目 次 - つくば市国際交流協会

2007.12
VOL.46 記念増刊号
〒305-0032 つくば市竹園1-10-1
発行:TIVONAの会
tel029-869-7675
http://www.tsukubacity.or.jp/inter/index.html
目
fax029-851-9797
[email protected]
次
TIVONA の会記念誌発行によせて .............................................. 1
日本語教室 15 周年を迎えて ...................................................... 2
講師から ................................................................................. 14
関係者から.............................................................................. 15
受講生から.............................................................................. 15
編集後記 ................................................................................ 17
資
料 .................................................................................. 18
日本語講座 15 周年記念誌
TIVONA の会記念誌発行によせて
財団法人つくば都市振興財団
理 事 長
鈴 木
宏
この度は、財団法人つくば都市振興財団の日本語講座 15 周年に伴い『TIVONA
の会記念誌』を発行され誠におめでとうございます。
この財団法人つくば都市振興財団の日本語講座事業は、平成 3 年 3 月財団開設時か
ら、在住外国人の支援事業として懸案事項となっており、模索しておりましたところ、
皆様の温かいご協力・ご支援のおかげで 2 年目にして実現することができました。
この日本語講座の特徴は、開催準備当初から日本語講師ボランティアの皆さんが財
団と協力して作り上げたと言う事です。TIVONAの会が発足したのは、開始から
2 年後だったでしょうか。私どもの主催する日本語講座をより充実させるという素晴
らしい発足趣旨を知り感心しておりました。0(ゼロ)からの出発だった日本語講座
を今日までに育て、支えてくださったのは、TIVONAの会を始めとするボランテ
ィアの皆さんの熱意と行動力無くしては考えられません。
また、開催は出来ても、それを維持・継続・向上して行くことは大変なことです。
15 年続き、指導した生徒さんは 76 カ国から 2,300 人、指導された講師ボランティア
が 207 名(2007.9 現在)とこの数字からも、いかに沢山の人々が係ったかがわかりま
す。この他、講演会、料理教室、バスツアーなど課外事業や勉強会などを考えると数
え切れないほどです。
講師の方につきましても、日本語が母語だからといって簡単に指導できるものでは
ないことをよくご理解されており、中には東京で開催されている日本語講師の養成講
座や大学で勉強を積み、そこで培った知識や技術をつくばの講座でボランティアとし
て発揮し、経験を積み上げながらさらに完成されていった方も多数見受けられました。
また、どの方も仕事を持ちながら、又は家事や育児をしながらも講師ボランティアを
されていることを思いますと、この講座で教えるために費やしたお金、時間、労力は
並々ならないと思って感謝しています。
そのような中でも、いつも笑顔を絶やさず、ある時は生徒さんのわがままや困りご
となどを広い心で受け止めてくださったことが、今日の日本語講座の盛況振りや外国
人の持つ、つくばのイメージアップにも繋がっていると思います。
最後に、
「TIVONAの会」のますますのご発展を祈念いたしまして、お祝いとさ
せていただきます。
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日本語講座 15 周年記念誌
日本語教室 15 周年を迎えて
TIVONA の会 会長
清水 晃
1992 年 10 月につくば都市振興財団(以下 財団)による日本語教室が始まりまし
たので、今年はちょうど 15 周年を迎えることになりました。先ずは、15 年にわたり
教室を運営してこられた財団の見識と実績に敬意を表します。この間、70 ヵ国、2,300
人を越す外国人対して、日本語教育を継続的に実施してきたことは、高く評価される
べきものであります。つくばに来た外国の人達が、少しなりとも日本語を勉強するこ
とにより、快適な日本滞在が出来る、日本語を勉強するプロセスを通して日本の社会・
文化などを知る、また、いい日本の思い出を持って帰国してもらうことは、つくばと
いう街にとって重要なことであります。
この日本語教室は、財団により国際交流活動の一環として運営されていますが、教
室内の活動は TIVONA の会(Tsukuba International Volunteer Organization of
Nihongo Association)によって維持されてきました。TIVONA の会は、この教室を
支援するボランティア日本語講師のグループで、教室で教えるかたわら日本語教育に
ついて勉強をしてきました。教室が 15 年継続できたのは、これまで会に参加し運営
に携わってこられた多くの方々の努力の結果でもあります。15 周年を記念してこれま
でこの教室に関係してこられた方々からのメッセージ、活動の記録などを掲載したこ
の TIVONA 通信の増刊号を皆様にお届けできることを大変うれしく思います。
この教室は、週日の夕方、社会人の方々に参加しやすい時間帯に開催されているこ
とが特長の一つです。市内にはいくつもの日本語教室がありますが、仕事を持つ一般
の社会人が受講できる数少ない教室の一つであり、つくば市に滞在する外国人達に最
低限の日本語を勉強する機会を提供しているという意味で貴重な存在であります。
我々にとってもこの教室は貴重な存在です。これは我々自身もあまり気がついてい
ないことなのですが、15 年間教室を運営することにより蓄積された教室運営のノウハ
ウ、講演会その他でお世話になった日本語教育界の諸先生方、教室活動に参加された
約 200 名の日本語ボランティア講師や近隣のグループとのネットワーク、教室での授
業の進め方についての知識などは、すべて一朝一夕には得ることの出来ない貴重なノ
ウハウであります。財団としてはこれらが貴重な財産であることを改めて認識し、こ
れからの教室の運営に役立てていただきたいと思います。
今後、つくばにおける国際交流はますます重要なものになっていくものと思われま
すが、日本語教室はそのベースとなる重要な活動であり、これまで財団によって運営
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日本語講座 15 周年記念誌
されてきた教室が、今後 10 年、20 年と継続され、さらに多数の「知つくば派」の外
国人の輪が海外に広がっていくことを願っております。TIVONA の会として、われわ
れもその一翼を担い、さらに充実した内容の教室活動ができるよう、これからも研鑽
を積んでいきたいと考えております。
―講師から―
二の宮公民館のころ
小須賀 洋 (TIVONA の会初代会長)
