世界のおりがみ展

「世界のおりがみ展」
World Origami Exhibition
企画書 Vol.1
日本折紙協会
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION
おりがみ
私達は現在、数多くの情報とハイテ
クの社会に生きていると言われてい
ます。その反面同時に伝統文化が大変
見直されています。その一つに折り紙
が有ります。日本人の殆どの人は折り
紙とはどのようなものなのか知って
います。また、多くの人は折り紙を経
験した事があります。これほど認知度、
経験度を共に備えた趣味は他に類を
見ないと思います。昼夜を問わず場所
も選ばず何時でも何処でも自由にで
き特別な道具や材料を揃える必要も
有りません。ただ身近に紙さえあれば
良いのです。折り紙には古典物の伝承
折り紙と現代物の創作折り紙があり
ます。歴史をたどれば平安時代に懐紙、
畳紙などで貴族の奥方が始めた高貴
な遊びが江戸時代に庶民の遊びとし
て広まり昭和に入り戦前までは義務
教育にも取り入れられていました。
ORIGAMI は、世界の共通語
海外でも折り紙は大変盛んに行わ
れORIGAMIとして親しまれて
います。また、海外にも伝承折り紙が
有り古くから親しまれていた事が伺
えます。さらに、言葉の通じない相手
にも気軽にコミュニケーションの取
れるツールとして文化交流にも使わ
れています。この折り紙は親子のコミ
ュニケーションを通じて幼少年の情
操教育に、指先を使う事によって老人
の痴呆防止やハンディキャップを持
っている方のリハビリテーションな
どにも利用されています。そして現在
は宇宙工学、建築工学、数理学などの
研究にも利用され、エコロジーにも役
立っています。
日本折紙協会は、折り紙の普及を通
じて出版事業、イベント事業などあら
ゆる活動をしています。出版事業は、
初心者の方にも解り易くまとめた折
り図中心の本から歴史などをまとめ
た専門書や毎月発行される月刊誌「お
りがみ」を編集発行しています。イベ
ント事業は、全国各地の幼稚園、保育
園、老人ホーム、企業、公的施設、私
的集まりなどに対して折紙講師を派
遣して折り紙教室を開催。また、海外
での折り紙の展示、折り紙教室の開催
や各国からの招聘に対し折り紙を通
じて国際文化交流を積極的に行って
います。そして、「世界のおりがみ展」
が有ります。
世界のおりがみ展
現在、世の中では様々なイベントが
行われていますが「世界のおりがみ
展」は動員催事と文化催事を兼ね備え
た独特な巡回展で、1976 年の第1回
展より 20 年以上の歴史があります。
3年に1度一つのテーマにそって制
作され、お子様ばかりではなく大人の
方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に
驚きと感動の世界を展開しています。
尚、「世界のおりがみ展」には、外務省
と文化庁の後援を戴いております。他
に都道府県・市町村・地元教育委員
会・マスコミ等に後援を戴いている場
合も御座います。
会場構成は[パノラマ展示][個人
作品][おりがみ教室][販売コーナ
ー]の4コーナーに大別でき、会場面
積は 130 坪から 150 坪位必要になり
ます。
[パノラマ展示]は、数え切れない
ほどの作品によって作られたジオラ
マが、所狭しと展示されています。
約 90 ㎝角の展示台とパネル(壁面)
作品を基本に組合せて大小変化にと
んだ装飾を可能にしています。又、こ
の展示台は折りたたみ式で、運搬時に
は作品を収納してそのまま運べる工
夫がされています。
[個人作品]は、折り紙作品コンク
ールの対象になり、日本国内のみなら
ず、世界 20 数カ国から送られてきた
作品が、200 余点集まります。その中
から、外務大臣賞、国際交流基金理事
長賞、NHK会長賞などの賞が授与さ
れています。さらに、折紙著名人の作
品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会
認定の折紙講師により行われていま
す。1日に6回、40 分の講座が標準
で、いずれの会場でも連日大好評を頂
いております。
[販売コーナー]では、日本折紙協
会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折
り紙専門書、有名折り紙メーカーの商
品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、
販売しています。これらの商品は、日
