遊び検定

第1回
金山児童館
今年(2010 年)から金山児童館では「金山児童館
遊び検定
遊び検定」をおこない「合格認定証」
を発行します。
「遊び」は、人間にとって大切な五感を使う事が多く、特に子どもにとっては心身の健全
な発育・発達に欠かせないものでもあります。また、家族のつながりを強め、仲間づくりに
も役に立ちます。
そして、
「遊び」は大人や老人にとっても健康維持や気分転換、老化防止などに役立ちます。
今回、伝承遊びから草花遊び、親子遊び、遊び歌などで、全国大会につながるような遊び
も検定の種目に入れました。
ぜひ、多くの人(子どもから大人、お年寄りまで年齢制限なし)に遊びに挑戦してもらい、
明るく楽しい家庭や地域をつくってもらいたいと思っています。
★ 金山児童館が認定する遊び検定です。年齢制限などいっさいありません。
★ 詳しいやり方、作り方、遊び方などは、金山児童館に説明書および参考に
なる本があります。
★ 作るものは、親や友達と協力して作ってもいいです。
【遊び検定の種目および判定基準】
A.伝承遊び:昔から伝えられている遊び
1.けん玉(児童館にけん玉10個 用意してあります)
判定基準(①②の両方ができたら合格)
① 大皿受け、小皿受け、・中皿受け、飛行機(剣刺し)のそれぞれが 3 回
できる。
②「もしかめ」を「もしもしかめよかめさんよ~」と歌って歌の最後まで
落とさずできる。
「もしかめ」は、大皿に球が乗った状態から始め、中皿(けんじりの皿)
→大皿→中皿→大皿→中皿・・・と交互に球を移動させる。
2.お手玉(児童館にお手玉30 個 用意してあります)
判定基準(①②③④の全部ができたら合格)
①両手2個ゆり~2個のお手玉を使って、20秒(20数える)両手で左
回しができる。
②両手2個ゆり(反対回し)~2個のお手玉を使って、20秒(20数え
る)両手で右回しができる。
③片手2個ゆり~2個のお手玉を使って、20秒(20数える)右手だけ
でお手玉できる。
④片手2個ゆり~2個のお手玉を使って、20秒(20数える)右手だけ
でお手玉できる。
3.折り紙
判定基準
鶴(つる)を含めて、5 種類の折り紙ができたら合格。
ただし、折り紙ヒコーキは数えません。(別検定です)
4.折り紙飛行機
判定基準
2種類(違う折り方)の折り紙ヒコーキを作りそれぞれが 5 秒間(5 数え
る)飛んだら合格。
5.こま回し(児童館にこま 5 個 用意してあります)
判定基準(①②の両方ができたら合格)
①ひもでこまを回し、こまが10秒(10数える)まわっていること。
②紙や段ボール、つまようじ、マッチ棒などを使って手回しこまを作って
5秒(5数える)回っていること。
6.かるた取り
判定基準(①か②ができたら合格)
①「いろはカルタ」または「ことわざかるた」の文句を10枚おぼえて
拾う事ができる。
②百人一首のふだを10枚おぼえて拾う事ができる。
7.たこ揚げ
判定基準(①②の両方ができたら合格)
①出来上がっている(販売されている)「たこ」を 1 分間以上あげられる。
②ビニール袋を利用したような簡単な「たこ」
(難しい凧ならもちろんオッ
ケー)を作って、1 分以上あげられる。
8.あやとり
判定基準(①②の両方ができたら合格)
①一人あやとりが 2 種類できる。
・小さなボート ・やさしいゴム ・かわいいちょうちょ
・おいしいバナナ ・かんむり 等
②二人あやとりができる。
・一本橋
9.おはじき
判定基準:二人以上で遊べたら合格。