もう十年以上前の話です。日本語講座は二の宮公民館をほぼ借り切ったような形で行っ
ていました。週に1度ですが、1,2階の部屋を使って、初級から日本語の会まで一斉に行い
ました。もっとも思い出深いものは、比較的広いひとつの部屋を二つに分けて講座を行った
ことです。色々な制約があったにもかかわらず、和気あいあいといった感じで進みました。
ひとつの部屋を二つのグループで使う利点は、何といっても休憩の時間です。同国の人、
又は同じ言葉を話す人は、ささやかなコーヒーや紅茶を飲みながら楽しそうに情報交換し
ていたような気がしました。非常に懐かしい思い出となっています。
米国のテキサスから来ていたある婦人は、日本語の進歩は極めて遅かったのですが、こ
の教室が気に入ったようで、いつもニコニコとして初級の椅子を暖めていました。日本語教
室のほかに着物教室などにも通っていたようでした。いつも連れてきたお嬢さんはとてもや
んちゃなお子さんでしたが、途中から東京の私立の学校に通われたそうで、途中から会え
なくなってしまいました。帰国が近くなったころに再びお嬢さんを連れて教室に見えたとき、
随分と大きくなったな、と感じたものでした。
その頃は、年に1,2度バスハイクをしていました。随分といろいろな所へ連れて行って頂
いたような気がします。何回目かのバスハイクで、下の娘とその友達を連れて益子へ行き、
湯飲み茶碗の絵付けをして、後で送っていただいたように記憶しています。財団の方々は、
その度ごとにお昼ごはんが誰でも食べられるおかずにするのに苦労されていました。野菜
や鶏肉のおかずになるように工夫していました。
個人的には、多くの生徒さんや先生方との出会いがありました。「ちょっと1年ばかりやっ
てみようか」が10年以上も続いてしまいました。当時先生をしていた N 夫人が、「10年会長
をしたら○○温泉で、好きなだけビールを飲ましてやるから・・・・。」などという甘いお言葉
につられて10年ほど会長をしてしまいました。多分、二の宮公民館での色々なこととの出
会いがあって、続けてこられたのだと感謝しています。今は、仕事の都合などもあって、講
座に参加できない状態ですが、いつかまた、復帰したいと思っています。
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日本語講座 15 周年記念誌
漫画と日本語の教材
守中 正
国際協力の広報雑誌「をちこち(遠近)」19 号(Oct./Nov. 2007)に「マンガから MANGA
へ」という特集記事がありました。この特集では、いまや「 MANGA 」は世界に通用する国
際語になっていますと述べ、アメリカ、フランス、ドイツ、ブラジル、タイ、韓国、中国の最新
マンガ事情を紹介しています。また、日本で出版されたマンガ、アニメを楽しむため、日本
語の学習を希望するようになり、さらに日本の文化や言語に関心を寄せるようになる人もあ
る、とのことです。
カピオの日本語講座第31期では 3 人の講師が「読み書き」クラスを受け持っています。2
0人程の受講者は漢字を使わない国々の出身者で、仮名、漢字の読み書きを学習する人、
日本語能力試験各級合格を目指す人、自分のペースでその時々に必要な表現を自習す
る人、複数の外国語に関心のある人等々さまざまです。従って各受講者の目的に合う教材
を選び、3人は時間中あちこちに移動しながら、質問に答えています。
先日、「楽しい授業のための工夫、教材を考える」という研修を受けましたが、その中にマ
ンガが教材になる例がありました。また、上述の特集の中でもスペインの日本語教師 Marc
Bernabe 氏が「マンガで日本語」(スペイン語)という教科書を出版し、6ヵ国語に翻訳されて
いて、「マンガやアニメを導入することは(中略)生徒の集中力とモチベーション・レベルの
維持・増大に貢献する」と述べています。私たちはマンガを教材に利用したことはまだあり
ません。
私にとって漫画といえば、少年の頃読
んだ「のらくろ二等兵」から始まる「のらく
ろ」シリーズと、「冒険ダン吉」、戦後の新
聞4こま漫画「サザエさん」が身近に感じ
られる程度です。この特集を読んで、日
本の漫画が持つ影響の大きさをつくづく
考えさせられました。漫画を教材に利用
するには、漫画にもっと親しみを持たな
ければなりません。
2007.9 第 30 期終了式
カピオの日本語講座が始まってから15年、その間、先輩講師と事務局の方々が持ち続け
てこられた努力を思います。所謂後期高齢者に属する私もボランティアに加えてくださるこ
とを感謝しています。
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日本語講座 15 周年記念誌
TIVONA の会に出会ってから、、、
岡田 叔子
(在ベトナムハノイ)
学生時代、TIVONA の会でお世話になってから、10 年も経ってしまいました。私が初め
て日本語を教えたのが、TIVONA の教室です。半年ほどの入門クラスでした。その後、韓国
へ留学、卒業、就職、、、と日本語教育からずっと遠ざかっていました。しかし、TIVONA の
クラスでの楽しかった思い出がずっと忘れられず、いつかは海外でも教えたいと思ってい
た気持ちが強くなってきました。そんな時、幸いにもベトナムで日本語を教える機会に恵ま
れました。
私は今、ベトナムのハノイにある「ベトナム日本人材協力センター」へ 2 年間の任期で来て
います。このセンターは JICA のプロジェクトの一つとして設立されました。文化紹介等の交
流事業のほか、”5S”や”Quality Control”等の講義を行うビジネスコース、そして日本語コ
ースの 3 本柱で運営されています。私は、日本語コースで一般向けのコースを受け持つほ
か、日本語教師向けセミナーの実施運営、日本語教育機関向けのニュースレターの発行な
どの業務にも携わっています。しばらく日本語教育から遠ざかっていたにも関わらず、再び
日本語教育に関わることができたのは、TIVONA の会で一緒にクラスを担当された川辺先
生の存在あってのことです。川辺先生は、より専門的に日本語教育を学びたいと大学に入
学され、ずっとご自分のスタイルで日本語教育に関わっていらっしゃいます。「いつからで
も、どんな形でも日本語教育に関わることができるんだ」と勇気づけられました。
TIVONA の会は、日本語学習者の学びの
場としてだけではなく、日本語教育に興味が
ある人たちの学びの場でもあったと思います。
私も大学の授業だけでは経験できない貴重
な勉強をさせていただきました。こうして、
TIVONA の会でお世話になってから 10 年後
に再び日本語教育に携わることができ、とて
もうれしく思っています。
1992.1 バスハイク
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日本語講座 15 周年記念誌
3 年目の今
日比野 光子
日本語教室のボランティアに参加させていただいて 3 年が経ちました。最初の頃は夕方
授業がある日は朝から他のことが手につかないくらいに緊張していましたが、生徒さんたち
の笑顔に助けられてだんだんその緊張も解け、今はこの仕事に出会えたことの幸せを心底
感謝しながら楽しんでいます。私がその幸せを感謝している点は主に 3 つです。
生徒さんたちが皆とても率直で心温かいこと。外国人と接していていつも強く思うことです
が、とにかく表情がとても温かい方が多い。フレンドリー(すみません、日本語を使わなくて)
という言葉がぴったりで、共に教室に在れて良かった、という気持ちになります。話したい、
という気持ちが笑顔を作るからでしょうか?
