拝啓砥部町民の皆様 [PDFファイル/793.3KB]

町の 台 所 事 情
しかし、ホッとする間もなく平成 年
度も カ月が過ぎました。本年度も、ど
うしても必要な経費だけを当初予算に計
上する、骨格予算とさせていただきまし
た。
か、ということを判断材料に補正予算を
厳しい財政状況の中、その時点でどう
年間を通しての計画のもと、一度に全
予算を組むのが普通かも知れませんが、
今年は春の長雨の影響か、夏は全く雨
の降らないカンカン照りの毎日でした。
残暑お見舞い申し上げます。
なかなか、世の中思うようにはまいりま
度の収支は、とても重要です。おのおの
度から始まる公共下水道事業、耐震や老
事業の償還も数年残っていますし、本年
ンター、小学校の耐震大規模改修の大型
学 校 で の 昼 食
組ませてもらっています。
の運営が、予算通りうまくいっているか
朽化に問題のある中学校改築など、そし
・生徒たちは質問に答えるとき、起立をしません。
せん。
どうかのバロメーターですし、一つ間違
て今後も続くであろうと思う交付税の削
本年度の財政見通しは、なんとかたっ
さて、町の平成 年度の決算ができま した。町でも会社でも家庭でも、その年 ていますが、今までの文化会館、美化セ
うと、夕張市のような財政再建団体とか
減を考えると、気を抜くことはできませ
会社の倒産、というようなことにもなり
かねません。
町の台所を預かる身として、もちろん ん。
これからも今まで以上に財政のチェッ
月々の決算状況も抜かりなく見ています
クと工夫、ヤリクリを考えていかなけれ
ばなりません。
策定しました。この計画に添って、健全
50人乗りのスクールバス
・給食はないので、弁当を持っていきます。
が、最終的な決算は、非常に気になると
ころです。
町では、今後の厳しい財政運営に対応
それでは、町の 年度の決算はどうで あったかですが、災害などの臨時的支出 するため、 月に﹁財政健全化計画﹂を
もありましたが、皆さまにもご辛抱をい
りません。
財政の町づくりを進めていかなければな
ていただきました。
千万円の黒字になりました。ヤレ
・校舎内は、土足です。
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町民の皆さまのご理解とご協力をよろ
また、歳入の面においては、ご存知 の 通 り 、 国 や 県 の 財 政 難 か ら 地 方 交 付 しくお願いします。
税 の 減 も あ り ま し た が 、 町 税 の 増 収 な 残暑厳しい折柄ご自愛ください。
億
・学校での服装は、私服です。制服は、ありません。
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ただき、必要最小限の歳出にとどめさせ
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・弁当は、教室や校庭、学校のスポーツ競技場で食べます。
・自宅が学校から近い生徒たちは、家に帰って食べま
す。
カナダの
中学校生活
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どもあり、お陰さまで本年度の収支は
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ヤレと思うと同時にありがたいと思いま
す。
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カナダから来た
外国語指導助手ケリーさんの
・お弁当は、サンドイッチや野菜スティック、缶詰の果
物、クッキー、チーズアンドクラッカー、ジュース、牛
学 校 の 習 慣
乳などです。
・1年は9月第1月曜日から始まり、6月の最終金曜
・カナダでは、弁当箱を使う習慣がなく、日本のような
日で終わりになります。日本と同じで、週休2日制
可愛いお弁当箱を売っていません。透明のプラスチック
で、土・日曜は、部活動も休みです。夏休みは、7、
容器を使ったり、サンドイッチなどは、透明の袋に入れ
8月の2カ月間、冬休みは、12月20日ごろから2週
ます。また、日本では、お弁当箱に何品ものおかずが
間、春休みは、3月の最後1週間です。休み期間中
入っていますが、カナダでは、一つの容器には一品で、
は、部活動もすべて休みです。
何個かの容器や透明の袋、フルーツを一つの紙袋や保冷
・始業式や終業式は、ありません。
バックにまとめて入れ、持って行きます。フルーツは、
・学校から近い生徒でも規制がないので自転車通学が
切らずに
できます。
そのまま
・各学校には、スクールバスがあり、多くの生徒たち
持ってい
が利用をしています。
きます。
8月12日、町総合公園で275人が参加して、消防団夏
季訓練が開催されました。
訓練は、台風などの大雨による災害に備えるための
水防訓練、各分団による規律訓練、女性消防団員によ
る消防ポンプの操法訓練が行われました。
水防訓練では、「土のう」の作成やロープの結び方
を習得し、また、規律訓練では、各分団長の指揮によ
る、きびきびとした訓練が行われました。
近年、局地的な大雨が増えています。皆さんも、日
昆虫などから、玉谷川や猿谷川の水がとて
今回の調査では、種類数・個体数とも少
なかったものの、参加者は、採取した水生
どを採取しました。
﹁ヒラタカゲロウ﹂や﹁モンカゲロウ﹂な
り、ざるやピンセットを使って川底にいた
について説明を受けた後、実際に川に入
講師の松山淡水ベントス研究所長、桑田
一男さんから、水の中に生息している生物
分かるようになりました。
状況を調べることで川の水質の汚濁状況が
ました。近年、その場所に住む生物の生息
や子どもが参加して、水辺教室が開催され
8月2日、広田地区の玉谷川と猿谷川の
合流地点で、町生活排水対策地域リーダー
川の環境調査 水生生物による水質判定
もきれいなことを学びました。
親子料理教室
月 日、広田地区公民館で親子
料理教室が開催されました。
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は熱心に聞いていました。
もにも分かりやすい説明で、参加者
り計画﹂の説明を聞きました。子ど
の後、保健師から﹁砥部町健康づく
広田地区の幼児から中学生まで
人と保護者7人が参加し、自己紹介
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ができました。
和やかな雰囲気の中、料理を通し
て交流し、楽しい一時を過ごすこと
収穫したものを持ち寄りました。
ニューということで、野菜は地元で
した。地域食材を使ったヘルシーメ
玉入りフルーツポンチ﹂を作りま
﹁ か り か り サ ラ ダ ﹂﹁ キ ャ ロ ッ ト 白
その後、3班に分かれて、﹁夏野菜
カ レ ー ∼ ふ わ ふ わ オ ム レ ツ の せ ∼﹂
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出来上がった料理をみんなで楽しく食べました
完成したプロペラカーを競争させる
子どもたち
学生90人が参加して「ものづくり体験教室」が開催され
ました。
この教室は、文部科学省が主催し、㈳発明協会の実施
協力事業として行われたもので、参加者は4つのコース
に分かれて、科学的知識や工具の使い方を学びながら、
キットによる「ものづくり」に挑戦しました。
小学生は、「かざぐるまカー」「プロペラカー」「ワー
ムマシン」を、中学生は、「Uターンマシン」を、四苦八
苦しながらも、それぞれのアイデアと工夫で、全員が完
ロープを使って訓練をする消防団員
8月2日∼5日、中学校と町文化会館で、小学生と中
に対する警戒を十分心掛けてください。
ものづくり体験教室
消 防 団 夏 季 訓 練
ごろから天気予報や注意報などに関心を持って、災害
成させることができ、成果発表競技会では夢中になって
走らせていました。
仙波渓谷の川にいる水生生物を採取する参加者
広報とべ 9 月号(6)