国保年金課 業務マニュアル ~「手引き」作ってよりスマートな対応を!~ 平成21年10月 国保担当 業 務 名 い 対応 持参するもの 退職証・資格証以外の人が持つ 一般証の発行・再発行(短期 さまざまなケースが 証。発行・再発行は市民課5番6 証を除く) あるので、市民課へ 番窓口。 一般証の有効期間 9月1日~8月31日までの1年 間。毎年8月下旬に一斉郵送する ので、手続きは不要。ただし、短 期証は、有効期限が4ケ月で窓口 交付が原則。(9/1~ 12/31,1/1~4/30,5/1~8 /31) 海外の医療機関を受診 ・国保加入中に海外へ行き、医療 機関で受診した場合、申請→審査 →決定の流れを経て支給する。 ・代理申請可。 ・「国民健康保険における海外療 養費制度のお知らせ」に診療報酬 明細書の翻訳がある。(国保担当 保管) 加入手続き ・市民課(5・6番窓口) ・加入日は資格喪失日の翌日(手 資格喪失証明・印鑑 続きをした日ではない) 限度額適用認定証の交付 住民税課税世帯の70歳未満の人 が入院する際、病院に国保証と一 緒に提示することで、保険適用の 自己負担額の支払いが限度額まで となる。所得に応じて2段階にわ かれる。(国保で健康パンフレッ トP14参照)。 ・短期証の人は徴収担当と要協 議。 ・代理申請可。 ・転入者で基本簿がない場合、1 /1現在の居住地自治体に所得の 照会をし、判断する。 ・税の申告がなく、基本簿がない 場合、税務課に申告してから判断 する。 か け 国保証・領収書・診 療報酬明細書・診療 報酬明細書の翻訳・ 世帯主の通帳 国保証・所得額が分 からない場合はみと め印と代理人が来庁 の場合は代理人のみ とめ印 け 住民税非課税世帯の70歳未満の 人、もしくは、高齢受給者証該当 の人が入院する際、病院に国保証 と(高齢受給者証と)一緒に提示 することで、保険適用の自己負担 額と食事負担額の支払いが限度額 までとなる。(国保で健康パンフ レットP14、16参照)。 限度額適用・標準負担額減額 ・短期証の人は徴収担当と要協 認定証の交付 議。 ・代理申請可。 ・転入者で基本簿がない場合、1 /1現在の居住地自治体に所得の 照会をし、判断する。 ・税の申告がなく、基本簿がない 場合、税務課に申告してから判断 する。 こ 国民健康保険(国保)とは 国保証・高齢受給者 証・所得額が分から ない場合はみとめ印 と代理人が来庁の場 合は代理人のみとめ 印 国民皆保険制度上、職場の健康保 険、後期高齢者医療保険、生活保 護者、厚生労働省令で定めるもの に該当する者を除いた全ての人が 加入する保険。 「国民健康保険被保険者証」(以 下一般証)と「国民健康保険退職 被保険者証」(以下退職証)の2 国民健康保険被保険者証(以 種類。それぞれの中には「短期被 下国保証)の種類 保険者証」(以下短期証)の人も いる。短期証の人は、有効期限に 赤線がついている。 《該当期間》70歳を迎えた月の 翌月1日から75歳の誕生日ま で。ただし、1日生まれの人は誕 生月から該当。75歳の誕生日か 高齢受給者証の該当期間・本 ら後期高齢者医療保険に変わる。 人負担割合 《負担割合》収入により2割(H 22.3.31までは1割)と3 割になる。病院・薬局にかかる 際、国保証と一緒に提示する。 高齢受給者証の発行 ・年齢到達は、誕生月の下旬に郵 送(1日生まれの人は、誕生月の 前月下旬に郵送) ・一斉更新は、7月下旬に郵送 (保険証の有効期間は8月1日~ 7月31日) 国保担当から基準収 入額適用申請書が届 いた人以外は手続き 不要。 こ 高齢受給者証の再発行 国保上の世帯主 高額療養費支給申請 ・代理申請可 国保証・世帯主のみ とめ印 ・本来世帯主になるべき人ではな く、国保加入の被保険者を世帯主 にすること。元が擬制世帯主であ る事、1ケ月でも国保税滞納があ 国保証・住民票上世 ればなれないなどの条件有。届出 帯主と国保上世帯主 →審査→決定の流れ。 