新しいことを学ぶ喜び。 日本語を教えるには沢山のことを勉強しなくては出来ません。で
も勉強のための勉強ではなく、生徒さんたちに実際に教える事を前にしての勉強は我なが
ら真剣になります。その緊張が好きです。(売るために仕入れるみたいですが) わからな
い学習者の立場に立って授業を組み立てる、を大事に考えて歩いています。
良い教師仲間に恵まれたこと。 これは書くまでもなく読者の皆様が存じていて下さること
ですが、絶えず向上を目指して努力している先輩の先生方の姿は本当に美しいです。職
場に恵まれる、ということがありますが、私も一生懸命やろう、と自然に思える熱気のようなも
のがこの教室には感じられます。
嗚呼! 「ネタさがし」の日々
田口 正志
緊張しながら参加した初めての説明会から、あっという間に2期・1年が過ぎ、気がつけば
今期で 3 期目になる。初めてのクラスは『にほんご 3』。テキストの学習範囲が決まっており、
その中で授業の進み具合を調整しつつ、1 課・数ページという内容にどのようにボリューム
を持たせて授業を組み立てるか? という難しさがあった。次が『日本語の会』。ここでは逆
にテキストのない難しさ、ゼロから授業を作り上げる事の難しさがあった。そして今期再び
『日本語の会』。最近では TV・ラジオ・本や新聞などから、授業のネタになりそうなものを常
に探すようになり、ゼロからの授業作りが楽しくなってきた。今後は音声や動画、映像を利
用するなど、テキスト・板書・プリントだけではない「五感に訴える授業」ができたらと考えて
いる。本当に生徒たちに必要なものは何かを考え、それらを正しく学習する事ができるよう
に、これからも私の『ネタ探し』の日々は続く・・・。
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日本語講座 15 周年記念誌
日本語講座 15 周年おめでとうございます。
山田 信子
このたびは、日本語講座 15 周年おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
この原稿を書くにあたって、この1ヶ月間は、私が日本語講座に携わった間の様々なことを
思い出していました。半年ごとに開催する日本語講座、講演会の開催、教材調査、春のフ
ェスティバルでの「ヨーヨーつり」、バス旅行、料理教室などなど、毎年一年を通じてたくさん
の行事がありました。生徒も先生もいろんな職業、世代、文化背景を持った人たちが交わり、
お互い刺激しあいながら共に学ぶ出会いの場でもありました。
そんな中、文化や習慣の違う外国人相手だからこその、出来事もありました。確か、後期
の 10 月からのクラスの初日だったと思います。季節はずれの大型台風の上陸とちょうど重り、
日本語講座を急遽中止にすることになったのです。先生方には、連絡が取れたけれども、
外国人の生徒さんたちで連絡がとれたのはわずか 3 分の1程度。結局、残りの生徒さんた
ちは、大変な嵐の中を三々五々、講座に集まってきたのです。「日本人の常識は通じてい
ない!」「みんな台風のことを知らない!」という状況を思い知り、とにかく無事でよかったと
思ったものです。
時に、さまざまな要因により、日本語講座の運営も軌道修正を余儀なくされ、問題にぶつ
かることもありましたが、その度に、大木さんや宮本さん、TIVONA の会の小須賀さんをはじ
めとするボランティアの先生方に相談にのっていただき、どうにか困難を乗り越えることがで
きたと思っております。
現在、家業と家事の一端を担うようになって、時間をやりくりし、ボランティアに参加するこ
との難しさをひしひしと感じています。つくばには、楽しみながらボランティア活動をしてい
る人たちがたくさんいました。皆さんの生き方から、たくさんの刺激をいただき、多くのことを
学ぶことができたと感じています。ボランティアとして地域社会に積極的にかかわり意見や
提案を述べ、また支援することで、結果として地域に必要な事業が生み出されている。財団
と日本語ボランティアの間には、そんな理想的な信頼関係があるような気がします。日本語
講座が、外国人のための日本語学習の場として、そして、これからも地域に潤いを与える出
会いの場として継続していかれることを願っています。皆様のご活躍と、日本語講座のます
ますのご発展をお祈りいたしております。
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日本語講座 15 周年記念誌
私にとっての十五年の軌跡
中井 一枝
二の宮公民館で開かれていた初期の日本語講座にはつくばに暮らすさまざまな背景の
外国人が集まった。海外生活経験のある講師が多かったので、現地語ができないと気持ま
で畏縮することを案じて、日常生活に支障をきたさない日本語のマスターをめざして頑張っ
た。
外国人ならではの素朴な質問に日本語を再認識させられたこともある。印象深く思い出
すのは「不動産はなぜ、否定の不がつくのか?」、「魚の一生も人生というか?」など。後者
の質問には「魚生とでも言うのかしらね。」と一同で笑ったものだ。
上級クラスの人達は上達が早く、たちまち日常生活には事欠かなくなった。もっと勉強し
たいという希望は強かったが、多くの人に安い費用でという趣旨の公的機関が行う講座の
性質上、要望に応えられなかった。生花や料理の講習会などの文化交流に参加するとか、
民間の語学学校に通うとかいう道もあったが、時間や費用の面で制約が大きい。熱意にほ
だされたかたちで、当初は月に二度、公民館講座とは別に我が家で勉強会を開いた。メキ
シコ、韓国、香港、シンガポール、台湾の人達が集まり、社会問題をとりあげたり、敬語や日
本の歴史について集中的に学習したりした。帰国したり、大学院に入ったりなどさまざまな
経過を経て、いつのまにか、台湾のそれも日本に生活の本拠を置く人ばかりのメンバーに
なったが、月に一度の勉強会は今も継続している。国籍を越えて共通の問題を学ぶ場で、
教えられることはむしろ私の方が多い。途中、夫の海外赴任に同行して、二度も中断したが、
帰国後、勉強会の再開をと声をかけてもらった。私はオーストラリア、マレーシア、中国と三
ヵ国に暮らし、それぞれの国でほんの少しだが現地語を齧ってみた。それまで気がつかな
かった日本語の特徴や、外国人が何にとまどい、何が難しいかが少し分ってきた。漢字を
共有する中国語でさえ完全に違う言語だという認識を新たにもした。
1994.2 那珂湊にバスハイク
1994.3 二の宮公民館授業風景
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日本語講座 15 周年記念誌
カピオ日本語教室「共に学んだ30期の15年」
谷津 葆子
私の日本語講座のファイルの1ページは9名の「日本語設立準備会名簿」と、平成4年7
月22日より10月14日迄の間に9名が10回の話し合いを持った「日本語講座設立準備会議
日程表」です。15年を経た現在、30期が終わり31期までになったボランティア講師名簿が
ファイルに綴られました。講座の教室は1期から11期(平成10年3月)までは二の宮公民館
で、12期以降はカピオの現在の場所に移りました。外国の方がつくばの生活に困らないよ
う、日本語を学ぶお手伝いをさせて頂くつもりで参加したボランティア教室でしたが、逆に
外国人の生徒の方々から国際情勢に目を向けさせられて勉強した、有意義な15年間でし
た。これから何年続けられるかは分かりませんが、「私の人生の何分の幾つか」を真剣な眼
差しで学ぶ生徒の目を感じながら、自分も共に勉強しました。これは、日本語教室を設けて
下さった、つくば都市振興財団のスタッフの皆様方のお陰と感謝しております。皆様、本当
に有難う御座いました。
日本語講座を担当して
齊藤 佳子
「にほんごⅠ」が、わたしの初めての担当のクラスでした。2 年前の話になります。一緒に
組んだ筑波大大学院生の W さんと 1 週づつ担当しました。初日は彼女がやってくださり、ま
ったく日本語がわからないクラスなので、自己紹介でしたが、大変でした。教室用語を渡し
てからは、スムースに運んだような気がします。教室用語とは、「聞いてください」「見てくだ
さい」「読んでください」を英語・中国語・スペイン語 etc で訳してあるものです。日本語は準