「おはじき」
(平らな形をした直径 12 ミリほどのガラス製のおもちゃ)を
指ではじいて遊ぶ。
・最初に一人 5 個ずつ分けたおはじきを、ジャンケンで勝った人が全員の
おはじきを集めて両手で上下に振って、おはじきが重ならないように
サットばらまく。(重なったおはじきは、取り上げて上から落とす。)
・もう一度ジャンケンをして勝った人から始める。
・はじくおはじきと、当てようとするおはじきの間に、小指で線を引く。
(線を引く事をしきりという)この時におはじきに触れたら失敗。
・
「しきり」をしたら、当てようとするおはじきにねらいを定めて、おはじ
きをはじいて当てたら、もう一度当てたおはじきの間に「しきり」をし
たらもらえる。1 回で交代していく。一番たくさん取った人が勝ち。
10.竹トンボ
判定基準(①か②のどちらかができたら合格)
①出来上がっている竹トンボ(販売している竹トンボ)を 3 秒(3 数え
る)飛ばす事ができたら合格。
②竹トンボを作って飛ばせたら合格。
11.竹馬
判定基準(①か②のどちらかができたら合格)
①出来上がっている竹馬にのって、10 メートル歩けたら合格。
②竹馬を作って、5 メートル歩けたら合格。
B.草花遊び:春夏のどの季節の草花でもいいです。
判定基準
下記にあげた草花遊びで、5種類合格して下さい。
また、下記以外に考えた草花遊び(植物で何かを作るなど)でも種目に数えま
す。その時は、「草花創作遊び」とします。
1.笹舟遊び(自分で取って来て下さい):
笹の葉一枚を使って小舟を作り、水の上に浮かべば合格
2.シロツメグサ(クローバー)の髪飾り
(春に道ばたやあぜ道、野原などでよく見かけます)
クローバーの花を茎ごと20本ほど採って、編んで髪飾りが出来て、頭の
上に乗せる事が出来たら合格
3.すずめのてっぽうのふえ
(4 月~5 月に田植え前の田んぼや田んぼの周りなどでよく見かける先っ
ぽが穂になっている 15 センチぐらいのイネ科の雑草)
すずめのてっぽうを 1 本摘み取って、穂の部分をスポッと抜き穂の部分は
捨てる。葉っぱの付いた方の茎を持って、細長い葉っぱを折り曲げて、軽
く口でくわえて、「ピー」と音が出たら合格
4.こすり絵遊び
色々な花(2種類以上)を画用紙2枚にはさんで、こすって花の写し絵が
出来て、使った花の名前が言えたら合格
5.朝顔のふうせん
しぼんだ花の先をつまんで、花の根元から息を吹き込んで「プスッ」と音
がしたら合格
6.朝顔の葉っぱの鉄砲(ほかの草花の葉っぱでもオッケーです)
朝顔の葉っぱ1枚を採って、左手の親指と人差し指でつくったわっぱの上
に乗せて右手の手のひらで勢いよくたたいて、「パン!」と鳴ったら合格
7.オオバコ相撲:二人以上であそびます
オオバコの茎を採って、両端を持ってUの字に曲げ、お互いのUの字をか
らめて引っ張って、切れた方が負け。この遊びが出来たら合格
8.すいかの種とばし
すいかの種を口に含み、1個でも2m以上飛ばしたら合格
9.えのころぐさ(ねこじゃらし)のけむし
(夏から秋に草っぱらやあぜ道に穂の先が毛虫のようにもこもこした草花)
穂の部分を採って、軽く揜って毛虫のような動きが出来たら合格
じゅ ず だ ま
10.数珠玉のネックレス(ブレスレット)
針と糸などを使って数珠玉をつなげていって、ネックレス(ブレスレッ
ト)を作れたら合格
11.ヒメシバのほうき
(秋に道ばたなどに傘の骨のような形の穂をつけるどこにでもある雑草)
