No.71(1月14日)

第71号
(通算143号)
平成 28(2016)年 1 月 14 日
在ベネズエラ日本国大使館
附属カラカス日本人学校発行
目指す児童生徒像
よく考える子
思いやりのある子
進んでやりぬく子
強くたくましい子
日本もベネズエラもよく知る子
いつも次に何をがんばるかを考えて! いつも次の一歩を踏み出して! いつも前進・成長していこう!
人がたゆまぬ努力を積み重ね、伝えてきたものを、伝統と呼ぶ。アビラ登山も全校集会もそう呼ばれるよう積み重ねていこう!
■楽しかったお正月集会■
1月8日(金)の全校学活
で,「お正月集会」を開催し
ました。日本の伝統行事であ
るお正月の話を聞いた後,全
校で3つの遊び(正月遊び・
昔遊び)をしました。最初は「ジャンボカルタ」,次は外で「どこ行き」,最後は
「島おに」でした。新しい遊びを知って,子どもたちは大興奮,歓声をあげてい
ました。遊びも立派な文化遺産です。親から子へ,子から孫へと伝えていく必要
があると思います。その後,業間休みに独楽回しやだるま落としに夢中でした。
■近づく!アビラ登山!下見に行ってきました!■
恒例のアビラ登山が,1月 29 日(金)に近づい
てきました。9 日に下見も済ませ,あと 2 週間。も
うすぐ本番です。(写真:コース地図とBanqitoからの眺望)
■自分の足でベネズエラ一周、
がんばって走りぬくぞ!■
「ベネズエラ一周表」に今年も子どもたちの足
跡が刻まれました。この道は,アビラ山に続く!
カラカス日本人学校をもっともっと知り、もっともっと好きになるために…(その98)
創立40周年記念 「言の葉よ! 時を超えて、私たちに思いを伝えることをせよ!」…その5
「生き甲斐」、
「やり甲斐」、
「働き甲斐」…という言葉があります。創立 40 周年記念誌「アビラ」に使うと
するならば、「綴り甲斐」という言葉がぴったりの仕事でした。時間という縦糸と人という横糸が綴られて、
一枚の思い出という名の布が織りあがるように、記念誌DVDはできました。この思い出という名の布は人の
心を包み、多くの人々に温もりを与えていきました。やりきってよかった!作り上げてよかった!綴ってよか
った!こんなにも喜んでもらえたのだから…。今、そう思います。今、そう感じます。
「… DVD 届きました!ありがとうございます。どうしても初期のバージェフレスコ世代からしますと昔の写
真などばかり探してしまいます。懐かしい写真がありました。マラカイボ修学旅行の写真で、4人の女の子の
写っている写真の左側にいる男の子は私でした青いシャツに半ズボンで阪急ブレーブスの帽子をかぶっており
ます。不思議なものです。この写真を見たとたん、その青いシャツをホテルで着換えた光景など結構想いだし
てしまいました。この写真も、女の子だけ写してずるいなんて思っていたことも
想いだしました。もう37年も前の事なんですが、フラッシュバックの様に脳裏
をよぎりました。自衛隊のあさかぜか何かきれいな巡洋艦が2隻きたのもよく覚
えております。すごくきれいで立派な船だったので、ベネズエラの艦隊(非常に
みすぼらしい)に乗った船員たちも見とれており、子供心に、「日本の戦艦はす
ごいだろ」と自慢げに思いました。バージェフレスコ、涼しい谷という意味でし
ょうか、素敵な別荘でのひと時も、その屋敷のにおいも 強烈な日差しも脳裏に
焼き付いております。ありがとうございました。アビラからそよぐ風を久しぶり
に堪能できたような、そんな香りのする素晴らしい資料に感謝申し上げます。」
(写真:これがその「マラカイボ修学旅行の写真」です)