のみとめ印 ・代理申請不可(国保上の世帯主 と本来の世帯主、それぞれの署 名・押印必要なため) ・該当者には、国保担当からはが きで通知。申請期限は2年間ある のではがき記載の期限に遅れても 申請可。 国保証・該当月の領 ・代理申請可 収書・世帯主の通帳 ・原則は世帯主口座への入金。 ・はがきが届いていない人のケー スは、国保担当へまわす。 ・国保証以外の保険証で受診した が、国保を遡って取得してしまっ 国保証・領収書・診 国保資格遡及取得に伴い発生 た場合、申請→審査→決定を経て 療報酬明細書・世帯 する給付額の支給申請 療養費として支給する。 主の通帳 ・代理申請可 交通事故で受診した (第三者行為) ・交通事故やけんかなどで受傷 し、診療を受ける場合、「第三者 の行為による受傷通報(3枚複 写)」(国保担当保管)が必要。 国保証・みとめ印 求償権が発生する場合などは、各 種提出物がある。 ・代理申請可 資格証 正式名は、「国民健康保険資格証 明書」。悪質滞納者に対し1年間 有効の世帯単位の証を発行。医療 機関に証を提示し10割負担で受 診する。新型インフルエンザなど 緊急措置が必要なときは、短期証 を発行する場合もある。 資格証の再発行 ・原則、世帯主が申請。世帯主が 来られない場合は、世帯主の委任 世帯主のみとめ印 状または承諾書を持参すれば可。 死亡 葬祭費参照 し し 出産育児一時金 ・出産後(妊娠85日以上の死産 を含む)、医療機関が国保連を経 由して申請を行う(直接支払制 度)方法と本人が国保窓口で請求 (本人支払制度)する方法があ る。原則出産42万円、死産39 万円。 ・他法優先のため、社保等から支 給される場合は国保から支給しな い。 ・短期証者は徴収担当と要協議。 ・代理申請可 自損事故で受診した場合 ・「第三者の行為による受傷通報 (3枚複写)」(国保担当保管) が必要。 ・代理申請可。 国保証 ・飲酒による受傷については、上 司と要協議。 ・代理申請可 葬祭費の支給申請 ・被保険者が死亡したとき、葬儀 を行った人に対して5万円を支 給。申請から支払までは時間かか 葬儀を行った人の通 る。短期証の世帯は徴収担当と要 帳 協議。 ・代理申請可 喪失手続き ・市民課(5・6番窓口) ・他の健康保険に加入した時は、 他保険の被保険者 国保の喪失手続きが必要。 証・印鑑 ・加入日は他保険の加入び当日 退職証の発行 正式名は、「国民健康保険退職被 保険者証」。一般証を持っている が、厚生年金等の老齢年金を受給 し、その加入期間が、20年以 上、又は、40歳以降に10年以 上、ある人。同世帯に収入がない 人がいる場合、条件に合えば被扶 養者になれる。 国保証・領収書(産 科医療補償制度の押 印確認)・世帯主の 通帳・世帯主のみと め印 そ た 国民健康保険被保険 者証・年金証書(加 入期間と受給権発生 年月日が分かるも の)・加入期間が通 算で20年未満の方 は、40歳以降の加 入期間証明書(社会 保険事務所で発行) た 退職証の有効期間 退職証の再発行 ・9月1日~8月31日までの1 年間。 ・8月下旬に一斉郵送するので、 手続きは不要。 ・ただし、短期証は、有効期限が 4ケ月で窓口交付が原則。(9/ 1~12/31, 1/1~4/30, 5/1~8/31) ・65歳の誕生月で終わり、その 後一般証に切り替わる。(1日生 まれのひとは誕生月前月でおわ り。)郵送するので手続きは不 要。 代理申請可 国保証・世帯主のみ とめ印 ・正式名は、「短期被保険者 証」。 ・有効期限が4ケ月の一般証や退 短期証とは 職者証のこと。 ※保険料に関することは、 ・国民健康保険税を滞納している 賦課徴収担当へ 世帯主で、賦課徴収担当が相当で あると判断した場合に発行する。 ・原則窓口交付。 短期証の再発行 ・原則、世帯主が申請。世帯主が 来られない場合は、世帯主の委任 世帯主のみとめ印 状または承諾書を持参すれば可。 特定疾病療養受療証 ・正式名は「国民健康保険特定疾 病療養受療証」。