平成24年７月15日第 175 号病院長白川哲夫行政面でこのところ最も注目を集めているのが大阪市の橋下徹市長です。橋下行政が世論の圧倒的な支持を得ている大きな理由として、スピードと透明性が挙げられています。役所仕事というとスピードや透明性とは程遠いイメージがありますから、施策の是非は別としても、方向性を明確にしたうえでスピーディーに改革を進めようとする姿勢が共感を呼ぶのは、もっともなことと思います。国や地方自治体だけでなく、会社や大学などの組織、さらには病院のような公益性の高い機関についても、ニーズの変化に応じた組織や制度の刷新が求められています。民間企業では、組織改革の遅れが会社の存続を危うくしてしまう場合があります。われわれの歯科病院は今、新病院を念頭においた、組織・制度の本格的見直しに着手する段階にきていることから、速やかに問題点を抽出するとともに、具体的な解決策を練る必要があります。大学病院の使命として、患者さんに最高水準の医療を提供することは当然ですが、医師が治療や手術の腕を磨けば大丈夫、という単純な話ではなく、窓口業務、病棟業務、薬剤処方や臨床検査、歯科技工、器材の消毒や整備などの一つ一つを担当するコメディカルとの協力体制が、とりわけ重要です。現在のシステムについてニーズに合致しない部分があれば当然改善すべきであり、スピードと透明性を伴っていることが成功の鍵であろうと思います。（教授小児歯科学）日本大学歯学部ホームページ：http : //www.dent.nihon-u.ac.jp/homej.html 桜歯ニュース第 175 号平成24年７月15日一般入学試験入学者117名（Ａ方式97名、CA方式20 名）、校友子女入学試験入学者18名、付属高校からの平成24年度歯学部開講式は４月５日推薦入学者17名（Ａ推薦１名、Ｂ推薦16名）（木）午後に全電通ホールにおいて、第出身高校数120校：１学年新入生 152 名と第２学年編入生５名を迎えて挙行されました。越川憲明歯学部長は土浦日本大学５、桐蔭学園４、佐野日本大学、日本式辞で、専門の知識や技術を学ぶだけでなく、人間大学山形、明星各３、かえつ有明、加藤学園暁秀、に対する深い理解と愛情を持つように心掛けて欲し海城、暁星、桐光学園、桐朋女子、光塩女子学院高いと要望しました。それには、生涯の友を見つけ、尊等、芝浦工業大学柏、城北（私立）、千葉日本大学第敬できる師と巡り会い、いろいろなことに興味を抱一、日本大学三島、磐城、福島成蹊、立教新座各２、いて挑戦することが大切と説きました。また、来賓他101校を代表して景山亜由美後援会会長が祝辞を述べられ、 ※高校卒業程度認定試験４名、在外教育施設１名続いて学生会会長の朝丘哲偉君（第６学年）が「歓迎出身地30都道府県：の詞」を、新入生を代表して中世大嗣君が「誓いの東京48、神奈川12、千葉11、茨城９、埼玉８、福島、詞」を述べました。静岡各７、栃木、山形、大阪各５、群馬、長野各４、宮城、山梨各3、岩手、新潟、兵庫、岡山、愛媛各２、北海道、愛知、石川、島根、広島、香川、高知、福岡、熊本、宮崎、鹿児島各１平成24年度大学院歯学研究科開講式は、新入生38 名（うち社会人９名）を迎え、越川憲明歯学研究科長をはじめ関係教職員の出席のもと、４月９日（月） 12 時30分から本学部４号館大会議室において挙行されました。厳粛な雰囲気の中、越川憲明歯学研究科長朝丘哲偉君からの式辞があり、続いて、岩田幸一研究担当から（第６学年）の祝辞と新入生を代表して古市哲也君が「誓いの詞」を述べました。式終了後、修学及び研究等について一般学生と社会人学生それぞれガイダンスが行われました。中世大嗣君（第１学年）＜新入生152名の内訳＞男子87名（57.2％）女子65名（42.8％）現役80名（52.6％）既卒72名（47.4％） ― 2 ― 平成24年７月15日桜歯ニュース納谷はるな第 175 号共用試験運営委員会委員長中島一郎これから始まる院内生活に期待や不安を抱きなが共用試験は、全国の医療系ら、病院での実習が始まりました。登院式では越川大学の学生を対象とした臨先生が「臨床実習はどんな先生方も皆乗り越えてき床実習開始前の基本的な知識や臨床能力を評価するシステた道だ」と仰っていました。その『道』をいかに有ムです。同試験は Computer 意義に過ごすかが私達の課題だと思います。一例と Based Testing（CBT）としてインプラントの話をさせて頂きます。