備がかかりますが、いろいろ考えて用意して、それが成功するととても充実感があります。
「にほんごⅠ」では、どんどん生徒さんが増えていき、26人の定員以上になりました。部屋
も真ん中のクラスに移り、二人で教えていくのもテクニックがいりました。
その後「にほんごⅡ」をまた 6 ヶ月担当しました。そのときは、30 人以上になり、初日は部
屋に生徒さんたちがあふれていたのが、今でも忘れられません。とうとう 2 クラスに分かれて、
教えることになりました。その後「にほんごⅢ」「にほんごⅣ」と 2 年間走り続けました。廊下で
「にほんごⅠ」を担当していた生徒さんに久しぶりに会うことがあります。とても日本語が上
手になっています。「にほんごⅠがわかりやすかったので、先生のおかげです。」と言われ
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日本語講座 15 周年記念誌
たときが、がんばって教えたかいがあったととても嬉しい瞬間です。どうやら、わたしは日本
語を教えることが大好きになったようです。これからも、生徒さんの輝く瞳と笑顔にささえら
れて、がんばっていきたいと思います。
TIVONA の会誕生当時のこと
山田 しのぶ
TIVONA の会が来年 15 周年を迎えられるとの事。懐かしさが蘇ってくる。
あれは誕生前年の暮、つくば国際音楽祭の会議の折、つくば市の方の一言から始ま
った。
「外国人への日本語講座開設の予算も取れたが、教える人がいないので困った」
。
当時日本語教授法を都心まで通って勉強していた私は思わず「お金を払ってでも教
えたい!」と叫んだ。先生を 6 人ぐらい集められる?との返事を貰い、挑戦が始まっ
た。当時教授法を勉強中の私は、正に机上の教授法を実践にと考えたが、メンバー
は外国語を独力で体得した方や、経験者等個性的な面々で、侃々諤諤の意見をどう
にか纏め、開講した。初めてのことで、4~8 人のクラスを 2 人で協力、補い合いな
がら隔週交代で教えるシステムを考え出した。受講者の反応を心配したが、危惧に
終わった。クラスが和やかになり、ティータイムで親睦が深まり、クラスに返って
くる相乗効果になった、と今でも自負している。最初のテキストはサバイバル豆辞
典で、一学期が終了、適していないと実感し、教科書選びにも努力した。凡人社へ
も皆でよく行った。その時の熱意!今思い返しても心が熱くなる。楽しかった!そ
して3年目、国際交流貢献団体として茨城県から表彰された。式には皆スーツを着
て、水戸まで出かけた事を思い出す。今、多摩市国際交流で日本語を教えているが、
つくづく つくば市では仲間、学習者に恵まれていたと実感している。言葉を教え
ているのだが、その言葉を超えて通じ合うものがあることを感じ、それを大切にし
ている。私たちが始めた講座の未熟さに気付きながらも、熱意と誠実さを感じ取り、
共に楽しんで学んで下さった方々、
一人ひとりの顔が蘇って来る。今で
もあの時のあの方のあの表情は・・
私の説明に不足があったのでは、と
思い出す。TIVONA の会が益々発展
し、さまざまな出会いや感動の場で
あり続けることを祈っている。
開講当時、常陽リビングに掲載された写真
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日本語講座 15 周年記念誌
15周年によせて
松井 友子
日本語講座がまだ二の宮公民館で開かれていたころ、ボランティアをしませんかと誘わ
れて、初めて講師の打ち合わせの集まりに不安一杯で出かけたのを今でもよく覚えていま
す。それ以来、4年余前に大阪に居を移すまでの間、何度か中断しながら、それでも
なんとか続けることができました。その間、多くのボランティア仲間との出会い、学
習者との出会いがあり、私の人間関係が広がりました。教えていて力不足に悩むこと
も度々ありましたが、それにも増して学習者の熱意や、説明がうまくいった時の学習
者のわかったという表情にふれることや、日本語の上達ぶりを見ることは大きな喜び
でした。つくばという町の性質上、数年で帰国する学習者が多いのですが、海外に旅
行した折に機会があって再会することができた時などは本当に嬉しいものです。また
学習者対象の日本の家庭料理講習会を数回担当させてもらいましたが、参加者の興味
津々の様子や、ワイワイガヤガヤの実習も楽しい思い出です。
現在は大阪の郊外、泉佐野市に住んでいますが、地元の国際交流協会のメンバーとし
て、やはり日本語講座のボランティアをしています。つくばと違ってここでは日本語講座は
マンツーマンで行なわれています。10数ヶ国約40名の学習者がウィークディの日中、適当
な時間帯に講師とペアを組んで勉強しています。学習者は、関西国際空港が近いせいもあ
って航空会社関係者をはじめ、英会話学校の講師、研修生、宣教師、留学生などバラエテ
ィに富んでいますが、中でも一番多いのが日本人男性と結婚して来日した女性です。私が
今担当している学習者も中国から嫁いできた若い女性です。2 年半前に始めた頃はほとん
どしゃべれなかったのが、今や1児の母となり、日本語もずい分上手になったのを見るのは
ボランティア冥利といったところでしょうか。日本語を勉強していて、お互いの文化の違いか
ら来るその言語表現の違いに、えーっ?と顔を見合わせたり、二人で首を傾げたり、と常に
発見、勉強の日を送っております。
12 2007.10 - 日本家庭料理教室
日本語講座 15 周年記念誌
教室という一面とその背後にある他面性
守時 なぎさ
リュブリャーナ大学(スロベニア共和国)
つくば市にある TIVONA の会でお世話になったのは、私が筑波大学の大学院に在
籍していた頃でした。つくば市の財団にはむしろ観劇やコンサートの方で楽しくお世
話になっていたのですが、それとは別に大学で勉強していたことの実感を得たくて、
日本語教室という現場の手伝いを始めました。お手伝いをしたのは短い期間でしたが、
つくばという土地柄様々な方との出会いがありました。その中で今でも鮮明に覚えて
いる学習者が一人います。この学習者はバングラディシュから来た、おそらく40歳
過ぎの男性でした。当時西アジア出身の男性といえば、いわゆる出稼ぎでやってきた
人が大半でした。この学習者もその一人で、つくば市近郊の自動車整備工場で働いて
いました。同じくバングラディシュから来た数人の男性と日本語教室に通っていまし
たが、この人たちとは常にどこかが違っていました。
まず彼の学習進度が非常にゆっくりだということです。これは日本語を教える方に
とっては由々しき事態です。先生にはクラス内のテンポが統一されている方がやりや
すいですから。しかし彼は理解には時間がかかるものの、一度原理を理解するとそれ
を応用して次々に文を生産するという素晴らしい能力を備えていました。非常に理論
的なタイプの学習者だったのです。また、日本語教室も回を重ね、休憩時間にいろい
ろと話をするようになると、国に家族が待っていること、国では高い社会的地位につ
いていること、などをぼつぼつと話してくれるようになりました。当時二十歳そこそ
この私にはどれも未知の世界の話です。そして日本語を勉強しているだけの彼からは
思いも寄らないような話でした。同郷人がラフな格好でビールたしなみつつ習いたて
の日本語で談笑しているのとはちょっと距離を置きながら、この学習者はしっかりと
イスラムの戒律を遵守し、いつもネクタイに背広という出で立ちで教室に現れるので
した。
この学習者をきっかけに、私は教室という小さな場にたまたま集まった人の様々な
背景に思いを馳せるようになりました。というよりは、表面的な人事の背後に潜んで
いる複雑な事情を考慮するようになったと言った方がよいかもしれません。
今、私は、スロベニアという中央ヨーロッパの小さな国で大学生を相手に日本語と
日本事情を教えています。ここでは学習者のほとんどが大学生で「実は...」などと
いうような話は、まずありません。しかし時々あのバングラディシュから来た学習
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日本語講座 15 周年記念誌
者が思い出されては、人事は一面では計り知れないことを繰り返し私に教えてくれ
るのです。今、彼にあったら、私たちはどんな話をするのでしょうか?
