䉪䊃䊮䊶䉡䉟䊮䉵䋨ᩣ䋩
• CAMEO
GMAP䉮䊮䉰䊦䊁䉞䊮䉫䊶䉳䊞䊌䊮
• Chomonicx
䋨ᩣ䋩䌊䌐䌓
3
3
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
Mosaic Japan
䉳䉥䊂䊝䉫䊤䊐䉞䉪䉴䊶䊂䊷䉺䈱૞ᚑᣇᴺ
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• Census Track䇮Post
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Code䇮↸ৼᄢሼ⇇
䇮↸ ᄢሼ⇇
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• Mosaic Group䋨10࿾඙ಽ㘃䋩
ᄢಽ㘃䈱࿾඙䊒䊨䊐䉜䉟䊦
• Mosaic Type䋨50࿾඙ಽ㘃䋩
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ಽᨆ䉿 䊦 ᚻᴺ
ዊಽ㘃䈱࿾඙䊒䊨䊐䉜䉟䊦
• SAS, SPSS
• 䉪䊤䉴䉺ಽᨆ╬
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4
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7
7
8
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Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
᰷☨䈮䈍䈔䉎䉳䉥䊂䊝䉫䊤䊐䉞䉪䉴
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
Mosaic Japan䈱䊐䉜䊚䊥䊷䊶䉿䊥䊷
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೑↪䈘䉏䈩䈇䉎䇯
• ACORN
CACI (1981)
• PiN
Pinpoint Analysis (1985)
• Super Profiles
CDMS (1986)
• Mosaic
CCN Marketing
g ((1986))
• Community Tapestry
ESRI (2003)
5
http://www.awkk.jp/mosaic/tree.html# 䉋䉍ᒁ↪
5
9
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
ESRI Community Tapestry
9
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
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6.63䉋䉍ᄢ䈐䈇 Ј᦭ᗧ᳓Ḱ1%
6
6
10
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
28
Kimura
10
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
emerging and re-emerging diseases in several provinces
䉳䉥䊂䊝䉫䊤䊐䉞䉪䉴䊶䊂䊷䉺䉕↪䈇䈢∉ቇಽᨆ
and the initiative will be expanded nation wide.
Case study of risk factor analysis
Background: Between January and July 2008, there
were 4143 persons with severe, acute watery diarrhea
in 18 cities and provinces in Northern Vietnam. Among
these persons, 649 had a positive stool culture for
Vibrio cholerae O1 (biotype El Tor, serotype Ogawa). We
conducted a prospective matched case-control study and
Primary care professionals and social marketing of health in neighborhoods: a case study approach to identify,
target and communicate with ‘at risk’ populations.
Jane Powell,
Powell Alan Tapp,
Tapp Judy Orme,
Orme Marc Farr Primary Health Care Research and Development 2007; 8: 22–35
11
spatial epidemiology to identify risk factors for cholera.
11
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
Methods: Cases were recruited from persons
admitted to hospitals with an acute onset of watery
diarrhea during March-April 2008. The age- and sexmatched controls were randomly selected from the case’
s neighborhood, had no recent history of diarrhoea and
had a negative stool culture for V. cholerae . All study
participants were interviewed with a standardized
questionnaire. 923 cholera cases were marked with GPS
after the first index was identified, and analysed with GIS
to identify distribution and transmission patterns.
12
12
Copyright@ ESRI Japan Corp.,2009
Results: A total of 120 cases and 456 controls
were enrolled. The risk factors for cholera by multivariate
analysis were eating "la mo" (a fresh vegetable served
exclusively with dog meat) (OR=25.7, 95% CI=6.0-111.0),
dog meat (OR=12.8, 95% CI=5.6-29.4), food served with
shrimp paste (OR=4.2, 95% CI=1.3-13.3), and blood pudding
第四部
(新潟大学の取組)
(OR=3.6, 95% CI=1.5-9.1). Spatial analysis of cholera
Thai Quang Pham and Minh Quang Nguyen
Researchers, National Institute of Hygiene and
Epidemiology
distribution indicates possible special-time clusters of the
タイ・クアン・ファム、ミン・クアン・ニュエン
研究員、ヴェトナム国立衛生疫学研究所
particularly items served with dog meat, was strongly
Communicable Disease Surveillance System and
Case Study of Risk Factor Analysis of Cholera
to increase food safety such as storing food at safe
Outbreak in Vietnam
diseases.
