2011年4月吉日テディベアが１０００体やってきた！テディベアのふるさとドイツから届けられた“おもいやり” 3 月 11 日に東北地方太平洋沖で発生しましたマグニチュード 9.0 を記録する地震により、被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。財団法人日本玩具文化財団は、設立以来文化催事として、人々に楽しみとやすらぎを与えるさまざまなテディベアの展示会を行ってまいりました。この度の大規模な地震に際し、被災された人々の心のケアとして、テディベアのふるさとドイツのシュタイフ社よりテディベア1000体の寄贈を受けました。そして、これらのテディベアを最も良い形で活かしていただける場として、認定NPO法人日本グッド・トイ委員会が運営する東京おもちゃ美術館の被災地支援の趣旨に賛同し、 500体を“ぬいぐるみ支援隊”としてお贈りさせていただく事と致しました。ドイツマイスターが一体一体心をこめて作られたテディベアは、欧米では“永遠の友達”と呼ばれ、一生を共にする事のできるかけがえのない存在です。これらのテディベアが被災地の子ども達、そして大人をも癒す心の友達として活躍する事を願ってやみません。財団法人日本玩具文化財団理事長佐藤豊彦ぬいぐるみ支援隊のメンバークラシックアルパカテディベアグレー、18cm クラシックアルパカテディベア赤茶、18cm ジョナテディベア 18ｃｍ ※これらのテディベア達は、日本の輸入総代理店であるリヤドロジャパン㈱と、今夏北海道にオープンするシュタイフネイチャーワールドの運営を行う㈱えんれいしゃとの、３社共同プロジェクト（ＴＥＤＤＹＬＯＶＥ１０００プロジェクト）として、残りの５００体についても今後も皆様への支援にさまざまな形で役立てられます。 Everyone at Steiff, especially myself as Managing Director, were greatly distressed and saddened by the tragedy that Japan faced following the strongest earthquake ever registered in that country and the even more devastating tsunami that followed . The dramatic reports shown in the media gave a clear and frightening impression of the tragedies suffered at natures hand, but behind those pictures were individual human beings and, even worse, include many children . Each of them with a personal destiny and frequently a tragedy. Our founder Margarete Steiff was confined for life to a wheel chair and at an early age was conscious of the fact that she would never marry and have Children of her own. This must have been a motivating factor in why she dedicated all her life to create and produce sophisticated soft toys that bring joy and satisfaction to children and to generations to come. According to her credo: "for Children only the best is good enough." Therefore we consider it as a point of honour to participate together with the Japan Toy Culture foundation as well as Lladro Japan to actively help where possible with a donation of 1.000 Teddy bears and animals. We are proud to help and contribute at our modest level in the hope that we relieve some of the pain and distress that so many children and adults suffer right now in Japan. We do this in the same spiritual heritage transmitted to us by our founder Margarete Steiff, who would have been herself equally determined to reach out in such a difficult situation. Katja Thoma, Managing Director Margarete Steiff GmbH 日本の皆様へシュタイフ社の社員並びに社長としてこのたび日本で起きた過去最大規模の大地震そしてそれに続く破壊的な津波の悲劇の報道を聞いて大きな動揺と悲しみを感じました。