大気・水・ 土壌環境保全 大気・水・土壌環境保全 公益財団法人 国際環境技術移転センター メディア掲載回数 ウランバートル市の大気汚染削減のための総 合的な啓発ツールの開発 ─環境リーダーの活用による住民意識啓発─ 問合せ件数 環境リーダーの 育成・普及人数 目標達成度 4回 2件 158人 100% 成果と工夫したポイント 5 人を対象に OJT を実施し重点的に育成しな がらセミナーや勉強会等による普及啓発を行った 結果、モデル地域、エコクラブなどで94人が環境 リーダーとして育成され、合わせて活動プログラ ムが構築できた。 冬季はゲルストーブからの煙が滞留 課 題 モンゴル国ウランバートル市の大気汚染問題が深刻化し ており、市民の 7 割が居住するゲルでは特に冬期に石炭の 生焚きによる暖房由来の硫黄酸化物、窒素酸化物、ばい塵 が健康被害の問題を引き起こしている。 目 標 ・ 環境リーダーの育成 ・ 環境データの公開などによる大気汚染改善に向けた緊急 性の理解促進と住民の環境意識向上、自発的な行動・持 続的活動の促進 ・ 環境リーダーによる「大気環境改善プログラム」の確立 と推進 活動内容 ・ モデル地域、エコクラブ校内、その他地域での四日市公 害の経験や大気汚染に関する講義( 6 回、セミナー除く) ・ 日本人による健康調査( 1 回、626名対象)⇒環境リーダー による環境意識調査( 1 回、200名対象) ・ ゲルストーブからの排ガス測定( 2 回) ・ エコクラブ、モデル地域での簡易測定器を使った自主測 定(随時) ・環境リーダー 5 名を対 象とした訪日研修( 1 回) ・普及啓発セミナーの開 催( 3 年・ 3 回。 1 年 目54名、 2 年目52名、 訪日研修による大気簡易測定法の実習 3 年目47名) 〒512-1211 三重県四日市市桜町3684-11 TEL:059-329-3500 FAX:059-329-8115 http://www.icett.or.jp 90 ・ モデル地域、エコクラブによるセミナー(エコフォーラ ム)を通した活動報告( 3 回) ・ リーダー会(ワークショップ)の開催( 2 回) 達成できたこと まずは 5 人の環境リーダーを OJT しながら、セミナー や勉強会などで環境リーダー発信による普及啓発を行った 結果、モデル地域では22人、エコクラブでは67人、合計94 人の環境リーダーが育成され、環境リーダー発案の活動プ ログラムを完成すること ができた。さらに波及効 果として、モデル地域周 辺の 4 地域にも環境活動 を行う市民団体が結成 (計約40人) 、また他校エ コクラブ(24人)での活 動により活性化にも繋 学校エコクラブ生徒との勉強会実施の様 がった。 子 達成できなかったこと 全種の同定が完了しなかった。画像スキャンのデータベー スは完了したが、公開には至らなかった。 今後の展望 環境リーダーを中心に、定期的なリーダー会やモデル地 域におけるエコフォーラムの開催により、今後さらに環境 リーダーが増え、プログラム実践の波が他地域にも広がる ことが期待できる。 活動地域 モンゴル国 ウランバートル市 助■ 成■ 金■ 額 ■ 平成26年度 平成25年度 平成24年度 3,200千円 3,200千円 3,200千円 一 般 助 成 3 年目 知識の提供・普及啓発 ホームページの ページビュー数 アフリカにおける統合的湖沼流域管理(ILBM) の推進 メディア掲載回数 ネットワークを構築した アフリカの機関数 目標達成度 57,812ビュー 5回 16機関 66% 課 題 アフリカの湖沼が直面する問題は、水質汚濁、土壌堆積、生物多様性の喪失など多 岐にわたる。その背景として、利害関係者が湖沼流域の管理に関与しておらず、ガバ ナンスが適切に機能していないことが挙げられる。 活動内容 東アフリカ専門家会合(ケニア・ナクル) 成果と工夫したポイント ケニアの湖沼に係る国家戦略策定の基 礎データとして、ケニア国内の11機関の 協力を経てグレート・リフト・バレー湖 沼群を対象に生態系サービス共有価値ア セスメント(ES-SVA)調査を 実施する。 ・ TICAD V(第 5 回アフリカ開発会議)に合わせて国際シン ポジウムを開催し、国内外より40名の参加を得た。 ・ 西アフリカ(ガーナ)で開催された国際会議に出席し、現 地の情報収集およびネットワーク構築を行った。 ・ イタリアで開催された第15回世界湖沼会議にケニア政府等 関係者 6 名を招聘し、特別セッションを行った。 ・ 東アフリカ(ケニア)で同国の専門家17名を招聘し、東ア ボルタ河口域現地調査 フリカ専門家会合を開催した。 (ガーナ・アクラ) 今後の課題 ・生態系サービス共有価値アセスメント(ES-SVA)調査を行い、ケニアの国家戦略 策定およびケニア・日本の二国間対話へのアジェンダ化を支援する。 ・将来の自律的な取り組みを念頭に、西アフリカと東アフリカ、そして南・東南アジ アとアフリカの協力体制を構築する。 〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091 TEL:077-568-4573 FAX:077-568-4568 http://www.ilec.or.jp/ 活動地域 滋賀県、 アフリカ 助■ 成■ 金■ 額 ■ 平成26年度 複数年金額合計 5,886千円 9,386千円 (特非)Pesticide Action Network Asia and the Pacific(PAN AP) マレーシアのカメロン高地における非常に有害な 農薬の使用を減らすためのコミュニティー活動 一 般 助 成 2 年目 知識の提供・普及啓発 イベント参加者数 イベント満足度 メディア掲載回数 目標達成度 延べ216人 80% 15回 90% 課 題 カメロン高地は、その涼しい環境を利用して、野菜、果物、茶などの栽培が行われ ているが、最大の課題は、農薬の使用による環境の汚染である。特に、河川水の汚染 は、広範囲の人々に健康被害を与える可能性がある。 活動内容 カメロン高地で、農薬散布の現場 成果と工夫したポイント マレーシアの国立大学の研究者による 試料水の農薬の分析は、信頼性が高く、 検出されたエンドサルファンなど、子ど もの健康に被害が出ている農薬の規制に 行政が積極的に動き出した。 農薬を多量に使用しているカメロン高地の地域から流れているバルタム川、テロム 川流域の 6 地点を選び、これに河川水から取水している水 道水を含めて、試料水を採取した。試料水の分析は、マレー シア国立大学(UKM)の研究者によって行われ、専門学術 誌(Iranica Journal of Energy & Environment 6 ( 2 ): 141-146)に発表された。また、分析の結果検出された農薬 の危険性を含めて、行政者、市民、農民などに、注意を促 すためのセミナーを2015年 3 月 6 日にカメロン高地で開催 分析結果を発表したセミ ナーの様子 した。報道関係者も含めて116名が参加した。 〒10850 54Lorong Batu Uban Satu, Taman Century, 11700, Penang, Malaysia TEL:604-656-0381 FAX:604-658-3960 www.panap.net 活動地域 マレーシア 助■ 成■ 金■ 額 ■ 平成26年度 複数年金額合計 1,865千円 1,865千円 一 般 助 成 1 年目 知識の提供・普及啓発 91 大気・水・土壌環境保全 公益財団法人 国際湖沼環境委員会 大気・水・土壌環境保全 公益財団法人 宍道湖・中海汽水湖研究所 イベント参加者数 汽水湖にふさわしい湖沼保全策の検証及びヤマトシジミ 資源回復のための活動─宍道湖をモデルとした提案─ イベント満足度 問合せ件数 目標達成度 延べ50人 70% 15件 80% 課 題 ヤマトシジミ漁獲量が危機的に落ちこみ、資源回復の方策を探るなかで、めざすべ き湖は、豊かな生物相の存在、漁業と良好な景観や水質の両立であると認識した。汽 水湖特有の保全管理策を提案することが課題である。 活動内容 山居川生きもの調査( 8 月) 成果と工夫したポイント 流入河川(山居川)の調査に関して、 小学校の総合学習(派遣 2 名各 3 回)や、 住民グループの研修会(派遣 1 名 2 回) に講師要請があった。パブコメについて は文書回答があり、その経緯が シンポジウムで説明された。 〒690-0049 島根県松江市袖師町99 内藤ビル203号室 TEL:0852-21-8683 FAX:0852-21-8683 http://www 1 a.biglobe.ne.jp/kisuiko/ 1. 地域に潜在する資源(鉄バクテリア)を利用した底質改善予備実験の結果、宍道湖 の硫化水素発生場所での再現試験が可能な見通し。 2. ヤマトシジミの豊産条件を探るための簡易実験施設に着手。 3. 次期水質保全計画(宍道湖)について、パブリックコメ ントを提出。シンポジウムでは研究者、漁業者、市民、 行政間で意見交換。 4. 宍道湖流入河川で、市民参加の生物調査を継続。河川と 宍道湖の関係について、住民の関心が高まる。 底質改善実験用の鉄バクテ リア採取(10月) 今後の課題 イベント(生物調査、シンポジウム等)の参加者数を増やすための工夫が必要。特 に市内の小学校で児童だけの川遊びが禁じられていることとどのように折り合ってい のくかが課題。また、年度末の催しについては、早めの準備と日程決定に工夫がいる こと。底質改善調査は、予備実験を経て次年度は漁業者に経過報告を行う。 