Vol3 債権回収

【債権回収】
債権回収・・・ときいて、借金の取立てや差し押さえで怖い人がくるイメージをお持ちの方もいらっしゃる
かもしれません。テレビなどでの借金の取立て=債権回収ではなく、もっと平和な解決もできるんです!
営
業
・
告宣
伝
・
広
買
主
の
申
込
売
主
の
承
諾
売
買
契
約
成
立
商
品
引
渡
代
金
=
支
払
上記のように、売買取引は代金の支払いがあって完結します。代金が支払われない=“未収金”の
発生は、売買取引が不正常な状況に陥っていることを意味します。コンビニや本屋さんなどのように、
商品と引き換えに代金を支払ってもらえるなら、未収金は発生しないでしょう。しかし、インターネットで
購入し後払いができる通販など、基本的に後払いで代金を支払ってもらう業界には、未収金が発生し
やすいのです。
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任意交渉による回収
まず、相手方が未払いを起
こした理由を明らかにする
ことが大事です。それから、
支払期限を設定すること、
交渉履歴を残しておくことで、
いざ裁判!となったときに
証拠となります。また、和解
した際には必ず和解書を作
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郵送による請求
文言を工夫すれば普通郵
便でも効果はありますが、
受け取りを拒否される場合
もあります。特定記録郵便
や内容証明郵便などで郵
便物等が差し出された記録
を残しておくこともよいで
しょう。
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裁判手続による回収
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どんな手段を使っても支
払ってもらえないならば、最
終手段として訴訟による裁
判手続きができます。裁判
所で行う通常訴訟や、裁判
所を通して債務者に支払い
を命じる支払督促、60万円
以下の債権のみできる1日
の審理で判決が下る少額
昔からの取引先で、長い間売掛金がたまっている・・・
少額の債権が大量にあり、手に負えない・・・
その他にも、ケースによってさまざまな方法で債権を回収することができます。
お困りの際はこちらまで・・・