Conclusions: Consumption of special foods,
associated with cholera. Actions by the authorities
temperatures, avoiding cross-contamination and washing
fresh vegetables with clean water might have reduced
transmission of cholera.
Surveillance system in Vietnam
In this presentation, general information of communicable
disease surveillance and future development of GIS
surveillance in Vietnam is introduced. The topics of
objectives, methodology, and the reporting system of the
surveillance as well as legal and administrative aspects
are also included. Our surveillance system has recently
established epidemic alert and response action on
ベトナムにおける感染症サーヴェイランス・システ
ムとコレラ発生のリスク要素に関するケーススタ
ディ
ベトナムにおけるサーベイランス・システム
今回の発表は、ベトナムにおける感染症サーベイランスに
関する概説と GIS を用いたサーベイランスの将来的な展望
29
Kimura - Pham & Ngyen
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
について紹介する。サーベイランスの目的や方法、レポー
トの仕方に関する項目ならびに法的、制度的視点を論じる。
REPORTING TYPES
近年、我々のサーベイランス・システムは、新興・再興感
染症に対する流行警戒対策システムを構築し、先行的に数
† Urgent report
州で導入されており、今後全国的に展開する予定である。
- Within 24 hours
コレラ流行のリスク要因分析
† Routine report: - Weekly report
- Monthly report
背景:2008 年 1 月から 7 月までに、北部ベトナム 18 市州
において 4143 名の重症急性水様性下痢症患者が報告され
† Annual report
た。報告された患者のうち、649 名からコレラ菌(エルトー
ル・オガワ型)が検出された。我々はコレラ流行のリスク
2
要因を解明すべく症例対照研究と空間疫学分析を実施した。
方法:症例は、2008 年 3 月から 4 月までに急性水様性下痢
REPORTING MODE
症を発症し、
病院に入院した患者の中から選定した。対照は、
患者の近隣から年齢と性別が一致し、かつ下痢症の発症が
なく便培養検査からもコレラ菌が検出されなかった人々を
無作為に抽出した。調査に参加した患者、非患者全てに対
し統一した質問に回答してもらった。空間疫学分析に関し、
923 名のコレラ患者の地理座標を GPS を用いて取得し、患
者分布と流行伝播形態の分析を試みた。
結果:120 名の症例と 456 名の対照による分析の結果、“ 生
野菜 ”( オッズ比 25.7、
95%信頼区間 6.0-111.0)、
“ 犬肉 ” ( オッ
3
ズ比 12.8、95%信頼区間 5.6-29.4)、“ エビペーストの入っ
た食べ物 ” ( オッズ比 4.2、95%信頼区間 1.3-13.3)、ブラッ
ドプディング ( オッズ比 3.6、95%信頼区間 1.5-9.1) を摂取
したことがコレラのリスク要因として示された。コレラ分
布の空間解析によれば、コレラ患者の時空間集積が認めら
れた。
結論:特定の食べ物、特に犬肉を摂取したことがコレラ
発症との統計的有意な関連が示された。行政による食安全
対策、具体的には、適切な温度での保存、交差感染の予防、
安全な水での野菜の洗浄などを施すことによりコレラ流行
を減少させることが可能であると考える。
Responsibilities
† Regional institutes are responsible for all
surveillance activities and control of
communicable diseases of the provinces in
the region.
region
† Provincial Centre for Preventive Medicine is
responsible
ibl ffor surveillance
ill
activities,
i ii
control of communicable diseases in its
province.
i
† District Preventive Medicine centre is
responsible for all surveillance activities
and control of communicable diseases of
the commmunes in its district .