衝撃的なメディアの報道に自然がもたらす恐ろしい悲劇を感じました。この悲劇の裏には、それぞれ運命的な被害を受けた人間が一人一人いて、さらに悪いことに子供たちが含まれていました。弊社の創立者であるマルガレーテ・シュタイフは生涯のほとんどを、車椅子に縛られ、若い時から結婚し自分の子供を産むことは出来ないと確信していました。それこそが彼女が全人生をかけて素晴らしいぬいぐるみの開発と生産にかけた大きな原動力だったに違いありません。このぬいぐるみこそ、喜びと満足感を子供に与え、来るべき世代にも与えます。彼女の信条通り、“子供にこそ最良のものを”。そのようなことから、日本玩具文化財団及びリヤドロジャパン、えんれいしゃと一緒に支援活動に参加して１０００体のテディ及び動物のぬいぐるみを寄付する事を光栄に思っております。この支援を通じて、日本の子供たちと大人が受けた心の痛みを少しでも緩和する事が出来れば、嬉しく思います。創立者のマルガレーテ・シュタイフの精神的遺産を遂行したいと思います。彼女もきっとこのような困難な状況では同じような気持ちで支援をしたことでしょう。マルガレーテ・シュタイフ社最高経営責任者カーチャ・トーマＴＥＤＤＹＬＯＶＥ１０００プロジェクト活動団体のご紹介財団法人日本玩具文化財団私たち財団法人日本玩具文化財団は、１９８６年、文部省（現文部科学省）を主務官庁とし設立、人類の未来を担う子どもたちのために、豊かな創造性と感受性を育てる「おもちゃ」のあり方について、研究者・教育者・おとうさん、おかあさん方と一緒に考え、“おもちゃの基礎研究支援” という今までにない部分の活動をおこない、合わせて、国内外のおもちゃを通じた文化交流事業を実践してまいりました。＜概要＞ ■名称：財団法人日本玩具文化財団 ■設立日：１９８６年３月１９日 ■主務官庁：文部科学省 ■所在地：〒102-0082 東京都千代田区一番町8 番15 号 ■電話： 03-5275-2861 ■FAX ： 03-5275-3294 ■URL ： http://www.toyculture.org リヤドロジャパン株式会社リヤドロジャパンはスペインを代表する磁器アートの老舗ブランド「リヤドロ」の独占販売会社として１９８６年に創立され、全国の路面店、有名百貨店、専門店１８０店舗で展開。２００９年からは１３０年以上の歴史を持つドイツ・シュタイフ社の日本における正規輸入総代理店にもなりました。＜会社概要＞ ■社名：リヤドロジャパン株式会社／ LLADRO JAPAN CO．，LTD． ■設立日：１９８６年１月２３日 ■事業内容：スペイン製磁器リヤドロ及びドイツ・シュタイフのぬいぐるみの卸販売 ■所在地：〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3－17 廣瀬ビル5F ■電話： 03-3293-0801（代表） ■FAX ： 03-3293-0816 ■代表取締役社長：西本学 ■URL ： http://www.lladro.co.jp リヤドロブティック銀座本店東京都中央区銀座7-8-5 TEL ： 03- 3569 -3377 株式会社えんれいしゃ（シュタイフネイチャーワールド）日独交流150周年という記念すべき年、2011年7月15日に、ぬいぐるみメーカーとして最古の歴史と最高品質を誇るドイツ・シュタイフ社及びシュタイフミュージアム「ワールド・オブ・シュタイフ」の特別な協力を得て、環境保護と家族愛をテーマにしたエデュテインメント（教育+娯楽の融合を意味する造語）施設“シュタイフネイチャーワールド”が北海道新千歳空港連絡施設 3Fに開設されます。ドイツ国外では世界初となるこのシュタイフの常設施設では、かわいらしいリスや小鳥から2メートルを超えるゾウやキリンなどドイツのマイスターが一体一体手作りで作り上げた大小2,000体以上の動物たちが、ゲストの皆さんを夢の世界へと誘います。株式会社えんれいしゃはこの施設の運営を行っていきます。 ■施設名：シュタイフネイチャーワールド ■所在地：新千歳空港旅客ターミナルビル連絡施設３階 ■開業時期：２０１１年７月１５日 ■特別協力：ドイツ・シュタイフ社、シュタイフ・ミュージアム ■後援：ドイツ観光局 ■運営：株式会社えんれいしゃ ■監修・運営協力：財団法人日本玩具文化財団 ≪この件に関するお問い合わせ先≫ 株式会社ユース・プラニングセンター電話：03-3406-3411 FAX：03-3499-0958