一定額で治療を 受けるための証明書として交付。 国保証・国保専用の ・今のところ米沢市では、「人工 医師の診断書・世帯 透析を行う必要のある慢性腎不 主のみとめ印 全」の病名の人だけが該当してい る。 負担割合 ・小学校入学前→2割 ・小学校入学後~70歳誕生月→ 3割 ・70歳誕生月翌月~75歳誕生 日まで→2割(H21.3.31 までは1割)、または、3割 ※1日生まれの人は誕生月前月 不当利得の申請 国保資格を遡及して喪失したこと によって発生する給付額の申請。 社保等の保険証(要 喪失日以降に国保証で受診した場 コピー) 合、受診医療機関、受診日の聞き 取りが必要。 と ふ ほ 補装具の申請 治療のために医療機関で補装具を 作り全額を支払った場合、申請→ 国保証・領収書・診 審査→決定を経て、療養費として 断書・世帯主の通帳 支給する。 マル長 国民健康保険特定疾病療養受療証 参照 ま 高齢者医療担当 業 務 名 か 加入 資格取得参照 給付制限 ・被保険者証更新時(8月1日) に過年度の保険料に滞納がある場 合は、原則6か月有効の被保険者 証を交付。 ・さらに滞納が解消されない場合 は資格証明書を交付。 ・葬祭費、高額療養費、療養費、 限度額認定証等の給付制限は、現 在広域連合で検討中。 き け 対応 ・入院時の一部負担金や食事代が 安くなる。(収入により低Ⅰと低 Ⅱがある。低Ⅱは入院90日を越 えると長期該当となり、再度申請 が必要) 限度額適用・標準負担額減額 ・住民税非課税世帯が該当。申請 認定証 日の月初めから適用、代理申請 可。 ・毎年申請が必要。期限は申請日 の月初め~7月31日、更新の場 合は7月下旬から受付可。 こ 持参するもの 被保険者証・印鑑・低 Ⅱで長期該当申請の時 は、入院期間のわかる 領収証 高額療養費 ・該当者には広域連合からはがき で通知。申請は初回のみ。申請期 限は2年間あるのではがき記載の 被保険者証・通知はが 期限に遅れても申請可。代理申請 き・印鑑・通帳 可。本人以外の人の口座に入金の 時は委任状必要。 高額介護合算療養費 ・該当者には広域連合からはがき で通知。申請は初回のみ。申請期 限は2年間あるのではがき記載の 期限に遅れても申請可。代理申請 可。本人以外の人の口座に入金の 時は委任状必要。 コルセット 療養費参照 資格取得 ・年齢到達は自動加入 ・障害認定(65歳以上で国民年 金法等障害年金1,2級・身体障 害者手帳1~3級と4級の一部・ 精神障害者保険福祉手帳1,2 級・療育手帳A)は手続きが必 要。 資格証明書 給付制限参照 死亡 葬祭費参照 し 被保険者証・通知はが き・印鑑・通帳 他保険の加入期間があ るときは、他保険の負 担額証明書添付が必要 障害認定の場合(印 鑑・各種手帳か年金証 書・国保の被保険者の 人は国保証) し 住所地特例 ・県外の病院・施設に入院・入所 し転出した(住所を移した)場合 でも山形県後期高齢者広域連合の 被保険者証 被保険者とする。 ・届け出が必要 生活保護(適用除外) ・生活保護に該当した時→その日 に資格喪失 ・生活保護に該当しなくなった時 福祉課職員がすべて手 →その日に資格取得。 続きを行う ・福祉課からの通知により、市で 標準システムに入力。 葬祭費の支給 ・喪主の人に5万円支給 被保険者証・印鑑・通 ・喪主以外の人の口座に入金の時 帳 は委任状必要 短期証 給付制限参照 転入・転出・転居 ・市民課で手続き後、12番窓口 被保険者証 で届出。代理可。 適用除外 ・山形県後期高齢者広域連合で は、生活保護開始によるものの み。生活保護参照。 特定疾病療養受療証 ・慢性腎不全、血友病、HIV感染 の人が認定を受けるとその疾病に かかる外来療養費は1万円が限度 となる。当初申請すると、受療証 の有効期限はない。代理申請可。 