当社元従業員の逮捕に関する報道について

光 洋 自 動 機 株 式 会 社
223-0052 横浜市港北区綱島東 6-12-1
http://koyo-jidouki.co.jp
2015 年 4 月 9 日
関係各位
横浜市港北区綱島東 6 丁目 12-1
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
代 表取 締役社 長
山下
宣行
当社元従業員の逮捕に関する報道について
(当社営業秘密を不正に取得した不正競争防止法違反事件)
本日、当社元従業員が不正競争防止法違反の容疑で神奈川県警察に逮捕されたことが報道されま
した。本件は、当社から他の機械メーカー(横浜市鶴見区所在)に転職した当社元従業員が、当
社在職中に当社の営業秘密である自動包装機械の設計図面データを無許諾で複製し持ち出した
疑いが持たれているものであります。
上記逮捕に至る経緯ですが、過日、当社社内調査により、当社が製造・販売する自動包装機械の
設計図面データが社外に流出していた事実が判明し、かつ、その社外流出に、当社から他の機械
メーカーに転職した複数の当社元従業員が関与していた疑いが浮上しました。設計図面データは
当社事業の根幹をなす最重要の営業秘密であることから、その社外流出は到底看過できるもので
はなく、神奈川県警察に対し刑事告訴を行っておりました。これを受けた捜査当局におかれまし
て、転職先機械メーカーの本社・関係先に対する強制捜査(捜索差押)を含む綿密な捜査を行っ
て頂いた結果、本日の容疑者逮捕に至ったものです。今日まで捜査協力の観点から公表を差し控
えておりましたが、上記報道を受けて、ご報告申し上げる次第です。
当社は、設計図面データを含むすべての営業秘密を厳重に管理し、社員教育も徹底して行って参
りましたが、現在は転職先機械メーカーの従業員となっているとはいえ、当社元従業員がこのよ
うな不祥事を起こしたことにつき、忸怩たる思いであります。当社元従業員らの安直な行動によ
り、当社のお客様並びに関係各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心よ
り深くお詫び申し上げます。
なお、報道によれば、捜査当局におかれまして、持ち出された設計図面データが転職先機械メー
カーに渡っていないか調べるご方針とのことです。当社としましては、本件に関する当局のさら
なる捜査に引き続き協力して参りますとともに、
情報管理体制の一層の強化と再発防止に邁進し、
お客様により一層信頼していただけるよう努めて参る所存ですので、
何卒ご理解賜りますよう重
ねてお願い申し上げます。
(問合せ先)
管理部 加藤
電話: 045-542-3162
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
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2015 年 4 月 30 日
関係各位
横浜市港北区綱島東 6 丁目 12-1
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
代 表取 締役社 長
山下
宣行
当社営業秘密を不正に取得・使用した不正競争防止法違反事件について
4 月 28 日、当社元従業員 2 名が不正競争防止法違反の容疑で神奈川県警察に逮捕されたことが
報道されました。同 2 名は、4 月 9 日に逮捕された当社元従業員と時期を同じくして、当社から
横浜市鶴見区駒岡に所在する機械メーカー(以下「機械メーカー」といいます。
)に転職した者
ですが、4 月 9 日に逮捕された当社元従業員が当社在職中に無許諾で複製し持ち出した当社の営
業秘密である自動包装機械の設計図面データを取得し、機械メーカーにおいて、これを使用した
疑いが持たれているものであります。
過日の報道によれば、4 月 9 日に逮捕された当社元従業員が領得した設計図面データの行方につ
いて捜査当局において捜査が続けられているとのことでしたが、当社から持ち出された設計図面
データがこの機械メーカーにおいて使用されていたことが事実であれば、当社としてはまことに
遺憾であります。
当社といたしましては、本件に関する当局の捜査に引き続き協力して参りますとともに、情報管
理体制の一層の強化と再発防止に邁進し、
お客様により一層信頼していただけるよう努めて参る
所存ですので、何卒ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
(問合せ先)
管理部 加藤
電話: 045-542-3162
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
223-0052 横浜市港北区綱島東 6-12-1
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2015 年 5 月 20 日
関係各位
横浜市港北区綱島東 6 丁目 12-1
