SG講座 academic ~留学生とディスカッション~ 7月11日取材

スーパーグローバルハイスクール事業[文部科学省]・城東高校の取組
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~留学生とディスカッション~
~留学生とディスカッション~
(平成28年7月11日(月)の取材から)
1.これまでの概要
・ 対象は2年生
・ 各グループで研究する課題を設定してきた。
・研究する課題は、生徒の 希望で次の 8つのグループ(テーマ)に分かれている。
①自然科学 ②工学
③医療
④人文社会
⑤社会科学 ⑥教育
⑦芸術
⑧生活
2.今回の取組とねらい
・各グループが「研究テーマ」の課題に基づいた質問を準備し、留学生にインタビューする。
今回の協力:徳島大学留学生16名(中国、台湾、インド、マレーシア、ラオス)
アリアンス・フランセーズ徳島の講師2名(フランス)の計18名
☆自分たちの考えと留学生の意見の違いに気づき、多様な「文化」や「価値観」等に対する理解
を深め、自分たちの課題をよりグローバルなものに設定する。
☆他者との適切なコミュニケーションを図るスキルを身につける。
留学生とのディスカッションの様子
3.ディスカッションの内容(自分たちの考えを多様化してくれた意見の一例)
テーマ
◎自然科学(農業)
「食糧不足について」
自分たちの考え
世界の食料不足は人口増加
が主な原因だろう。
留学生の意見
・人口増加は発展途上国には該当する。
・内戦や戦争が起こっている事実
・経済格差
このような意見のやりとりが各グループで活発に行われ、
研究課題の内容が深まっていきました。
(絶対的な食料不足ではない。)
(中国の留学生から)
◎社会科学「移民の
受け入れについて」
キャパシティの大きい国は
移民の受け入れが容易だろう。
・現状でも、公共施設が不足している
ので移民の受け入れは困難だ。
4.今後の取組
・「研究テーマ」の課題を決定し、「仮説検証」という形態で、夏休み以降研究に取り組む。