4
Surveillance system for communicable disease in Vietnam
Ministry of health
General dept. of preventive medicine & HIV/aids control
Data sources for surveillance
system
National institute of hygiene and epidemiology
General clinics, children
clinics, infectious clinics
Central hospitals
Regional Surveillance Unit
Regional IHE/Pasteur Institutes
General clinics
clinics, children
clinics, infectious clinics
Provincial hospitals
Surveillance Unit
Provincial Preventive
Medicine Centers
General clinics, children
clinics, infectious clinics
Di t i t hospitals
District
h
it l
Private clinics
Surveillance Unit
Di t i t surveillance
District
ill
teams
t
Pediatrics, infectious wards
Central hospitals
Pediatrics, infectious wards
Provincial hospitals
1. Hospital-based surveillance
(Hospitals, clinics)
2. Community-based surveillance
2
(communes, villages)
Commune medical station
1
30
Pham & Ngyen
5
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
Epidemic curve of cholera outbreak
in Vietnam, Jan- Oct 2008
C
Case
definitions
d fi iti
The standard case definitions of
Mi i t off h
Ministry
health
lth and
d WHO are
being applied nationwide
4677 clinical cases
649 lab confirmed cases
10
6
NEW REPORTING SYSTEM
(Early Warning And Response System)
Provinces with cholera in Vietnam, 2008
Threshold check
MOH
NIHE
National Hospitals
Regional Pasteur
Institutes
National and Regional
Hospitals
Provincial
P
o incial centre
cent e for
fo
Preventive Medicine
District centre for
Preventive Medicine
10
P
Provincial
i i l Hospitals
H
it l
District Hospitals
Commune health
Centre
11
7
WORLD CLASS QUALITY OF
RESEARCH IN EMERGING DISEASE
11
Case control study
† To identify risk factors
† Why?
† Benefits?
† What is needed?
† What is collected?
† Excellent data quality?
q
y
† Quality assurance?
† Definition
D fi iti
off cases and
d controls
t l
„ Using clinical, epidemiological
and lab criteria
† Enrolled prospectively
† Interviewed using standardized
questionnaire
12
8
Clinical cholera cases in
Vietnam, 1996 – 2008*
12
Summary results of
case control study
120casesand456sexandagematchedcontrols,52variableswereanalyzed
Variables
Cases exposed
Crude OR (95%CI)
㵰La mo” vegetable
9,6 (3.8 - 24.4)
25,7 (5.9 - 110.9)
16
12,9 (7.0 - 23.7)
12.8 (5.6 – 29.4)
51
3 9 (1.7
3,9
(1 7 - 8.8)
8 8)
4.2 (1.3
(
– 13.3))
10
3,1 (1.7 - 5.9)
3.7 (1.5 – 9.1)
21
Dog meat
Foods
F
d with
ith shrimp
h i
paste
* Jan – 8th Oct 2008: 4677 clinical cases, 649 lab
confirmed cases
Bl d pudding
Blood
ddi
9
9
Adjusted OR (95% CI) (%)
13
13
31
Pham & Ngyen
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
GIS Analysis on the Conditions of Outpatients at
Two Prefectural Hospitals in Tokamachi City
Complementary studies
† Positive samples from 30 dog meat
restaurant investigations
Due to the rapid aging of the Japanese population,
demands for medical services are increasing. Besides,
„ 2/48 dog meat samples
depopulation especially in non-urban areas is also
† Positive samples from case
i
investigations
ti ti
accelerated, which could threaten the community to be
economically unsustainable and suffering from shortage
3/134 fresh water
6/74 waste water
19/277 surface water
3/567 raw vegetable
1/57 dog meat
86/513 contacts
„
„
„
„
„
„
in human recourses. Because of these situations, the
medical supply and demand is out of balance, that has been
recognized as a nation wide problem. In order to overcome
14
14
the difficulties, analysis on current demands and prospect
of appropriate medical services are urgently required.
The demands for medical resources vary depending on
Conclusions
demographical features of the population. GIS is a suitable
† Primarily a food safety issue
trying to evaluate the medical supply-demand balance in
† Hygiene and sanitation are
contributing factors
Tokamachi-city, Niigata, Japan, and discuss about the ways
† Recommendations to increase
food safety
from the view point of medical facilities.
method to assess such demographic aspects. We are
of appropriate distribution of medical resources, especially
新潟県十日町市内の2県立病院における GIS を用い
15
15
た外来患者の通院状況の分析
急速な高齢化により医療サービス需要は高まっているが医
療機関などの供給側の対応が追いつかない状況が生じてい
る。また、非都市部を中心とした過疎化は高齢化とあいまっ
て地域の活力を低下させ、時にはこうした地域の自立を危
Taeko OGUMA
うくしている。このような状況を背景に医療サービス需給
MD and Graduate Student, Niigata University
1, 3
Taeko Oguma, MD
2
1
ある。医療サービス需要は対象人口の構成や地域の事情に
, Kazumi Namba , Satoshi Sasaki, Ph.D. ,
3
4
Yoshihisa Tsukada, MD , Katsuya Fuse, MD , Naohito Tanabe, MD,
1
1
1
Ph.D. , Reiko Saito,MD, Ph.D. , Hiroshi Suzuki, MD, PhD.