ヒメシバを十本ぐらい抜いて束ね、ヒメシバの一本で束ねた穂の根元を
結んだら「ミニほうき」の出来上がりー合格
12.オナモミで足当てごっこ
(秋になるとギザギザのとげのような実がつく雑草で、服などによくつく)
オナモミの実を投げて、ズボンに当てて遊べたら合格。顔に当てたら失格。
13.コスモスの花プロペラ
(夏の終わりから秋に咲く8枚の花びらをもつ茎が細いかれんな花)
花の下 10 センチぐらいの所を折って、花びらを指で一枚おきに引っ張
って取っていく。4 枚の花びらの花プロペラの茎を持って、頭の上ぐら
いから
手を離してクルクル回りながら落ちていったら合格
14.どんぐりのコマ
(10 月末から 11 月 10 日ごろにゆったり館の前の公園にたくさんのどん
ぐりの実が落ちています。大きなどんぐりの木が 6 本ほどあります)
どんぐりの実のおしり(丸い方)にキリで穴を開けて、空いた穴につま
ようじを差し込んで、適当な長さで切る。そのコマにマジックなどで色
をつけて、3 秒間回ったら合格
※どんぐりは、なべに入れて5~10 分蒸すと穴が開けやすいよ。
15.どんぐりのやじろべー
3 個のどんぐりを使い、真ん中のどんぐりには両手となる部分に穴を開
けて腕となる枝を左右同じ長さで差し込む。真ん中のどんぐりの下がわ
に穴を開けて短い棒をさす。両手の部分の棒にどんぐりを一個ずつさし
てやじろべーを作り、
「どんぐりころころ」の歌を 1 番歌って、その間や
じろべーが倒れなかったら合格
16.木の実のどうぶつ
木の実にあなを開けたり、棒をさしたり、色をつけたりしてミニ動物が
できたら合格
C.仲間づくり遊び:二人以上で遊んで下さい。誰とでもいいです。
判定基準
下記にあげた遊びで、3種類合格して下さい。
1.じゃんけん
判定基準 ①~⑥、2 種類遊べたら「じゃんけん遊び」合格
①あっち向いてホイッ
②じゃんけんポイポイどっちひくの
③おちゃらかホイッ
④いっせーの3
⑤じゃんけんグリコ
⑥うずまきジャンケン
地面にうずをかいて、うずの中心の陣地と外の陣地に分かれて同時にス
タートする。二人が出会ったところでジャンケンをして勝ったら進み負
けたら自分の陣地にもどってスタートする。相手の陣地に早く着いた方
が勝ち。
2.すもう
判定基準 ①~⑦のうち、5種類遊べたら「すもう遊び」合格
①うでずもう
②ゆびずもう
③足ずもう
④すもう
⑤手押しずもう
⑥しゃがみずもう
⑦しりずもう
3.ボール遊び
判定基準 ①~④のうち、2種類遊べたら「ボール遊び」合格
①ボールや羽根(バドミントンなど)を二人でパスまたはキャッチボール
をして落とすなどの失敗をしないで 100 往復できたら合格。
②ドッジボール㋐㋑の両方で遊べたら合格
㋐「普通のドッジボール」
㋑「王様ドッジボール」
(普通のドッジボールのルールで、チームに王様
を一人決めて、王様が当たったら負け)
③「ハンドベースボール」(野球のルール)で遊べたら合格
・柔らかいボールを手で打ち、ベースは2つ(1 塁と本塁)3つ(1 塁 2
塁本塁)4つ(野球)のどれでもいい。アウトの数や守備の人数等も
自由。
④「ワンバウンドボール」㋐㋑のどちらかで遊べたら合格
㋐二人遊びワンバウンドボール
・地面に四角(長方形)を描きコートを2つに分ける(1つ分は畳1
~2 枚ぐらいの広さ)。
・コートの中に一人ずつ入る。ボールは手で打ち、自分のコートの地
面にワンバンさせてお互いに相手のコートに入れる。失敗したら相
手の得点となって、5点を先に取った方が勝ち。