私が１年生の頃、電車で席を譲ったお年寄りの方にインプラントについて質問された事がありました。当時、ま Objective Structured Clinical Examination（OSCE）から構成されています。前者は知識・問題解決能力、後者は客観的臨床能力の試だ知識が無かった為に答えられず、とても残念な思験です。CBT ではモデル・コア・カリキュラムに沿っいをしました。時が経ち、４年生でインプラントのた問題がコンピュータ画面上に出題されます。OSCE 授業を受け、そして登院後さっそくインプラント手では臨床実習の内容から実技課題が出題されます。術の見学をさせて頂きました。今では、拙いながら本年度ではカリキュラムの移行により第５学年だけも、当時の質問に答えられる気がします。インプラでなく第４学年にも共用試験が行われます。学生諸ントに限らず、臨床実習はこの４年間で学んできた君には充分に試験に備えてください。（教授医療人間科学）様々な知識を実際に目にする事ができる貴重な時間だと思います。今まで学んだ事を一つ一つ復習しながら、座学からだけでは学べない事を沢山吸収して、卒後教育担当有意義な時間にしたいと思います。（第５学年）落合邦康歯科医師臨床研修は、医療従事者として歯科医師に求められる人格、技能そして知識といった基本的な診療能力を習得するための第一歩といえます。本学は専任６名の臨床研修指導医が中心となり、初診から治療終了まで直接指導にあたる新体制で臨みます。また、過去の実績を踏まえ、早く多くの臨床経験を積み歯科診療に熟練したいとの希望に応えるべく研修プログラムをより充実しました。総合大学の特色を生かした医学部付属病院との連帯診療研修、離島診療や東京都特別区保健所研修をはじめとしたさまざまな研修内容が準備されています。自主性と向学心のある方の応募をお待ちしています。随時、臨床研修に関する情報を掲載しておりますので、詳細は日本大学歯学部ホームページをご覧ください。（教授細菌学）平成25年度の臨床研修に向けての情報は、 http : //www.dent.nihon-u.ac.jp/resident/j-res00.html を参照してください。随時、選考試験などに関する情報を掲載しております。 ― 3 ― 桜歯ニュース第 175 号平成24年７月15日私が臨床研修課程に踏み出した当初は漠然とした歯科医師国家試験に合格し、志高く歯科医師とし意識しか持っておらず、研修歯科医とは歯科医師とての新たな一歩を日本大学で迎えました。同期にもして公認されている身分であることを改めて考え直恵まれ、熱心な先生方の指導の下、臨床、勉強会、すことから始まったように思う。臨床研修を通じ歯ポスター発表など学生時代とは異なる多くの貴重な科医師の社会的立場を実感することで、歯科医療の経験を積ませていただきました。勉強すべき点の多奥深さを認識し、生涯研修への意欲を高めることがさと、なにより自分の至らなさを痛感し、これをバできたのが、私にとって最大の収穫であった。基本ネとして意欲を高めることにつながる一年となりま的診療能力を身に付けるだけでなく、常に発展的なした。様々な人に支えられ今の私があることを実感態度で心技両面から己を高め、目指すべく目標を定し、とても感謝しております。この一年を糧に、こめて自ら積極的に拓くよう努める、そのような意識れからも人と人とのかかわりを大切にしつつ、よりで今後とも研鑽を積んでいきたい。成長すべく、日々歩んで参りたいと思います。（歯科保存学Ⅰ 古市哲也）（歯科保存学Ⅲ 深山朋子）口腔保健と全身の健康シリーズ（32）去る6月2日に、保存学教室歯周病学講座の菅野直之准教授を講師として公開講座が開催された。テ生涯学習シリーズ（12）平成24年度第 1 回生涯学習講演会のお知らせーマは：「口の健康を守ろう！〜歯科から見た喫煙の害〜」ということで、身近な話題であったことも日時：平成24年10月６日（土）午後１：30〜あり、 70名を超す受講場所：日本大学歯学部１号館４階者を迎えて盛況のうち講演タイトル：「今、インプラント治療に求め大講堂に開催された。これは、られているもの ― NHKクローズアップ本公開講座が広く市民現代を考察する―」に定着したことも意味演者：歯科補綴学Ⅲ 萩原芳幸准教授しており、今後ともに本学部が情報の発信源詳細は歯学部ホームページに掲載。となって社会貢献を継お問い合わせは庶務課（03−3219−8001）まで。続したいものである。 ― 4 ― 平成24年７月15日桜歯ニュース第１回７月26日（木）10：00〜16：00 会場：日本大学歯学部１号館４階大講堂実施内容：資料配布、個別相談、先輩との対話校内見学：１回目 10：30〜、２回目 13：00〜模擬授業：11：15〜11：45 第２回８月25日（土）10：00〜16：00 会場：日本大学歯学部１号館４階大講堂実施内容：資料配布、個別相談、先輩との対話校内見学：１回目 10：30〜、２回目 13：00〜模擬授業：11：15〜11：45 第３回９月30日（日）10：00〜14：00 会場：日本大学歯学部１号館４階大講堂実施内容：資料配布、個別相談模擬授業：11：15〜11：45 第４回 11月11日（日）10：00〜14：00 会場：日本大学歯学部１号館４階大講堂実施内容：資料配布、個別相談予約不要。入退場自由です。ご来場をお待ちしております。第１回会第２回会第３回会第４回会内６月23日（土）10：00〜13：00 （終了）場：日本大学歯学部１号館４階第９、10、11講堂７月26日（木）10：00〜13：00 場：日本大学歯学部4号館5階大会議室８月25日（土）10：00〜13：00 場：日本大学歯学部１号館４階第９、10、11講堂９月30日（日）10：00〜13：00 場：日本大学歯学部１号館４階第９、10、11講堂第 175 号野間昇 2009年５月から2011年５月までの２年間、日本大学海外派遣研究員としてアメリカのニュージャージー医科歯科大学歯学部（UMDNJ）診断学講座に留学する機会を頂きました。UMDNJ では Eli Eliav 教授指導のもと、口腔顔面痛に関する基礎研究、臨床研究を行い、２本の研究論文にまとめることができました。また臨床面では２年間の orofacial pain プログラムを受け米国口腔顔面痛専門医を2011年５月に取得することができました。UMDNJ で経験させていただいたことを生かして、今後の臨床、研究、教育活動に邁進していきたいと思います。（助教口腔診断学）阿部仁子容技工専門学校模擬授業の実施（技術体験・Step 模型の展示）専任教員等スタッフによる個別進学相談 2013年度入学案内配布過去問題・授業計画（シラバス）等の展示校内施設見学衛生専門学校体験学習の実施（各開催日１回のみ 11:00〜）専任教員等スタッフによる個別進学相談 2013年度入学案内配布過去問題・授業計画（シラバス）等の展示校内施設見学予約不要。入退場自由です。ご来場をお待ちしております。平成22年９月より日本大学海外派遣研究員としてウェスタン大学健康科学学部コミュニケーション科学・機能科の Ruth E Martin 教授の研究室に留学する機会を得ました。研究室では嚥下誘発装置による嚥下運動の解析とあくびと嚥下の生理学的関係について研究させて頂きました。研究室では日本とカナダの摂食・嚥下リハビリテーションに対する概念の違いなどをディスカッションすることもあり、国による文化や価値観の違いが治療や研究に大いに反映されていることを改めて実感しました。また、この留学をきっかけに日本とカナダ共催のシンポジウムを開催することができ非常に有意義な勉強の場とすることができました。この留学期間の貴重な経験を今後の治療と研究活動に活かしていきたいと思っています。（助教摂食機能療法学） ― 5 ― 桜歯ニュース第 175 号伊藤公一 2009年夏。「パパ、最近私、字平成24年７月15日４月21日（土）午後０時30分より、今年度の歯学部実験動物慰霊祭が両国の回向院で執り行われました。が書けなくなったの」という言薄曇で幾分肌寒いなか、教職員、大学院生、学部学葉から、家内の異変に気がつい生ら百名余が参加。ご住職の法話、読経につづき越た。書き損じたハガキが何枚も川歯学部長、吉成事務局長の指名焼香と参列者の焼あり、宛先人の名前が書けない、香が行われ、本学部の教育や研究において犠牲とな書いても誤っている。なんか、った動物の冥福を祈りました。慰霊祭を終えるにあ変だ。そう言えば、この頃、昼たり越川歯学部長は、参列への御礼を述べ「亡くな飯はいつもコンビニで買ったおにぎりやサンドイッった実験動物への深い感謝の念を、皆さんと一緒にチで済ませているようだし、ご飯が柔らかかったり、新たにすることができたことを意義深く思う」と挨財布の中は小銭だらけだなー。拶しました。