1
2
3
4
は、新潟県十日町市の医療需給の評価と医療資源の適正配
Department of public health, Niigata University
graduate school of dental and medical sciences
置について医療施設に焦点を当てて検討した。
Niigata University School of Medicine
Niigata prefectural Tokamachi hospital
Niigata prefectural Koide hospital
小熊妙子
1.4
3
2
1
4
5
、南場一美 、佐々木諭 、塚田芳久 、布施克也 、田辺
1
直仁 、斎藤怜子 、鈴木宏
1
影響を受け、また時間の経過と共に変化するものであり、
これらを評価する手段として GIS は有用と考えられる。我々
小熊 妙子
医師、大学院生、新潟大学
2
の不均衡は全国的に問題となっており、その対応が急務で
ᣂẟ⋵චᣣ↸Ꮢౝ䈱䋲⋵┙∛㒮䈮䈍䈔䉎
䌇䌉䌓䉕↪䈇䈢ᄖ᧪ᖚ⠪䈱ㅢ㒮⁁ᴫ䈱ಽᨆ
1
ዊᾢᅱሶ䋱䇮䋴䇮ධ႐
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Ⴆ↰⧐ਭ䋴䇮Ꮣᣉస਽䋵䇮↰ㄝ⋥ੳ䋲䇮ᢪ⮮ᕀሶ䋱䇮㋈ᧁብ䋱
新潟大学大学院 医歯学総合研究科 国際感染医学講座 公衆衛生学
分野
新潟大学大学院 医歯学総合研究科 地域予防医学講座 健康増進医
学分野
3
4
5
新潟大学医学部、 新潟県立十日町病院、 新潟県立小出病院
䋱ᣂẟᄢቇᄢቇ㒮 කᱤቇ✚ว⎇ⓥ⑼ ࿖㓙ᗵᨴකቇ⻠ᐳ ౏ⴐⴡ↢ቇಽ㊁
䋲ᣂẟᄢቇᄢቇ㒮 කᱤቇ✚ว⎇ⓥ⑼ ࿾ၞ੍㒐කቇ⻠ᐳ ஜᐽჇㅴකቇಽ㊁
䋳ᣂẟᄢቇකቇㇱ䇮 䋴ᣂẟ⋵┙චᣣ↸∛㒮䇮 䋵ᣂẟ⋵┙ዊ಴∛㒮
32
Pham & Ngyen - Oguma
1
Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
背景~医療需給評価~
医療需給評価
医療費の増加
医師・看護師不足
高度化 複雑化
医療の高度化・複雑化
医療
䋲䈧䈱∛㒮䈱ᢛᒻᄖ⑼䇮ౝ⑼䈻䈱ㅢ㒮ᖚ⠪䈱
ಽᏓ䋨䊄 䊃ኒᐲ䋩
ಽᏓ䋨䊄䉾䊃ኒᐲ䋩
2006ᐕ1᦬
高齢化
要福祉、要医療人
の増加
口の増加
供給
ᢛᒻᄖ⑼
ౝ⑼
需要
非都市部
の過疎化
背景の人口構成が時間の経過と共に変化しながら
需給バランスに影響する
→ GIS を用いた分析
⿒䋺᧻ઍ∛㒮
㕍䋺චᣣ↸∛㒮
2
6
⺞ᩏ࿾ၞ ᣂẟ⋵ චᣣ↸Ꮢ
⺞ᩏ࿾ၞ䋺ᣂẟ⋵
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Human Health GIS (vol.1, no.1, Mar. 2009)
ブース出展の協賛企業のご紹介
ESRI JAPAN 株式会社
◇ ESRI ジャパンは、米国 ESRI 製品(ArcGIS ファミリー
など)の総販売代理店、及び地理画像解析ソフトウェ
アである米国 ERDAS 製品(ERDAS IMAGINE、LPS など )
の販売代理店として、空間情報に関わるすべての情報
に対応した GIS ソフトウェアの提供を行い、グローバ
ルな GIS コミュニティの成長を支援しています。
◇ 世 界 の GIS ソ フ ト ウ ェ ア で ト ッ プ シ ェ ア ー を 誇 る
「ArcGIS」
。
「ArcGIS」の最新バージョン 9.3 は、操作性、
周辺テクノロジ(Microsoft® Virtual Earth™ 、Adobe、
Google など)への親和性向上により更に使い易くなり
ました。
◇ 新 潟 大 学 は、 日 本 国 内 で も い ち 早 く、ArcGIS (full
extentions) をサイトライセンスにより、全学に導入。
ESRI ジャパン社と、学内初心者セミナーなどのワーク
ショップはもとより、教育・研究部門で連携しています。
三菱電機 株式会社 COCO-DATES
◇ COCO-DATES(ココデイツ)とは、GPS 測位情報と気
象衛星観測情報を元に位置と時間を証明する三菱電機
の特許技術。自然現象は先読み不可能なので時間を偽
