資料4 第1次総計概要図(PDF 321KB)

資料4 第1次掛川市総合計画の概要
基本構想政策体系図
■将来像:
「海と山と街道がつながり
将来像(案)
夢・未来を創るまち」
~健康・安全・安心、心豊かに暮らせるまち
掛川~
~将来像、まちづくりの基本理念、政策大綱~
■まちづくりの基本理念
「海と山と街道がつながり、夢・未来を創るまち」の意味
「海」とは遠州灘であるとともに、「海」に面した大東区域と大須賀区域を意味し、「山」とは市北部の山間地であるとともに
掛川区域を意味しています。この「海」と「山」は、本市が多彩な地域資源に恵まれていることを象徴するものであり、豊かさ
を備えたふるさとであることを示しています。そして「街道」とは、東西に横断するJR東海道新幹線、東名高速道路などをは
じめとする広域交通体系を意味し、我が国の「人」「もの」
「情報」の動脈を抱えていることを示しています。この「街道」とい
う言葉には、城下町や宿場町として発展してきた歴史あるまちであることも意味しています。
「連携と交流」のまちづくり(連携と交流による活力向上)
「生涯学習と価値創造」のまちづくり(生涯学習と地域価値の創造)
将来像では、この「海」と「山」が融合し、さらに「街道」と連携することによって、本市の持つ多彩な地域資源や、これま
で築いてきた歴史文化を土台としながら、市全体のさらなる飛躍への可能性が広がり、市民の「夢」を実現し、希望ある「未来」
を創造していくことができるまちの実現をめざします。
「協働と持続的発展」のまちづくり(協働と持続的発展体制構築)
さらに、市民の暮らしの視点における実現すべき姿として「健康・安全・安心、心豊かに暮らせるまち 掛川」を掲げます。
市民生活における率直な願いであり、原点でもある「健康」「安心」「安全」で「心豊かな暮らし」を創造することにより、初め
て「夢・未来を創るまち」の実現が可能となります。全ての市民が健康で安全な環境の中で安心して暮らすことができ、これま
で先人が培ってきた郷土の歴史や文化に「誇り」を感じ、自分、家族、隣人、地域に対して「愛」を育み、市民一人ひとりが「幸
せ」を実感できる、
「心の豊かさ」を大切にして暮らしていけるまちをめざし、市民一丸となって取り組んでいきます。
「健康と豊かさ」のまちづくり(健康と生活環境の向上)
保健医療福祉分野
環境生活分野
教育文化分野
産業経済分野
都市基盤分野
防災危機管理分野
協働交流・行財政分野
◆市民だれもが健康で安ら
かに暮らせるまち
◆地球環境を守り、豊かな自然と人
が未来に向かって共生するまち
◆生涯にわたり自己を高
め、心豊かに暮らせるまち
◆利便性に優れ、快適な暮
らしを創出できるまち
◆災害に強く、市民が安心
して暮らせるまち
少子高齢社会の進展を踏ま
え、子育て支援・子ども支援体
制、介護サービス、高齢者の生
きがいづくり、障害者の支援体
制などを充実させるとともに、
市民、事業者、行政が連携し、
地域で福祉を支える仕組みを構
築します。市立総合病院の機能
充実や関係医療機関との連携を
進めて、地域医療体制の強化を
図るとともに、要介護状態への
予防や生活習慣病対策などの健
康管理体制の充実を図り、乳幼
児から高齢者まで、「市民だれ
もが健康で安らかに暮らせるま
ち」を築きます。
私たちが今後、持続的発展が可能な潤い
のある社会を構築していくため、環境問題
を全ての人が自分自身の問題として捉え
「地球規模で考え、地域で行動する」こと
ができるまちづくりを進めます。省エネル
ギー・省資源、風力や太陽光などの再生可
能な自然エネルギーの有効活用を推進し、
4R活動などに取り組みながら、便利すぎ
る社会から不便を感じない程度の環境低
負荷社会への転換を図って、
地球温暖化の
防止に努め、地球環境への負荷が少ない循
環型社会を構築します。さらに、広大な森
林が広がる北部山間地、中央に位置する小
笠山、南部の遠州灘や河川など、本市の持
つ豊かな自然環境を保全・継承し、自然を
尊重した生活環境の形成に向けて、豊かな
緑と美しい水辺に囲まれた清潔で健康的
な自然と共生する潤いのあるまちづくり
に努めることで、「地球環境を守り、豊か
な自然と人が未来に向かって共生するま
ち」を築きます。
学校、家庭、地域の連携によ
る地域の教育力の強化、充実を
通じて優れた教育環境を築き、