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
代 表取 締役社 長
山下
宣行
当社営業秘密を不正に取得・使用した不正競争防止法違反事件について
既にご高尚のとおり、標記の件では、横浜市鶴見区駒岡に所在する機械メーカー(以下「機械メ
ーカー」といいます。)の従業員 3 名が逮捕されておりますが、5 月 19 日、さらに 1 名、同社の
従業員である南圭一が神奈川県警察に逮捕されました。
南圭一は当社において営業本部長等の職にありましたが、2013 年 7 月、当社を退職直後に機械
メーカーに転職し、同社「専務取締役兼営業本部長」として処遇されていたものであります。南
は転職直後に、当時はまだ当社従業員であった自動包装機械の設計者(一連の事件において、既
に逮捕、起訴されております。
)に当社の営業秘密である設計図面データを漏洩することを持ち
かけ、それを不正に入手した疑いが持たれております。
南の逮捕によって、機械メーカーの従業員 4 名が逮捕されたことになり、また、南が営業秘密の
漏洩を持ちかけていた疑いが判明したことから、当社としては、今回の不正競争防止法違反事件
は、南の主導によるものであったと考えざるを得ません。
当社といたしましては、事件の全容解明にむけて、当局の捜査に最大限協力して参りますので、
何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
(問合せ先)
管理部 加藤
電話: 045-542-3162
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
223-0052 横浜市港北区綱島東 6-12-1
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2015 年 6 月 2 日
関係各位
横浜市港北区綱島東 6 丁目 12-1
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
代表取締役社長
山下
宣行
アイ・ディ・ケイ株式会社の書類送検に関する報道について
(当社営業秘密に係る不正競争防止法違反事件)
6 月 1 日、神奈川県警察が不正競争防止法違反の容疑でアイ・ディ・ケイ株式会社(横浜市鶴見
区駒岡 5 丁目 19-15、以下「アイ・ディ・ケイ」といいます。
)を横浜地方検察庁に書類送検し
たことが報道されました。本件は、当社を退職しアイ・ディ・ケイに転職した者らが、当社の営
業秘密である設計図面データを複製して取得し、アイ・ディ・ケイにおいて使用したこと等の容
疑によるもので、これまでに 4 名が逮捕され、そのうち 3 名は起訴されております。この度の報
道は、上記退職者らの設計図面データの開示及び使用行為がアイ・ディ・ケイの業務に関して行
われたとして、不正競争防止法上の両罰規定違反を根拠として、法人としてのアイ・ディ・ケイ
それ自体を書類送検するというものです。報道によれば、法人に不正競争防止法の両罰規定が適
用されることは極めて異例とのことであり、当社は、アイ・ディ・ケイが会社の業務に関して当
社の営業秘密を利用していたことが事実であれば、アイ・ディ・ケイの行為は商業倫理にも反す
るものであり、到底許されるものではないと考えます。
当社では、当局による捜査に引き続き協力するとともに、今後も情報管理体制の一層の強化と再
発防止に邁進し、お客様により一層信頼していただけるよう努めて参る所存ですので、何卒ご理
解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
223-0052 横浜市港北区綱島東 6-12-1
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2015 年 6 月 11 日
関係各位
横浜市港北区綱島東 6 丁目 12-1
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
代表取締役社長
山下
宣行
アイ・ディ・ケイ株式会社の起訴に関する報道について
(当社営業秘密に係る不正競争防止法違反事件)
6 月 8 日、アイ・ディ・ケイ株式会社(横浜市鶴見区駒岡 5 丁目 19-15、以下「アイ・ディ・ケ
イ」といいます。
)が、当社から不正に持ち出された営業秘密を同社の業務において使用した不
正競争防止法違反の容疑で起訴されたことが報道されました。また、併せて同日、既に逮捕され
ていた同社従業員南圭一及び原野努が、共同で当社から営業秘密を不正に持ち出したという同法
違反(共同正犯)の容疑で、横浜地方検察庁により起訴されております。一連の事件では、当社
を退職しアイ・ディ・ケイに転職した 8 名のうち 4 名が逮捕・起訴されておりますが、ついに法
人としてのアイ・ディ・ケイ自身も起訴されたものであります。不正競争防止法の両罰規定を根
拠として法人が送検・起訴されるのは極めて異例とのことであり、当社としましては、捜査当局
