【注意喚起】MERS 20150529(PDF:190.8KB)

注意喚起: 韓国 MERSの流行情報
DCC 2015年5月29日
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中東で長期にわたりMERSが流行しています。
咳やノドの痛みの軽症者がおり、完全に把握・対応するのが難しい感染症のひとつです。
2015年5月に韓国で複数の病院を患者が受診し、家族や同室者・医療者が感染。
中東からの直行便は羽田空港や成田空港にも飛んでいます。
NCGMにもMERSうたがい症例が受診したり紹介されてくる可能性があります。
全ての症例で渡航歴を確認
疑い症状があったら別室へ
まずは患者・スタッフともに
サージカルマスク着用
DCCオンコールへ連絡を
【患者発生国】
サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、
カタール、オマーン、ヨルダン、クウェート、
イエメン、レバノン、イラン
【輸入症例発生国】
韓国、マレーシア、フィリピン、アメリカ、イギ
リス、ドイツ、フランス、チュニジア、イタリア、
オランダ、オーストリア、ギリシャ、エジプト、
アルジェリア、トルコ
【症状】
・無症状・軽い風邪症状の人も多い
・受診する人では「発熱」「せき」「息切れ」症状
に注意
・重症の肺炎や腎不全等での死亡例は基礎疾
患がある人が多い
【潜伏期間】
2-14日(多くは曝露から5-6日)
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 国際感染症センター
03-3202-7181(代)