ある日、向いの奥様から「奥様、大丈夫でしょうか」、「何でですか」、「お米が砥げなくなったから砥いでくれと頼みに来たんですよ」。また、隣の奥様からは「メールが打てなくなったので、代わりに打ってくれ」と。加えて、テニスラケットや自転車を忘れてくる。映画を観に行く途中ではぐれてしまうなどなどが起こった。日大病院に受診した結果、診断は「若年性アルツハイマー型認知症」。まさに青天の霹靂である。まさか、なんで、うちの、私の家内が、認知症、おいおい、まだ60歳過ぎたばかりだぜー。家内の介護という現実が私にのしかかり、ヘルパーとデイサービスを利用し、何とか大学に平常通り５月20日（日）、歯学部大講堂において、日本大学勤務してきたが、次第に日常会話や行動に不自由さが増し、介護度も上がってきた。まだまだ大学・歯歯学会総会・学術大会が行われました。学術大会で学部でやりたいことが山ほどあったが、信頼のおけの発表演題数は特別講演２題と一般講演23題で、特る先輩と相談した結果、家内の介護を優先すること別講演では解剖学教室第Ⅰ講座高橋富久教授が「骨とし、断念した。芽細胞と脂肪細胞の分化メカニズムを追って」、衛生そのような状況下で、2010年正月のグアム旅行、学教室本橋正史教授が「歯科保健医療における疫 10月ハワイでの日米共催歯周病学会公式行事に参学の役割について」を発表されました。また、一般加、12月八木・佐藤家の媒酌人、2011年正月のサイ講演ではこれまで積み重ねてきた研究の成果を発表パン旅行、４月次男の結婚式、11月姪のグアムでのすることで、特に若手研究者にとって有為な場とな結婚式、2012年正月の台湾旅行と頑張ってくれた。りました。定年まで後１年、定年後二人であちこち旅行に行く約束してたじゃないか、何で待てなかったと悔やむことしきりである。この４月から医療保護入院することになった。そんな家内に「元気になって帰っておいで、それまで猫３匹と家で待ってるよ」と送りまた、総会では平成23年度決算・平成24年度予算を含む全案件が承認されたほか、奨励賞授与式が挙行され、井上統温（摂食機能療法学教室）、齋藤由佳（歯科保存学教室第 Ⅲ講座）、松浦慎吾出した。帰ってくるまでに、車椅子で出かけることができ（歯科保存学教室第 Ⅱ講座）の各先生るツアーを探しておかなければ。（教授歯科保存学Ⅲ）が受賞されました。 ― 6 ― 桜歯ニュース平成24年７月15日第 175 号について、プレゼンテーション用のビデオを撮影し、上映会を開催しました。最初はどうなることかと心若松俊雄配していましたが、若者らしい斬新で熱意に満ちた本年４月27日付の前任事務局作品が多くみられました。また、１日目の就寝前に長の定年退職に伴う人事異動で、催された親睦企画「大縄跳び大会」では商品獲得に国際関係学部事務局長から歯学向けて、想像以上の白熱した試合が展開されました。部に異動となり、着任しました。あっという間の２日間でしたが、この研修を通して事務局長私はかつて歯学部に課長として平成８年から９年間勤務し、歯学部の皆様にはお世話になっております。その後平成17年に文理学部、平成20年に国際関係学部に異動となりました。１年生の皆さんの絆も今まで以上に強くなったと思います。そして、ここで得られた仲間同士の横の繋がりを大切にしながら、６年間の長い学業生活を共に楽しみ、互いに助け合うことができるような素晴らしいクラスになってもらえることを期待します。最後になりますが、校外オリエンテーションを企画・運営して下さった平成24年度新入生オリエンテ国際関係学部在任中は三島駅北口に新校舎の建設、学部改組と新学科設置、短大の定員削減と学科名称ーション準備委員会の先生方と同行していただいた大学院生の皆様に心より感謝いたします。の変更、下宿費の補助、新幹線通学定期費補助等新奨学金の増設、三島高等学校・中学校体育館耐震問題に伴う高校・大学共用の総合体育館建設計画申請に携わりました。これらの仕事ができたのは、意識の高い職員と教員の理解と協力によってなされたものです。この経験を生かし、お世話になった歯学部に恩返しをしたいと考えています。着任して３カ月が過ぎましたが、歯学部における課題ははっきりしています。課題を解決するためには、教職員が心を一つにして改革・改善に取り組まなければ歯学部の発展はありません。皆様のご理解とご協力の程よろしくお願いします。第１学年主任橋富久４月20日と21日の両日、日本大学軽井沢研修所において新入生校外オリエンテーションが開催されました。