周囲が回転するような感じ(回転性めまい)

今月はめまいついての特集です
めまいとして表現される感じには次のようなものがあります
周囲が回転するような感じ(回転性めまい)
体がフワフワ浮いているような感じ(浮動性めまい)
頭から血が引いて、目の前が暗くなる感じ(立ちくらみ)
歩くとふらつく
頭がボーッとする
私たちはどうして目をつぶっても立っていられるのでしょうか? また、クルクル回っても転ばずにいられるのでしょうか? それは、脳が次の3つの情報をうまく組み合わせて自分の周囲の空間や位置を判断
しているからです。これらの情報の何れかに異常がおきると体の位置を正しく感知
できなくなりめまいが起こります。
耳から入る情報 (最も重要。頭の位置や動きを感知し、三次元空間を認識
しています。)
首、手足の関節、筋肉からの情報 (手足ののび具合、曲がり具合) や皮膚か
らの情報
目から入る情報 (ビックリハウスで景色を斜めにされると倒れてしまう)
耳は外側から外耳、中耳、内耳と3つに分けられます。
内耳には体のバランス情報をキャッチする「三半規管 」や「耳石器」という器官がありま
す。これらの器官や、その情報を脳へ伝える前庭神経などが障害され、うまく働かな
くなるとめまいが起こります。また、耳の聞えが悪くなることもあります。
病名の例:メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎など
【 メニエール病 】
めまいの発作の時に片側の耳鳴、難聴が一緒に起こり、めまいが
消えるころにはそれらの症状も軽快、消失します。やっかいなこ
とにこの病気は発作を繰り返しやがて耳鳴や高度の難聴が残るこ
とがあります。発作のない時は無症状となります。内耳の内リン
パ水腫が原因とされています。両側にメニエール病が発症するこ
ともまれにあります。
耳からのバランス情報が送られている先の脳幹や、姿勢や運動をコントロールする
小脳の異常のため、めまいが起こることがあります。また、首から脳へ入る血管が
狭くなり、脳幹や小脳への血流が悪くなるとめまいが起こることがあります。
病名の例:脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、椎骨脳底動脈循環不全など
【 椎骨脳底動脈循環不全症 】
脳の血流が不足して、めまいに関係する小脳、脳幹の機能が悪くなって起こります。めまいは
首をそらしたり回したりした時に起こるが、数分以内で治まります。めまいの他に、舌がもつ
れる、物が二重に見える、手足がしびれるなどの症状が起こることもあります。
楽な姿勢で安静にする。
光の刺激を最小限にする。
休んでいてもめまいが治まらないようであれば、内科、耳鼻科、脳外科
などで診察してもらいましょう。
病院で受診するときには、めまいが治まっていることが多く、次のような
点をメモしておくと良いでしょう。
いつ、どこで、何をしていた時に起こったか
どんなめまいだったか(ぐるぐる回る、フワフワする、まっすぐ歩けないなど)
めまい以外の症状(吐き気、耳鳴り、手足のしびれなど)
めまいが起こる前の生活状況(体調、ストレス、睡眠状況など)
※ 次の場合はすぐに
場合はすぐに病院
はすぐに病院を
病院を受診しましょう
受診しましょう
めまいと共に強い頭痛や手足のしびれが感じられた場合
まず、めまいの誘発要因を取り除くことが必要となります。ストレス、過労、感冒、
アレルギー体質、低血圧などがあります。めまい発作中は安静にします。強い頭痛や
意識消失がない限り、命に別状がないことが多いので、まず気を落ち着かせることが
大切です。めまいの専門医のいる病院で精密な検査を行ない、適切な治療を受けると
良いでしょう。また、めまいがおさまっても、内服薬で再発作の予防に努めることが
大切です。
過労を避け、規則正しい生活を心がける
睡眠を十分にとる
リラックス法を身につけ、ストレスの発散に努める
生活をエンジョイする(趣味、適量飲酒、ぬるめのお風呂)
適度な運動を定期的に行う
塩分、水分の取りすぎに注意する(メニエール病の予防)
脂肪を取り過ぎない(動脈硬化によるめまいの予防)
タバコをすわない(ニコチンは血管を収縮させ、血流を悪くする)
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ハエの足の先には吸盤のようなものがついています。そのためにハエは
天井や壁を自由に歩きまわれるわけです。ところが、そのうちに吸盤に
ゴミがついて、その効力が失われてきます。そこで、そのゴミを落とし、
唾液を塗りつけて適度な湿り気を与えているのが、あの手足をすりあわ
せている動作なのです。この吸盤には細菌がたくさん付着していて、そ
れをばらまくというありがたくない役目も果たしています。