におかれまして、今回のアイ・ディ・ケイの行為の不当性をご考慮くださったものと受けとめて
おります。
本事件において転職者らが不正に持ち出し、使用した自動包装機械の設計図面データは、昨年 9
月以降、捜査当局がアイ・ディ・ケイの本社等及び転職者らの自宅に対して複数回に亘って実施
した強制捜査によって押収されております。上記設計図面データは、当社が開発、設計しました
ラベラー及び周辺機器の CAD 図面データであることが判明しており、顧客情報(顧客の製品、生
産に関わる情報等)の漏洩は確認されておりません。強制捜査による押収物に含まれる情報は復
旧できない手段をもって消去する方針であることを捜査当局から伺っておりますので、仮に、上
記押収物の中に顧客情報が含まれていたとしても、今後、お客様にご迷惑をおかけすることには
ならないと考えておりますが、万が一にも、アイ・ディ・ケイに当社の営業秘密が残存している
可能性をおもんばかり、弁護士と対応策を協議する等、自らをもって最大限の努力を尽くし、漏
洩した営業秘密の確保に努める所存であります。なお、一連の事件に関する当社の法律顧問とし
て、山内貴博弁護士(長島・大野・常松法律事務所)を選任していることを申し添えます。
当社は、今日に至るまで、設計、受注、生産工程管理、購買などのデータをすべて電子化し、効
率的に運用する等、積極的に IT 化を推進しており、経済産業省の IT 経営実践事例に取り上げら
れるに至りました。また、外部からの不正なアクセスを遮断する社内ネットワークを構築・管理
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し、すべてのデータには従業員の職責にしたがってアクセス制限を設けるなど、セキュリティー
についても入念な対策を講じております。しかし、本事件では一部の不心得者によって意図的に
情報が漏洩されており、その設計図面データはアイ・ディ・ケイにおいて、その業務として不正
使用されていたものであります。
不正競争防止法に定める刑事処罰規定が適用されるにあたっては、持ち出しまたは使用された情
報が同法にいう営業秘密に該当する必要があるところ、本事件が立件されたことに鑑みれば、当
社の設計データが営業秘密として厳重に管理されていたと捜査当局に評価していただいたもの
と受けとめております。当社は今後もより一層、情報管理体制の強化と再発防止に邁進し、お客
様に信頼していただけるよう努めて参る所存ですので、
何卒ご理解賜りますよう重ねてお願い申
し上げます。
なお、今後、本件に関してお知らせすべき情報がありました場合には、逐次公表させていただき
ます。
以上
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
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2015 年 10 月 29 日
関係各位
横浜市港北区綱島東 6 丁目 12-1
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
代表取締役社長
山下
宣行
不正競争行為差止等請求訴訟の提起について
本日、当社はアイ・ディ・ケイ株式会社(横浜市鶴見区駒岡 5 丁目 19 番 15 号)
、株式会社
京都製作所(京都市伏見区淀美豆町 377 番地の 1)及び本件に関係する個人 11 名を被告とし
て、不正競争行為(当社の営業秘密の不正使用等)の差止め及び損害賠償等を請求する民事
訴訟を東京地方裁判所に提起いたしましたので、ご報告いたします。
なお、今後、本件に関してお知らせすべき事情が生じた場合には、逐次公表させていただき
ます。
以上
光 洋 自 動 機 株 式 会 社
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2015 年 11 月 18 日
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代表取締役社長
山下
宣行
アイ・ディ・ケイ株式会社等による不正競争防止法違反事件について(続報)
11 月 16 日、アイ・ディ・ケイ株式会社(以下「アイ・ディ・ケイ」といいます。
)等による
不正競争防止法違反事件について、被告人 2 名の初公判が横浜地方裁判所において実施され
ました。被告人 2 名は、起訴された事実を認めており、報道機関によりその旨の報道がされ
ております。また、残りの被告人 2 名及び被告人アイ・ディ・ケイの初公判は、11 月 20 日
に同裁判所において実施される予定です。
先にご報告申し上げましたとおり、当社は、アイ・ディ・ケイをはじめ本件の関係者に対し
て、当社の営業秘密の使用差止・損害賠償等を請求する民事訴訟を東京地方裁判所に提起し
ております。引き続き、当社は、本件に対して断固とした対応をとっていく所存であります
ので、皆様方のご理解を賜りたく、お願い申し上げます。
以上