「北東アジア地域環境体験プログラム」参加報告北山ちえみ・橋本笑佳・久道遥香私たちは、８月２０日 (火 )～２４日 (土 )に大韓民国の江原道で行われた北東アジア地域環境体験プログラム（大韓民国江原道・日本富山県主催・公益財団法人環日本海環境協力センター共催）に参加してきました。＜8 月２１日＞プログラム１日目は、参加者による活動発表がありました。私たちは「国際環境委員による、全校生徒の環境意識向上のための活動」というテーマで日本の富山県の代表として発表をしました。その他にも、ロシアの沿海地方・中国の遼寧省・韓国の江原道・ロシアのハバロフスク地方・韓国の忠清南道・中国の黒竜江省・韓国の慶尚南道の発表がありました。環境はどこの国でも問題になっていることだろうと予想はしていましたが、実際に色々な国の学校の意見を聞いてそれを実感することができ、とても良い経験になったと思っています。発表が終わってからは、トレッキング及び環境保全活動を行いました。ソウル市の様子からは想像できないくらい緑が生い茂り、川の水が透き通るように綺麗で自然がとても豊かで心が綺麗に洗い流されたようにさえ思えました。また、訪れた九龍寺というお寺の外見は、私たちが普段目にしている日本からは予想ができないくらい配色が多様で、歴史や文化の違いを認識するとともに、韓国の歴史の流れを感じることができました。夜は韓国の伝統楽器の演奏のサムルノリというものがありました。もちろん初めて耳にした演奏で韓国の文化を感じとることができました。また、自治体別の出し物では、さまざまな国の伝統的な歌だけではなく流行している最先端の音楽やダンスを鑑賞することができ、互いの国の良さを味わうことができたよい時間となりました。私たちは今回このプログラムに一緒に参加した早月中学校．南砺福野高校のみなさんと「ラジオ体操第一」と日本で流行している曲に合わせてダンスを披露しました。私たちにとっては当たり前に行われているラジオ体操が他国の参加者からみると新鮮だったらしく、みんな立ち上がって、楽しそうに参加してくれて驚きました。また、小さい頃から馴染んできたラジオ体操は、日本が誇れる文化であるということが分かりました。＜8 月２２日＞プログラム２日目は、４ヶ国の生徒がグループに分かれて、 UCC という環境を良くするための動画を作りました。小道具準備及び役割決めから、動画撮影、最終編集までを全て自分たちでするものだったので、とても大変でした。私の参加したＢグループは韓国人３人・中国人３人・日本人２人で、リーダーのジミンを中心に UCC を制作しました。英語と韓国語で意見交換をしながらテーマを決め、役割を決めて動画撮影や編集をしました。ほとんどの人が英語で話し合いを進めており、本当に英語は大事だと痛感しました。私は動画撮影に必要な小道具作りをし動画中に流す曲を選びました。完成した作品はとても満足のいくものになりました。夜にはこの日制作した UCC プロジェクト全作品の鑑賞と人気投票がありました。投票の結果、Ｂグループが大賞に選ばれ大変嬉しく思いました。Ｂグループの皆には本当に感謝しています。また、どの作品も、私たちが環境を守っていかなければならないということが強く伝わってきました。そのために私たちはゴミ拾いやリサイクル、食べ残しをしない等、日常生活でのちょっとしたことが環境保全につながるのだと気づきました。＜8 月２３日＞この日はソウル市周辺を観光しました。クレアソウル事務所・ソウル歴史博物館・青瓦台・仁寺洞・北村韓屋・明洞・南大門・ロッテマートなど、１日でたくさんの所に行くことができました。どこも、日本とは違う雰囲気が漂っていました。韓国の文化や伝統・歴史の流れを感じることができただけでなく、韓国についての興味・関心が大変深まった一日となりました。この北東アジア地域環境体験プログラムに参加して、環境について深く考えることができました。また、英語の大切さについて学ぶことができました。英語をもっと積極的に学習し、学校生活や将来に役立てることができるようになれば良いと思います。この５日間で多くのことを学ぶことができ大変意義のある活動となり、また、私の将来について考える上でもとても勉強になりました。今回この活動に参加できたことを光栄に思っています。また、NPEC の皆さまをはじめ、大門高校の先生方、このプログラムで出会った皆様に心から感謝申し上げます。 정말로 감사합니다（本当にありがとうございました）