関数と図形②解答解説

PLUS1 関数と図形②
1
1 .⑴ 2 ⑵ y=─x²
2
1
3 .⑴ s=─t² ⑵ s=t-1
4
1
⑶ y=─x²-8x+32
2
1
⑶ s=-─t²+t+3
4
1
2 .⑴ ─x²
4
11
⑷ ─ ,5
4
3
⑵ -─x²+12x-36
4
⑶ 2√6
 ̄,8+2√2
 ̄
解
説
♪
1 . ⑴ x=2 の と き, 点 R は 1×2=2 よ り,2cm 動 い て い る。
図1
A
P
よって,△PQR は図 1 のように,点 R が辺 BC の中点の位置に
M
ある。辺 PR と辺 AB との交点をMとすると,∠ACB=∠PRQ よ
り AC//PR となるから,△MBR∽△ABC で,相似比は,BR:BC
=2:4=1:2 こ れ よ り, △MBR の 高 さ を hcmと す る と,
4cm
Q
B 2cm R 2cm C
△ABC の高さが 4cm であることから,h:4=1:2 より,h=2 1
したがって,△MBR の面積は, ─ ×2×2=2(cm²)となり,x=
2
2 のとき,y=2
⑵ 0≦ x ≦4 のとき,△PQR は△ABC と図 2 のような位置で
図2
P
A
重なっており,△MBR∽△ABC となる。△ABC は,底辺が 4cm,
M
高さが 4cm であることから,底辺と高さが等しい二等辺三角形
4cm
なので,△MBR も底辺 BR と高さが等しい二等辺三角形である。
Q
1
よって,重なった部分△MBR の面積 y は,BR=x より,y= ─
2
B
C
cm R
4cm
1
×x×x= ─ x²
2
⑶ 4≦ x ≦8 のとき,△PQR は△ABC と図 3 のような位置で
図3
A
重なっており,辺 AC と辺 PQ との交点を N とすると,△NQC も
底辺 QC と高さが等しい二等辺三角形である。よって,QC=BC
1
1
-BQ=4-(x-4)=8-x より,y= ─ ×(8-x)×(8-x)= ─ x²-
2
2
8x+32
P
N
4cm
B
Q
4cm
C
cm
R
4cm
2 .⑴ 図 1 のように, 2 点M, N を定める。T′
は直角二等辺三角形だから,∠MA′
N=45°
これと∠MNA′
=
90°より,△MA′
Nは直角二等辺三角形だから,MN=NA′
同様に△MAN において,MN=NA より,MN=NA′
図1
1
1
1
1
1
=NA= ─ A′
A= ─ x よって,△MA′
A= ─ ×x× ─ x= ─ x²
2
2
2
2
4
C
C′
⑵ 図 2 の よ う に, 2 点 P ,P ′
を 定 め,〔 五 角 形 MP ′
BB ′
P〕=
△MA′
A-△P′
A′
B-△PAB′
と考える。△P′
A′
B は直角二等辺
1
(x-6)= ─(x-6)
² また,△PAB′
≡△P′
A′
B であり,⑴より,
2
1
1
1
²×2
△MA′
A= ─ x²だから,〔五角形 MP′
BB′
P〕= ─ x²- ─(x-6)
4
4
2
M
T
1
三角形より,BA′
=P′
B=x-6 よって,△P′
A′
B= ─ ×
(x-6)
×
2
N
A′
B
C
図2
T′
A
C′
M
3
=- ─ x²+12x-36
4
P′
P
T′
⑶ ⑴より,0≦ x ≦6 のとき, T と T′
が重なる部分の面積
1
が 6 となるのは, ─ x²=6,x=±2√6
 ̄ より,x=2√6
 ̄ また,
4
B′
A′
T
B
N
B′
A
6
⑵より,6≦ x ≦12 のとき, T と T′
が重なる部分の面積が 3
6 となるのは,- ─ x²+12x-36=6,x=8±2√2
 ̄ より,x=
4
8+2√2
 ̄ よって,求める x の値は,2√6
 ̄ と 8+2√2
 ̄
3 .⑴ 正方形 KLMN は毎秒 1 の速さで移動するから, t 秒後,
図1
AM=OL=1×t=t となる。0≦ t ≦2 のとき,0≦AM≦2 だから,
図 1 のように,辺 AC と MN の交点を P とすると,正方形 KLMN K
2
と△ABC の重なった部分は直角三角形 AMP になる。直線 AC の
N
2
C
P
BC
2
1 1
1
傾きは, ── = ─── = ─ だから,PM= ─ AM= ─ t と表される。
2
2
2
AB 6-2
A
L2
O
M
B
6
1
1
1
よって,s= ─ ×t× ─ t= ─ t²
2
2
4
⑵ ⑴と同様に,AM=OL=t であり,2≦ t ≦4 のとき,2≦OL
図2
≦4 だから,図 2 のように,辺 AC と KL の交点を Q とすると,
1
重なった部分は台形 QLMP になる。直線 AC の傾きが ─ より,
2
A
2
O
}
1
1
1
s= ─ × ─(t-2)+ ─ t ×2=t-1
2
2
2
⑶ ⑴と同様に,OL=t であり,4≦ t ≦6 のとき,4≦OL≦
{
}
1
1
1
と表される。よって,s= ─ × ─
(t-2)
+2 ×
(6-t)
=- ─ t²
2
2
4
+t+3
N C
P
B
M6
L
図3
6 だから,図 3 のように,重なった部分は台形 QLBC になる。
1
1
1
LB=6-t,直線 AC の傾きが ─ より,QL= ─ AL= ─(t-2)
2
2
2
2
Q
1
1
1
1
QL= ─ AL= ─
(t-2),PM= ─ AM= ─ t と表される。よって,
2
2
2
2
{
K
2
K
2
O
C
N
Q
A
2
4
L
B
6 M
1
7
7
1
⑷ ⑴より,s= ─ t² に s= ─ を代入すると, ─ = ─ t²より,t=±√7
 ̄ これは 0≦ t ≦2 を満たさないので適
4
4
4
4
7
11
7
1
さない。⑵より, ─ =t-1 ∴t= ─ これは 2≦ t ≦4 を満たすので適する。⑶より, ─ =- ─ t²+t+3,
4
4
4
4
11
(t+1)
(t-5)=0 ∴t=-1,5 4≦ t ≦6 より,t=5 以上より,t= ─ ,5
4