れません。測位情報と気象画像情報を合わせ符号化
(ハッシュ化)し証明コードとして用います。
◇ 平成 19 年、
この COCO-DATES の技術をベースとした「自
新潟市におく異業種の企業6社の連携により設立され
ました。
◇ 協議会は、① GIS 基盤技術の拡充、②新市場の創生、
③災害時における地図情報の集約発信です。中越大震
災の教訓を踏まえ、平常時より①空間情報の 共有 / 流
通、②運用する人間の空間情報リテラシーの向上、③
非常時の現場における受け皿的な組織作り、などを目
指しています。
◇ 新潟県中越沖地震の際、新潟県は、被災地域の効率的
な災害対応を実現し、早期の復旧・復興に資するため、
「平成 19 年新潟県中越沖地震復旧・復興 GIS プロジェ
クト」の一環として「地図作成班(EMC)」を立上げま
した。産官学連携により、にいがた GIS 協議会も、こ
の「EMC」において復旧・復興に向けて活動を行いま
した。
◇ 新潟大学も、特別会員として参加。新潟大学長が特別
顧問を務めています。
編集後記
保健医療 GIS 国際シンポジウムも四回目を迎えました。平
成 17 年度の設置以来、GIS の学内推進で新潟大学に国際
拠点をつくるという使命を背負ってきた国際学術サポート
オフィスプロジェクト(大学国際戦略本部強化事業)も、
あと1年を残すのみとなりました。今年度は、
「GIS を活
用した Geo-Evidence Based Public Health(GBPH)による
治体における新事業モデル開発研究プロジェクト」が、
公衆衛生サービス・イノベーションをめざす公衆衛生高度
日本科学振興機構(JST)の「シーズ顕在化:フィージ
職業人育成プログラム」(大学院・特色ある短期留学プロ
ビリティスタディー」に採択され、三菱電機、新潟市、
グラム)が無事、文部科学省に採択され、この枠組みを活
新潟大学の産官学連携による実証実験が行われました。
用して、来年度からは米国ロマリンダ大学とマレーシア・
◇ 三菱モービルマッピングシステム「MMS」は、高精度
GPS 移動計測装置です。高精度測位技術とレーザプロ
ファイラ、カメラなどの機器を車両に搭載し、走行す
るだけで高精度な 3 次元地図データを効率的に取得し、
3次元空間情報を効率的に表現します。3次元空間情
報を高精度に取得・表示するソリューションを提供し
ます。
ケバングサン国立大学との国際学生交流が始まります。
医学には門外漢のサポートスタッフに勉強と実践の機会
を与えてくださった鈴木宏ヒューマンヘルス GIS センター
長をはじめ、地域の力でこのプロジェクトを支えてくだ
さった新潟県、新潟市、にいがた GIS 協議会の皆様、そし
てサポートオフィスを民間のシビアな感覚で運営しつつも
温かく私たちスタッフを指導してくださった田中亨教授
に、この場を借りてお礼を申上げる次第です。また、今後
とも、新潟大学ヒューマンヘルス GIS センターが、皆様の
共催団体のご紹介
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変わらぬご支援とご期待をいただけますよう、よろしくお
願い申し上げます。
にいがた GIS 協議会
デザイン・編集・コーディネート 関山 茂樹
◇ にいがた GIS 協議会は、平成 17 年 8 月 25 日に本社を
新潟大学 国際学術サポートオフィス
ヒューマンヘルス GIS:地理情報システムの保健医療分野への応用
第1号 2009 年 3 月5日発行
ISSN 1883-7379
編集・発行 国立大学法人 新潟大学コアステーション ヒューマンヘルス GIS センター
連 絡 先
〒 951-8510 新潟市中央区旭町通1番町 757
国立大学法人 新潟大学 医歯学総合研究科 公衆衛生学教室
電話 025-227-2129
印
刷
昭栄印刷 株式会社
Geographic Information System for Human Health:
GIS Based Research and Education in the field of Public Health
ISSN 1883-7379