第55期ティータイム3号

ノースウエスト航空日本支社労働組合
ティータイム
〒286-0202
第55期 第3号
2014年12 月8 日発行
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★A350XWB、羽田空港に初飛来
エアバスが開発した A350-900 が 11 月 19 日午後、日本に初飛来した。機体は MSN005
(製造者番号 005)で、5 機あるテスト機のひとつ。19 日から 21 日までのあいだ、地上展示さ
れ、航空関係者や報道関係者に公開される。A350XWB は、日本航空(JAL)が昨年 10 月、
A350XWB を 31 機(A350-900 を 18 機、A350-1000 を 13 機)確定発注。すでに、欧米の
航空当局から型式証明を取得済みで、12 月にはローンチ・カスタマーであるカタール航空
に納入する予定で、 JAL への引き渡しは 2019 年から行われる予定だ。
A350XWB はエアバスの最新ワイドボディ旅客機。標準で 2 クラス制の客室仕様に 276 座席
から 369 座席を装備し、約 1 万 5000 キロメートルを飛行する。炭素繊維複合材製の胴体や
主翼、燃費効率の高いロールス・ロイス社製 TrentXWB エンジンを装備 しており、これにより
燃料消費を 25%削減するとともに、排気や整備コストを低減し、運航効率を比類ないレベル
まで向上させた。今回飛来した A350-900 型機の 5 号機は、ビジネス・クラスが 横 1 列 4 席
で合計 42 席(ライフラットシート)、エコノミー・クラスが横 1 列 9 座席で合計 223 席(32 インチ
から 34 インチのシートピッチ)の仕様。特別な飛行テスト機器も搭載している。
なお、今回飛来した 5 号機はソウル、東京に続き、ハノイ、バンコク、クアラルンプールを
11 日間かけて訪問し、仏トゥールーズに帰還する予定だ。( W.D 11.20 )
★エアバス、デルタ航空から A350XWB 等 50 機
エアバスはデルタ航空から、A350-900 型機と A330-900neo 型機、計 50 機の広胴機を
受注した。 50 機の内訳は A350-900 型が 25 機、A330-900neo が 25 機。 A330neo は、
エアバスが今年ローンチしたばかりのエンジン換装機で、エンジンはロールス・ロイス社製の
Trent7000 を搭載する。 なお、デルタ航空は現在、A319ceo を 57 機、A320ceo を 69 機、
さらには A330-200 型を 11 機、A330-300 型が 21 機運航中 だ。さらに、A330-300 型を 10
機、A321ceo を 45 機発注していて、今回の A350XWB 及び A330neo の発注で、エアバスに
おけるデルタ航空からの受注残数は計 105 機となった。( W.D 11.21 )
★デルタ航空、シアトル−米国内直行便を拡充
デルタ航空(DAL)は来春からシアトルからデンバー、サクラメント、ボイシ(アイダホ州)、
ケチカン(アラスカ州)、 シトカ(同州)の米国内直行便 5 路線を追加し、シアトルの西 海岸
ハブ機能を強化する。新路線の航空券は 11 月 23 日から販売する。デンバー線は 6 月 4 日
から 1 日 5 便、サクラメント線とボイシ線 は 5 月 4 日から 1 日 4 便運航する。
また、アラスカ州のケチカン線 とシトカ線は 5 月 15 日から 1 日 1 便で、季節運航する。
DAL は、シアトル発着便にデンバー、ボイシ、サクラメントがシアトル発着便に加わることで、
米国西海岸のトップ 15 都市を網羅、また、ケチカン、シトカが加わるで、アラスカ州のトップ 5
の渡航先をカバーすることになるとしている。( W.D 11.21 )
★<スカイマーク>日航と提携交渉共同運航、国交省は難色
経営不振に陥っている国内航空3位のスカイマークが日本航空と提携交渉に入ったことが
21日、分かった。スカイマークの羽田発着路線の一部を日航と共同運航することが提携の
柱となる見込み。スカイマークは日航の顧客の取り込みが期待でき、日航側も搭乗者が多い
羽田の発着枠を実質的に増やせるメリットがあると判断したとみられる。ただ、国土交通省は
公的支援を受けて再建した日航による支援に難色を示しており、提携交渉は難航も予想さ
れる。(毎日新聞 11.21)
★太田国交相、 SKY と JAL の提携「厳しく判断」
競争環境を確保、航空法と 8.10 ペーパーから判断
国土交通省の太田昭宏大臣は 11 月 25 日の閣議後会見で、スカイマーク(SKY)と日本航
空(JAL)の業務提携について 言及し、JAL がほかの航空会社と提携する際に「8.10
ペーパーに基づき厳しく判断する」と述べて慎重に臨む姿勢を示した。健全な競争環境を
確保するため、JAL の行動を規制する 8.10 ペーパーから判断するとして、両者の提携に
“待った”をかける可能性も出てきた。 SKY は経営不振立て直しのため、来年 2 月からの
共同運航を含めた支援について JAL と交渉しており、国交省とも業務提携の相談を行って
いる。太田大臣は、両社の提携が企業間で交渉中の事案であり、政府に対する正式な申請
があったわけではないため「コメントは差し控える」と話し干渉しない姿勢を示すも、国交省で
は JAL がほかの航空会社と業務提携する際には、一般論として航空法と 8.10 ペーパーに
基づき判断する姿勢を強調した。 8.10 ペーパーでは 2012 年に JAL が再生を果たす際に、
競争環境を歪めることがないように JAL の新規投資や路線開設に当たり、2016 年度まで、
政府が監視することを定めている。太田大臣は SKY と JAL の提携が申請された際には
「羽田空港の発着枠も関連するため、健全な競争環境の確保の観点から厳しく判断する」と
し、航空会社間の競争環境を確保する観点を重視する姿勢を示した。これまで航空局では、
8.10 ペーパーに基づき JAL に対して抑制的な判断を行ってきた。2013 年には羽田空港の
国内線発着枠を配分する際の配点基準として、JAL は経営破綻を理由に配分される
発着枠数を落とすことになった。さらに 2014 年の国際線の昼間発着枠の配分でも、JAL が
再建したことでほかの航空会社と比べて財務体質でかなりの差が生じたため、放っておけば
競争環境に歪みが出る恐れがあると判断して、JAL5 往復に対し、全日空へ 11 往復という
傾斜配分を行って、競争環境の確保に努めた。今回の SKY と JAL の提携は路線のコード
シェアが中心とされ、経営を立て直したい SKY 側から JAL へ交渉を持ちかけた。
8.10 ペーパーで監視の対象となっている新規路線の開設 や投資にはおよんでいないが、
SKY が有する羽田の 36 枠の共同運航が、競争環境に抵触するか否かが注目される。
(W.D 11.25)