全力全開!!ブドーブ!! 企画書

全力全開!!ブドーブ!!
企画書
山梨大学ワイン科学研究センター大学院 修士 1 年 小林 健二郎
山梨大学ワイン科学研究センター大学院 修士 1 年 近田 有哉法
〈企画概要〉
山梨県山梨市の巨峰成園において 1 年間ブドウ(種なし巨峰)の栽培、広告宣伝、販売を
行い、その収益でワイン産地への卒業旅行を行うことを目的とする。
〈経緯〉
傾斜や距離の問題で作業効率が不利とされる中山間地域の果樹園は、日較差や排水の
点で高品質な生産物が期待されるのにもかかわらず、鳥獣害や農業者の高齢化による引
退とともに耕作放棄地になってしまうケースも多い。そのような現状のなか、山梨大学
でワインと葡萄を学ぶ私たち二人は山梨県山梨市江曽原で担い手を探している葡萄園の
話を聞き、葡萄栽培経験が豊かな顧問の指導の下で葡萄畑を借り受け、一年間栽培から
企画販売までに挑戦してみることにした。なお、授業や実験などの学生生活との両立を
図るため、農繁期作業の作業は後輩や先輩に援助を要請し、その中から来年の後継者を
探し、今後も長く続けることのできる企画になればと考えている。
また、私たちが山梨大学ワイン科学研究センターに所属していることから、最終目的
を「収益でワイン産地への卒業旅行」に設定し、なんとか海外旅行に行けるだけの資金
を捻出できないか模索する。
<ねらい>
・中山間地の葡萄畑を保守・管理し、後の世代につなげることで農地の荒廃を防ぎ、地
域に貢献する。また、ブドウ産地としての情報発信の一翼を担う。
・ワインと葡萄を学ぶ山梨大学ワイン科学研究センターの学生として、プロのブドウ栽
培家とともに一年間の作業を行うことでブドウ栽培の現状を学び、また、栽培、企画、
販売すべてを自分たちの手で行うことで魅力ある農業とは何かを学ぶ。
・消費者の皆さんに美味しいぶどうを適正な価格でお届けする。また、ブログなどで私
たちの栽培や企画販売の様子を伝えることで、山梨県の果樹栽培に興味を持ってもらう。
・最終的に得た収益でワイン産地へ卒業旅行に行き、海外の葡萄栽培事情を学ぶ。
<葡萄畑>
畑は甲府盆地から傾斜地を上がった東向きの水はけのよい斜面に位置しており、天気の
良い日には南東に富士山を大きく見ることができる。畑は成木 5 本で構成されていて、
前管理者の方が非常によく手入れをされているため葡萄樹の状態は大変良好。
〈場所〉山梨県山梨市江曽原(山梨県笛吹川フルーツ公園近く)
東向き傾斜
7a (約 210 坪)
標高約 450 m 棚仕立て 長梢変形Ⅹ字剪定
〈品種〉巨峰成木 (種なし)
〈広報活動〉facebook とブログを用い、ブドウ栽培やブドーブとして行った活動を随時
掲載し宣伝していく。
〈販売方法〉7 月にホームページによる注文フォームを完成させ受注を行う。代金は郵便
振込みにより回収を行う。
〈活動予定〉
4月
企画立ち上げ、facebook・ブログ立ち上げ
誘引・防除・草刈・芽かき
看板作成、栽培講習会、カード作成
5月
ロゴ決定、フライヤー作成
誘引・摘房・房づくり・防除
6月
ダンボール箱等の外装決定
ジベレリン処理・摘房・摘粒・傘
かけ・袋かけ・防除
7月
HP 立ち上げ、予約開始
8月
発送・代金回収
9月
会計報告
10月
12月
卒業旅行報告
収穫・発送
〈プロフィール〉
小林健二郎 (キャプテン)
所属…山梨大学ワイン科学研究センター発酵微生物工学部門柳田研究室
出身…長野県野辺山
趣味…キャンプ、スノーボード
研究テーマ
富士五湖からの発酵性酵母の分離に関する研究
近田有哉法 (部長)
所属…山梨大学ワイン科学研究センター機能成分学研究部門奥田研究室
出身…愛知県豊橋市
趣味…テニス、将棋(アマ初段)
研究テーマ
赤ワイン中のBSA結合性タンニンの性質
私たち二人で責任を持って全力全開‼ブドーブ‼の運営を行っていきますのでどう
ぞよろしくお願いいたします。
杉山啓介(顧問)
1974 生 1996 年から国内外ワイナリー勤務を経て現在山梨大学ワイン科学研究センター
技術職員 栽培・醸造指導担当。
桃・葡萄・蔬菜を計 40a栽培。静岡県出身
ブドーブでは、栽培指導・防除・雑草マネージメント・品質管理・写真撮影・借地権管理
を担当。
ブログ
全力全開!! ブドーブ!!
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HP(準備中) www.budoubu.com
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