手術のまえに/手術のあとに 消化管ストーマ ( コロストミー/イレオストミー ) 手術のまえに知っておきたい消化管のしくみやこれからつくられる ストーマおよびストーマ装具などの基本的な情報を紹介しています。 また、手術のあと間もないうちから理解しておきたいこととして、 装具の交換方法など、ストーマケアについてとりあげています。 1 消化管のしくみ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 1-1 消化管の働き. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 2 ストーマについて. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 2-1 ストーマとは. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 2-2 ストーマの種類①. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 2-3 ストーマの種類②. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 2-4 ストーマの形状や外観 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 2-5 ストーマ装具とは. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 3 ストーマケアについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 3-1 ストーマの状態と排泄の開始時期 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 3-2 ストーマからの排泄. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 3-3 便の排出と装具交換の頻度. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 3-4 便の排出方法. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 3-5 使用済み装具の廃棄. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 3-6 ストーマ装具の交換方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 3-7 ご自分に合う装具を選ぶにあたり . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 3-8 ストーマ装具の種類. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 1 手術のまえに 消化管のしくみ 手術のあとに 退院後の暮らし 1-1 消化管の働き 1 手術のまえに、消化のしくみについて理解しておきましょう。消化管 は、口から食道、胃、腸、肛門へとつながる長い管からなります。摂 取した食物は下図のとおりそれぞれの器官で分解・吸収され、残りが 便として肛門より排泄されます。 消化管の全体図 そしゃく (1)食物を摂取し、口の中で咀嚼 することで、唾液と混ざる (2)咀嚼された食物は食道を通って 胃に到達する 口 (3)胃液でよくこねられたあと、 小腸へ移動する 食道 (4)小腸で栄養素、水分を吸収する 胃 (5)吸収されずに残ったものは大腸 に移動する (6)大腸で水分が吸収され、便が固 まってくる 小腸 くう ちょう (十二指腸、空腸、 (7)便が直腸へと送られ、肛門を通 過して体の外へ排出される かい ちょう 大腸 大腸 回腸) けっちょう けっちょう (盲腸、結 (盲腸、結腸、 腸、直腸) 直腸) 肛門 4 2 ストーマについて 2-1 ストーマとは ■ 消化管ストーマとは ストーマとは、腸や尿管の一部を体外に出してつくった便や尿の出口 はいせつこう (排泄口)です。ストーマには、人工肛門などの消化管ストーマと人 工膀胱などの尿路ストーマがあり、消化管ストーマからは便が、尿路 2 ストーマからは尿が排泄されます。 ストーマ ■ ストーマがつくられる理由 ストーマがつくられる理由には、腸や肛門の病気などさまざまなもの があります。詳細は担当医や看護師に説明してもらいましょう。 ■ ストーマからの排泄 手術のあとは、肛門からの排泄に代わり、ストーマから便を排泄する ようになります。ストーマには筋肉(括約筋)がないので、便意やガ スを我慢するなどの調節ができません。そこで装具をつけ、便やガ スが溜まってきたらトイレで排出処理を行います。 1 2 装具をつける 出てきた便を溜める 3 溜まった便をトイレに捨てる 4 何日かおき※に装具を廃棄し て、新しいものにつけかえる ※状況により異なります 5 手術のまえに 手術のあとに 退院後の暮らし 2-2 ストーマの種類 ① ■ あなたのストーマは? ストーマがつくられる位置によって、便の性状が異なります(下図) 。 結腸につくられるとコロストミー、回腸につくられるとイレオストミー とよびます。ご自分のストーマの種類を知っておくことは大切です。 ストーマの種類 ストーマの位置 便の性状※ 右 水様〜おかゆ状便 中央 おかゆ状便〜軟便 左 軟便〜固形便 左 軟便〜固形便 右 水様~下痢状便 2 じょうこうけっちょう 上行結腸ストーマ コロストミー おうこうけっちょう 横 行結腸ストーマ (結腸につくられる場合) かこうけっちょう 下行結腸ストーマ エスじょうけっちょう S 状結腸ストーマ イレオストミー (回 腸 に つ く ら れ る 場 合 ) かいちょう 回腸ストーマ ※便の性状は体調等により変化します 6 2 ストーマについて 2-3 ストーマの種類 ② たんこう 永久的ストーマと 一時的ストーマ そうこう ■ 単孔式ストーマと双 孔式ストーマ ストーマには、排泄口が 1 つの単孔式と 2 つの双孔式があります。 単孔式ストーマ 2 排泄口が1つのストーマのことです。ストーマからは便が排泄されます。 双孔式ストーマ 便が排泄される排泄口と、粘液が排泄される排泄口の2つの排泄口を 持つストーマのことです。ループ、二連銃式の 2 種類があります。 単孔式 双孔式(ループ) 双孔式(二連銃式) 2-4 ストーマの形状や外観 ■ 人によって異なるストーマ ストーマの外観は、人によってさまざまです。平均的なサイズや形な どはありますが、すべての人がそれに当てはまるわけではありません。 また、ストーマは体型の変化などによって大きさや形が変化すること もあります。 色 手術のすぐあとのストーマは紫に近い赤色ですが、 血液の循環がよくなると、ピンクがかった鮮やか な赤色になります。 大きさ 手術のすぐあとのストーマはむくんでいますが、 徐々に小さくなり、数週間で安定します。大きさは 人それぞれです。 7 スト ーマには永 久 的スト ー マと一 時 的スト ーマが あり ま す。一 時 的 スト ーマ は 腸 にストーマが 一 時 的につく ら れることで、病 気 が 治 癒 すると 腸 を つなぎ、肛 門 か らの排泄方法に戻ります。 手術のまえに 手術のあとに 退院後の暮らし 形 円形や楕円形など人それぞれさまざまな形をし ています。 2 双孔式ストーマの並び方 つくられる場所によって横または縦に並んでいます。 排泄口 高さ 高さ 便が出る排泄口から皮膚までの高さが 1cm くら いのもの、皮膚と同じくらいのものや皮膚より も低い位置にあるものなどがあります。 高さがある 皮膚と同じ 皮膚よりも低い位置 にある 2-5 ストーマ装具とは ■ ストーマから排泄された便を溜めるための装具 ストーマをつくったあとはストーマ装具をお腹に装着し、そこに便を 溜めることで、排泄管理を行います。ストーマ装具は、便を溜めるス めんいた トーマ袋と、そのストーマ袋をストーマ周囲の皮膚に固定する面 板 面板は皮 膚保護 剤ともいわ れます。汗や便の水分を吸収 し、皮膚障害を防ぎます。 (皮膚保護剤)からなります。また装具にはさまざまな種類がありま すので、ご自分に合った装具を看護師と相談しながら選びましょう。 ストーマ装具選び、装具の種類について詳しくは→ P13 〜 14 面板 ストーマ袋 単品系装具 (面板とストーマ袋が一体化している) 面板 ストーマ袋 二品系装具 (面板とストーマ袋が分かれている) 8 3 ストーマケアについて 3-1 ストーマの状態と排泄の開始時期 ■ 手術のあとのストーマ ストーマやストーマ周囲 の皮膚の観察のポイント 手術のすぐあとのストーマはむくんでいますが、徐々に小さくなり、 ●ス トーマの色に変化は ないか 数週間後には安定した大きさとなります。なお、ストーマの大きさが 安定したあとも定期的にストーマやストーマ周囲の皮膚の様子を観察 し、変化がないか確認しましょう。 