「仲間との絆をつくる」というテーマのもと、学生相互の親睦を図るための多くのプログラムが実施されました。その中でも、特に学生達の真剣に聞き入る姿が印象的だったのは、全体企画「留学談」でした。大井先生と小林先生が海外生活の経験を踏まえて、多くの人脈をつくるということが、将来自分自身を成長させるために如何に重要であるか、話をして下さいました。また、グループ別企画では「私の好きなもの」という題目のもと、当日までに考えてきた内容 ― 7 ― （教授解剖学Ⅰ）桜歯ニュース第 175 号平成24年７月15日に楽しく充実した一年を過ごせるようにしたいで（３年丸山礼）す。オピニオン ■４年生になりクラブ活動と委員会において幹部を ●ゴールデンウィークに帰省した。夏に向けて必要勤めることになりました。３年生までは先輩方に言な物を買い足しに、安くて良い物を求めて、あちこわれた仕事だけをこなしてきましたが、幹部になっちのお店へ自転車を走らせる。交通費はタダだから、た今は、全体に指示しどのように団体を動かしてい自分が頑張れば頑張った分、安く買える。一方東京くかという難しさに直面しています。今年は、幹部 …どこに行くにも電車。安い服、安い雑貨を求めてでしか学べないことを身につけられるように精一杯（４年酒井真悠）頑張りたいと思います。出歩くが、電車賃がかかる…私は本当に得しているのだろうか？一人暮らし、頑張ろう!! （１年小泉 ■CBTが４年生の後期に行われることになり、それ舞）に伴う授業カリキュラムの変更など新しいことが増 ●私の趣味は食べ歩きである。歯学部から坂を下っえました。また、部活動に関してもオールデンタルた神保町は本の街として有名であるが、美味しいおと秋季関東医歯薬獣医科剣道大会においてそれぞれ店のたくさんある街としても有名である。入学して準主幹と主幹を行うことになったので、今年は大変から１ヶ月、まだ食べ歩きは足りていないが、そのな１年になると思いますが、１つ１つしっかりとこうち全ての美味しい店を制覇したいと思っている。なして充実した楽しい年にしたいと思います。（４年横山翔）ところで、何故歯学部には、学食がないのだろうか？私はそこが不思議で仕方がない。（１年竹田弘毅） ▼もうすぐロンドン五輪が始まります。僕は水泳部 ▲私はアメフト部でマネージャーをしています。自に注目しています。常に高い目標を設定し自分の限分に合ったポジションが必ず見つかると思うので、界まで挑戦する彼の強さは本当に素晴らしいと思い大学から何か新しくスポーツを始めようと思う人にます。僕も歯科医師という目標に向け一生懸命取り非常にお勧めです。アットホームな雰囲気で、プレ組み、「継続は力なり」をモットーに日々努力してい（５年佐野久典）きたいと思います。ーヤーもマネージャーも仲が良く、とても楽しい部なので、やはり北島康介選手の３大会連続２冠達成活なので、少しでも興味があったら是非アメフト部員に声をかけてください！（２年織茂由香里） ▼私が、１年生のころの５年生といえば、大人で落 ▲２年生になって、専門知識を含む科目の勉強が大そんな印象でした。自分自身が５年生になり、先輩変です。部活が週に３回あるので、存分に勉強する方と同じ院内服をまとうようになった今、中身もあ時間を取ることが難しく、皆との差が開くばかりで、日々怯えています。一方、バスケ部との関わりはとの頃の先輩方に少しでも追い付けるように努力して（５年折戸唯）いきたいと思います。ても親密で、楽しいことばかり。時には辛い事もあり ★暑さが日ごとに増して来ましたが、皆さんいかがますが、先輩や同学、後輩は家族のようで、学生生活の潤滑油になっています。（２年柳澤直毅）お過ごしですか？我々６年生は早くも２つの模試が ◆TVで天皇陛下の執刀医、天野篤先生が取り上げの一年間は国試に向けての勉強ばかりと思っていまられていました。僕の心に一番残ったのは手術の様したが、そんなことはなく、今のところは各々部活子や壮絶なまでの不眠不休の生活ではなく、「学生動に参加したり、週末に羽目をはずしたり、それぞ時代は最低の成績でした」の一言。成績の悪さにもれ充実した生活を送っているようです。（６年中村亮太）程がある？いえいえ。何事も努力を忘れなければ手ち着いていて、専門知識を豊富に身に着けている、終了し、その結果で一喜一憂している最中です。こ遅れということはありませんよね。大変心を強くし（３年鈴木隆太）たのでした！ ★６年間とは早いものです。歯科医師になるのは遠 ◆３年生になり、既に２ヶ月が経とうとしています。