活動地域 島根県・宍道湖流域 一 般 助 成 助■ 成■ 金■ 額 ■ 平成26年度 1 年目 1,511千円 (特非)東京労働安全衛生センター 調査研究 イベント参加者数 2 つの大震災から学び来るべき都市型地震に備え るアスベスト対策の提言と普及活動 マッピングの結果特定 されたスレートの建物 マッピングされた スレートの推定量 目標達成度 延べ224人 432棟 1,751トン 40% 課 題 二つの大震災を経てアスベスト対策の課題が明らかになった。来るべき大震災に備 えるための平時のアスベスト調査とハイリスクへの対策の確立および建物解体時のア スベスト飛散防止対策の強化が必要である。 活動内容 江東区でのマッピングの様子(8.23) 成果と工夫したポイント 波板スレートの建物をマッピングする ために衛星写真を活用する方法とボラン ティアによる現地調査を組み合わせるこ とによって、量的な把握が可能となり、 災害時の排出量が推定できるこ とがわかった。 〒136-0071 東京都江東区亀戸 7 -10- 1 Z ビル 5 階 TEL:03-3683-9765 FAX:03-3683-9766 http://www.metoshc.org/index.html 92 解体現場での建材取り扱い状況調査として、317現場を訪問し、 99現場中18現場で破砕などの問題があった。江東区のマッピン グ調査では115棟、683トンの、名古屋市の調査では317棟1,068 トンの波板スレートの建物を確認し、この手法が災害時の廃棄 物の量を推定するために有効であることが確認された。気中濃 度測定によって、破砕されたスレート板に起因するアスベスト 江東区でのマッピング の様子(8.23) の飛散がみられた。これらの結果を報告した。 今後の課題 震災前の平時の建物調査の推進の部分に課題があり、その方法と効果の宣伝などを 検討する必要がある。現状確認のための解体現場調査とマッピングは効果が確認でき たので、今後も継続する。良好事例を活用して自治体へ条例・要綱制定の働きかける ことが 2 年目以降の課題となる。 活動地域 宮城県石巻市、東京都葛飾区、江東 区、愛知県名古屋市、兵庫県神戸市 助■ 成■ 金■ 額 ■ 平成26年度 複数年金額合計 2,808千円 2,808千円 一 般 助 成 1 年目 知識の提供・普及啓発 イベント参加者数 PRTR データを活用した2020年目標達成に向け た化学物質管理のあり方の普及啓発活動 イベント満足度 問合せ件数 目標達成度 延べ200人 90% 50件 25% 課 題 2002年に WSSD で2020年目標が決議され、国際的な化学物質管理の取組みが進ん でいるが。しかし、2012年に第 4 次環境基本計画と SAICM 国内実施計画が策定され たが、市民に周知されているとは言い難い。 活動内容 5.25第10回総会記念シンポジウム 成果と工夫したポイント 水銀含有製品に関するアンケートの結 果、水銀体温計を約 3 割の家庭が現在保 有していることや、比較的環境問題への 意識が高い生協の組合員の中でも、水銀 条約の内容をほとんど知らない など、日本の課題が抽出できた。 〒136-0071 東京都江東区亀戸 7 -10- 1 Z ビル 4 階 TEL:03-5627-7520 FAX:03-5627-7540 http://toxwatch.net/ PRTR データ検索サイトに、2011年度2012年度データを 追加し、検索できるようにした。大気への排出量の多い事 業所一覧表の作成など検討結果を公表した。「家庭の中の 水銀含有製品調査ついてのアンケート調査」2800人対象に 実施し、報告書にまとめた。学習会を 5 回開催し、参加者 は200名。2020年目標実現に向けた化学物質管理のあり方 2013年度 PRTR 集計データ について、市民ガイドブックにまとめ、2000部印刷配布した。 検討会 今後の課題 PRTR 制度が開始されて13年が経過し、有害物質の排出量が削減されているが、事 業者の取組みの成果なのか、経済動向に左右されているためなのか、原因が不明であ り、今後どのようにすれば、さらなる削減が実現するのか、市民も参加して議論し、 実現していく必要がある。場の提供と市民への周知が課題である。 活動地域 日本全域 助■ 成■ 金■ 額 ■ 平成26年度 複数年金額合計 3,254千円 3,254千円 一 般 助 成 1 年目 知識の提供・普及啓発 キ ー ワ ー ド ■ PRTR(Pollutant Release and Transfer Register 化学物質排出移動量届出制度) 人の健康や生態系に有害な影響を及ぼすおそれのある化学物質について、環境中への排出量及び廃棄物に含 まれての事業所の外に移動する量を事業者が自ら把握し、国に報告を行い、国は事業者からの報告などに基づき、 対象化学物質の環境への排出量等を把握、集計し、公表する仕組み。 出典:地球環境基金 HP 「環境キーワード一覧」 93 大気・水・土壌環境保全 (特非)有害化学物質削減ネットワーク
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