平成27年度モニタリングシート 【施設名等】 施 設 名 指定管理者名 大 洲 家 族 旅 行 村 オートキャンプ場 位 株式会社おおず家族村 所管課 置 大洲市菅田町大竹乙 938-1 観光まちづくり課 Tel0893-24-1717 【施設の概要】 設置年月日 設置目的 施設機能 利用料金等 開館・閉館 オートキャンプ場、コテージ、管理 棟、トイレ、ほか公園施設 利用者に憩いの場の提供を目的とする。市内観光の拠点として役割を果た すとともに、より多くの市民に活用していただきたい。 テントサイト18サイト(うち電源サイト2サイト)コテージ4棟 管理棟2棟(シャワー室、トイレ) トイレ4ヶ所 平成 3 年 構 造 テントサイト1サイト 2,100 円 コテージ 6 人用 10,500 円~ コテージ 8 人用 12,600 円~ その他レンタル用品、販売品など 営業時間 8:30~17:00 ただし利用者のいる場合は 24 時間常駐 ・当施設利用者の受け入れ及びサービスの提供に関する業務 ・当施設の運営に関する業務 ・当施設内の整備、維持管理及び緑化事業の関する業務 施設管理体制 常勤2名 指定管理 業務内容 【施設利用者数】 4月 H26 年度 554 人 H27 年度 490 人 比 較 ▼64 人 10 月 11 月 191 人 217 人 287 人 149 人 △96 人 ▼68 人 5月 639 人 584 人 ▼55 人 12 月 233 人 125 人 ▼108 人 6月 232 人 172 人 ▼60 人 1月 108 人 104 人 ▼4 人 7月 413 人 504 人 △91 人 2月 34 人 66 人 △32 人 8月 1,005 人 1,205 人 △200 人 3月 259 人 267 人 △8 人 9月 555 人 696 人 △141 人 計 4,440 人 4,649 人 △209 人 【指定管理者としての収入・支出(決算) 】 収入内訳 指定管理料 利用料金 その他 利息 収入金額 単位:円 支出内訳 7,814,000 人件費 7,077,895 源泉所得税(預り金) 109,878 旅費交通費 246 水光熱費 通信費 預り金(源泉徴収他) 128,132 支出金額 7,973,140 109,852 132,000 2,274,776 96,231 車両燃料費 123,070 広告宣伝費 70,848 新聞図書費 1,836 仕入高 406,219 修繕費 242,223 浄化槽管理費 608,632 水道管理費 235,200 外注費 1,494,124 リース料 384,696 機械装置備品 342,414 備品消耗品 345,343 事務消耗品 8,471 保険料 88,272 雑費 220,531 支払手数料 5,724 租税公課 18,400 法人税 286,300 860,130 前年度繰越金 1,198,281 繰越金 合計 16,328,432 合計 16,328,432 【サービス向上に向けた取り組み】 H26 年度 これまでの各サービスを継続して実施/さくらまつり、読み聞かせ講演会などの開 催/やきとりセット、串セットの販売開始/調味料、氷などの販売開始/地元住民向 けの施設貸切利用特別料金の開始/ひかり電話工事、切換え/果樹園、ファミリー 園地にブルーベリー、水仙の植え付け H27 年度 これまでの各サービスを継続して実施/春、秋のイベント開催、Facebook 開始 えひめフリーWi-Fi のサービス開始、サンプリングビールの配布 手羽先、串セット、いもたき 3 点セット(里芋、こんにゃく、スープ)の販売開 始 【利用者から要望と対応状況】 利用者からの苦情・要望等 コテージ利用者 テントサイト利用者 利用者からの苦情・要望への対応 コテージに関しては、常日頃から保守や点検を行っており、 食器や調理器具等の清潔さにも気をつけている。利用者へのア ンケートでも、料金、設備面でほとんどの方に満足をしていた だいている。ただ備品の中には、古くなってきているものもあ り(給湯器、台所水道カランなど)買い換え等も検討していき たい。 春、秋には、相変わらずカメムシが多く発生しているため、 早めに駆除剤を散布し、減らすように努めている。 テントサイトの芝生も全面で順調に生育しており、毎年サザ ンカも植樹して、快適な環境づくりに努めている。 「手ぶらで~プラン」の利用者が着実に増えているが、予約 が連休や土日などに集中するため、全ての利用者を受入れるこ とができないのが現状である。効率のよい受け入れ態勢を整え ることがこれからの課題といえる。また昨年末、テントサイト の一角に屋根を付けていただいた。こちらも今後大いに活用し ていきたい。 【指定管理者の自己検証】 27 年度の施設利用者状況は、テントサイトの利用者を中心に微増となった。売上額に関し ては、指定管理者になって初めての若干減となったが、これは前年度にコテージの長期利用者 がいたためで、それを除けば順調に伸びていると考えている。 今年度より春の「さくらまつり」に加えて、秋のいもたき PR イベント「いも DE ライブ」の 開催を始めた。天候が悪く入場者も少なかったが、今後も継続して行っていきたい。 昨年の 11 月~2 月にかけて、テントサイトにイノシシが出没し、頻繁に芝生が荒らされる などの被害を受けた。農林水産課などの協力を得て、ワナを設置するなどしたが、あまり効果 は見られなかった。安全なども考慮し、一時期はテントサイトの利用を制限したが、これから も安心して利用いただけるよう注意をはらっていきたい。 昨年 11 月に家族旅行村の水道管が破損し、漏水が発覚した。ここから派生した水道料金等 60 万円ほどは私どもが負担しており、このことは、施設運営を順調に行っている当会社にと っても経営状態を圧迫しかねない由々しき状況といえる。水道管の破損に関しては、私どもに とっては、不可抗力の部分もあり、これらを一方的に指定管理者の負担とするのはいかがなも のかと考えている。私どもは、日々の経費削減や経営努力の積み重ねにより業績を伸ばしてお り、このような不確定なリスク(自然災害以外の)を背負わされることに強い危機感を感じて いる。大洲市には、施設を委託する側の責務を今一度考えていただき、これからの対策を講じ ていただきたい。 このことにともない家族旅行村の水道も未だ復旧していない。冨士山の菅田側登山道は、今 や公園への主要道路にもなりつつある。またこれからの当施設のさらなる発展のためには、家 族旅行村の敷地の有効利用が重要と考えており、こちらの対応も重ねてお願いしたい。 【施設所管課の検証・評価】 施設の管理運営については、条例並びに業務仕様書に基づき適正に実施されている。 限られた職員体制の中で、施設管理についても徹底され、初めての方でも利用しやすいプ ランの設定やテント設営のお手伝いなど、お客様の満足度向上に尽力されている点など、高 く評価する。 市民の利用を促進するための割引サービスやイベントについても実施されており、地元に 愛される施設として今後も継続した事業展開を図っていただきたい。 また、新プランや体験など、リピーター獲得の取組みについても計画されているとともに、 コテージの有効活用についても検討されており今後の展開に期待する。 施設の老朽化等に係る修繕、備品の更新等については、行政とも密に連絡を取り合いなが ら管理維持をしていただき、利用者数向上、満足度向上に努めていただきたい。
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