師としての生活への好奇心が国家試験への不安さえ講堂も４号館に移り、綺麗な環境で勉強出来る事をも拭ってくれます。各々が同じ将来像を描いている嬉しく思います。２年生に比べ内容が難しく理解し訳ではありませんが、今目指すところは皆同じです。にくい講義も多くなりましたが、時間割は楽だと思この６年間で学ばせて頂いた事を最大限に活かし、います。早めに終わる日は、遊びに行ったり、勉強一丸となって頑張っていこうと思います。（６年玉置紘子）したりできるので良いです。今年は昨年に比べ、更い先の事と思っていましたが今は目前です。歯科医 ― 8 ― 桜歯ニュース平成24年７月15日「充実した日々を過ごすために」学生会会長佐藤怜学生会で実施した学生生活全般に関するアンケートの結果、学年や部活に対する悩みの塊のような学生が多く見受けられる。そんな学生達に６年間を無駄にしてほしくないというのが、私の最も強く思うところである。そこで佐藤の三箇条をここに示すので、悩み多き学生達には是非参考にしてほしい。① 視野を広く持ち、物事を長い目で見る。②本当に必要なことを明確にする。③諦めるのも勇気。以上、質問のある学生は５年生の教室まで。さて、そんな私の唯一の心配事は、この桜歯ニュースが配布される頃には CBT の結果が発表されていることである。しかし、まぁ長い人生の中で見れば CBTぐらい…というのは間違いである。勉強に関して三箇条は適用されず、また、質問も受け付けられないのでご注意！第 175 号〜冬期部門結果と夏期部門に向け〜歯学体正評議委員臼井緑＜冬期部門結果＞ラグビーフットボール部門：昨年12月25日から29日に九州大学伊都キャンパス陸上競技場にて行われ、優勝。スキー部門：３月14日から18日にかたしな高原スキー場にて行われ、男子団体1位、女子団体1位で、総合優勝。アメリカンフットボール部門：３月18日から22日に鶴見大学師岡グランドにて行われ、第３位。＜夏期部門に向けて＞鹿児島大学を事務主幹とし、夏期部門は８月１日から13日に22部門が開催され、本学部は19部門に参加します。冬期部門の勢いに乗り、目指すは勿論総合優勝です。本学部が事務主幹を担う来年の45回大会を見据え、今大会では、一人ひとりが「しらけ・無関心」とは程遠い、いっそう「熱い」姿勢で臨みましょう！【本学部参加部門の日程・会場】部門開催日硬式野球 8/1〜10 開催会サンピア福岡場筑豊緑地硬式庭球 7/31〜8/5 白子町テニスコートソフトテニス 7/31〜8/4 熊谷スポーツ文化公園彩の国くまがやドームサッカー 8/3〜9 クラブ協議会会長沢田圭佑新入生の皆さんは、将来の職業を心に決めて歯学部に入学されたことと思います。６年間の大学生活を通じて少しでも多くの経験をすることは、将来より良い歯科医師になるために大切であると思います。４月の初め、僕が皆さんにクラブへ入部することを勧めた理由は、クラブ活動への参加はその準備のために最適であると考えているからです。運動部であれ、文化部であれ、クラブ活動には体力、チームワーク、頭脳、そしてコミュニケーション能力が求められます。そして、これらはいずれも、長時間におよぶ過酷な勤務の中で患者さんの生命を預かる医療従事者にとって欠かせない資質であると思います。是非、クラブ活動を通じて、これらの資質を伸ばしていって欲しいと思います。 ― 9 ― ゴル卓南さつま市人工芝サッカー場県立吹上浜海浜公園サッカー場フ 8/7〜9 指宿ゴルフクラブ球 8/10〜12 長崎県立総合体育館カブトガニアリーナバドミントン 8/5〜10 北九州市立総合体育館北九州市立小倉南体育館バレーボール 8/7〜10 熊本県立総合体育館バスケットボール 8/3〜8 姶良市総合運動公園体育館姶良市大楠アリーナ、蒲生中学校ボウリング 8/6〜8 博多スターレーン柔道 8/3〜5 長崎県立総合体育館剣道 8/10〜12 江戸川区スポーツセンター道 8/4〜5 九州歯科大学体育館空手少林寺拳法 7/28〜29 東京歯科大学体育館日本拳法 8/2、8/4〜5 昭和スポーツセンターアーチェリー 8/3〜5 ヤマハリゾートつま恋陸上競技 8/4〜5 瑞穂陸上競技場水泳 8/7〜9 千葉国際総合水泳場ト 8/2〜5 福岡市立小戸ヨットハーバーヨッ桜歯ニュース第 175 号クラブだより主将正岡直冬期部門結果ラグビーフットボール部門・スキー部門硬式野球部は現在、プレイヤー22人、マネージャ〜優ー９人の計31人で、プレイヤーとマネージャーは分け隔てなく皆仲が良く、練習でもプライベートでも楽しく活動をしています。