小林 和子
私が日本語教室に参加させて頂いたのは 2 期か 3 期からだと思います。初めは二の宮
公民館で、藤岡さんや大木さん、卜先生などが中心になって、つくばの地図を作ったり
手作りのテキストを作ったりしたことを懐かしく思い出します。クラスのほうはお休みさせて
頂いていた時期もありましたが、TIVONA の会は発足当時から参加させて頂き貴重な
十五年を過ごさせて頂きました。いろんな国の方々と接することが出来たのは私にとって
何よりの経験でした。つくばという町に住んでよかったとしみじみ思います。いろんな国の
話を聞く機会に恵まれ、いろんな事を外国の方がたからおしえていただいきました。しか
しそれ以上に感謝しているのは、このようなボランティア活動に参加させていただく事に
よって、多く先生方や財団の方々とお知り合いになれたこと、それが何よりすばらしい経
験でした。私のように遠い水戸のほうで仕事をしていると、地域のお友達というのはなか
なかできません。PTA活動も子供会活動などもあまり出来ませんでしたし、ご近所のつき
あいもほとんどありませんでした。でも、この活動に参加させて頂いたことによって性別も
年齢もすんでいる地区も違っても、同じ事に興味を持つ同好の方々とお知り合いになれ
て本当にありがたかったと思います。子育ての悩みを聞いてくださる方がいたりお料理を
教えてくださる方がいたり、また、心から尊敬できるような先生がたとも出会うことができて
幸せでした。お若い方と東京ドームまで御一緒にエアロスミスのコンサートに行ったこも
ありました。この活動は本当に貴重な出会いの場になっています。
ただこのすばらしい出会いの中に一つ淋しい思い出もあります。奥様、そして奥様亡き
後ご主人様とも御一緒にクラスを持たせて頂いた丸山先生のことです。おうちも近く、ご病
気のことも伺いながら最後何もお手伝いできなかったことが心残りになっています。
丸山先生御夫妻の日本語教室への熱い気持ちをこれからもつなげていくことが私に
出来る丸山先生への恩返しかとも思っています。
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日本語講座 15 周年記念誌
―関係者から―
財団日本語講座/TIVONA の会 15 周年によせて
大木 喜子
(財団法人つくば都市振興財団)
私がつくばに来た歴史と財団の日本語講座の歴史はほぼ一致しています。知り合いも少
なく、つくばについても何も知らない私が日本語講座の準備から係れたことにとても嬉しく
感謝しています。また、始めた当初は、こんなに長く続くとは思っていませんでした。
日本語講座が長く太く続いたので、私のつくばライフも楽しく充実したものになりました。皆
さんにはボランティアとして、又は生徒として参加していただいているのに、私が仕事として
係らせていただけること、そして、それを皆さんが快く受け入れてくださっていることが、日
本語講座を長続きさせている要因だと思っています。
ふと気が付くと、日本を含め、世界 75 カ国から 2,250 人もの生徒さん、そして 200 余名も
のボランティア講師の皆さんのこの数がつくばにとってこの日本語講座がいかに必要とされ
ているかを物語っています。
地球上のどこかには皆さんいらっしゃるのですが、いつの日か、また会うことはできない
と知りつつも、またどこかで会えることを期待して、20 周年、30 周年と続くことを願いたいと
思います。
2007.1 餅つき大会
2007.2 レベルアップ講習会
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日本語講座 15 周年記念誌
―受講生から―
Capio の日本語教室の 15 年記念日
Martin Castillo
Capio の日本語教室の 15 年記念日はおめでとうございます。この授業に行っての始める時
は 3 年の前にでした。そしていっつも行って、勉強して、そして先生からとても良い手伝い
が貰います。3 年かんはとても楽しかったと早いと思います。色な先生は日本語を教えるけ
ど川辺先生と高橋先生と守中先生と小林先生はいっつも Capio の授業にいます。もし誰か
は難しい質問があると先生が分からない、先生はその質問を勉強して、そして次の週に答
えを教えます。こんの授業は先生は色々の知識がある、そして生徒は良かったと思います。
ぜひCapioセンタの日本語教室はおすすめと思います。漢字と日本語を教えてくれてどうも
ありがとうございます。
日本語教室の感想
ペック ジヒュン(韓国)
2 年前日本へ来た時は、ひらがなも全然わかりませんでした。カピオに来てから、ひらがな
を勉強し始めました。初めに、先生たちが簡単な日本語で説明してくださっても、理解しに
くかったです。だんだんわかるようになって、説明を理解することができるようになりました。
日本語が下手ないろいろな国の友達と一緒に勉強して、授業がとても面白いです。私は
「にほんごⅠ」から勉強を始めて、今は「日本語の会」というクラスで会話を勉強しています。
今もまだ下手ですが、日本語で話すことができるようになって、自信もついてきました。それ
によって、日本の生活も楽しくなっています。また日本の文化を学ぶために、カピオのイベ
ントにも参加しました。地震体験を東京でしました。浅草にも行きました。楽しい経験でした。
料理教室では、寿司と天ぷらを習いました。先生が知らせてくださって、ひな祭りにも行っ
て、きれいな人形と美しい町も見物しました。先生たちが授業のためにいろいろ準備してく
ださって、いつも授業は面白いです。日本語も少しずつ上手になって幸せです。これから
も一生懸命勉強してぺらぺらになりたいです。
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日本語講座 15 周年記念誌
字美 幕野屯 (ジミ・マクノートン)
私は昭和五十三年に初めて日本へ来ました。一か月間日本に居ました。高エネ研 へ
行きました。そこで働く予定になりました。オーストリアへ帰って、日本語の勉強が
始まりました。二十五年間オーストリアで日本語を勉強しました。漢字がかなり沢山
書けるようになりました。会話もかなり出来るようになりました。日本で旅行しても
困りませんでした。日本語の新聞を読むことは時々出来ますが、時々出来ません。以
上のことを全部オーストリアで習いました。昭和五十六年に高エネ研で一年間、平成
二年から四年までも日本で働きました。
平成十三年からは、半分日本に、半分オーストリアに住んでいました。平成十七年
からは、四分の三、日本に住んでいます。前にオーストリアで二十五年間、日本語を
勉強したことを書きました。けれども、あまり出来なかったことも多かったです。例
えば、日本語のテレビの番組を見るのは難しいです。日本語で講義を聞くのも困りま
す。日本語で高エネルギー物理学の研究する場合も困ります。日本語で学会に参加す
る場合も困ります。漢字は二千字位書けますが、読む場合、正しい発音がよく分から
ない。漢字にも色々な読みが有ります。例えば、音読み、訓読み。
カピオセンターの日本語の講座で、始めに、読み書きコースに参加しました。この
コースに参加する前に、日本語の新聞記事を読みました。けれども難しかったです。
もっと練習したかったです。読み書きコースで新聞記事を読みました。その後で日本
語の会にも参加しました。けれども 中国語も韓国語も勉強するので、クラス以外の
勉強時間が足りません。オーストリアに居る時は、チェコ語も勉強しています。最近、
読み書きコースで、日本物理学会の講演要旨を書きました。日本料理の御品書きも読
みました。これから、このコースで新しい家を建てる時の契約書を読みたいです。そ
の後で BELLE実験の博士論
文を読みたいです。
カピオセンターの日本語のクラ
スの雰囲気はとても良いですし、先
生もとても良いです。カピオセンタ
ーで勉強する事は、 とても楽しい
です。
第 28 期終了式
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日本語講座 15 周年記念誌
Short Story of Spanish Gaijin in Tsukuba
Andres Iglesias
My name is Andres Iglesias. I am a University teacher in Santander (Spain). In
2004 I spent one unforgettable year in Japan as a visiting researcher at the
University of Tsukuba. It wasn’t my first time in Japan actually. In 2000 I visited
the country with my girlfriend and I got immediately enchanted with its people
and way of living. Although we came back to Japan five more times during the
next three years, I felt all those trips (ranging from eight days to two months) were
not enough. Every subsequent visit only increased my wishes to come back as soon
as possible and stay longer. So the oneyear stay was like a natural step. And I
didn’t get disappointed at all!
I found Tsukuba a very well organized city, with beautiful streets and promenades
and all modern attractions that make Japan famous worldwide. Soon after my
arrival I was suggested to join the Japanese classes for foreigners at Tsukuba
Capio. They are an excellent place to learn the language and make new friends
from all over the world.
The staff is really friendly and groups are small so you can know everyone after
two or three classes. Besides, the atmosphere is very comfortable (like meeting
your friends couple of times peer week). I found the classes a relaxing time and
truly useful to improve my very poor Japanese. There is also a wealth of
interesting activities in Tsukuba (I attendeed to Japanese cooking classes, visited
several places and enjoyed cultural activities and the wonderful Tsukuba Nebuta
late August, to mention just a few). They are announced at Capio so take a look
there from time to time.
Currently I live in Spain but still visit Japan very often, about 15 times so far. I do
research with some Japanese groups, and I’m in touch with many local friends. In
addition to the collection of Japanese things in my office and home, I especially
keep many good memories from my days there. I can safely say Japan changed my
life for good and the lovely country and people will be in my heart forever. For this
“Spanish gaijin”, Yokoso Japan! is no only a sentence, it means welcome home.