せ そ た て と ひ 被保険者証の発行 被保険者証の再発行 ふ 負担割合 被保険者証・印鑑・医 師の意見欄に記載のあ る申請書(別葉の診断 書でも可) ・年齢到達は、誕生月の前月下旬 に郵送 ・一斉更新は7月下旬に郵送(被 保険者証の期間は8月1日~7月 31日) ・代理申請可。標準システム停止 する場合があるので、なるべく昼 休み以外。どうしても、昼の時間 になるときは、事前に電話連絡を 古い被保証(あれば) お願いする。来庁できない人は申 請書を郵送することも可。ただ し、被保証は申請書返送後に改め て郵送。 ・1割(一般) ・3割(現役並所得者、収入・世 帯内の被保険者数等で判定) ほ り 保険料 ・原則は特別徴収(6回) ・普通徴収は7月~2月(8回) ・決定通知、納付書は毎年7月1 5日頃発送 ・異動者は、原則翌月15日に決 定(変更)通知。ただし、年齢到 達者は誕生日の翌々月の15日に 決定通知。 ・特別徴収されたくない人は、口 座振替による納付を条件に変更 可。申し出書の提出が必要。 補装具 療養費参照 療養費 ・種類はいろいろあるが、ほとん 補装具の場合(被保険 どは補装具(コルセット)代。代 者証・診断書・領収 理申請可。本人以外の人の口座に 書・印鑑・通帳) 入金の時は委任状必要。 申し出書の提出の場合 (印鑑・同時に口座振 替の申し込みをする時 は、通帳と通帳の届出 印) 徴収担当 業 務 名 か 対応 介護保険受付 ・賦課内容は10番窓口。それ以外は 高齢福祉課へ案内。 介護保険料徴収 ・原則として特徴(年金天引き)によ り、裁量の余地はない(介保法135 条)。例外として受給年金が年18万 未満であれば普徴になる。 ・また、一時的に普徴への切替え、特 徴・普徴の併徴などもある(申告修 正、一時所得による極端な所得変動な どが主な要因)。 仮徴収 還付充当 こ 口座振替 持参するもの ・国保・介護とも6月に年額が決定す る。そこから納付を開始した場合、特 徴が開始されるのは最短8月で、年4 回(8.10.12.2月)での納付 となる。となれば、1回あたりの納付 額が非常に高額になることが予想され る。そのため、昨年と同額の年額と仮 定し、2月の納付額を4.6.8月に 仮徴収として徴収。年額決定後に納付 額を差引き、残額を10.12.2月 に割振る。 ・還付が発生しても滞納があれば充当 しなければならない(地税法17条の 2)。但し、これは同じ根拠法に基づ く場合で、それ以外は委任状が必要。 国保から市民税へは委任状不要(どち らも地方税法)、国保から介護は委任 状必要(地税法と介保法)。国税還付 金のように市役所以外からの充当は差 押えによる。 ・口座振替依頼により受ける。一身専 属のため、世帯主が変更されれば、改 通帳印 めて手続きを行う必要がある。 ・納期到来分に減額更正が入っても納 付書は自動添付されない。例えば7月 末納期分が1万円から5千円に減額さ れたとしても、既に1万円が納付され 更正減通知の納付書添付 ていると仮定する。そのため、還付対 応する前提のため納付書は添付されな い。 ・更正増の場合は納付書添付される。 国保・介護期割 ・6月~翌年3月までの10期(市国 保税条例13条) 国保加入手続き 国保担当、加入手続き参照 こ 国保税額再計算 ・7月全喪失、8月更正の場合、4. 5.6月分の請求となる。それにより 納付が8月まで及ぶことがある。 ・3ヶ月加入の年額を算定し、7月ま での納付額を引いて(納期到来分は減 更正以外更正はない)、残額があれば 8月に請求。 ・既に社保で社保料が天引きされてい るのに、なぜ国保税もでるのかという 問い合わせが多い。 国保税 ・税として徴収。料で徴収する自治体 もあるが、比較的財政規模の大きなわ ずかな自治体のみ。公課として徴収す れば税に劣後すること(国徴法8 条)、消滅時効が税は5年だが(地自 法236条)、公課は短くなる(介護 保険は2年、介保法200条の1)等 があり、税として運用している。 国保税試算 ・任意継続との比較のみ受け付ける。 正確な資料に基づかない試算(口頭で の所得申告等)は一切受け付けない。 ・国保加入した日に、翌月の請求額を 把握したい等の要望に応じた試算は行 わない(翌月の通知内容と異なるな ど、過去トラブルあり)。 ・翌月の通知で確認するよう説明する ことで統一している。 国保喪失手続き 国保担当、喪失手続き参照 国保短期証 ・滞納額、未納期間等を勘案し発行。 一般証切替要件は原則完納のみ(著し い滞納額減少(滞納額の半分以上目 安)によっても切替える場合あり)。 ・法規上有効期間は裁量による(国保 法9条2項)が、米沢市は現行4ヶ月 の1種類(市国保税滞納者に係る規程 6条)。 ・本来の趣旨(折衝機会を 増やす)から郵送は原則行わないが、 確実な納付実績があれば担当者判断に よって郵送もある(郵送してほしいと の依頼あれば徴収で判断します)。 社保任意継続 ・社保喪失後、最長2年間引き続き社 保に加入できる制度。労使折半がなく なるため、原則退職時支払保険額の倍 額支払うことになる(厳密には前年9 月30日時点での保険者全員の報酬月 額の平均と比較し安いほう)。 し 前年(1/1~12 /31)の全ての所 得がわかるもの(世 帯主、及び全加入 者) 例)源泉徴収 票、確定申告写しな ど し 消滅時効 ・税は時効の援用ができないため(地 税法18条の1)、5年を経過するま でに時効中断事由がないと消滅時効に 該当する。 世帯主課税制度 ・国保は加入者全員の税額をまとめて 世帯主に課税する(地税法703条の 4の1)。世帯主以外に課税されるこ とはない(社保と異なり個人単位の課 税ではない)。 ・また扶養はなく、未収入者、未成年 者であっても基礎課税は発生する。 国保特徴 ・世帯内の国保加入者全員が65歳以 上の場合、年金からの特徴となる(賦 課期日4月1日現在で判断する)。 ・過去に未納がなければ申請によって 普徴切替可能(原則は口座振替)。 追徴課税分の納付 ・追徴分は口座振替できない。必ず納 付書で納付。また納税通知書を発送し た日が4/1を過ぎれば過年分、翌年 度課税として扱う(地自令142条) 督促状 ・督促状は納期限から20日以内に送 付する(地税法726条)。現行は翌 月20日に送付(20日が休日なら前 倒し)。 ・督促が到達したら70円の督促料を 徴収する(市税条例11条)。 ・督促状の送付が差押え要件となって いる(地税法728条)。 督促状の納期 ・介護保険料の督促には期限が入って いる(地自法231条の3)。税につ いては記載ないため国保の督促には期 限は入っていない。 ・照会に対しては至急納付と回答。 分納誓約 ・納期内の納付が難しい場合、追徴等 一括納付が困難な場合に受け付ける。 原則年度内の完納を指導しながら行う ことになる。 ・本来の徴収猶予では、徴税吏員の職 印鑑 権では最大2年までしか猶予できない (地方税法15条)。また分納誓約は 時効停止事由に該当する(民法147 条)。 せ つ と ふ 年金 担当 業 務 名 い 対応 持参するもの 遺族基礎年金裁定請求 ・夫に先立たれた「18歳未満の 子のある妻」または「18歳未満 の子」に支給。 ・一定以上保険料を納付している 必要あり。 ・死亡月日・死亡者名から住民票 記載書を確認する。 ※18歳になった年はその年度ま で支給 年金手帳、預金通 帳、認印、戸籍謄 本、住民票謄本、住 民票除票、所得額証 明書 寡婦年金 ・第1号被保険者期間のみを有す る受給資格期間25年以上ある夫 が何の年金も受けずに亡くなった 時、その妻(婚姻期間10年以 上)が60歳以上65歳になるまで に受けられる。 ・死亡月日と死亡者名から住民票 記載書を確認する。 年金手帳、預金通 帳、認印、戸籍謄 本、住民票謄本、住 民票除票、所得額証 明書、死亡診断書 第1号被保険者 (学生納付特例) ・学生で保険料を納めるのが困難 なとき。 年金手帳、学生証ま ・国民年金保険料学生納付特例申 たは在学証明証、認 請書を提出させる。 