Ｎｏ．2 さくらの郷みらい保育園 平成26年5月1日 春風をうけて泳ぐこいのぼりが、あちらこちらに見られる季節になりました。園庭やお砂場で元気に遊んでいる子ども達の声が調理室まで届きます。 新しい生活になってから１ヶ月が過ぎ、子ども達は活動がひろがり、給食もしっかり食べるようになりました。 幼児さんは、食育活動として、ニンジンの皮むきやスナップえんどうのすじ取りを行いました。その中で皮むきなどしていると、「お母さんのお手伝いをしているんだよ～」と、お家でのお手伝いの様子をお話ししてくれま した。食育活動を通して、一人ひとりの食体験の広がりとなっていけるようにこれからも身近な食材を使って続けていきたいと思います。 また、５月は過ごしやすい時期ですが、小さなこどもたちは気温の変化に順応できない等、疲れも出てくる頃です。給食でも、季節の春野菜を取り入れながら『おいしく食べて、健康な身体を持つ子ども』を目指して、楽 しい食事の時間にしたいと思っています。 ～八十八夜～ ～ 『旬』ってなあに？？ ～ 「夏も近づく八十八夜～野にも山にも若葉が茂る～～♪(中略）あれに見えるは茶摘みじゃない か～♪」と歌われ手遊びなどで親しまれている茶摘みの歌に出てくる「八十八夜」は、立春から 数えて88日目の日を指し、毎年5月1日～5月3日頃を言います。今年は、5月2日が「八十八夜」 にあたります。 この時期は、明け方にかけて遅霜が発生しやすく農作物に被害が出る恐れがあり、農家に対し て特に注意を喚起するために、「八十八夜」として、春から夏に移る節目の日を設けたといわれ ています。現代のように品種改良されていない頃は、お茶の葉は一度でも霜にあたるとダメに なってしまったので、八十八夜は冷害を回避する目安の日となっていたようです。 そして、八十八夜を過ぎると、数日で立夏を迎えます。今年の立夏は5月5日。 子どもの日と同じ日から、暦の上では、もう夏が始まろうとしています。 5月2日・八十八夜の日は、茶摘みの歌を歌いながら手遊びをしたり、お茶を親しんでみてはい かがでしょうか♪♪ 「いちごの旬っていつですか？」 クリスマスシーズンにケーキでよく見かけるから12月！と思った方は、『旬』とは、 ”よく見かけるから”『旬』と思っていませんか？ ”よく見かける”＝『旬』ではないのです。 『今が旬』・『旬の味』とよく言われますが、食べ物に関しての『旬』は、『それらの出盛り で、最も味の良い時期』の事を指します。自然界がつくった、その素材にとって最も適 した時期が『旬』なのです。 しかし、ビニールハウス栽培や養殖技術が高まった現在、季節に限らずいつでもどん な食材でも手に入るようになってしまったため、『旬』が消えてしまったのです。 旬を感じること・知ることは、季節を感じることとも言えます。 食べることによって季節を感じられるなんて、素敵だと思いませんか。「旬の素材は 何々」と覚えるのももちろんよいのですが、「この食材は春を感じるな～」なんて思いな がら食べること、それは季節を味わうことになりますね。 春の季節を感じる『旬』の野菜探しをしてみましょう♪ 春の旬の野菜を紹介します♪ 春キャベツ…胃炎や潰瘍の回復に効果があるビタミンＵが含まれます。春キャベツは 歯の巻きが緩く内部まで黄緑色をした葉質の柔らかい物。生食向き。 ～５月５日は端午の節句～ 古くから、端午の節句には、鯉のぼりを立てて武者人形を飾り、”ちまき”と”柏餅”を食べる習 慣があります。 ”ちまき”には、ちまきを毒蛇になぞらえて、それを食べることで免疫力がつき、悪病災難の憂い や災いを除くという意味があります。ちまきに結んだ『赤・青・黄・白・黒』の五色の糸は、子ども が無事に育つようにとの『魔除け』の意味を込め、鯉のぼりの吹き流しの色を反映させていま す。”柏餅”には、柏の葉は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちないということから、子孫代々に 栄えるようにという願いが込められているのです。 イチゴ…路地ものの旬は、5月から6月。輸入物は6月～10月。ハウス物が12月～4月 頃出回り、一年中通して味わう事が出来るようになりました。一日10粒で必要量のビタ ミンＣを補給できます。 アスパラガス…疲労回復効果があるアスパラギン酸を含んでいます。穂先がしまって いて、緑が鮮やかで全体にはりがあり、切り口が丸く白い物を選びましょう。 サヤエンドウ…エンドウを早取りしたもの。たんぱく質とビタミンＣに富み、栄養価が高 いです。小型の絹サヤ・肉厚のスナップエンドウなどがあります。 メニュー紹介・おやつ献立 メニュー紹介・給食献立 《4月の給食》 《4月のおやつ・誕生会日》 ～豚肉とたけのこのオイスター炒め～ ☆ヨーグルトケーキ☆ ＜材料＞ ～幼児1人分～ ＜材料＞ ☆幼児1人分☆ ホットケーキミックス 18g 豚肉… 20g たけのこ… 12g オイスターソース… 小さじ1弱 ごま油… 適量 ホットケーキMix… 15g ケーキ用マーガリン… 5g 卵… 4g 三温糖… 3g ヨーグルト… 20g いちごジャム… 適量 《作り方》 《作り方》 ①たけのこは乱切りに切る。切ったら少し柔らかくなるまで茹でておく。 ②フライパンにごま油を入れ、豚肉を炒め、火が通ったらたけのこを入れる。 ③たけのこが柔らかくなったらオイスターソースで味付けをして出来上がり。 ①ボウルにケーキ用マーガリン、卵、三温糖、ヨーグルトを入れ、よくかき混ぜる。 ②①にホットケーキミックスを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。 ③180℃のオーブンで15～20分焼く。 ④いちごジャムをお湯で少しのばし、ケーキの上にかけたら出来上がり。 栄養士 栫 佳緒里 竹内 麻基子 栄養士 栫 佳緒里 竹内 麻基子
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