本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬
出致します。
「世界のおりがみ展」は、殆どの百貨
店で有料催事として採用され、入場料
は百貨店の収入になります。開催期間
は、標準で6日間前後です。開催費用
は、開催地(日本折紙協会所在の東京
からの距離、日本折紙協会会員数の多
少等)の条件により相談の上お見積り
させて頂きます。
ノアちゃんのいろはの国探険
新世紀を迎え飛躍の時代と言われ
ています。前途洋々とした明るい未来
に向け日本折紙協会では「世界のおり
がみ展」に新しいシリーズを企画致し
ました。1976 年にスタートした第1
回展より 11 シリーズ目になります。
今まで北海道から沖縄まで日本国内
のみならず海外でも開催し、120 ヶ所
を越す開催地で大変多くの方々にお
越しいただいています。
この新しいシリーズは企画構想に
1年、制作に半年をかけ今まで以上に
皆様に満足して頂ける作品を目指し
て企画しました。新しい時代を迎え便
利な世の中になりましたが、その反面
心が見失われ温かみの無い世の中に
なりがちです。本来折り紙とは親から
子へ手から手へと伝えられてきたも
のです。このぬくもりをも大切にした
折り紙を見直し表現しています。
おりがみで、ことばあそび
目は心の窓と言いますが心を端的
に伝えるのは表現力豊かな言葉が良
いと思われます。日本には古来からい
ろはかるたやいろいろなことわざが
有ります。今回の新しいシリーズは古
今東西問わずオリジナルも織り交ぜ
言葉の世界を折り紙で表現していま
す。昨今日本語の乱れが問題になって
いますがイベント会場で新たな発見
をしていただきたいと思います。日本
折紙協会の支部やサークルが各グル
ープごとに工夫を凝らし必ず皆様に
満足の行く作品を一つ一つ丁寧に仕
上げました。今回のシリーズの制作に
は 1,000 人近い人が参加しています。
又、作品の数は一つ一つ単体で数える
とゆうに 10,000 点を超えています。
「ノアちゃん」とは Nippon Origami
Association(日本折紙協会)の頭文字
NOA から来ています。日本折紙協会
のキャラクターとして使われていま
す。「いろはの国」とは言葉としては範
囲が広すぎるのでいろはかるた 48 文
字を基準にしました。日本折紙協会の
キャラクターと一緒に言葉の世界を
遊んで〈探険〉していただきたいと思
います。
いろいろな会場で少しでも多くの
方々にお越しいただき見ていただき
驚きと感動と喜びを味わっていただ
きたいと思います。私達は自信を持っ
てご提案申し上げます。
ノアちゃんのいろはの国探険
[パノラマ展示] 52作品
テーマにそって作られたジオラマ作品を壮大なスケールで展開。
い 犬も歩けば棒に当たる
パネル(横)
ろ ロケットがゆく21世紀のそら
バック付台
は 花より団子
バック付台2台
に 二兎を追うものは一兎をも得ず
バック付台
ほ 骨折り損のくたびれもうけ
バック付台
ヘ 平和は人と自然から
バック付台
と 虎の威をかる狐
バック付台
ち 塵も積もれば山となる
バック付台
り リサイクルごみ再生で地球を救う
パネル(縦)
ぬ ぬくもりで年齢(とし)のちがいを埋める日々
バック付台2台
る ルンルンルン、みんな仲良し、楽しいな
四方見台
を 小野小町か楊貴妃か
パネル(横)
わ 笑う門には福来たる
バック付台
か 可愛い子には旅をさせよ
バック付台
よ よしのずいから天井覗く
バック付台
た 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
バック付台
れ 歴史を語る船橋の灯明台
四方見台
そ 袖振り合うも他生の縁
パネル(横)
つ 鶴は千年亀は萬年
四方見台
ね 猫に小判
パネル(横)
な 七転び八起き
バック付台
ら 楽あれば苦あり〜アリとキリギリス〜
バック付台
む
う
ゐ
の
お
く
や
ま
け
ふ
宗像よいとこ おいでなっせ
嘘から出た真
井の中の蛙大海を知らず
農は国の基
おいかけごっこみんな仲良く遊んでる
くにびきの郷古代のロマンいまよみがえる
闇夜に烏雪に鷺
まやくひとくち人生だいなし
けだもの達の談合供応
ふるさとのきみきさらずの物語
パネル(横)
四方見台4台
パネル(横)
バック付台2台
四方見台2台
四方見台
バック付台
パネル(縦)2枚
バック付台
パネル(縦)
こ
え
て
あ
さ
き
ゆ
め
み
し
ゑ
ひ
も
せ
す
京
鯉の滝のぼり
蝦で鯛を釣る
でいごは明るい沖縄の県の花
あたまかくして尻かくさず
山峡の過疎地は蝶の里
義士は赤穂で忠臣蔵
夢のまた夢ピエロの乱舞
めぐり出会ったすべてにやさしさを!