ホームグランドが無いため球場確保が難しい状況ですが、チームの目的である「デンタル優勝」を達成するために部員は弱音を吐くことなく、厳しい練習にも全力で臨んでくれています。選手一人一人の実力、仲の良さはどの大学にも負けない自信があるので、部員全員の共通の目的である「デンタル優勝」を、今夏に報告させて頂きたいと思います。主将年は３人の新入生を迎え、メモリアルな年を充実させようと、より部活動も活気づいてきました。茶道部では毎年、６月と10月に大きな茶会を行っています。６月は東京歯科大学・明海大学とともに靖国神社の行雲亭で関東歯科大学茶道連盟茶会を催しています。10月には桜歯祭茶会を開催し、１年生の御点前デビューの場になっています。現在は７月末の夏合宿、10月の桜歯祭に向けて、部員一同練習に励んでいます。10月の桜歯祭は１年生の晴れ舞台です。皆様のお出でをお待ちしております。勝〜ラグビー部主将増田光亮寒さ厳しい年末に、私たちラグビー部は福岡にてデンタルに参加し、実に39年ぶりに優勝することが出来ました。トロフィーを手にした時、今まで行ってきたすべての事が報われた、と感動した事を今でも覚えています。これは OB ならびに教員の先生方、そして両親の支えなくしては成し得なかった事だと思います。また、一年間同じ目標を持ちながら、共に辛い練習の日々を過ごした先輩・後輩にも感謝しています。今、新入生を迎え、連覇という新しい目標に向かい練習を重ねながら、本学のデンタル総合優勝に向け、夏期部門に参加する各クラブを応援していきたいと思います。スキー部内藤ロナ茶道部は、創部50周年の伝統あるクラブです。今平成24年７月15日主将山本周スキー部は、３月に行われた全日本歯科学生総合体育大会において、団体総合優勝（男子団体・女子団体共に優勝）をすることができました。私が１年生のときにも団体総合優勝を経験しましたが、スキー部門は前回大会が震災のため中止になってしまったので、今回の大会にかける思いは非常に強いものがありました。そんな中勝ち取った団体総合優勝は前回とはまた違った感覚で、一層嬉しかったです。また、1年生がたくさん入部したこともあり、活気のある雰囲気で大会を楽しむことができました。来年はデンタル主幹のため、大会を運営しながらの競技となりますが、連覇を目指して皆で力を合わせていきますので、応援よろしくお願いします。 ― 10 ― 桜歯ニュース平成24年７月15日平成24年度体クラブ部員数一覧表育部（537名）アイスホッケー部 11名水部 27名アメリカンフットボール部 25名ソフトテニス部 24名合気道部 16名部 9名空手道部 5名日本拳法部 19名泳卓球部 24名バスケットボール部 43名硬式庭球部 42名バドミントン部 25名硬式野球部 31名バレーボール部 18名ゴ部 27名ボウリング部 20名サッカー部 39名ヨ部 12名剣自道ルフ動車ット部 7名洋部 26名部 10名ラグビー部 26名少林寺拳法部 6名陸上競技部 14名ス 18名サーフィン同好会 13名柔道キー部文奇軽術音楽第 175 号化部弓歯学部に在学する学生の父母等を会員とする歯学部後援会総会が６月９日（土）に開催されました。開催に先立ち、清水歯学部次長、景山後援会会長の挨拶がありました。総会の議事である平成23年度決算及び事業報告、平成 24年度の予算案及び事業計画案、役員選出に関する件等すべての案件が承認されました。景山亜由美会長の退任に伴い、新会長には青島裕氏が就任しました。今年度も後援会は学生行事のために各種補助を行っていきます。総会終了後は、学年別懇談会が行われ、それぞれの学年主任及びクラス担任の先生から、学生生活や今年度の予定等が報告されました。その後、場所を移し、懇親会が開催され関係教職員との親睦が深まり盛会のうち終了しました。（184名）部 15名東洋医学研究部 19名部 44名美術部 19名線茶道部 10名無部 13名写真部 46名ワンダーフォーゲル部 1名生物部 17名＊部員数は平成24年度歯学部学生のみ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊附属専門学校から平成23年度の卒業生27名全員が、歯科技工士国家試験に合格しました。