印 ・免除ではない 給付 主な給付の種類 ・老齢基礎年金 ・障害基礎年金 ・遺族基礎年金 ・死亡一時金 ・寡婦年金 か き 用語説明 ・個々の障害は障害等級に該当し ない場合も、2つ以上の障害を併 合して初めて障害等級に該当する 基準障害による障害基礎年金 用語説明 程度の障害の状態になったとき。 ・障害基礎年金相談票ファイルを 確認する。 こ 国民年金加入 第1号被保険者 (20歳になったとき) ・日本国内に住所を有する第2 号・第3号被保険者に該当しない 20歳の者。 なし ・国民年金資格取得届を提出させ る。 こ 国民年金加入 第1号被保険者 (第2号→第1号) ・本人が退職したとき。 年金手帳、退職日を ・国民年金資格取得届を提出させ 確認できる書類 る。 ・扶養している配偶者が退職した 場合。 ・扶養している配偶者が65歳に 国民年金加入 なった時。 第1号被保険者 ・離婚したとき。 (扶養喪失 第3号→第1号) ・収入増により扶養からはずれた とき。 ・国民年金資格取得届を提出させ る。 年金手帳、退職日 (扶養喪失日)を確 認できる書類や喪失 証明書 国民年金喪失 第1号被保険者 (第1号→第2号または第3 号) ・サラリーマンになったとき ・サラリーマンの被扶養配偶者に 勤務先に届出のため 年金担当での喪失手 なったとき。 ・事業所にて届出するよう指導す 続きの必要なし る。 国民年金喪失 第2号被保険者 (第1号→第2号) ・被用者年金各法(厚生年金・国 家公務員・地方公務員・私立学 校・農林漁業)の被保険者になっ 勤務先に届出 年金手帳 たとき ・全ての届出は、勤務先に行う。 ・勤務先で手続きするよう説明。 国民年金喪失 第3号被保険者 (第1号→第3号) ・第2号被保険者の被扶養配偶者 で20歳以上60歳未満の者。 勤務先に届出 ・全ての届出は勤務先に行う。 年金手帳 ・配偶者の勤務先で手続きするよ う説明。 障害基礎年金裁定請求 ・請求する前に 1. 傷病名 2. 初診日 3. 現在に至る治療経過 4. 年金加入記録 請求内容により異な (年金機構で発行)を確認 る 一定以上保険料を納付している必 要あり ・障害基礎年金相談票を起票す る。 し し ・初診日から1年6ヶ月を経過し た日又は治癒した日において、障 害等級に該当しない場合でも、そ の後、65歳に達する日の前日ま 事後重症による障害基礎年金 でに障害等級に該当すれば、一定 用語説明 の要件に基づき、障害基礎年金が 支給される。 ・障害基礎年金相談票ファイルを 確認する。 受給権者所得状況届 ・20歳前に初診日のある障害年 金は、本人の所得制限があり。 受給権者所得状況届 ・住所・氏名を確認し受理する。 ・社会保険庁長官が指定する一定 の者は、診断書等を現況届に添え なくてはならない。診断書は指定 障害状態確認届・受給権者所 障害状態確認届・受 日前1ヶ月以内に作成されたもの 得状況届 給権者所得状況届 に限る。 ・住所・氏名・診断書の内容を確 認し受理する。 死亡届 ・第1号被保険者が死亡したとき は、戸籍法の規定による死亡届出 人は、事実があった日から14日 以内に届出なければならない。 第1号被保険者→なし ・年金の死亡届は、戸籍届を市民 課に提出すると届出をしたものと 年金受給者→住民票 みなす。 記載書確認 ・年金受給者は、死亡月日・死亡 者名から住民票記載書を確認す る。 死亡一時金 ・第1号被保険者として一定以上 の期間保険料を納付した者が死亡 した場合、その遺族が遺族基礎年 金を受給できないときに支給され るもの。 ・死亡月日・死亡者名から住民票 記載書を確認する。 初診日 ・傷病について初めて医師の診療 用語説明 を受けた日。 死亡者の戸籍(除 籍)謄本、死亡者の 住民票除票、請求者 の戸籍謄本、請求者 の住民票謄本、請求 者の預金通帳、認 印、場合によっては 生計同一申立書 し 障害認定日 ・初診日から1年6ヶ月を経過し た日またはその期間内にその傷病 が治った場合は、その治った日 用語説明 (その症状が固定し治療の効果が 期待できない状態) 第1号被保険者 (住所・氏名変更) ・第1号被保険者が転居届・戸籍 届を市民課に提出すると年金の届 年金手帳 出をしたものとみなす。 ・市民課窓口へ案内する。 と 届出(窓口) ・種別変更の手続き窓口 第1号→第2号 勤務先 第1号被保険者、第2 第1号→第3号 配偶者の勤務先 号被保険者、第3号被 第2・第3号→第1号 住民登録の 保険者参照 ある市町村 に 任意加入被保険者 ・日本国内に住民登録のある60 歳以上65歳未満の日本人 →年金加入記録を確認後、国民年 預金通帳・届出印鑑 年金加入記録(年金 金資格取得届を提出させる。 ・日本国内に住民登録のない20 機構で発行) 歳以上65歳未満の日本人 →年金機構へ誘導。 第1号被保険者 (年金手帳紛失) ・第1号被保険者が年金手帳を紛 失したとき。 認印 ・年金手帳再交付申請書を提出さ せる。 ね は ・第2号被保険者である場合を除 き、20歳に達する前に第1号被保 険者になることができない。 ・したがって、20歳に達する前 に障害となったとしても、本来の 20歳前障害による障害基礎年 障害基礎年金をうけることができ 用語説明 金 ない。 ・そこで、これらの者にも一定の 制限の下に、無拠出の障害基礎年 金を支給している。 ・障害基礎年金相談票ファイルを 確認する。 ふ 付加年金 ・第1号被保険者は、社会保険庁 長官に申し出て、その申出をした 日の属する月以後、月額400円の 付加保険料を納付することができ なし る。 ・付加年金の額=200円×納付月 納付書は年金機構よ 数を老齢基礎年金に加算する。 り発行 ・国民年金資格取得届を提出させ る。 ほ 第1号被保険者 (保険料の納付) ・納付書がある場合は、金融機関 等へ案内。 納付書は年金機構よ ・納付書がない場合は、年金機構 り発行 へ案内。 未支給年金 ・受給者が死亡した場合、その者 に支給していないものがあるとき は、配偶者、子、父母、孫、祖父 母又は兄弟姉妹であって、死亡当 時生計を同じくしていたものが請 求できる。 ・死亡月日・死亡者名から住民票 記載書を確認する。 ・未支給請求書を提出させる。 死亡者の戸籍(除 籍)謄本、死亡者の 住民票除票、死亡者 の年金証書、請求者 の戸籍謄本、請求者 の住民票謄本、請求 者の預金通帳、認 印、場合によっては 生計同一申立書 第1号被保険者 (免除申請) ・保険料を納めるのが困難なと き。 ・国民年金保険料免除納付猶予申 請書を提出させる。 年金手帳、認印、雇 用保険被保険者離職 票、雇用保険受給資 格者証、課税権がな い場合は課税所得証 明書 老齢基礎年金裁定請求 (市役所受付) ・第1号被保険者期間のみを有す る受給資格期間25年以上ある 人。 ・国民年金厚生年金保険老齢給付 裁定請求書を提出させる。 請求者の戸籍謄本な ど 年金手帳、預金通 帳、認印鑑 老齢基礎年金の繰上げ ・老齢基礎年金は65歳から支給 を受けるのが、原則だが、60歳 から65歳未満の者について、当 分の間、支給の繰上げを認めてい 支給繰上げ申請書 る。 ・裁定請求書のほかに、支給繰上 げ申請書を提出させる。 み め ろ ろ 老齢基礎年金の繰下げ ・老齢基礎年金は65歳から支給 を受けるのが、原則だが、66歳 から70歳の者について、支給の 支給繰下げ申出書 繰下げを認めている。 ・裁定請求書のほかに、支給繰下 げ申出書を提出させる。 ・第2号・第3号被保険者期間を 有する受給資格期間25年以上あ 老齢基礎年金裁定請求 年金手帳、預金通 る人。 (年金機構、共済組合受付) 帳、認印 ・年金機構または共済組合へ誘導 する。 平成21年度 国保年金課 1課1改善運動 国 保 担 当 土 田 希 恵 高齢者医療担当 新 野 恵理子 賦 課 担 当 黒 金 正 澄 徴 収 担 当 神 村 大 史 年 金 担 当 丸 田 淳
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