『事業系区分所有』投資で CRE戦略・財務強化を支援

本業のリスクヘッジになる事業戦略を提案
財務面を強化しない企業は生き残れない!
『 事業系区分所有 』投資で
CRE戦略・財務強化を支援
宮沢 文彦 氏 株式会社ボルテックス 代表取締役社長
アベノミクス効果によって企業業績は回復基調にある。
しかし、景気変動に左右されない経営基盤の安定は永遠の課題だ。
ボルテックスは「不動産投資による収益で企業財務を強化すべき」との持論から、大型ビルをフロアごとに所有する
『事業
という独自のビジネスモデルを展開。実際、高い利回り実績をあげて投資家から大きな信頼を得ている。
系区分所有』
「売れない不動産」
「買われない不動産」は、
は実に多いですね。いまだに不動産は副業
私たちにとってはむしろ魅力的な物件です。
という考え方です。しかし、企業における
ローンが付きにくい物件も積極的に扱って
不動産の捉え方やスペースコストに対する
きたことで、様々なノウハウを蓄積すること
考え方などのCRE戦略は、財務上、経営上、
ができました。
「逆張りの少数派」
が王道、
「変
重要課題です。経営者はファイナンシャル・
わっている」が私たちのスタンダードです。
インテリジェンスを高めないと日本の国益
今でも自らトップセールスをしています
を損じてしまいます。
「物事の本質を見極め
が、
「不動産投資は本業と関係ないからやら
る」という当社の理念を伝え、常識や既成概
ない」
「財テクに興味がない」という経営者
念を覆す闘いをこれからも続けていきます。
東京都心部では再開発によってグレ
プがある物件、つまり「本質的利回り
区分所有』という同社独自の不動産投
で落ち込んだ。本業の先行きに危機感
は、空室継続リスクはプ
ードの高い大型ビルが続々と誕生。供
が高い物件」
。仕入れ、分割登記をか
資戦略が、確実に投資家に浸透してい
を持ち始めていたこともあって、約 3
ライスによって防げます。
給が集中する「2016年問題」も懸念
け、管理組合組成、遵法性チェック、
る証左でもある。
年前から『 事業系区分所有』不動産を
平たく言えば、下げれば
されている。テナント企業が新しいビ
長期修繕計画立案・運営という「ソフ
実際、同社の運用実績を見ると、現
積極的に買い足していった。
その結果、
テナントは絶対付きます
ルに移転すれば、当然使われなくなる
ト面」
、そして高い「流動性」
。これら
在の年間実質利回りは 7.50% と極め
現在の委託資産は 7 件で合計約17億
し、1年 も 空 く く ら い な
オフィスビルも出てくる。ボルテック
の特性を併せ持った物件への商品化ノ
て高い。顧客は主に中小企業で、年間
円に。そこから得られる家賃収入の約
ら、極端な話、半値で付
スはその中で 3000㎡以上の投資価
ウハウ・スキルこそが、他社の追随を
商談数は2000社に上る。
7 割、約1億円が実質利益として本業
けても P/L 上は黒字なは
値の高いビルに絞り、フロア単位で所
許さないボルテックスの強みである。
「顧客は、社歴が長く内部留保はあ
の落ち込みをカバーしている。
ずです」
(宮沢社長)
るが、本業が振るわないという老舗企
経営に不動産投資を取り入れたこと
都心 5 区のオフィスビ
業が多いですね。一般的にどの業種で
で B/S(貸借対照表)や P/L(損益計
ルにおける月別平均空室率は、改善し
有する『 事業系区分所有 』という不動
実質利回りは実に 7.50%
本業の落ち込みを補完
産投資戦略を投資家に提案している。
区分所有の方がビル1棟全体より投
■オーナー利益を追求するボルテックスのリーシング戦略
区分所有はもともと購入時にアローアンスがある
■ボルテックスの交渉力
空室の発生
・テナントとの折衝
・管理組合との折衝
■ボルテックスの提案力
・徹底したマーケティングリサーチ
・プライシング
▼
▼
▼
オーナー利益の追求
※
空室期間が長引けば投資効率は下がる。
しかし、最新の市況データと豊富な管理
実績に基づくプライシングノウハウにより、
ボルテックス独自の戦略の効果やメリット
を最大化し、
オーナー利益を追求する
投資家のリスクを最小化し、オーナー
も、長期で事業継続している企業は、
算書)が改善するとともに、年月を要
たとはいえ、現在でも 8%台だ 。し
利益を追求するよう努めている。
資額を抑えられ、それ以外にも修繕リ
「不動産投資イノベーション」という
必ず不動産を保有しています。本業の
する本業の業績回復までの時間稼ぎが
かし、ボルテックスの管理物件の空室
同社は自社でも投資を行い、現在、
スクを平均化することができる。しか
コンセプトのもと、企業財務に安定を
利益を凌駕するぐらいの賃料収入があ
できているという。
率は件数ベース・面積ベースともに
約120億円( 販売価格ベース )もの不
も、区分所有であっても賃料は変わら
もたらすCRE戦略を提案しているボ
れば、当然ながら経営は安定します。
1% 台で推移している。
動産を長期保有している。そこから約
ないため、
高収益を確保できるという。
ルテックス。同社の 2013 年 3 月期
本業という
“戦”
で勝った分の不動産を
一方、売却時のリスクはどうか。ボ
10億円の年間賃料が発生し、前期の
見えている利回りではなく、マーケ
売上高は約108億円に上る。
取得していかないと、本業が悪い時に
ルテックス内には圧倒的な量の潜在顧
経常利益約18億円のうち半分近くを
ット価格と実際の不動産価値にギャッ
これに対して今期は約160億円を
カバーすることはできません」
。同社
一般的に、不動産投資で懸念される
客の普遍的ニーズがあり、もともとリ
稼ぐまでになっている。
見込んでいたが、今年 4
の宮沢文彦社長は、不動産投資による
のが空室問題だ。
「空室の発生は避け
スクを抑えて取得して高利回りを確保
「お客様に勧めている理想的な状態
月に早くも 240億円に
企業財務強化の必要性をこう訴える。
て通れません。しかし、空室の継続は
しているのと、購入者の絶対数も多い
を、自ら投資をして実践しているわけ
上 方 修 正。さ ら に 上 半
同社の顧客で製造業を営むある企業
理論的にあり得ません。
空室の原因は、
ので、結果的に流動性は高い。
です。
『本業だけでいい』という凝り
期の業績好調を受けて、
は、リーマン・ショックを機に業績が
その物件価値に対して値段が合ってい
物件購入から賃貸管理、売却である
固まった考えやCRE 戦略、価値観を
300億円にまで拡大す
悪化。売上高は約 3 割減に、そして約
るかどうか、
つまり値段設定ミスです。
出口戦略までの戦略立案を一貫して行
これからも変えていきたい」と、宮沢
ると見ている。
『事業系
1億円あった経常利益もほぼゼロにま
当社が取り扱う都心部の物件において
う「ワンストップサービス」によって、
社長は意気込んでいる。
■受託資産残高と管理戸数の推移
受託資産残高
管理戸数
30,000
800
(百万円)
(戸)
700
管理戸数
25,000
600
500
20,000
400
15,000
300
受託資産残高
驚異的に低い空室率と
既成概念を打破する発想力
200
10,000
100
0
800
500
2008年
3月
2009年
3月
2010年
3月
2011年
3月
2012年
3月
2013年
3月
0
※ 2013年 8 月三菱UFJ 投信調べ
株式会社ボルテックス
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