- 18 -
日本語講座 15 周年記念誌
編集後記
十年一昔と言いますから、十五年といえば本当に長い時間が過ぎたものです。
でも、この時間も一年、いや、一期ずつの講座の積み重ねの結果、いつの間にか十五年に
なったのです。その間、色々な事がありました。楽しい事も後悔の念を持つ事もありました。
いろいろな学習者やボランティア仲間との交流がありました。それら皆、私達ボランティア日
本語教師の財産です。ここに十五年を記念して TIVONA 通信の特集号を発行する事にし
ました。改めて十五年の歩みを振り返り、この会の歴史を深く知って、皆で新たな一歩を歩
みだす機会になる事を希望しております。
阪神・淡路大震災のときに日本に居合わせた生徒たちは「怖いから早く帰国したい」とお
びえていた事を覚えています。でも、最近、再びつくばに戻って来る生徒や契約を結び直
して住み続ける生徒が増えたような気がします。これは、彼らがつくばの生活を楽しみ、意
義を感じているからでしょう。彼らのつくばライフに関わってきた私達にとって嬉しい事です。
これからも、つくばに、そして、日本に住んで良かったと思ってもらえるよう、日本語教育に
あたりたいと思っています。
(川辺千恵子)
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日本語講座 15 周年記念誌
つくば都市振興財団日本語教室 および TIVONA の会 活動記録
(1992 年‐2007 年)
つくば都市振興財団・TIVONA の会
作成 2007 年11月
資料:活動記録
1.
教室発足以来の経緯(年表)
2.
受講生数の推移
3.
ボランティア講師数およびクラス数の推移
4.
ボランティア講師および財団担当者
5.
使用テキスト
6.
現在の教室構成と学習項目
7.
講演会の記録
8.
TIVONA の会の活動について
- 20 -
日本語講座 15 周年記念誌
1.教室発足以来の経緯
時期
項 目
1992.08
講座開講準備会議設置
1992.10
第 1 期講座開講
1993.04
第 2 期講座開講
1993.10
第3期講座開講
内容概略
藤岡・大木ほか講師6名
JICA 教室の状況調査、準備作業など実施
講師 6 名、受講生 22 名、初級クラス 二ノ宮公民
館
講師 18 名、受講生 78 名、入門・初級・中級の 3 ク
ラス編成
講師 26 名、受講生 95 名、「日本語の会」を設置
第1回 TIVONA の会開催(1994.3.19)。以降、交流会、
1994.03
TIVONA の会発足
講演会、勉強会、つくばフェスティバル参加、バス
旅行、ニュースレター発刊などの活動をおこなう
1995.02
1997-98
茨城県国際交流奨励賞受賞
表彰式(2 月 16 日 水戸)
入門用オリジナルテキスト作成
作業
入門クラス用テキスト
1998.04
カピオへ移転・クラス増設
5 クラス体制
1999.10
クラス増設
6 クラス体制(「読み書き」クラスを増設)
2003.10
テキスト選考作業
2004.04
クラス名称の変更
日本語1-4、日本語の会、読み書きクラス
2005.04
メーリングリスト採用
講師間コミュニケーションの促進
2005
2006
2006.07
「にほんご45じかん」「にほんごつぎの45じか
ん」採用
筑波大学留学生センター地域貢
献プロジェクト参画
「教材・教室活動をいかに実際の生活に近づける
か」 モデルおよび実験授業を実施
担当 筑波大学留学生センター 衣川先生
28 期および 29 期 各 10 時間、初心者むけの日本語
入門講座開催
教育の基礎知識 内部講師
TIVONA のホームページ開設
「つくば e コミュニティー」に「にほんごまなぼ」を開設
「e-ラーニング教材の作成」 講師:名古屋大学留
2007
筑波大地域貢献プロジェクト
学生センター 衣川先生、筑波大学留学生センター
西村先生
- 21 -
日本語講座 15 周年記念誌
2.受講生数の推移:国籍別一覧(1992.10~2007.04)
国名
1期
2期
3期
1
アイスランド
0
0
0
2
アイルランド
0
1
0
3
アメリカ
7
13
12
4
アルジェリア
0
0
0
5
アルゼンチン
0
1
1
6
イギリス
3
4
5
7
イスラエル
0
2
0
8
イタリア
0
0
2
9
イラン
0
1
1
10
インド
0
2
2
11
インドネシア
0
1
1
12
ウガンダ
0
0
0
13
ウクライナ
0
0
0
14
ウズベキスタン
0
0
0
15
エジプト
0
0
0
16
エチオピア
0
0
0
17
オーストラリア
0
1
2
18
オーストリア
0
0
0
19
オマーン
0
0
0
20
オランダ
0
1
0
21
ガーナ
0
1
0
22
カザフスタン
0
0
0
23
カナダ
1
4
3
24
カメルーン
0
0
0
25
韓国
4
6
26
26
ギリシャ
0
2
5
27
グァテマラ
0
1
0
28
ケニヤ
0
0
0
29
コートジボワール
0
0
0
30
コスタリカ
0
0
0
31
コロンビア
0
0
0
32
ジャマイカ
0
0
0
33
シンガポール
0
1
3
34
スイス
1
1
0
35
スウェーデン
0
0
1
36
スペイン
0
1
0
37
スリランカ
0
4
0
38
スロバキア
0
0
0
39
タイ
1
0
1
40
台湾
1
7
4
41
チェコ
0
0
0
42
中国
2
13
15
43
チリ
0
0
1
44
チュニジア
0
0
0
45
デンマーク
0
0
1
46
ドイツ
0
0
2
47
ドミニカ
0
0
0
48
トルコ
0
0
0
49
ナイジェリア
0
1
0
50
日本
0
1
3
51
ニュージーランド
0
0
0
52
ネパール
0
0
0
53
バーレーン
0
0
0
54
パキスタン
0
0
0
55
ハンガリー
0
0
1
56
バングラディッシ
0
0
0
57
フィリピン
1
0
0
58
フィンランド
0
0
5
59
ブラジル
0
3
8
60
フランス
0
3
1
61
ブルガリア
0
1
0
62
ベトナム
0
0
0
63
ペルー
0
1
1
64
ベルギー
0
0
0
65
ポーランド
0
0
0
66
ボリビア
0
0
0
67
ホンジュラス
0
0
0
68
マレーシア
0
0
0
69
ミャンマー
0
0
0
70
メキシコ
0
2
1
71
モンゴル
0
0
0
72
ラオス
0
0
0
73
ルーマニア
0
0
0
74
レバノン
0
0
0
75
ロシア
0
3
0
76
不明
0
0
0
計
21
83
108
4期
0
1
11
0
0
8
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
0
1
1
0
1
0
36
1
0
0
0
0
0
0
1
1
0
1
0
0
3
6
0
13
0
0
0
7
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
4
3
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
2
0
110
5期
0
0
20
0
0
7
0
0
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
0
24
1
0
0
0
0
0
0
1
3
0
1
1
0
2
2
0
14
1
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
2
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
2
1
0
0
0
0
1
0
94
6期
0
0
10
0
0
4
0
2
7
2
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
1
1
0
0
6
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
2
0
3
4
0
13
0
0
0
3
0
0
1
0
1
0
0
0
0
3
5
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
1
0
0
0
0
1
0
78
7期
0
0
18
0
0
3
0
1
4
1
1
0
0
0
1
0
3
0
0
0
1
1
1
0
12
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
0
4
0
7
4
0
19
0
0
0
4
0
0
1
0
1
0
1
1
0
0
3
1
0
1
0
0
1
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
2
0
102
8期
0
0
9
0
0
3
0
2
3
2
1
0
0
0
0
0
2
0
1
0
0
1
3
0
12
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
4
0
7
2
0
26
0
0
0
7
0
0
0
0
1
1
0
1
1
0
0
0
3
1
0
0
5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