ストーマの形状や外観については→ P7 ●ス トーマにむくみは ないか ●ス トーマや周囲の皮 膚に 出血、いぼ、傷、赤みなど の異常はないか、など ■ ストーマからの排泄の開始時期 コ ロ ス ト ミ ー : 下行・S 状結腸ストーマは術後 3 〜 5 日頃から機能 3 を開始し便が排泄されるようになります。上行・ 横行結腸はこれより早いことがあります。 イレオストミー:術後 1 〜 2 日より機能を開始し、便が排泄されるよ うになります。 3-2 ストーマからの排泄 手術のあとは、肛門からの排泄に代わり、ストーマから便を排泄する ようになります。ストーマには筋肉(括約筋)がないので、便意やガ スを我慢するなどの調節ができません。そこで装具をつけ、便やガス が溜まってきたらトイレで排出処理を行います。 1 装具をつける 2 出てきた便を溜める 3 溜まった便をトイレに捨てる 4 何日かおき※に装具を廃棄し て、新しいものにつけかえる ※状況により異なります 3-3 便の排出と装具交換の頻度 ストーマ袋に便が 3 分の 1 程度溜まるのを目安に、トイレで排出します。 装具交換の頻度は使用する装具によって異なりますし、個人差もあり ます。看護師がどのくらいの頻度で交換すればよいか、アドバイスし てくれるでしょう。 9 手術のまえに 手術のあとに 退院後の暮らし 3-4 便の排出方法 (開放型、マジックテープ式閉鎖具付の場合) 1 ! 2 折り上げ板 マジックテープ 同士を留める 排出口を開ける マジックテープを留める ● 左右のマジックテープを静かにはずす ●排 出口の折り上げ板の裏面にある マジックテープ同士を図のように 留める ● 排出口をトイレの中に向ける ● 折った部分を順に開く 3 ストーマ袋を洗うのは避けま しょう。洗ったときの水分が 便とまじってストーマ袋の外 側に付着し、臭いの原因にな ります。またストーマ袋の劣 化が早まり、漏れの原因にも なります。 3 4 る をす ふた 便を押し出す 排出口を閉じる ●指 で 軽く押さえ、速さを調節しな がら排出する ● 2 で留めた排出口の折り上げ板の マジックテープをはずし、元に戻し てから封 筒のフタを閉じるように 閉じてから巻き上げる ●排 出口をトイレットペーパーなど で横方向に拭き取る 3-5 使用済み装具の廃棄 使用済みの装具は、必ず便をトイレに排出してから廃棄します。 またストーマ装具をトイレに流すと、トイレが詰まる原因となります ので注意しましょう。 1 ストーマ袋内の便をトイレに排出 する 公共のトイレを使用する場合、 「オストメイト対応トイレ」に は汚物入れがありますので使 用しましょう。 詳しくは→ P48 2 排出してからポリ袋などに入れて口 をしばる 3 ビニールゴミとして自治体のルール に従い、廃棄する 10 3 ストーマケアについて 3-6 ストーマ装具の交換方法 ■ 装具の交換準備 あわてずに落ち着いて交換できるよう、事前に必要なものをそろえて おきましょう。 ①ストーマ装具 ②やわらかい布やペーパータオル 3 ③せっけん(固形/液体) ⑤ぬるま湯 ④ゴミ袋 ⑥ストーマ用ハサミ ストーマは 粘 膜 で できてい るため 傷つ き やすく、出 血 しやすいので、いたわるよう な 気 持 ちで、やさしくケア しましょう。 ⑦ボールペン ⑧ストーマゲージ など… ■ 装具の交換方法(二品系ダブルロック方式カップリングの場合) 1 使用中の装具をはがす ●片 手で皮 膚を押さえながら、最後 までゆっくりと面板(皮膚保護剤) をはがす ●は がしにくいときは 、ぬるま 湯 や せっけん水でぬらしながらはがす 注意 2 面板(皮膚保護剤) 溶けた部分 一気にはがすと 皮膚を傷つけます! はがした面板(皮膚保護剤)を 観察する ●は がした面板(皮膚保護剤)の粘着 面を観察する ●面 板と皮膚の間に便がもぐり込ん でいないかを確認する こう ストーマ孔 1cm はがした面板の粘着面 11 粘着剥離剤(リムー バー)を 使うと、皮 膚に負担をかけずに 面板をはがせます ブラバ 粘着剥離剤 スプレー/ワイプ 面板(皮膚保護剤)がストー マ孔から1cmほど外側まで溶 けたときが交換時期です。何 日ぐらいでどの程度溶けるの か、記録を取っておきましょ う。 手術のまえに 3 ストーマ周囲の皮膚を洗う ●や わらかい布やペーパータオルな どを使い、ストーマ周囲の皮膚をよ く泡 立てたせっけんとぬるま湯で やさしく洗う 5 皮膚を乾かすのにドライヤー を使わないようにしましょう。 ストーマがやけどすることが あり危険です。 ●洗 い流す必要のない清拭料もあり ます。 