・人はコートの外へ出て打ってもいい。
㋑「元大中小(げんだいちゅうしょう)」
・テニスボールの大きさのボールを 1 個使って四人以上で遊ぶ
・四角いコートを 4 等分(1 つ分が畳 1~2枚以下の広さ)して、
元(一番上のランク)大(2 番目のランク)中(3 番目のランク)
小(一番下のランク)の場所を決めそれぞれの人がコートの中に
入る。
・ボールは手で打ち、自分のコートの地面にワンバンさせて相手の
コートに入れる。
・失敗した人がいたら、それより下のランクの人は1こずつランク
の上のコートへあがっていく。4人の場合、元(げん)の人が失
敗したら小へいく。
・人は、コートの外へ出て打ってもいい。
4.鬼ごっこ
判定基準 ①~⑧のうち、3種類遊べたら「鬼ごっこ」合格
遊び方は「金山児童館 遊び検定ブック」にあります。
①だるまさんが、ころんだ
②子取ろ子取ろ(こ~とろ子取ろ)
③ポコペン
④缶けり
⑤缶取り
⑥ぐるぐるおに
⑦手つなぎおに
⑧ひょうたんおに
5.ゴムとび
判定基準 ゴムひも1本を跳ぶ遊び「1 本ゴム跳び」遊びまたはゴムひも
の両端を結んで 2 本にして跳ぶ「2 本ゴム跳び」遊びができた
ら合格。
遊び方は「遊び検定ブック」にあります。
D.絵かき歌
判定基準
①~⑥のうち、3種類遊べたら(歌いながら絵を描く)「絵かき歌」合格
①絵かき歌「ちょうちょ」
・さんかく・さんかく・もようをかいて・もようをかいて・毛虫が一ぴき
・ちょうちょがひらひら
②絵かき歌「チューリップ」
・たまごを・はんぶん・ようじにさして・ぐるっとかいたら・チューリップ
③絵かき歌「ひまわり」
・もちやきあみがあったとさ・おもちが2つ・ころがって
・プクプクプクプク・ふくれだし・いつのまにやらひまわりさん
④絵かき歌「コックさん」
・ぼうが1本あったとさ・葉っぱかな・葉っぱじゃないよ
・かえるだよ・かえるじゃないよ あひるだよ・6月6日
・三角定規にひびいって・あんパンふたつ・まめみっつ
雤ざあざあ
・コッペパンふたつくださいな・あっというまにかわいいコックさん
⑤絵かき歌「びっくり箱」
・棒が1本ありました・はっぱかな・かえるかな・だあれかな
・3たす3は・6の8・あっというまに・びっくり箱
⑥絵かき歌「たこ」
・どじょうが3びきあったとさ・おせんべい2まいあったとさ
・おもちを 2 つかさねたら・あめがざあざあふってきて
・あられがぽつぽつふってきて・あっというまにたこにゅうどう
E.遊び歌
判定基準
①~⑥のうち、3種類遊べたら(歌いながら動作をする)「遊び歌」合格
①大きな栗の木の下で
・おおきなくりの ・きの ・した
・なか ・よく ・あそびましょう
・で ・あなたと
・おおきなくりの
・わたし
・きの ・した
・で~
②おべんとうばこのうた
・これっくらいの おべんとうばこに ・おにぎり おにぎり
・ちょういとつめて ・きざみしょうがに ・ごましおふって
・にんじん さん ・ごぼう さん ・あな~のあいた ・れんこん
・すじ~の とおった ・ふ~き
③しあわせなら手をたたこう(2 番
・しあわせなら
・しあわせなら
・しあわせなら
・そらみんなで
足ならそう、3 番
手をたたこう ・パチ
手をたたこう ・パチ
たいどで示そうよ
手をたたこう ・パチ
④だるまさん
・だるまさん ・だるまさん
⑥自分がさがした(おぼえた)遊び歌
肩たたこう)
パチ
パチ
パチ
・わらうとだめよ
⑤自分がさがした(おぼえた)遊び歌
さん
・あっ
ぷっ
・ぷ~