ペットの健康について:エクササイズで愛犬愛猫の肥満にさよなら

元記事 Pet Health: Exercise helps avoid fat cat and pudgy pooch http://www.medicalnewstoday.com/releases/287639.php
ペットの健康について:エクササイズで愛犬愛猫の肥満にさよなら
この季節、多忙なスケジュールと厳しい寒さになりがちなことで、犬を散歩に連れて行くといった
健康的習慣を続けることが難しくなる。けれど、冬季の愛犬や愛猫の運動方法を見つけることは
家族全体にメリットとなりやすく、ペットが肥満になるのを防ぐことができる。
犬を飼っている人が犬を飼っていない人に比べ一週間あたり2倍近く歩くことは少しも不思議では
ない。驚くべきことは、バンフィールドペット病院の The state of Pet Health 2014 の報告に
よると、コロラド州(比較的痩せ身の人とペット愛好家が多いことで知られている)が全国で太
り過ぎの犬の数第4位、太り過ぎの猫の数第5位に順位を占めているということだ。
ペット肥満予防協会は、全国的に、犬と猫の半数以上は太り過ぎであると推定する。
この何年かでペットの肥満への意識は獣医師やペットオーナーの間で高まってきているが、アメ
リカ獣医師会によると、それでもなお私たちは 肥満の不均衡 を抱えており、それはつまり多くの
ペットオーナーが自分のペットの体重問題を見誤っていることによる。過体重は糖尿病、心肺疾
患、皮膚症状、関節炎、高血圧や悪性腫瘍をも引き起こす恐れがある。
ここに挙げるものを読めば、ペットの肥満に関連する健康問題が、人における肥満に関連するも
のと同様であることが分かるだろう。よって、ペットの活動や運動が予防的ケアの基盤だと考え
る。
以下、ペットを運動させることのメリット
・健康状態の改善
「一番良いのは、犬を健康的な体重に保つことです。」カリフォルニア州立大学小動物スポーツ
医学専門家のDr. Felix Duerrはこう話す。「関節炎になりにくく、より長く健康的な生活が待って
います。」
・体重管理
被毛の下には脂肪層ではなく肋骨が確認できるはず。立ち上がってペットを見下ろした時ウエス
トラインが確認できるはず。横から見ると下腹部は押し上げられ引き締まっているはず。
・好ましくない行動の減少
運動は、
む、掘る、声を出す、その他の不快な癖を減らすことができる。
・筋肉の強化と柔軟性の向上
強さと敏しょう性は、人への効果と同様にペットのケガのリスクを減らすことができる。
・人と動物の絆を深める
ペットとの充実した時間はあなたもペットもどちらも幸せにする。
寒波で私たちやペットが家の中にこもりたがるのは当然であるので、ペットにとって身体的、精
神的豊かさ両方を作り出す面白い方法を考えついた。次の 寒空対策 をあなたの毛深い友だちとも
試してみてほしい。
・とってこい
犬や猫は「とってこい」で遊ぶのが好きだ。様々なおもちゃを使ってゲームに飽きないようにし
よう。
・かくれんぼ
フードやローカロリーのおやつを家中に隠そう。これは季節を問わず猫に精神的刺激を与えるい
い方法だ。
・フードパズル
こういった「おもちゃ」は犬や猫にフードを獲るように働きかけ、素晴らしい知的トレーニング
になる。
・レーザーポインター
犬猫どちらも夢中で家中光を追い回す。
・クリッカートレーニング
クリック音を出す小型の装置は、犬猫の行動修正に大変優れたトレーニングツールだ。
・ねこじゃらし(猫の友だちのための羽のついた棒)
多くの猫は羽を狩ったり追い回したりするのに夢中になる。彼らを起こして動かす素晴らしい方
法だ。
・ありきたりな散歩
気温次第では、暖かく着込んで犬をきびきび歩かせよう。はやく出発しよう、止まっても良いの
は来た道のにおいを嗅ぐときだけ。雪から犬の脚を守るブーツを考慮。
冬季が過ぎたら、より厳しい運動を徐々に再導入するべきである。人と一緒で、特に何ヶ月も座
りっぱなしの後に過度の運動をすると、ケガにつながる可能性がある。獣医師に食の改善や運動
の方法について相談をしよう。そうすることが、この冬、そして生涯において、ペットを活発で健
康に保つのに役立つはずだ。
Dr. Camille Torres-Henderson, veterinarian with the Community Practice service at Colorado State
University's James L. Voss Veterinary Teaching Hospital が書いた記事