肌をやさしく保湿洗 浄/保湿清拭できる 洗い流際不要の新し い洗浄料です。 ストーマの大きさを測る シルティ アクアホイップ 清拭料 ●ス トーマゲージを 使って大きさを 測 る(スト ーマゲー ジ は 、スト ー マ装 具を購入したときについてき ます) 3 刃先がカーブして 切りやすいストー マ用ハサミ 新しい面板(皮膚保護剤)を 準備する ハサミS ●フ リーカットの面板(皮膚保護剤) の 場 合 はスト ーマの周 囲 から1〜 2mm、大きめにあける(はじめか ら孔があいているプレカットタイプ もあります) 6 退院後の暮らし ! ●水 分を 十 分に拭き取り、乾くのを 待つ 4 手術のあとに 左利き用もあります。 面板を貼るまえに 使用し、皮膚を保 護し、装具の密着 性を向上します ブラバ 皮膚被膜剤 スプレー/ワイプ 面板(皮膚保護剤)を貼る ●皮 膚が乾いたら、新しい面板(皮膚 保護剤)の剥離紙をはがして、皮膚に 貼る ストーマと 面板ストーマ孔の 隙間の充填に 粉状皮膚保護剤 ブラバ パウダー 7 ストーマ袋を装着する ●あ らかじめストーマ袋の排出口を 閉じてから、面板(皮膚保護剤)の かんごうぶ 嵌合部にストーマ袋を装着する ! 皮膚と面板の間に空気が入ら ないよう、ぴったりと面板を 貼ってから、しばらくの間、皮 膚になじませるよう上から押 さえましょう。 12 3 ストーマケアについて 3-7 ご自分に合う装具を選ぶにあたり 装具選びのポイント ストーマの種類、便やストーマ周囲の皮膚の状態、生活スタイルや好 ● 皮膚への刺激が少ない みなどに応じて、適したストーマ装具を選ぶことはとても大切です。 ●日 常の行動が制限されない サンプルを試したり、看護師と相談したりしながらご自分に合う装具 ● 取り扱いが簡単 を選びましょう。 ●音 や臭いなどが気になら ない など 3-8 ストーマ装具の種類 ■ ストーマ装具の分類 ストーマ装具は主に単品系と二品系に分類されます。どちらも軽い装 3 着感で外見上は目立ちません。ストーマ装具は皮膚にやさしく、便が 漏れにくいうえに、防臭加工も施してありますので、安心して使用で きます。また、ストーマ袋の色や形はさまざまで、用途に応じて選ぶ ことができます。 特 長 装 具 装着する方法 単品系( ワ ン ピ ー ス ) ● 面 板(皮 膚保護 剤)と ストーマ袋が一体化し ている ● ストーマ周囲の皮膚に よくなじみ、身体の動き に沿いやすい 剥離紙を はがして貼るだけ ● 面板(皮膚保護剤)と ストーマ袋が分かれて いる + + 二品系( ツ ー ピ ー ス ) ● ストーマ袋のみの交換 が可能なので、状況に 応じてストーマ袋の種 類が変更できる ダブルロック方式カップリング ・はめ込んでさらにロックするので、安心、 確実 ・カチッという音で開閉を確認 ● 嵌 合部はダブルロック 方式と粘着式の2種類 ダブルロック方 式カップリング 13 粘着式 カップリング 粘着式カップリング ・ストーマ袋を面板に貼るだけの簡単操作 ・やわらかいので違和感がなく、快適 手術のまえに 手術のあとに 退院後の暮らし ■ストーマ装具の説明 それぞれの部位の名前を覚えましょう。 めんいた ひ ふ ほ ご ざい ● 面板(皮膚保護剤)とストーマ袋 単品系 二品系 めんいた ひ ふ ほ ご ざい 面板(皮 膚保護剤) ベースプレート 皮膚に貼り固定する 粘着面 嵌合面 3 かんごう ぶ 嵌合部 ストーマ袋 カップリング バッグ 面板(皮膚保護剤) とストーマ袋をはめ 合わせる、または粘 着させる 便を溜める はいしゅつこう 排出口 便を排出する ● 面板(皮膚保護剤) 平面タイプ 凸型はめ込み具内蔵(コンベックスタイプ) ストーマの高さが十分あるときに使用する 平面タイプのほかに、高さがないときや周 囲にしわがあるときに使用する凸型はめ込 み具(コンベックス)が内蔵されたタイプ もあります。 ● 排出口 上図の開放型閉鎖具付(マジックテープ式) 排出口のほかに、イレオストミー用のキャッ プ式や排出口がなく、便が溜まったら交換 する使い捨てタイプの閉鎖型もあります。 開放型(キャップ式) 閉鎖型 ● その他の装具 ストーマに栓をして便の排泄をコントロー ルするプラグ型装具やストーマからぬるま 湯を注入して便を強制的に排泄する洗腸用 具もあります。これらは看護師や医師の判 断と指導が必要です。 プラグ型装具 (アシュラ コンシールプラグ) 洗腸用具 14
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