101
9期
0
0
10
0
0
2
0
5
4
1
2
0
0
0
0
0
2
1
1
2
0
0
4
0
11
0
0
0
1
1
0
0
0
0
0
0
2
0
7
3
0
19
0
0
0
6
0
0
0
0
0
1
0
1
1
0
3
0
2
5
0
0
2
1
1
0
2
0
0
0
0
0
0
0
3
0
106
10 期
0
3
6
0
0
5
0
1
5
1
3
0
2
0
0
0
2
0
0
1
0
0
6
0
12
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
2
0
4
2
0
13
0
0
0
3
0
0
0
0
1
0
0
1
1
0
3
0
2
2
0
0
8
0
2
0
1
0
0
1
0
0
0
0
3
0
98
11 期
1
0
4
0
0
3
0
2
1
0
2
0
0
0
0
0
2
2
0
1
0
0
4
0
15
0
0
0
0
0
5
0
1
1
0
0
0
0
2
2
0
7
0
0
0
7
0
0
0
0
1
0
0
2
1
0
3
0
2
0
0
1
7
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
0
88
12 期
0
0
2
0
0
2
0
0
4
3
1
0
0
0
0
0
2
3
0
2
0
0
2
0
16
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
3
3
0
11
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
6
0
1
0
1
1
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
1
5
0
76
13 期
0
0
6
0
0
1
0
0
2
2
1
0
0
0
0
0
1
1
0
2
0
0
1
0
14
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
9
3
0
7
0
0
0
3
0
1
0
0
0
0
0
1
2
0
4
0
1
2
0
1
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
0
73
14 期
0
0
7
0
0
2
0
0
1
2
9
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
2
0
9
0
0
0
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0
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- 22 -
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26 期
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27 期
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86
28 期
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96
29 期
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93
30 期
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1
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0
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0
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1
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0
0
0
0
82
計
2
8
216
2
7
76
4
21
39
38
48
1
9
2
6
3
40
10
2
15
8
6
69
1
397
12
1
3
1
1
8
3
12
24
6
7
27
8
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80
13
412
3
2
2
84
1
3
6
10
8
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1
16
10
15
87
11
44
52
3
32
51
3
10
1
3
6
3
12
17
4
2
1
76
8
2330
日本語講座 15 周年記念誌
3.ボランティア講師およびクラス数の
推移
期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
開始年月
1992.10
1993.04
1993.10
1994.04
1994.10
1995.04
1995.10
1996.04
1996.10
1997.04
1997.10
1998.04
1998.10
1999.04
1999.10
クラス数
1
6
8
8
8
8
8
8
8
8
8
5
5
5
6
講師数
6
18
26
25
24
22
22
22
22
22
24
10
12
12
11
- 23 -
期
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
開始年月 クラス数 講師数
2000.04
6
0
2000.10
6
12
2001.04
6
17
2001.10
6
15
2002.04
6
14
2002.10
6
18
2003.04
6
18
2003.10
6
14
2004.04
6
18
2004.10
6
15
2005.04
6
13
2005.10
6
13
2006.04
6
13
2006.10
6
19
2007.04
6
18
1-30 期延べ人数
507
日本語講座 15 周年記念誌
受講生およびボランティア講師数の推移
1992年10月-2007年9月
人
120
100
80
60
40
20
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
期
受講生数
講師数
受講生の国籍:1992年10月-2007年9月
総数2330名 75ヶ国
18%
35%
17%
3%
9%
3%
3%
中国
韓国
アメリカ
タイ
4% 4% 4%
フィリッピン
- 24 -
ドイツ
台湾
ロシア
イギリス
その他
日本語講座 15 周年記念誌
4. ボランティア講師 および 財団担当者
青島 玲子
荒井 博
新井 優子
有沢 麻里子
安藤 真美
イー チョンヨン
石崎 久美子
石崎 綾子
石崎 貴士
磯目 一路
磯目 真美
井上 央子
内緒 菜穂子
宇都木 淳子
遠藤 由紀子
及川 和子
大木 喜子(財)
大久保 直美
太田 裕子
大橋 由希
大峰 友美
岡崎 光代
岡田 叔子
岡野 宣子
奥川 育子
小曽戸 祥
小野 富重
小原 惇子
片岡 廉子
勝山 知子
香取 裕子
苅田 カイ
川辺 千恵子
川光 いつみ
河室 兼一郎
菊池 智子
岸部 由佳
木田 愛歌
北嶋 裕子
木下 淳子
木下 快栄
木村 優大
(168 名)
金原 奈穂
久世 英里子
倉品 さやか
国府田 玲子
小須賀 洋
小高 眞諭美
小林 和子
小林 美知子
小林 美帆
小松 いつ子
斉藤 正子
齊藤 佳子
酒井 愛子
坂本 享弘
坂本 真澄
坂寄 光男
鷺谷 玲子
佐藤 晶子
佐藤 紀
澤畑 昌由
柴山 みゆき
芝山 美和
嶋 ちはる
清水 晃
白田 千晶
新島 亜希子
鈴木 修子
鈴木 千恵子
鈴木 千春
鈴木 紀子
鈴木 良子
角田 明子
関 純子
染谷 佳美
高田 加代子
高野 香
高橋 久子
高橋 桂子
田口 正志
竹田 三枝子
竹村 廣子
竹村 瑞穂
田代 麻由加
田中 亜子
田中 一美
田中 八千代
田中 裕輔
田辺 佳子
田幡 美江子
塚田 香織
堂ケ口 直己
戸庭 ゆかり
飛田 京子
飛田 初子
富沢 美江子
冨永 立子
富吉 結花
内藤 美和
中井 一枝
中野 綾
中村 育子
中山 京子
名佐原 良枝
難波 順子
仁衡 晶子
二瓶 美保
根本 佳代子
野口 亜由子
野口 恵美子
野口 裕子
野澤 英里
野中 理恵
野堀 紀子
長谷川 輝美
服部 敬子
馬場 裕
林 はる子
原 雅子(財)
張替 百合子
一杉 知佳
日比野 光子
平野 良江
福囿 久子
藤井 未也子
- 25 -
藤岡 洋一(財)
藤沢 宏(財)
藤田 美佐
伏原 史司
藤原 茎子
古谷 謙宗
卜 雁
堀 里衣
松井 友子
松岡 千恵
松代 涼子
松原 知栄子
丸山 明雄
丸山 節子
丸山 結花
水上 きよえ
宮原 美穂
宮本 まゆみ(財)
室町 加代子
森 郷子
守時 なぎさ
守中 正
盛 のぞみ
矢崎 彩
谷津 葆子
柳田 直美
簗瀬 陽香
山口 博美
山田 恵子
山田しのぶ
山中 久美子
横山 直子
吉田 悦子
吉波 信子(財)
吉村 典子
米津 美由紀