見ざる言わざる聞かざる
白鳥はかなしからずや空の青海の青にも染まずただよふ
ゑっちゅうおわら風の盆
百聞は一見にしかず
森がたくさん豊かな未来
善は急げ
雀百まで躍り忘れず
京の夢大阪の夢
日本ことわざいろは歳時記
鯨のけんかでえびがつぶれる
猫に肴店の番
鶏を追っていた犬の屋根見つめ
バック付台
パネル(横)
バック付台
パネル(縦)
パネル(縦)
四方見台
パネル(横)
バック付台
バック付台
バック付台
パネル(横)
パネル厚(横)
四方見台2台
バック付台
バック付台
バック付台
バック付台4台
パネル(横)
バック付台
バック付台
[個人作品] 279点
コンクール形式で世界各国から募集した個人作品を多数展示。
国内個人作品
80点
海外個人作品 22カ国より139点
*上記より下記賞授与
外務大臣賞 「PIG.BEAR.BISON.BULL.WILD BOAR」(ハンガリー)
国際交流基金理事長賞 「BULLDOG WITH BOUL AND BONE」(香港)
日本放送協会会長賞 「郷土玩具各種」(長野県)
全国折紙工業会会長賞 「暮しに生かす楽しい折り紙グッズ」(茨城県)
世界のおりがみ展会長山東昭子賞 「ROCKING HORSE」(シンガポール)
日本折紙協会会長賞 「LIFE SPAN OF FROG」(中国)
日本折紙協会理事長賞 「折り方ひとつできる入れ物いっぱい」(神奈川県)
幼少年部奨励賞 「ZODIAC SIGNS」(インド)
その他(奨励賞、努力賞) 数点
招待作品 国内外の35名より60点
[おりがみ教室]
季節や場所に合わせてバラエティに富んだ内容のプログラムを日本折紙協会の
講師が懇切丁寧に教えます。1回40分、1日6回開くおりがみ教室は来場者
に大人気。教室で使う折り紙は日本折紙協会で用意します。
[販売コーナー]
日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」のバックナンバーと各メーカーの
折り紙専門書及び折り紙や折り紙関連商品を豊富に取り揃えてご要望にお答え
致します。商品は日本折紙協会が下記掛け率でご用意し搬入搬出致します。
月刊誌「おりがみ」のバックナンバー 定価の80%
折紙専門単行本等書籍
定価の85%
折り紙
定価の70%
会場面積は形状や柱等の条件によりますが、全ての条件を満たすには130坪
程必要となります。別途、スペースに合わせた会場構成もご提案出来ます。
バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)
・パーテーション・テーブル・椅子・
販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・
チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等は
お願い致します。
又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上
お見積りさせて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくご検討の程お願い申し上げます。
日本折紙協会
佐々木
等
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479