社会を担い、活躍できる人材を
育むまちを目指します。本市に
は、掛川城、高天神城、横須賀
城が築かれ、城下町、宿場町と
しての歴史を備えています。市
内それぞれの地域の歴史、文化、
伝統を尊重し、郷土に対する誇
りや愛着を育むまちづくりを進
めるとともに、「生涯学習」の理
念を継承し、市民一人ひとりが
豊かな人生を送ることができる
ように、自らの目標に向かって
学び続けることができる、「生
涯にわたり自己を高め、心豊か
に暮らせるまち」を築きます。
◆多様な産業が調和しなが
ら発展し、市民が豊かに暮
らせるまち
新市としての一体性向上や地
域全体の均衡ある発展に向け
て、南北幹線道路をはじめとす
る道路網の整備や地域公共交通
の充実に努めます。さらに、新
幹線や東名高速道路などの広域
交通体系や情報通信基盤を有効
活用して利便性を高め、人、モ
ノ、資金、情報が活発に交流す
る舞台を創出します。集客力に
優れた魅力ある中心市街地の形
成をはじめとして、市民が暮ら
しやすい質の高い生活基盤の創
出に努め、「利便性に優れ、快適
な暮らしを創出できるまち」を
築きます。
大規模な地震をはじめとする
自然災害に備え、地域防災体制
の強化、建物の耐震性強化、津
波対策の充実などを通じて、災
害に強いまちづくりを進めま
す。市民の期待が高い消防救急
体制と防災関連施設を充実させ
るとともに、地域と連携した防
犯体制の強化や交通安全施設の
整備推進、凶悪犯罪の防止に努
めます。原子力発電所の徹底し
た安全管理を求めるとともに、
テロや武力攻撃災害などあらゆ
る不測の事態から市民の生命と
財産を守るため、全市一体とな
った危機管理体制を構築し、
「災害に強く、市民が安心して
暮らせるまち」を築きます。
◆協働の力にあふれ、効率
的で良質なサービスが提供
できるまち
有力企業の誘致、地元企業へ
の支援充実などを通じて企業の
立地と成長を促進し、雇用機会
を拡大し、活力あるまちを目指
します。さらに、買物客の利便
性向上、観光振興と連携させた
魅力ある商店街の形成、地域密
着型ビジネスの育成などを通じ
て、賑わいのある商業地域の創
出に努めます。また、農業の持
つ多面的機能を活かすととも
に、茶を中心とした多彩な農産
物のブランド化、地産地消の推
進などを通じて、農業の個性と
競争力を強化し、「多様な産業
が調和しながら発展し、市民が
豊かに暮らせるまち」を築きま
す。
市民がまちづくりに積極的に
参加し、協働のまちを目指すと
ともに、男女共同参画の推進や
地域コミュニティを大切にし
て、市民相互のふれあい豊かな
地域社会を築きます。行政組織
のスリム化に努め、効率的な行
政運営を実現するとともに、市
民満足度の高いサービスの提供
のため、情報通信技術(ICT)
の有効活用も合わせ、市民と行
政の情報共有化、公聴機能の充
実、広域的課題に対する周辺市
町との連携など、全市一丸とな
った行政改革を推進し、「協働
の力にあふれ、効率的で良質な
サービスが提供できるまち」を
築きます。
基本目標
基本目標
基本目標
基本目標
基本目標
基本目標
基本目標
1.安心して子どもを生み育て
ることができるまちづくり
2.健康長寿市民が多いまちづ
くり
3.お互いを尊重し支え合って
暮らせるまちづくり
1.地球環境への負荷が少ないまちづく
り
2.豊かな自然環境を守り育てるまちづ
くり
3.清潔で健康的な暮らしができる生活
環境があるまちづくり
1.子どもたちの健全な心と体
と生きる力を育むまちづく
り
2.生涯を通じて豊かな人生が
送れるまちづくり
3.ふるさとへの誇りと愛着を
育てるまちづくり
1.豊かな市民生活を支える力
強い産業が育つまちづくり
2.にぎわいと出会い溢れるま
ちづくり
3.安全な食の提供と農業の価
値が高まるまちづくり
1.社会を支える安全・快適な
道路網が整ったまちづくり
2.公共交通が整い便利な暮ら
しができるまちづくり
3.バランスの取れた快適な居
住環境に恵まれたまちづく
り
1.災害に強く安心して暮らせ
るまちづくり
2.消防救急体制が充実したま
ちづくり
3.交通事故・犯罪のないまち
づくり
1.活発な市民活動に支えられ
た協働によるまちづくり
2.行財政の効率化を徹底し、
市民とともに行政改革を進
めるまちづくり
3.活力ある地域社会が育つま
ちづくり
4.男女が共に支え合うまちづ
くり