米村 尚子
渡辺 薫
渡辺 久美子
渡邊 芙裕美
渡部 真由美
渡辺 幸恵
日本語講座 15 周年記念誌
5.使用テキスト
テキスト名
出版社
使用時期
Simple Conversation in Japanese
JICA
1992.10 から 1993 まで
絵入り日本語作文入門
専門教育出版
1994.10 から
入門用オリジナルテキスト
1998 ごろ
入門日本語
アルク
文化初級日本語
文化外国語専門学校
日本語初中級
スリーエー
2002-03 ごろ
みんなの日本語初級Ⅰ・Ⅱ
スリーエー
2002-03 ごろ
にほんご 45 じかん
専門教育出版
2003.10 から
にほんごつぎの 45 じかん
専門教育出版
2003.10 から
- 26 -
1993 から 2003.9 まで
日本語講座 15 周年記念誌
6.現在の教室構成と学習項目
クラス名
にほんご1
(30 時間)
曜日
火
使用テキスト
にほんご 45 じかん
1-8課
にほんご2
(30 時間)
火
にほんご 45 じかん
9-15 課
にほんご3
木
(30 時間)
にほんご4
木
(30 時間)
にほんごつぎの 45
じかん
16-23 課
にほんごつぎの 45
じかん
24-30 課
日本語の会
木
なし
読み書き
火
なし
主な学習項目
ひらがな・カタカナの読み方
簡単な挨拶・自己紹介
時間・カレンダー・数字・数え方
疑問詞、こそあど
簡単な名詞文・形容詞文・動詞文
動詞のて形(~てください、~ています)
辞書形・ない形、普通形
許可・禁止(~てもいい、~ないでくださ
い)
授受の表現(あげる、もらう)
意思・願望(~ほしい、~たい)
比較(~は~より、~のほうが、~がいち
ばん)
可能動詞、自動詞・他動詞
継起(~たとき、~まえに、~てから)
並列(~たり~たり、~て~)
義務(~なければならない)、可能性(~
かもしれない)
て形の発展(~ておく、~てくる、~てい
く)
経験の表現(~ことがある)
完了(~てしまう)、意向の表現(~とお
もう)
推量の表現(~ようです、~みたい)
伝聞(~そうです)、許可(~てもいいで
すか)
条件文(~たら、~ても)、敬語
受身文(~を(受身形)、非情の受身)
初級会話の発展、初級文型の復習・活用
日本の文化・生活習慣などの学習
その時々のトピックスについての日本語
会話
ひらがな・カタカナ・漢字の読み書き
長文の読解
(学習者の目的・能力に応じたカリキュラ
ム)
●各クラスとも 18:30-20:00 の 1 時間半、1 学期(半年)20 回
●講師は各クラス2~3名で担当
●にほんご4で初級終了を目標とする。ただし漢字は含まれていない。
- 27 -
日本語講座 15 周年記念誌
7.講演会の記録
日時
講師名
講師所属(講演時)
内
容
概
略
場所
1994.07.23
細川
晴子
横浜市青葉国際ラウンジ会長
ボランティアとしての日本語教育
アルス
1995.07.29
徳永
美暁
神田外語学院
構文と意味と語用
アルス
1995.12.09
小林
寛
目白大学文学部講師
東アジアの交流と語学教育
アルス
1996.08.31
土井
真美
国立国語研究所客員研究員
視聴覚教材の有効性
アルス
1997.03.15
衣川
隆生
筑波大学留学生センター講師
初級学習者に対して何を教えるか
カピオ
1997.09.06
衣川
隆生
筑波大学留学生センター講師
地域に根ざしたオリジナル教科書づくり
カピオ
1998.02.07
小野
正樹
筑波大学留学生センター講師
教科書分析について
春日公民館
1998.09.12
戸田
貴子
筑波大額留学生センター講師
音声を使ったコミュニケーションと語学教育
小野川公民館
1998.02.14
戸田
貴子
筑波大学留学生センター講師
音声教育について
春日公民館
1998.02.21
衣川
隆生
筑波大学留学生センター講師
具体的な授業準備と授業の実施について
インフォメセンター
1998.02.28
衣川
隆生
筑波大学留学生センター講師
具体的な授業準備と授業の実施について
インフォメセンター
1999.03.15
戸田
貴子
筑波大学留学生センター講師
日本語音声教育の実践
カピオ
1999.10.30
江副
隆秀
新宿日本語学校校長
重箱文法教授法
インフォメセンター
ヒューマン・アカデミー日本語教師養成講座
効果的な教具の使い方ー「スーパーキット」の活用術入
2000.03.28
遠藤
藍子
講師
門ー
カピオ
レベル別学習者への指導方法ーボランティアにできるこ
2000.09.17
武田
聡子
日本語教育研究所研究員
アルス
と
コミュニケーション能力の養成ー中上級指導のポイント
2001.03.24
遠藤
由美子
アークアカデミー教務部長
春日公民館
ー
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日本語講座 15 周年記念誌
2001.11.18
星野
恵子
ヒューマン・アカデミー日本語学校 主任講師 初級レベルの指導法~「にほんご 90 日」を使って
カピオ
2002.03.19
星野
恵子
ヒューマン・アカデミー日本語学校 主任講師 初級から中級への橋渡し(1)
カピオ
2002.03.21
星野
恵子
ヒューマン・アカデミー日本語学校 主任講師 初級から中級への橋渡し(2)
カピオ
2002.03.29
山本
京子
地域日本語研究会
カピオ
2002.12.01
星野
恵子
ヒューマン・アカデミー日本語学校 主任講師 日本語能力検定を受ける人への対応
2003.11.22
梶川
明子
(社)国際日本語普及協会(AJALT)
「入門日本語」を使っての学習デザインを考える
インフォメセンター
日本語教室で実践する発音指導:ベルボトナル法を背景
カピオ
に
2004.03.27
沢村
三恵子
YMCA 英語専門学校日本語科
下田
伸子
YMCA 英語専門学校日本語科
2004.11.28
武田
聡子
NPO 法人日本語教育研究所
スピーチ指導について
吾妻公民館
2005.03.27
横井
和子
名古屋 YWCA 学院日本語学校講師
授業に生かすイラストの描き方・使い方
吾妻公民館
2005.07.30
衣川
隆生
筑波大学留学生センター助教授
教材・教室活動をいかに実際の生活に近づけるか(1)
吾妻公民館
2006.01.21
衣川
隆生
筑波大学留学生センター助教授
教材・教室活動をいかに実際の生活に近づけるか(2)
カピオ
2006.03.04
衣川
隆生
筑波大学留学生センター助教授
教材・教室活動をいかに実際の生活に近づけるか(3)
インフォメセンター
2006.10.22
金久保
筑波学院大学国際交流学科助教授
レベルアップ講座(1)会話の教え方
カピオ
2006.11.26
亀田
筑波学院大学国際交流学科講師
レベルアップ講座(2)文法の教え方
カピオ
2007.01.13
金久保
筑波学院大学国際交流学科助教授
レベルアップ講座(3)受講生の評価
カピオ
2007.02.04
山島
一浩
筑波学院大学情報コミュニケーション学部講師
はじめての日本語で IT 講習会
ネットワークセンター
2007.03.25
衣川
隆生
名古屋大学留学生センター助教授
日本語講座で利用できる e-ラーニング教材の作成
ネットワークセンター
紀子
千里
紀子
初級指導のポイント」
カピオ
ー初級テキスト『にほんご45じかん』を使ってー
- 29 -
日本語講座 15 周年記念誌
8.
「TIVONA の会」の活動について
TIVONA の会(Tsukuba International Volunteer Organization of Nihongo Association)
は、つくば都市振興財団が運営する日本語教室をサポートしているボランティア日本語教師
のグループである。会の活動の目的は以下の通り。
1)つくば市及びその周辺に住む外国人への日本語教育
2)日本語教育の技術の向上
3)日本語教育の普及および啓蒙
4)日本語教育に関する情報の収集
5)本会会員相互の親睦、及び外国人との親睦を通じて国際交流に参加
現在毎週火曜日と木曜日の 18 時 30 分から 20 時まで、初級 4 クラス、中級 1 クラス、読み
書き 1 クラスの合計 6 クラスが開かれているが、これらのクラスに参加する学習者はつくば
市およびその周辺に住む外国人約 100 名の受講生で、各クラスを 2-3 名のボランティア講師
が担当し教えている。これまでに約 15 年間に渉り活動を継続し、延べ 2300 名の外国人と 170
名のボランティアがこの活動に参加してきた。日本語教育を通じて、地域と外国人との交流
を深めていきたいと考えている。
ボランティアにご参加いただくための資格は、日本語教育と国際交流に興味と熱意をお持
ちであれば、性別、年齢、国籍を問わず参加可能であり、ご興味のある方は下記のホームペ
ージをご参照の上、つくば都市振興財団事務局までご連絡いただきたい。
http://www.tsukubacity.or.jp/info/modules/tinyd3/index.php?id=2
http://tsukubacity.or.jp/info/modules/tinyd0/index.php?id=6
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