シェアードサービス業務マネジメント改革

業務改革/ホワイトカラー改革 >> 機能再編・ビジネスプロセス改革(BPR)
Business
Process
Re-engineering
BPR1-02
シェアードサービス業務マネジメント改革
Background
2000年の連結決算の本格導入に伴い、グループ視点からの本社改革が各社で推進され、その一貫として
シェアードサービス会社が設立されています。
しかし、シェアード会社を設立した会社から、以下のような声が上がっています。
・とりあえず人は移管し組織は作ったが、言われたことだけやる活気のないシェアード会社になって
いる。
・コストダウンの指示はでているが、成果を出すためにまず何から始めればよいかが分からない。
・頭を切り離し手足だけをシェアード会社に切り出したため、親会社の承認手続き等のコミュニケー
頭を切り離し手足だけをシ ア ド会社に切り出したため 親会社の承認手続き等の ミ
ケ
ションコストが逆に増加し、コストアップになってしまった。
JMACは、業務マネジメントの仕組みづくりを通じて、シェアード会社の生産性向上を支援します。
事務品質管理、スケジュール管理、コストマネジメントの仕組みづくり等を行うことにより、業務の
マネジメント体制を強化し、事務の品質、コスト、スピードを継続的に向上します。
Viewpoint
シェアード会社の目指す姿
基本的なシェアード会社のミッションは「速く、安い、
高品質な事務処理サービス」です。
しかし、このミッションを果たすためには、単に事務処
理機能を保有するだけでなく、事務指導機能、業務改革
機能、コンサルティング機能を併せ持った組織とする必
要があります。
まず重要なのは、事務処理機能、事務指導機能を強化す
ることです。
これらの機能は、シェアード会社に不可欠な基盤能力で
あり、この能力が不足したまま、業務改革機能やコンサ
ルティング機能を強化しても砂上の楼閣となります。
Ⅳ.コンサルティング機能
Ⅲ 業務改革機能
Ⅲ.業務改革機能
Ⅱ.事務指導機能
Ⅰ.事務処理機能
マネジメントロスに着目せよ
理想コストと現状コストの間には、図の5つのロスがあ
ります。大きくは、方法ロスとマネジメントロスに分類
できます。
・方法ロス:個々の業務のやり方に問題があるために
生じるロス
・マネジメントロス:マネジャーのマネジメントのまず
マネジメントロス:マネジャ のマネジメントのまず
さによるロス。マネジメントロスには、分担ロス、引
継ロス、稼働率ロス、品質ロスの4つがある。
シェアード化により、まずマネジメントロスを削減する
ことが重要です。
分担ロス
引継ぎロス
方法ロス
理想コスト 稼働率ロス 品質ロス
7つのマネジメントツールの定着化
シェアードサービス会社は、いわば事務工場
とも呼ぶことができます。マネジャーが社員
やパートを有効に活用するためには、サービ
スメニュー、要員配置基準、業務分担基準、
基準スケジュール、コストマネジメントシス
テム、事務QCチェックシート、業務マニュア
ル、という7つのマネジメントツールを導入・
定着化することが有効です。
Ⅰ.サービスメニュー
Ⅱ.要員配置基準
Ⅲ.業務分担基準
成果だしに向けた
シェアードサービス
会社事務マネジ
メント体制の確立
Ⅳ.基準スケジュール
Ⅴ ストマネジメントシステム
Ⅴ.コストマネジメントシステム
Ⅵ.事務QCチェックシート
Ⅶ.業務マニュアル
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