また、平成24年度は16名の新入生（一般推薦２名、社会人自己推薦８名、一般入試６名）を迎えました。科目等履修生制度がスタートして２年目を迎えます。この制度は、独立行政法人大学評価・学位授与機構が審査の上、学士（口腔保健学）口腔保健技工学専攻を授与する制度です。これにより、歯科技工士の資格を有する方が、歯学部で約２年相当分の単位を取得することで、審査により４年生大学卒業資格（＝学士）を得る道が拓かれました。なお、本年度は４名（継続３名、新規１名）の科目等履修生が在籍しております。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊すべてのカリキュラムについては、特に変更はありません。第３学年は国家試験に向けた準備に、また特別研究では、各自の興味などによって決められた課題に取り組んでいます。第２学年は後期の登院に向けて、特に臨床の教科についての勉学にますます真摯に取り組んでいるところです。第１学年は、４月６日（金）、７日（土）に塩原研修所において校外オリエンテーションを行いました。初めはそれぞれが緊張している様子でしたが、段々お互いに慣れていくにつれ会話がはずむようになり、親睦も深められました。今では、学校の環境にも慣れ、キャンパスライフも充実してきています。また、各学年の行事も順調に行われております。 ― 11 ― 第 175 号桜歯ニュース本学部衛生学講座と（公財）ライオン歯科衛生研究所との共同研究で、昨年11月に米国歯周病学会の Clinical Research Awardを受賞した「歯周病とメタボリックシンドロームとの関連性」を示した疫学論文（Morita et al., J Periodontol 81 （4） , 512-519, 2010）が、欧州歯周病学会（Europerio 7）でも高く評価され、4th Sunster World Perio Research Award（1st prize winner）を受賞した。受賞対象者は、ライオンの森田十誉子博士、衛生学の本橋正史教授、前野正夫教授ら共著者７名全員で、賞状、トロフィーのほか副賞として賞金 US $10,000が贈られた。６月９日にウィーンで開催された授賞式には、本橋教授が受賞者を代表して出席した。欧州歯周病学会は３年ごとに開催され、同賞は J PeriodontolやJ Dent Resなどの歯周病に関連する４つの学術雑誌に2009〜2011年に掲載された原著論文の中から、公正な審査基準（審査委員長：Dr. Robert Jenco）により選ばれた３編に授与される。本論文は、今回その第１位を獲得した。平成24年７月15日本学名誉教授の正古良夫先生は、５月２日に逝去されました。享年94歳。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。【略歴】昭和17年千葉医科大学医学部卒業。昭和31年本学助教授。昭和39年教授。昭和51年学生担当。昭和54年研究担当。平成５年名誉教授。昭和18年叙従七位、昭和19年叙正七位、平成６年勲四等瑞宝章受章。細菌学専攻。医学博士。 News Plus ★クラブ顧問会議第１回会議が４月19日に開催され、各クラブの顧問が関連内規や、クラブ活動中の事故や飲酒による事故の防止、諸施設の利用法、各種学生役員、歯学体日程、合宿及び対外試合等に関する注意事項を確認した。 ★定期健康診断５月９日〜10日、本学部生および専門学校生を対象として、内科検診、胸部Ｘ線間接撮影、尿検査、身長・体重測定、歯科検診（学部１年生のみ歯周病検診有）が実施され、ほぼ100％に近い受診率であった。 ★夏期期間中（7/ 14〜9/ 7）の事務取扱等学部事務取扱時間： 9：00〜17：00 図書館開館時間： 9：00〜19：00 付属歯科病院： 9：00〜17：00 なお、夏期期間中の土曜日は休業となります。写真左本橋正史教授、中央森田十誉子博士、右前野正夫教授平成24年度も引き続き、下記のとおり電力消費削減対策取組みについて実施します。御理解、御協力の程よろしくお願いいたします。主な取組み・照明の間引きと不在教室等の照明の消灯・エレベータの間引き運転・エアコンの設定温度の適正化と集中管理・パソコンの省電力モードへの切替えと不在時の電源オフ、スリープモード化・トイレのエアタオルの使用不可・自動販売機の照明消灯と省エネ型の導入・省電力機器の積極的活用・教職員のクール・ビズの励行 ― 12 ―